福井県教員採用試験ガイド
日程・採用予定数・倍率・過去問・出題傾向・小論文・個人面接対策
福井県教員採用試験を受験する方に向けて、日程、採用予定数、志願者数、倍率、第1次選考結果、試験内容、過去問、一般教養・教職教養、専門教養、小論文、個人面接、福井県の教育施策までをまとめました。
2027年度採用では、
- 教諭:260名程度
- 養護教諭:12名程度
- 栄養教諭:2名程度
の合計274名程度を採用予定としています。
志願者総数は657名、公式志願倍率は2.40倍です。
さらに、大学3年生等が1年前倒しで第1次選考を受験する「チャレンジ第1次選考」には、実人数で260名が志願しています。
福井県教採の大きな特徴は、一般選考で、
第1次:一般・教職100点+教科等専門200点
第2次:個人面接250点+小論文50点
という配点になっていることです。
特に第2次は、300点中250点が個人面接です。
さらに、個人面接が県の定める基準に達しない場合には、他の得点にかかわらず不合格となります。
福井県は、筆記力だけではなく「教師としてどのように考え、行動するか」を非常に重視する受験地です。
福井県教育委員会・教員採用試験 公式情報
福井県教育委員会
https://www.pref.fukui.lg.jp/kyouiku/education/cat2001/index.html
福井県公立学校教員採用選考試験情報
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/gakushin/jouhou.html
最新の実施要項、出願状況、第1次結果、解答例、変更点、2028年度採用の最新情報などを確認できます。
2027年度 福井県教採を30秒で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 採用予定数 | 274名程度 |
| 志願者総数 | 657名 |
| 公式志願倍率 | 2.40倍 |
| 教諭 | 260名程度 |
| 養護教諭 | 12名程度 |
| 栄養教諭 | 2名程度 |
| チャレンジ第1次 | 260名志願 |
| 出願 | 2026年5月1日~5月20日 |
| 第1次 | 2026年6月27日・28日 |
| 第1次結果 | 2026年7月17日発表済み |
| 第2次 小論文 | 2026年7月31日 |
| 第2次 個人面接 | 2026年8月3日~7日の指定日 |
| 最終結果 | 2026年9月30日予定 |
| 第1次 | 一般・教職+教科等専門+対象者は実技 |
| 一般・教職 | 45分・100点 |
| 教科等専門 | 200点 |
| 第2次 | 適性検査+小論文+個人面接 |
| 小論文 | 60分・50点 |
| 個人面接 | 250点 |
| 大学3年生等 | チャレンジ第1次選考あり |
| 2028年度 | 第一次選考共同実施に参加 |
福井県教採は、ここを押さえる
POINT 1|専門200点が第1次の中心
一般選考の第1次は、
- 一般・教職:100点
- 教科等専門:200点
です。
一般・教職は基準点を超える必要があり、その基準をクリアした受験者について、専門教養の得点に加点を加えた点数順で選考します。
つまり、
一般・教職=まず基準を超える
専門=第1次合格順位を上げる
という考え方が重要です。
POINT 2|第2次の約83%が個人面接
第2次は、
- 個人面接:250点
- 小論文:50点
の300点満点です。
つまり個人面接だけで、
第2次得点の約83%
を占めます。
さらに、個人面接が県が設定する基準に達しない場合は不合格です。
「第1次が終わってから面接を始める」のではなく、筆記学習と並行して人物試験を進めることが重要です。
POINT 3|2028年度は共通問題へ
福井県は2028年度採用から、
第一次選考の共同実施に正式参加
します。
共通問題配付方式を利用し、2027年度以降は第1次の問題形式が変わります。
第1次の日程もすでに、
2027年7月10日・11日
と正式発表されています。
1|福井県教員採用試験の日程
| 選考 | 日程 |
|---|---|
| 電子申請 | 2026年5月1日9時~5月20日19時 |
| 提出書類 | 5月1日~5月22日消印有効 |
| 第1次 第1日 | 6月27日 |
| 第1次 第2日 | 6月28日 |
| 第1次結果 | 7月17日公表 |
| 適性検査 | 7月17日~22日・オンライン |
| 第2次 小論文 | 7月31日 |
