愛媛県教員採用試験ガイド
日程・採用予定数・倍率・過去問・出題傾向・小論文・面接・場面対応・実技対策
愛媛県教員採用試験を受験する方に向けて、最新の日程、採用予定数、志願者数、倍率、第1次結果、試験内容、過去問、教職専門、専門教養、小論文、面接、場面対応、実技試験、愛媛県の教育施策までをまとめました。
2027年度採用では、一般選考で、
- 小学校教員:185名程度
- 中学校教員:175名程度
- 高等学校教員・特別支援学校教員:合わせて105名程度
- 養護教員:20名程度
- 栄養教員:若干名
を採用予定としています。
このほか、障がい者特別選考で10名程度を予定しています。
大学3回生等特別選考を除く志願者は1,066名で、全体倍率は2.2倍です。
校種・職種別では、
- 小学校:1.3倍
- 中学校:1.9倍
- 県立学校:3.1倍
- 養護教員:7.0倍
- 栄養教員:8.7倍
となっています。
さらに、2028年度採用を目指す大学3回生等の特別選考には327名が志願しました。
2027年度の愛媛県教採で最も大きな変更は、
第1次選考の集団面接が廃止されたこと
です。
第1次は、
教職専門科目100点
+
専門教科400点
=500点
を基本とする筆記試験となりました。
専門教科が400点/500点を占めるため、愛媛県は全国的に見ても、
「専門教養をどこまで仕上げられるか」が非常に重要な受験地
です。
一方、第2次では、
- 適性検査
- 小論文
- 面接
- 対象教科・職種は実技等
が実施されます。
つまり、
第1次=専門を中心とした筆記力
↓
第2次=小論文+人物・実践力
という選考構造を理解して対策する必要があります。
愛媛県教育委員会・教員採用試験 公式情報
愛媛県教育委員会
https://ehime-kyoiku.esnet.ed.jp/
愛媛県 教員採用情報
2027年度採用 総合案内
最新の志願要項、志願者数、第1次結果、加点、特別選考、大学等推薦、大学3回生等特別選考、後期選考などを確認できます。
制度変更が多いため、出願前・受験前には必ず最新の公式情報を確認してください。
2027年度 愛媛県教採を30秒で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 小学校 | 185名程度 |
| 中学校 | 175名程度 |
| 高校・特別支援 | 合わせて105名程度 |
| 養護 | 20名程度 |
| 栄養 | 若干名 |
| 障がい者特別選考 | 10名程度 |
| 志願者 | 1,066名 ※大学3回生等を除く |
| 全体倍率 | 2.2倍 |
| 大学3回生等 | 327名志願 |
| 全志願者 | 1,393名 ※大学3回生等含む |
| 第1次合格者 | 938名 ※大学3回生等含む |
| 出願 | 2026年4月6日~5月29日 |
| 第1次 | 2026年7月18日 |
| 第1次結果 | 2026年8月7日 |
| 第2次 | 2026年8月18日~21日の指定日 |
| 最終結果 | 2026年9月中旬予定 |
| 後期選考 | 2026年10月3日・4日 |
| 第1次 | 教職専門100点+専門教科400点 |
| 第1次集団面接 | 2027年度から廃止 |
| 第2次小論文 | 20点 |
| 第2次面接 | 80点または60点 |
| 第2次実技等 | 対象者20点 |
| 第1次得点 | 50点に換算して第2次へ持ち越し |
| 第2次総合 | 150点 |
愛媛県教採は、ここを押さえる
POINT 1|専門教科が400点
第1次一般選考の配点は、
- 教職専門科目:100点
- 専門教科:400点
です。
専門教科だけで全500点の80%を占めます。
したがって、
教職教養だけを先に仕上げる学習計画ではなく、専門を最優先で積み上げる
ことが重要です。
POINT 2|第1次集団面接が廃止
2027年度採用から、前期第1次選考で実施されていた面接試験が廃止されました。
これにより第1次の日程は、
2日間型 → 7月18日の半日型
へ短縮されています。
ただし、人物試験そのものがなくなったわけではありません。
第2次では小論文・面接・実技等が実施されるため、人物対策は筆記と並行して進めましょう。
POINT 3|第1次の点数が第2次へ残る
愛媛県は、第1次で終わった筆記得点をリセットしません。
第1次の総得点500点+加点を、
10分の1に換算し、50点として第2次へ持ち越す
仕組みです。
第2次は、実技なしの場合、
- 第1次換算:50点
- 小論文:20点
- 面接:80点
の合計150点。
実技等がある場合は、