| 第2次 個人面接 | 8月3日~7日のうち指定された1日 |
| 最終結果 | 9月30日予定 |
第1次は福井・東京の2会場
第1次は、
- 福井会場
- 東京会場
で実施されます。
ただし東京会場では、
- 中高英語
- 中高音楽
- 中高美術
- 中高保健体育
- 中高家庭
- 高校書道
- 養護教諭
- 栄養教諭
の試験は実施されません。
該当する受験者は福井会場を選択する必要があります。
2|募集校種・採用予定人数
教諭|260名程度
| 校種・教科 | 採用予定 |
|---|---|
| 小学校 | 135名程度 |
| 中高 国語 | 13名程度 |
| 中高 社会 | 11名程度 |
| 中高 数学 | 15名程度 |
| 中高 理科 | 11名程度 |
| 中高 英語 | 10名程度 |
| 中高 音楽 | 5名程度 |
| 中高 美術 | 5名程度 |
| 中高 保健体育 | 9名程度 |
| 中高 家庭 | 5名程度 |
| 中学校 技術 | 3名程度 |
| 高校 農業 | 2名程度 |
| 高校 工業 | 6名程度 |
| 高校 商業 | 3名程度 |
| 高校 書道 | 1名程度 |
| 高校 水産 | 1名程度 |
| 特別支援学校 | 24名程度 |
| 理療 | 1名程度 |
| 地域連携スポーツ教員 | 2名程度 |
この中には、嶺南採用枠10名が含まれます。
養護・栄養
- 養護教諭:12名程度
- 栄養教諭:2名程度
高校「水産」を新規募集
2027年度採用から、採用校種・教科等に高校水産が追加されました。
3|志願者数・倍率
2027年度採用の志願者総数は、
657名
です。
採用予定274名程度に対して、県が公表する公式志願倍率は、
2.40倍
です。
主な校種・教科別志願倍率
| 区分 | 募集 | 第1希望志願 | 第1希望倍率 | 志願者倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 小学校 | 135名程度 | 219名 | 1.62倍 | 2.16倍 |
| 中高国語 | 13名程度 | 26名 | 2.00倍 | 2.62倍 |
| 中高社会 | 11名程度 | 65名 | 5.91倍 | 6.45倍 |
| 中高数学 | 15名程度 | 28名 | 1.87倍 | 2.47倍 |
| 中高理科 | 11名程度 | 29名 | 2.64倍 | 3.27倍 |
| 中高英語 | 10名程度 | 31名 | 3.10倍 | 3.60倍 |
| 中高保健体育 | 9名程度 | 50名 | 5.56倍 | 6.00倍 |
| 高校書道 | 1名程度 | 7名 | 7.00倍 | 7.00倍 |
| 特別支援 | 24名程度 | 50名 | 2.08倍 | 2.58倍 |
| 養護教諭 | 12名程度 | 83名 | - | 6.92倍 |
| 栄養教諭 | 2名程度 | 12名 | - | 6.00倍 |
福井県は併願制度がある
福井県では第1希望と第2希望を設定できる区分があります。
そのため公式の出願資料では、
- 第1希望倍率
- 第2希望を含めた志願者倍率
が分けて示されています。
倍率を見る際には、第1希望倍率と延べ志願倍率を混同しないようにしましょう。
嶺南採用枠
小学校・中高一括などの一部区分では、嶺南地域での勤務を前提とする「嶺南採用枠」があります。
2027年度採用では10名程度の募集に対して30名が出願しています。
4|第1次選考の結果
2027年度採用の第1次選考は2026年6月27日・28日に行われ、7月17日に結果が公表されました。
一般選考・特別選考について、公式資料の延べ人数では、
- 志願者:782名
- 第1次受験者:372名
- 第1次合格者:215名
です。
※この表の志願者数・受験者数・合格者数は、第2希望を含む「延べ人数」です。実人数ベースの志願者総数657名とは集計方法が異なります。また、第1次全部免除者は第1次合格者数に含まれません。
主な第1次結果
| 区分 | 志願者・延べ | 第1次受験 | 第1次合格 |
|---|---|---|---|
| 小学校 | 292 | 94 | 77 |
| 中高国語 | 34 | 13 | 12 |
| 中高社会 | 71 | 45 | 15 |
| 中高数学 | 37 | 23 | 16 |
| 中高理科 | 36 | 13 | 11 |
| 中高英語 | 36 | 17 | 10 |
| 中高保体 | 54 | 40 | 17 |