- 第1次換算:50点
- 小論文:20点
- 面接:60点
- 実技等:20点
の合計150点です。
つまり愛媛県は、
「第1次は通過すればよい」ではなく、第1次で取った点数が最終合否まで影響する
受験地です。
1|愛媛県教員採用試験の日程
| 選考 | 日程 |
|---|---|
| 出願受付 | 2026年4月6日9時~5月29日17時15分 |
| 前期 第1次 | 7月18日 |
| 第1次結果 | 8月7日 |
| 前期 第2次 | 8月18日~21日のうち指定日 |
| 前期 最終結果 | 9月中旬予定 |
| 後期 小・中 | 10月3日 |
| 後期 高校・特別支援 | 10月4日 |
第1次は大阪会場もある
2027年度採用では、第1次筆記試験について、
- 松山市
- 大阪市
の会場から希望会場を選択できます。
県外在住者にも受験しやすい仕組みです。
2|募集校種・採用予定人数
| 試験区分 | 採用予定 |
|---|---|
| 小学校 | 185名程度 |
| 中学校 | 175名程度 |
| 高校・特別支援 | 合わせて105名程度 |
| 養護 | 20名程度 |
| 栄養 | 若干名 |
| 障がい者特別選考 | 10名程度 |
中学校
| 教科 | 採用予定 |
|---|---|
| 国語 | 20名程度 |
| 社会 | 20名程度 |
| 数学 | 20名程度 |
| 理科 | 20名程度 |
| 音楽 | 5名程度 |
| 美術 | 5名程度 |
| 保健体育 | 35名程度 |
| 技術 | 5名程度 |
| 家庭 | 5名程度 |
| 英語 | 40名程度 |
高校・特別支援
高校では、
- 国語・数学・理科・保健体育・英語:各10名程度
- 家庭・農業・工業・商業:各5名程度
- 地理歴史・公民・音楽・美術・書道・情報・水産・福祉:若干名
を予定しています。
特別支援学校は、小学部・中学部・高等部を合わせて20名程度です。
小学校英語専科を新たに明確化
2027年度から、中学校「英語」で選考した人について、本人の希望に基づき、
小学校外国語(英語)専科教員
として配置する仕組みが追加されました。
中学校保健体育でも、希望に基づき小学校体育専科へ配置される場合があります。
3|志願者数・倍率
2027年度採用の志願者数は、大学3回生等特別選考を除いて、
1,066名
です。
| 区分 | 志願者 | 採用予定 | 公式倍率 |
|---|---|---|---|
| 小学校 | 238名 | 185名程度 | 1.3倍 |
| 中学校 | 332名 | 175名程度 | 1.9倍 |
| 県立学校 | 330名 | 105名程度 | 3.1倍 |
| 養護 | 140名 | 20名程度 | 7.0倍 |
| 栄養 | 26名 | 若干名(3名程度) | 8.7倍 |
| 合計 | 1,066名 | 488名程度 | 2.2倍 |
※障がい者特別選考10名程度は上記採用予定数とは別枠です。志願者数・倍率は大学3回生等特別選考の志願者を除いた数字です。
大学3回生等は別に327名
2028年度採用を見据えた大学3回生等特別選考の志願者は、
327名
です。
内訳は、
- 小学校:108名
- 中学校:104名
- 県立学校:76名
- 養護:39名
- 栄養:0名
です。
したがって、2026年実施の試験全体では、
1,066名+327名=1,393名
が志願しています。
中学校は教科によって倍率が違う
| 教科 | 志願者 | 採用予定 | 倍率の目安 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 52名 | 20名程度 | 約2.6倍 |
| 社会 | 55名 | 20名程度 | 約2.8倍 |
| 数学 | 42名 | 20名程度 | 約2.1倍 |
| 理科 | 25名 | 20名程度 | 約1.3倍 |
| 音楽 | 10名 | 5名程度 | 約2.0倍 |
| 美術 | 7名 | 5名程度 | 約1.4倍 |
| 保健体育 | 91名 | 35名程度 | 約2.6倍 |
| 技術 | 7名 | 5名程度 | 約1.4倍 |
| 家庭 | 5名 | 5名程度 | 約1.0倍 |
| 英語 | 38名 | 40名程度 | 約1.0倍 |
※教科別倍率は、志願者数÷採用予定数でみた目安です。
「中学校全体1.9倍」だけでなく、自分の受験教科まで確認しましょう。
4|第1次選考の結果
2027年度採用の前期第1次結果は、2026年8月7日に公表されました。
大学3回生等特別選考を含めた総志願者1,393名に対し、