| 特別支援 | 62 | 32 | 23 |
| 養護教諭 | 83 | 63 | 10 |
| 栄養教諭 | 12 | 7 | 3 |
チャレンジ第1次選考
チャレンジ第1次選考では、延べ人数で、
- 志願者:342名
- 受験者:326名
- 合格者:235名
でした。
大学3年次等から受験する流れが、福井県でも大きくなっています。
5|福井県教採の試験内容
第1次|一般選考
- 一般・教職
- 教科等専門
- 対象教科は実技・口頭試問
一般・教職
一般教養と教職専門を合わせた試験です。
- 試験時間:45分
- 配点:100点
教科等専門
配点は、
200点
です。
試験時間は校種・教科によって異なります。
70分の主な区分
- 小学校
- 中高国語・社会・数学・理科・英語
- 中学技術
- 高校農業・工業・水産・商業・情報
- 特別支援学校
- 養護教諭
- 栄養教諭
筆記45分+実技等
- 中高音楽
- 中高美術
- 中高保健体育
- 中高家庭
- 高校書道
- 中高英語の口頭試問
第2次
- 適性検査
- 小論文
- 個人面接
です。
6|選考における評価の観点等
福井県は2027年度採用について、配点と合否判定方法を公式に公表しています。
一方、「コミュニケーション力」「使命感」などの細かな面接評価項目や基準点そのものは、現在年度の実施要項では公表していません。
したがって、公式に確認できる選考基準と、福井県教員育成指標から逆算して準備しましょう。
第1次|一般・教職に基準点
第1次は、
- 一般・教職:100点
- 教科等専門:200点
です。
「一般・教職」が基準点に達した受験者について、教科等専門に各種加点を加えた点数順で選考します。
なお、基準点そのものは非公表です。
第2次|個人面接が基準未達なら不合格
第2次は、
- 個人面接:250点
- 小論文:50点
です。
校種・教科別に、個人面接+小論文+各種加点の点数順で選考します。
ただし、
個人面接が基準に達していない場合は不合格
です。
細かな面接評価観点は公式未公表
2027年度の公式実施要項では、
- 面接250点
- 基準未達なら不合格
までは公表されています。
一方、観点別の採点表や基準点は公表されていません。
公開されていない評価基準を「公式評価観点」として作らないことが重要です。
7|大学3年生等・免除・加点・特別選考
チャレンジ第1次選考
福井県では、大学3年時等に1年前倒しして、
- 一般・教職
- 教科等専門
を受験できる「チャレンジ第1次選考」があります。
合格すれば翌年度の第1次が全部免除
チャレンジ第1次選考に合格し、翌年度に同じ校種・教科等を受験する場合、
第1次選考全部免除
となり、第2次から受験できます。
不合格でも「一般・教職」の基準を超えていれば
チャレンジ第1次で最終的に不合格でも、一般・教職が基準点に達していた場合、翌年度に一般・教職のみ免除となる制度があります。
つまり、大学3年生等が早く挑戦するメリットが大きい制度です。
主な第1次全部免除
- 他都道府県の国公立学校正規教員経験者
- 前年第1次合格者のうち一定の講師等経験者・大学院在学者
- 前年チャレンジ第1次合格者
- 県内国公立学校の講師等経験60月以上
大学院修士課程修了時特別選考
大学院への進学・在学者が、現在の採用選考の結果を活用して、大学院修了後に特別選考を受験できる制度があります。
教職大学院や大学院3年コースにも対応しています。
嶺南採用枠
嶺南地域での勤務を希望する受験者向けに、嶺南採用枠10名が設けられています。
福井大学嶺南地域教育プログラム修了・修了見込みの対象者には、一般・教職の免除制度もあります。
教育エキスパート特別選考
高い専門性や経験を持つ人材に向けて、
- 専門教育
- 英語教育
- 芸術教育
- スポーツ教育
の教育エキスパート特別選考があります。
加点制度が多い
福井県では、
- 複数教員免許
- 司書教諭
- 外国語資格
- 情報関連資格
- 日本語指導関連資格
- 調理・栄養系資格
などを対象に加点制度があります。
2027年度から加点対象を追加
2027年度採用から、新たに、
- 日本語指導関連資格
- 調理師・管理栄養士資格
が加点対象に追加されています。
情報関連資格
例えば、
- MOS
- ITパスポート
- 基本情報技術者
なども対象です。
自分の免許・資格が使えるか、出願前に必ず確認しましょう。
8|福井県教採の過去問を確認する
福井県では、第1次試験終了後、期間限定で解答例を公式サイトに公開しています。
2027年度採用では、
- 一般・教職
- 小学校
- 中高国語
- 中高社会
- 中高数学
- 中高理科
- 中高音楽
- 中高美術
- 高校書道
- 中高保体
- 中学技術
- 中高家庭
- 高校農業
- 高校工業
- 高校商業
- 高校情報
- 中高英語
- 特別支援
- 養護教諭
- 栄養教諭
の解答例が公表されています。
過去問の閲覧
過去問題は、福井県庁1階の県政情報センターで過去3年分を閲覧できます。
過去問で確認したいこと
- 一般・教職の問題数と難易度
- 教職教養と一般教養の比率
- 専門教養の出題分野
- 学習指導要領
- 福井県独自の教育施策
- 実技内容
- 小論文テーマ
- 面接質問
9|教職教養の出題傾向
福井県の第1次では、
「一般・教職」
として、一般教養と教職専門を一つの試験で実施します。
近年は、
- 教育原理
- 教育法規
- 教育心理
- 学習指導要領
- 生徒指導
- 特別支援教育
- 教育時事
などを確認しておきましょう。
一般・教職は「基準突破」が第一
第1次選考では、まず一般・教職が基準点に達していることが必要です。
基準点は公表されていないため、
「ギリギリでよい」と考えず、過去問で安定して得点できる状態
を目指しましょう。
10|一般教養も捨てられない
「一般・教職」は45分で、一般教養も含みます。
一般教養では、過去問を使って、
- 国語
- 数学
- 英語
- 社会
- 理科
- 時事
などを確認しましょう。
STUDY POINT
福井県では専門が200点と大きいため、専門教養への学習時間を重点配分することは重要です。
ただし、
一般・教職の基準点を超えなければ専門の高得点を生かせません。
まず安定して基準を超えられる状態をつくり、その上で専門教養を伸ばしましょう。
11|専門教養が第1次合格を左右する
教科等の専門は200点です。
一般・教職の2倍の配点があります。
一般・教職が基準点を超えた受験者について、専門教養+加点の得点順に選考するため、専門教養が第1次合格を大きく左右します。
STUDY POINT
過去問分析
↓
頻出単元の確認
↓
弱点補強
↓
時間を測った演習
↓
再現できる状態へ
という流れで対策しましょう。
12|小論文対策
第2次では、受験者全員に小論文が課されます。
- 試験時間:60分
- 配点:50点
教育課題を「教師としてどう実践するか」まで書く
過去には、
- 確かな学力
- ウェルビーイング
- インクルーシブ教育
- これからの社会で必要な力
- 特別支援教育
など、現在の学校教育と直結するテーマが出題されています。
過去の出題例
過去には、
「確かな学力」を育成するためにどのような授業を行うか。また、その授業を行うために自らの資質・能力をどのように高めるか
といったテーマが出題されています。
重要なのは、一般論で終わらず、
教育課題の理解
↓
自分の考え
↓
具体的な授業・指導
↓
教師としての自己研鑽
までつなげることです。
13|求める教師像・主要な教育施策・福井県特有の知識
福井県が求める教師像
現在の福井県教員育成指標では、求める教師像として次の4つを明確に示しています。
1|校種・教科等に関する専門的知識・実践的技能を持った人
教科の知識だけではなく、それを児童生徒へ伝え、授業として実践できる力が求められます。
2|専門分野に偏らない幅広い教養を身につけ、自立した社会人としての良識や幅広い視野を持った人
教師である前に、一人の社会人として、
- 倫理観
- 人権意識
- 社会性
- 幅広い教養
を備えることが重要です。
3|子どもたちはもとより、同僚や家庭、地域社会と円滑な人間関係を築き、課題に対して臨機応変に対応できる人
学校の課題を一人で抱え込むのではなく、
- 同僚
- 管理職
- 家庭
- 地域
- 専門機関
と連携・協働する力が求められます。
4|教育に対する情熱・使命感に燃え、常に学び続ける向上心を持った人
福井県が教員採用段階から特に重視しているのが、「学び続ける教師」です。
採用後も自らの実践を振り返り、新しい知識・価値観を学び、よりよい教育を探究し続ける姿勢が求められます。
第4期福井県教育振興基本計画
現在の福井県教育の中心資料が、
第4期福井県教育振興基本計画
です。
計画期間は、
2025年度~2029年度
です。
基本理念
「一人ひとりの個性が輝く、ふくいの未来を担う人づくり」
~子どもが主役の「夢と希望」「ふくい愛」を育む教育の推進~
福井県が育てたい人間像
- 個性を発揮し、自らが思い描く人生を切り拓くために挑戦し続ける人