938名が第1次合格
となりました。
| 区分 | 志願者 | 第1次合格者 |
|---|---|---|
| 小学校 | 346名 | 311名 |
| 中学校 | 436名 | 340名 |
| 県立学校 | 406名 | 235名 |
| 養護 | 179名 | 45名 |
| 栄養 | 26名 | 7名 |
| 合計 | 1,393名 | 938名 |
※この表の校種別志願者・合格者には大学3回生等の特別選考分を含みます。愛媛県は第1次の実受験者数を公表していません。
最終結果はまだ公表前
2026年8月11日時点では、第2次は8月18日~21日に実施予定のため、最終合格者数・最終倍率はまだ公表されていません。
最終結果は9月中旬予定です。
公表前の最終倍率を推測して掲載することはしません。
5|愛媛県教採の試験内容
第1次|一般選考
- 教職専門科目
- 専門教科
配点
- 教職専門:100点
- 専門教科:400点
- 合計:500点
2027年度から集団面接なし
前年度まで第1次で実施されていた面接は廃止されました。
第1次は筆記のみとなっています。
小学校専門
小学校では、
- 国語
- 社会
- 算数
- 理科
- 生活
- 音楽
- 図画工作
- 家庭
- 体育
- 外国語活動・外国語(英語)
の全教科が対象です。
中学校
受験教科の専門問題が課されます。
高校・特別支援
受験教科・部に応じた専門問題を受験します。
養護
保健が専門科目です。
栄養
食育及び学校給食が専門科目です。
第2次
一般選考では、
- 適性検査
- 小論文
- 面接
- 対象者は実技・英会話等
を実施します。
第2次配点|実技なし
| 項目 | 配点 |
|---|---|
| 第1次得点換算 | 50点 |
| 小論文 | 20点 |
| 面接 | 80点 |
| 合計 | 150点 |
第2次配点|実技等あり
| 項目 | 配点 |
|---|---|
| 第1次得点換算 | 50点 |
| 小論文 | 20点 |
| 面接 | 60点 |
| 実技等 | 20点 |
| 合計 | 150点 |
人物試験だけでなく、第1次専門の得点も最終合否へ残ることを意識しましょう。
6|選考における評価の観点等
愛媛県の2027年度志願要項では、配点や試験構成は公式に示されています。
一方、
- 小論文の細かな評価項目
- 面接の詳細な評価基準
- 実技の採点基準
については、志願要項本文へ全項目を掲載する方式ではありません。
愛媛県は、
小論文問題・実技内容・採点基準・評価基準・面接評価基準等について、情報公開条例に基づく公開請求により閲覧・写しの交付を受けることができる
としています。
過年度の評価資料から確認したい面接の軸
過年度の公開資料では、面接について大きく、
- 教員としての資質
- 社会人としての素養
- 教師としての使命感
という観点が確認されています。
教員としての資質
- 指導力
- 実践力
- 対応力
社会人としての素養
- 適切な言語活動
- 服装・態度・品位
- 知性・教養
教師としての使命感
- 教育観
- 教師としての積極性
- 自己アピール
※上記は過年度に確認された評価観点です。2027年度の詳細評価基準については、最新の情報公開資料等を確認してください。
7|大学3回生・免除・加点・特別選考
大学3回生等特別選考
愛媛県では、大学等の最終年次の1年前の学生が、1年前倒しで第1次選考を受験できます。
2026年実施の志願者は、
327名
です。
受験資格を緩和
2027年度から、大学3回生等特別選考の対象を、
大学・大学院・短期大学・専門学校の最終年次の1年前
まで広げています。
一度限り
大学3回生等特別選考の受験は、原則として一度限りです。
合格すると翌年度の第1次免除
大学3回生等特別選考の通過者は、翌年度の本選考で条件を満たした場合、第1次試験の免除対象となります。
主な特別選考
- 障がい者特別選考
- 教職経験者特別選考
- 現職教員特別選考
- 講師等特別選考
- スポーツ指導者特別選考
- 社会人特別選考
- 大学等推薦特別選考
- 大学3回生等特別選考通過者
教職経験者
国公立学校で正規教員として3年以上の教職経験を持つ人などを対象とします。
現職教員
他の都道府県の国公立・私立学校で正規教員として勤務し、2年以上の経験を持つ人などが対象です。
後期選考もある
2027年度は、現職・教職経験者向けに、前期とは別に10月の後期選考を実施します。
ただし、前期と後期の重複申込みはできません。
社会人特別選考
一定の専門性を持つ社会人について、教員免許状を有していなくても、特別免許状の授与が見込まれる場合に受験できる制度があります。