- 多様な人々の存在を認め、協働して新たな価値を生み出す人
- ふるさとや自然を愛し、いつどこにいても社会や地域に貢献する人
福井県で確認したい教育テーマ
- 子どもが主役の教育
- 夢と希望
- ふくい愛
- 個性を伸ばす教育
- 主体的・対話的で深い学び
- 探究的な学び
- 「引き出す教育」
- 「楽しむ教育」
- 個別最適な学び
- 協働的な学び
- 教育DX・ICT
- ふるさと教育
- キャリア教育
- 特別支援教育
- 不登校支援
- 多文化・日本語指導
- ウェルビーイング
- 教員の働き方改革
「引き出す教育」「楽しむ教育」
福井県では、教師が一方的に教えるだけではなく、
児童生徒が持つ力・考え・意欲を引き出す教育
を重視しています。
また、学ぶことそのものに楽しさや価値を感じられる教育を目指しています。
面接では、
「自分なら授業や学級経営で、子どもの力をどう引き出すのか」
まで考えておきましょう。
14|重要な資料
① 最新年度の教員採用選考実施要項
採用予定数、日程、配点、選考基準、特別選考、免除、加点を確認する最重要資料です。
② 第4期福井県教育振興基本計画
現在の福井県教育が何を目指しているのかを理解する中心資料です。
③ 福井県教員育成指標
福井県が教師に求める資質・能力を、採用時からキャリア段階別に確認できます。
④ 福井県学校業務改善計画
2026年度からの学校現場における働き方改革、ICT活用、外部人材活用、子どもと向き合う時間の確保などを確認できます。
資料を暗記する必要はありません。
「福井県は何を大切にしているのか」「その中で自分なら教師として何をするのか」を考えながら読みましょう。
15|個人面接対策
福井県第2次で最も重要なのが、
250点の個人面接
です。
小論文50点と合わせて300点満点なので、個人面接の比率は非常に高くなっています。
公式基準|個人面接が基準未達なら不合格
これは非常に重要です。
小論文や加点を含めた総合点が高くても、
個人面接が県の設定する基準に達していない場合は不合格
です。
過去情報では個人面接を複数回実施
過去の受験情報では、個人面接を複数回に分け、
- 志望理由
- 自己理解
- 教育観
- 児童生徒対応
- 学校組織
- 福井県の教育
- 場面対応
などを確認する形式が報告されています。
※面接回数・具体的な進行は過去の受験情報です。2027年度公式実施要項では「個人面接250点」と基準未達時の不合格までは公表されていますが、細かな回数・評価項目は公表されていません。
人物試験で意識したい4つの教師像
回答をつくる際は、
- 専門的知識・実践的技能
- 幅広い教養・社会人としての良識
- 人間関係・臨機応変な対応
- 情熱・使命感・学び続ける姿勢
のどこを示す回答なのか考えましょう。
16|面接での質問例
過去の面接情報から、福井県教採で準備しておきたい質問例を整理しました。
志望・自己理解
- 教師を志望した理由を教えてください。
- なぜ福井県の教師を志望するのですか。
- 他県ではなく福井県で働きたい理由は何ですか。
- あなたの強みを教師としてどう生かしますか。
- あなたの課題・弱みは何ですか。
- これまで最も困難だった経験と、その経験から何を学びましたか。
授業・専門性
- あなたが考える「よい授業」とは何ですか。
- 児童生徒の主体性を引き出すために何をしますか。
- 「主体的・対話的で深い学び」をどう実現しますか。
- ICTを活用するメリットと注意点を教えてください。
- 学習につまずく児童生徒にどう対応しますか。
- 「引き出す教育」を授業でどのように実践しますか。
- 「楽しむ教育」とは、あなたにとってどのような教育ですか。
児童生徒対応
- 不登校傾向の児童生徒にどう関わりますか。
- いじめを把握した場合、まず何をしますか。
- 授業中に落ち着かない児童生徒にどう対応しますか。
- 友人関係で悩む児童生徒にどう声を掛けますか。
- 特別な教育的支援が必要な児童生徒へどう対応しますか。
学校組織・保護者対応
- 保護者から厳しい意見を受けた場合、どう対応しますか。
- 同僚と意見が異なった場合、どうしますか。
- 一人で解決できない問題が起きたらどうしますか。
- チーム学校の一員として何を大切にしますか。
- 教育公務員として不祥事を防ぐために何をしますか。
福井県の教育
- 福井県が求める教師像について説明してください。
- 4つの教師像の中で、自分が最も大切にしたいものは何ですか。
- 第4期福井県教育振興基本計画について知っていることを教えてください。