対象教科には、
- 小学校:英語
- 中学校:理科、音楽、美術、技術・家庭、英語
- 高校:音楽、美術、英語、家庭、情報、農業、工業、水産、福祉
などがあります。
加点制度
愛媛県は加点制度も豊富です。
前期選考では最大100点まで第1次得点へ加点できます。
主な加点例
- スポーツ全国・国際実績:最大100点
- 芸術・文化実績:30点
- 英検1級:50点
- 英検準1級:30点
- TOEFL iBT100以上:50点
- TOEIC860以上:50点
- 司書教諭:10点
- 応用情報技術者:50点
- 基本情報技術者:30点
- 特別支援学校免許:対象区分で20点
- 複数校種・複数教科免許:対象区分で20点
- 青年海外協力隊等:約2年:100点
- 日本語検定1級:30点
- 臨床心理士:50点
- 防災士:10点
利用できる加点は出願前に必ず確認しましょう。
8|愛媛県教採の過去問を確認する
第1次受験者は、試験終了後に問題用紙を持ち帰ることができます。
また、愛媛県では、
- 第1次筆記問題
- 解答
- 評価の観点
- 第2次小論文問題
- 実技内容
- 採点基準
- 面接評価基準
などについて、情報公開制度による閲覧・写しの交付を利用できます。
過去問で最優先すること
愛媛県は専門400点です。
そのため、まず、
専門過去問
↓
出題分野を分類
↓
頻出分野を特定
↓
苦手分野を補強
↓
時間を測って再演習
の流れを作りましょう。
9|教職専門科目の出題傾向
第1次では教職専門科目100点があります。
対策では、
- 教育原理
- 教育法規
- 教育心理
- 学習指導要領
- 生徒指導
- 特別支援教育
- 人権教育
- 教育時事
- 愛媛県教育施策
などを確認しましょう。
2028年度受験生は一般教養にも注意
2027年度採用では、現在の愛媛県独自試験に独立した一般教養科目はありません。
しかし、2028年度採用から予定される第一次選考共同実施では、共通教養問題に一般教養分野が含まれる予定です。
2028年度受験生は、正式発表後に出題構成を必ず確認してください。
10|一般教養は2027年度採用では独立試験なし
2027年度採用の愛媛県第1次では、
教職専門+専門教科
が基本です。
独立した「一般教養」という試験科目はありません。
したがって2027年度対策では、
専門教養を最優先し、その次に教職専門
という配点に即した学習計画が重要です。
11|専門教養は愛媛県教採の最重要科目
第1次500点のうち、
専門教科400点
です。
割合にすると80%。
STUDY POINT
愛媛県では、専門教養を、
「足を引っ張らない科目」ではなく
「合格を決める得点源」
にする必要があります。
学習するときは、
- 教科内容
- 学習指導要領
- 指導法
- 児童生徒のつまずき
- 授業での説明
までつなげて学びましょう。
12|小論文対策
愛媛県では、第2次で小論文20点が課されます。
近年の形式
近年は、
- 試験時間:60分
- 小・中・養護:1000~1200字程度
- 高校・特別支援:800~1000字程度
という形式が確認されています。
※2027年度の具体的な解答用紙・字数については、第2次案内・当年度問題を確認してください。
愛媛県小論文の特徴
愛媛県は、一般的な教育論だけではなく、
- 愛媛県教育
- 学習指導要領
- 国の教育動向
- 地域・ふるさと
- 児童生徒への具体的な指導
を組み合わせて問う傾向があります。
2025年実施の例
例えば、小学校では「愛媛の歌」の歌詞を題材に、学校教育でどの部分をどのように具現化するかが問われました。
中学校・養護では、教師として何を学び、どのような教師を目指すか。
高校では、地域・社会との関わりを重視した「総合的な探究の時間」の支援について問われています。
基本構成
設問の意図をつかむ
↓
課題を明確にする
↓
自分の考えを示す
↓
教師としての具体策を書く
↓
児童生徒の成長につなげる
という構成を身につけましょう。
愛媛県の施策を丸暗記しない
重要なのは、
「愛媛県は○○をしています」
で終わることではありません。
「その方針を、自分なら授業・学級経営・生徒指導でどう実践するか」
まで書きましょう。
13|求める教師像・主要な教育施策・愛媛県特有の知識
愛媛県が求める教師像
愛媛県は、求める教師像を非常に分かりやすく3つ示しています。
1|子どもが好きで、誇りと気概を持って教育に当たる人
「子どもが好きで、未来を担う子どもたちを育成しているという誇りと気概を持って教育に当たることができる人」
です。
単に「子どもが好き」というだけでなく、