- 「子どもが主役の教育」をどう実践しますか。
- 「ふくい愛」をどのように育てますか。
- 児童生徒の個性をどのように引き出しますか。
- 福井県の教育課題として何があると考えていますか。
- 地域と学校をどのようにつなぎますか。
質問例を暗記するのではなく、福井県が求める教師像と、自分の経験・行動をつなげることが重要です。
17|実技・口頭試問対策
第1次では一部教科で実技・口頭試問があります。
中高音楽
- 弾き歌い
- 初見演奏
- 自由演奏
中高美術
- 基礎技能
- 創造表現
高校書道
- 漢字仮名交じりの書
- 漢字の書
- 仮名の書
中高保健体育
- 基礎体力テスト
- 器械運動
- 武道・ダンス
- 球技
中高家庭
- 食物
- 被服
中高英語
英語による口頭試問です。
英語を話す力だけではなく、自分の考えを整理して伝える力も確認しましょう。
18|2027年度採用の主な変更・注目点
① 高校水産を新規募集
採用校種・教科等に高校水産が追加されました。
② 日本語指導関連資格を加点対象へ
外国につながる児童生徒等への教育ニーズを踏まえ、日本語指導に関する資格が加点対象になりました。
③ 調理師・管理栄養士資格を加点対象へ
家庭科や食育等に関わる専門性を生かせる資格についても加点制度が拡充されています。
④ 教育エキスパート特別選考を拡充
専門教育分野の対象として、
- 中高家庭
- 高校水産
などが追加されました。
⑤ 教育エキスパートの年齢要件を拡大
高い専門性を持つ人材を幅広く確保するため、専門教育分野の受験資格における年齢制限が引き上げられています。
⑥ 地域連携スポーツ枠
教育エキスパート特別選考のスポーツ教育分野で、
- 体操競技
- ウエイトリフティング競技
を対象とした地域連携枠を設けています。
NEXT|2028年度福井県教採は「第一次選考共同実施」へ
2027年に実施する2028年度(令和10年度)採用について、福井県教育委員会はすでに重要な情報を正式発表しています。
共同実施への参加が正式決定
福井県教育委員会は、
「教員採用選考に係る第一次選考の共同実施に関する自治体協議会」
に参画しています。
2028年度採用から、
共通問題配付方式
による第1次試験を実施する予定です。
第1次試験日は2027年7月10日・11日
正式発表されている日程は、
- 2027年7月10日(土)
- 2027年7月11日(日)
です。
筆記試験は7月10日に実施されます。
択一式へ
福井県は2028年度採用について、
- 一般・教職
- 教科等専門
ともに択一式で出題予定と正式発表しています。
共同問題の全国基本形
共同実施の基本形として、全国では、
- 教養:60分・40問程度
- 教職:約30問
- 一般:約10問
- 専門:60分・25問程度
- 択一・マークシート方式
が示されています。
ただし、福井県が2028年度採用で具体的に何問・何点とするかについては、今後の正式実施要項を確認してください。
2027年度に得た免除資格は引き継がれる
2026年実施の2027年度採用で、
- 一般選考
- チャレンジ第1次選考
により取得した第1次免除資格は、2028年度採用にも適用されます。
まだ未公表のもの
2026年8月11日時点では、
- 2028年度採用予定人数
- 具体的な配点
- 共通問題の問題数
- 第2次の内容
- 第2次の日程
などをまとめた正式実施要項はまだ公表されていません。
19|福井県教採を受けるなら、まずここから
FIRST ACTION
1|2027年度型か2028年度型かを確認する
2028年度採用から第1次の問題形式が大きく変わります。
2|自分の選考区分・免除を確認する
一般選考、チャレンジ第1次、講師経験、大学院、教育エキスパートなど多くの制度があります。
3|自分の加点を確認する
複数免許、英語、外国語、情報、日本語指導、司書教諭、調理・栄養など、多様な加点があります。
4|一般・教職の過去問を確認する
基準点は非公表です。まず安定して得点できる状態をつくりましょう。
5|専門教養を得点源にする
専門200点が第1次順位を大きく左右します。
6|小論文を筆記と並行して始める
60分・50点で、教育課題を教師としての実践へつなげる力が求められます。
7|第4期福井県教育振興基本計画を読む
特に、
- 子どもが主役
- 夢と希望
- ふくい愛
- 引き出す教育
- 楽しむ教育
を確認しましょう。
8|個人面接を最優先の人物試験として準備する
第2次300点中250点です。