- 教育への使命感
- 子どもの成長への責任
- 困難があっても関わり続ける姿勢
まで含めて考えましょう。
2|愛顔にあふれ、あいさつを大切にする人
「愛顔(えがお)にあふれ、あいさつを大切にする人」
です。
愛媛県らしさが強く表れた教師像です。
子ども、保護者、同僚、地域との信頼関係の第一歩として、日常のコミュニケーションを大切にする姿勢につながります。
3|仕事にも人にも誠実に向き合う人
「仕事にも人にも誠実に向き合う人」
です。
児童生徒対応、保護者対応、服務規律、不祥事防止、学校組織での協働まで、人物試験全体の中心となる考え方です。
愛媛県教育振興に関する大綱
現在の愛媛県教育の基本方針を理解する中心資料が、
第3期「愛媛県教育振興に関する大綱」
です。
期間は、
2023年度~2026年度
です。
目指す方向
愛顔あふれる「教育立県えひめ」の実現
を掲げています。
教育力の高さを生かし、
- 若者が住み続けたい愛媛
- 誰もが健康で豊かに暮らせる地域
- 全国から選ばれる愛媛
を目指します。
2026年度 愛媛県教育基本方針・重点施策
2026年度は、子どもたちの「生きる力」を育成するため、7つの基本方針を掲げています。
1|未来を切り拓くたくましい子どもたちの育成
変化の激しい時代に、自ら考え、課題に立ち向かい、未来を切り拓く力を育てます。
2|夢の実現に資する魅力あふれる学校づくり
児童生徒一人ひとりが夢や目標を持ち、学ぶ意味を感じられる学校づくりを進めます。
3|一人ひとりを見つめる特別支援教育の充実
一人ひとりの教育的ニーズを捉え、適切な指導・支援を行います。
4|全ての子どもたちの自信を育み、安心して学べる環境の整備
いじめ、不登校、心の問題、安全などに対応し、安心して学べる環境を整えます。
5|教職員の働きがいのある魅力的な職場づくり
教職員が力を発揮できる働き方・職場環境を整えます。
6|社会総がかりで取り組む教育の推進
学校だけでなく、家庭・地域・企業等との連携を重視します。
7|スポーツ・文化の振興と生涯学習の推進
学校教育だけに限定せず、生涯を通じた学びや文化・スポーツを推進します。
愛媛県で確認したい教育キーワード
- 教育立県えひめ
- 愛顔
- たくましい子ども
- 生きる力
- ふるさと教育
- キャリア教育
- えひめジョブチャレンジU-15
- ICT活用
- 個別最適な学び
- 協働的な学び
- 特別支援教育
- いじめ・不登校
- 学校・家庭・地域との連携
- 防災教育
- 働き方改革
- 小学校英語専科
えひめジョブチャレンジU-15
中学生段階で職場体験等を通して、
- 働くこと
- 社会とのつながり
- 将来
- ふるさと
について考えるキャリア教育の取組です。
面接でキャリア教育を問われた場合に確認しておきたい愛媛県独自施策の一つです。
14|重要な資料
① 2027年度採用 志願要項
採用予定数、試験内容、配点、免除、加点、特別選考を確認する最重要資料です。
② 愛媛県教育振興に関する大綱
現在の愛媛県教育行政の基本的な方向を確認する資料です。
③ 2026年度 愛媛県教育基本方針・重点施策
現在年度に何を重点的に進めているのかを確認できます。
④ 愛媛県の教員のキャリアステージにおける指標
採用後も含め、教師にどのような資質・能力が求められるかを体系的に確認できます。
⑤ えひめの教育未来ビジョン
愛媛県教育委員会が進める具体的な教育施策を分かりやすく確認できます。
資料名や文言を暗記するのではなく、「愛媛県の教育を自分ならどう実践するか」まで考えましょう。
15|人物試験・面接対策
2027年度採用では、第1次面接が廃止されたため、人物評価の中心は第2次です。
第2次面接の比重は大きい
実技等がない区分では、
面接80点/第2次総合150点
です。
実技等がある区分でも、
面接60点
があります。
したがって、筆記試験合格後にゼロから面接練習を始めるのではなく、早めに準備しましょう。
過去の実施例
過年度の受験情報では、
- 個人形式
- 20分程度
- 複数の面接官
- 口頭試問
- 場面対応・場面指導
などを組み合わせた形式が確認されています。
※2027年度の具体的な当日進行は、第1次合格者に通知される第2次案内を優先してください。
最優先する3つ
- 子どもへの愛情・教育への使命感
- 社会人・教育公務員としての誠実さ
- 学校現場で実際に対応できる実践力
です。
16|面接での質問例
過去の面接情報から、愛媛県教採で準備しておきたい質問例を整理しました。
志望・自己理解
- 教員を志望した理由を教えてください。
- なぜ愛媛県の教員を志望したのですか。
- 愛媛県のどのようなところに魅力を感じていますか。
- どのような教師になりたいですか。
- あなたの強みと弱みを教えてください。
- これまで最も努力したことは何ですか。
- 挫折した経験と、そこから学んだことを教えてください。
- 教師として今後どのように成長したいですか。
愛媛県が求める教師像
- 愛媛県が求める教師像を知っていますか。
- 「誇りと気概を持って教育に当たる」とは、どういうことだと思いますか。
- 「愛顔にあふれ、あいさつを大切にする」ことを学校でどう実践しますか。
- 「仕事にも人にも誠実に向き合う」ために何を大切にしますか。
授業・学級経営
- 児童生徒の学習意欲をどのように高めますか。
- 個別最適な学びをどのように実現しますか。
- 協働的な学びを授業でどう取り入れますか。
- ICTを授業にどのように取り入れますか。
- 学力差のある学級でどのような授業をしますか。
- あなたが考える「たくましい子ども」とはどのような子どもですか。
児童生徒対応
- 宿題を友達の答えを写して提出している児童生徒にどう指導しますか。
- 不登校傾向の児童生徒にどう関わりますか。
- いじめを把握したら、まず何をしますか。
- 地域住民から児童生徒の行動について苦情があったらどう対応しますか。
- 生活習慣が乱れている児童生徒にどう関わりますか。
- 特別な教育的支援が必要な児童生徒にどう対応しますか。
学校組織・保護者
- 保護者との信頼関係をどう築きますか。
- 保護者から厳しい意見を受けたらどうしますか。
- 同僚と意見が違うとき、どのようにしますか。
- 一人では解決できない問題が起きたらどうしますか。
- 教員の不祥事を防ぐために必要なことは何ですか。
- チーム学校の一員として何を大切にしますか。
愛媛県の教育
- 「教育立県えひめ」についてどう考えていますか。
- 愛媛県の教育施策で関心のあるものは何ですか。
- 「たくましい子どもたち」をどう育成しますか。
- えひめジョブチャレンジU-15についてどう考えますか。
- ふるさと教育をどのように実践しますか。
- 社会総がかりの教育をどう進めますか。
- 防災教育について教師として何ができますか。
質問例を暗記するのではなく、「自分の経験」+「具体的な行動」+「愛媛県の教育」をつなげて回答しましょう。
17|場面対応・実技試験対策
場面対応
過年度の愛媛県面接では、具体的な学校場面を提示し、その場でどう指導するかを問う形式が確認されています。
準備したいテーマ
- 宿題・学習規律
- いじめ
- 不登校
- 児童生徒間トラブル
- 地域からの苦情
- 生活習慣
- SNS・ICT
- 保護者対応
基本の考え方
① まず事実確認
↓
② 児童生徒の話を聴く
↓
③ 必要な指導をする
↓
④ 管理職・同僚へ報告・相談
↓
⑤ 保護者・専門職等と連携
↓
⑥ 継続して見守る
という「学校組織で動く」視点を持ちましょう。
第2次実技対象
中学校・特別支援中学部
- 理科
- 音楽
- 美術
- 保健体育
- 技術・家庭
- 英語(英会話)
高校・特別支援高等部
- 保健体育
- 音楽
- 美術
- 書道(国語)
- 英語(英会話)
養護
養護教員も実技等の対象です。
栄養教員の実技は廃止
2027年度採用から、
栄養教員の第2次実技試験は廃止
されました。
18|2027年度採用の主な変更・注目点
① 第1次の集団面接を廃止
最大の変更です。
第1次は筆記のみとなり、試験日程が半日に短縮されました。
② 小学校外国語(英語)専科教員の配置
中学校英語で選考された人を、本人の希望に基づき小学校英語専科へ配置する制度が追加されました。
③ 現職・教職経験者の受験機会を拡大
高校・特別支援学校の教職経験者・現職教員について、後期だけでなく前期選考でも受験できるようになりました。
④ 栄養教員の実技を廃止
第2次で実施していた栄養教員の実技試験を廃止しました。
⑤ 大学3回生等特別選考の対象を緩和
大学だけでなく、大学院・短大・専門学校を含め、最終年次の1年前の学生まで対象を広げています。
⑥ 中学校採用予定を拡大
前年度155名程度から、2027年度は175名程度へ増加しました。
⑦ 県立学校も採用予定を拡大
前年度100名程度から、2027年度は105名程度へ増えています。
NEXT|2028年度愛媛県教採は第一次選考共同実施へ
2027年に実施する2028年度(令和10年度)採用では、教員採用試験の第一次選考共同実施が全国でスタートします。
愛媛県は共同実施協議会に参加
愛媛県は、
「教員採用選考に係る第一次選考の共同実施に関する自治体協議会」
に参加しています。
そのため、2028年度採用では、現在の愛媛県独自型から共通問題を活用する方向で制度が変わることが見込まれます。
特に重要|一般教養が加わる可能性
共同実施の基本仕様では、教養試験について、
- 教職教養:約30問
- 一般教養:約10問
- 合計:約40問
- 60分
を基本とする形式が示されています。
専門試験も、
- 60分
- 25問程度
- 択一・マークシート
を基本とする方向です。
2027年度採用の愛媛県は、
教職専門100点+専門400点
という非常に専門比重の高い独自試験です。
そのため2028年度採用では、問題数・配点・一般教養の追加など、学習戦略が大きく変わる可能性があります。
ただし愛媛県独自の正式要項はまだ未公表
2026年8月11日時点では、愛媛県教育委員会から2028年度採用について、
- 正式試験日
- 愛媛県が選択する共同実施日程
- 教養の正式問題数
- 専門の正式問題数
- 配点
- 第2次内容
- 小論文の継続・変更
- 面接の変更
をまとめた正式実施要項はまだ公表されていません。
共同実施の標準仕様と、愛媛県の正式試験制度を混同しないようにしてください。
2028年度受験生が今やること
- 教職教養の基礎
- 一般教養の基礎
- 専門教養
- 学習指導要領
- 小論文
- 愛媛県教育施策
- 人物試験
を進め、正式要項発表後に問題数・時間配分・学習比率を調整しましょう。
19|愛媛県教採を受けるなら、まずここから
FIRST ACTION
1|自分の校種・教科の採用人数と倍率を確認する
全体2.2倍だけではなく、自分の教科まで確認しましょう。
2|専門教養を最優先する
第1次500点中400点が専門です。
3|教職専門も安定させる
100点を捨ててよいわけではありません。
4|使える加点を確認する
英語、ICT、複数免許、特支免許、スポーツ、資格等を確認しましょう。
5|自分が特別選考対象か確認する
教職経験、現職、講師、社会人、大学推薦、大学3回生等があります。
6|過去問を分析する
特に専門400点の出題範囲と自分の弱点を早期に把握しましょう。
7|小論文を第1次前から始める
第1次合格後から書き始めると時間が不足します。
8|求める教師像3項目を自分の経験とつなぐ
- 誇りと気概
- 愛顔・あいさつ
- 誠実さ
9|2026年度教育基本方針を確認する
特に「たくましい子ども」「魅力ある学校」「一人ひとりを見る」「社会総がかり」などを確認しましょう。
10|2028年度受験生は一般教養対策も視野に入れる
共同実施により出題構成が大きく変わる可能性があります。
20|愛媛県教採には、愛媛県教採の対策を。
全国の教員採用試験には共通する部分があります。
しかし愛媛県には、
- 第1次集団面接の廃止
- 第1次を半日に短縮
- 教職専門100点
- 専門教科400点
- 専門比率80%
- 第1次得点を第2次へ持ち越し
- 第2次小論文20点
- 面接80点または60点
- 対象者の実技・英会話
- 豊富な資格加点
- 大学3回生等特別選考
- 前期・後期の複数選考
- 小学校英語専科
- 社会人特別選考
- 「愛顔」
- 「教育立県えひめ」
- 2028年度からの共同実施
という特徴があります。
だからこそ教採スクールでは、
受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策
という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。
教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。
さらに愛媛県独自の試験制度に合わせて、
専門教養+教職専門+小論文+面接+場面対応+自治体研究
を一つの受験戦略として設計します。
人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、志望理由、自己PR、児童生徒対応、保護者対応、小論文、面接まで対策します。
講師経験者であれば、学校での実践や日々の悩みについて相談することもできます。
大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。
全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。
LINE登録者限定
もっと詳しく愛媛県教採を分析したい方へ
このページでは、試験制度、倍率、第1次結果、求める教師像、教育施策、面接質問例までを公開しています。
さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。
① 愛媛県教採|筆記試験攻略DATA
- 年度別出題分析
- 教職専門の頻出分野
- 専門教養の出題分析
- 専門400点攻略
- 校種・教科別分析
- 過去問の優先順位
- 加点・免除整理
- 大学3回生等選考対策
- 2028年度共同問題対策
- 学習優先順位
② 愛媛県教育徹底研究
- 愛媛県が求める教師像
- 教育立県えひめ
- 愛媛県教育振興に関する大綱
- 2026年度教育基本方針
- たくましい子ども
- ふるさと教育
- キャリア教育
- えひめジョブチャレンジU-15
- 社会総がかりの教育
- 愛媛県志望理由へのつなげ方
③ 愛媛県教採|人物試験攻略ガイド
- 志望理由対策
- 自己アピール対策
- 小論文対策
- 個人面接対策
- 過去の面接質問
- 場面対応対策
- 児童生徒対応
- 保護者対応
- 深掘り質問対策
- 愛媛県教育を使った回答づくり
LINE登録後、
「愛媛県対策希望」
と送信してください。
登録後メッセージに「愛媛県対策希望」とお送りください。
「専門400点をどう勉強すればよいか分からない」
「第1次の配点から学習優先順位を決めたい」
「小論文の書き方が分からない」
「面接・場面対応が不安」
「愛媛県の教育施策を面接へどうつなげればよいか分からない」
「2028年度の共同実施にどう備えればよいか知りたい」
という方には、無料学習相談も受け付けています。
愛媛県教採のよくある質問
Q.2027年度愛媛県教採の採用予定人数は?
一般選考では、小学校185名程度、中学校175名程度、高校・特別支援合わせて105名程度、養護20名程度、栄養若干名です。
Q.障がい者特別選考は?
一般選考とは別に10名程度です。
Q.志願者数は?
大学3回生等特別選考を除き、1,066名です。
Q.全体倍率は?
2.2倍です。
Q.小学校の倍率は?
1.3倍です。
Q.中学校は?
1.9倍です。
Q.県立学校は?
3.1倍です。
Q.養護教員は?
7.0倍です。
Q.栄養教員は?
8.7倍です。
Q.大学3回生等は何人志願しましたか?
327名です。
Q.大学3回生等を含む全志願者は?
1,393名です。
Q.第1次合格者は?
大学3回生等を含め938名です。
Q.第1次から面接がありますか?
2027年度採用からありません。
従来の第1次面接は廃止されました。
Q.第1次は何がありますか?
一般選考では、
- 教職専門
- 専門教科
です。
Q.教職専門は何点ですか?
100点です。
Q.専門教養は?
400点です。
Q.専門の割合は?
第1次500点のうち400点なので80%です。
Q.第1次の点数は第2次でリセットされますか?
いいえ。
第1次総得点を10分の1に換算し、50点として第2次の総合得点へ加えます。
Q.第2次は何がありますか?
一般選考では、
- 適性検査
- 小論文
- 面接
- 対象者は実技等
です。
Q.小論文は何点ですか?
20点です。
Q.面接は何点ですか?
実技等のない区分は80点、実技等がある区分は60点です。
Q.実技は何点ですか?
対象区分は20点です。
Q.第2次の総合点は?
150点です。
Q.栄養教員に実技がありますか?
2027年度採用から廃止されました。
Q.大学3回生でも受験できますか?
はい。
大学3回生等の特別選考があります。
Q.愛媛県が求める教師像は?
- 子どもが好きで、誇りと気概を持って教育に当たれる人
- 愛顔にあふれ、あいさつを大切にする人
- 仕事にも人にも誠実に向き合う人
です。
Q.現在の愛媛県教育の大きな方向は?
愛顔あふれる「教育立県えひめ」の実現です。
Q.2026年度の教育基本方針で重要なことは?
特に、
- 未来を切り拓くたくましい子ども
- 夢の実現に資する学校づくり
- 特別支援教育
- 安心して学べる環境
- 教職員の働きがい
- 社会総がかりの教育
などです。
Q.2028年度採用は共同実施になりますか?
愛媛県は第一次選考共同実施の自治体協議会に参加しています。
共通問題を活用する方向で制度変更が進められています。
Q.2028年度は一般教養も勉強した方がよいですか?
はい。準備しておくことをおすすめします。
共同実施の教養問題には、教職教養だけでなく一般教養も含まれる予定です。
Q.2028年度の正式な試験日・配点は決まっていますか?
2026年8月11日時点では、愛媛県独自の正式実施要項はまだ公表されていません。
共同実施の標準仕様と愛媛県の正式制度を分けて確認してください。
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