福井県を受けるなら、面接は「最後にやるもの」ではなく、最初から準備する科目の一つと考えましょう。
20|福井県教採には、福井県教採の対策を。
全国の教員採用試験には共通する部分があります。
しかし福井県には、
- 一般・教職100点+基準点
- 専門教養200点
- 第2次個人面接250点
- 個人面接基準未達は不合格
- 小論文50点
- チャレンジ第1次選考
- 嶺南採用枠
- 大学院修了時特別選考
- 教育エキスパート特別選考
- 多様な資格加点
- 「学び続ける教師」
- 子どもが主役の教育
- 2028年度から共同問題
という特徴があります。
だからこそ教採スクールでは、
受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策
という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。
教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。
さらに、福井県の選考方式に合わせて、
一般・教職の基準突破+専門200点の得点力+小論文+250点面接
を一つの受験戦略として設計します。
人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、志望理由、教育観、児童生徒対応、学校組織、福井県の教育、小論文、個人面接まで対策します。
講師経験者であれば、学校での実践や日々の悩みについて相談することもできます。
大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。
全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。
LINE登録者限定
もっと詳しく福井県教採を分析したい方へ
このページでは、試験制度、倍率、第1次結果、公式選考基準、福井県の教育、面接質問例までを公開しています。
さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。
① 福井県教採|筆記試験攻略DATA
- 年度別出題分析
- 教職教養の頻出分野
- 一般教養対策
- 専門教養対策
- 校種・教科別分析
- 一般・教職基準点対策
- 専門200点攻略
- 2028年度共同問題対策
- 学習優先順位
② 福井県教育徹底研究
- 福井県が求める教師像4項目
- 第4期福井県教育振興基本計画
- 福井県教員育成指標
- 子どもが主役の教育
- 夢と希望
- ふくい愛
- 引き出す教育
- 楽しむ教育
- 教育DX
- 福井県志望理由へのつなげ方
③ 福井県教採|人物試験攻略ガイド
- 志望理由対策
- 個人面接対策
- 過去の面接質問
- 児童生徒対応
- 保護者対応
- 学校組織・協働
- 小論文対策
- 質問の意図
- 深掘り質問対策
- 求める教師像から考える回答づくり
LINE登録後、
「福井県対策希望」
と送信してください。
登録後メッセージに「福井県対策希望」とお送りください。
「一般・教職と専門をどう勉強すればよいか分からない」
「専門200点をどこまで仕上げればよいか分からない」
「小論文の書き方が分からない」
「個人面接250点が不安」
「2028年度の共同問題にどう対応すればよいか知りたい」
という方には、無料学習相談も受け付けています。
福井県教採のよくある質問
Q.2027年度福井県教採の採用予定人数は?
274名程度です。
教諭260名程度、養護教諭12名程度、栄養教諭2名程度です。
Q.2027年度福井県教採の倍率は?
志願者657名、採用予定274名程度で、公式志願倍率は2.40倍です。
Q.小学校の倍率は?
第1希望219名、募集135名程度で第1希望倍率1.62倍です。
第2希望を含む志願者倍率は2.16倍です。
Q.養護教諭の倍率は?
12名程度の募集に83名が志願し、倍率は6.92倍です。
Q.第1次は何がありますか?
一般・教職+教科等の専門です。
対象教科では実技・口頭試問もあります。
Q.一般・教職は何点ですか?
100点です。
試験時間は45分です。
Q.一般・教職に足切りはありますか?
はい。
県が設定する基準点があります。
ただし具体的な基準点は公表されていません。
Q.専門教養は何点ですか?
200点です。
Q.第2次は何がありますか?
適性検査+小論文+個人面接です。
Q.個人面接は何点ですか?
250点です。
Q.面接に足切りはありますか?
はい。
個人面接が県の基準に達しない場合は不合格です。
Q.小論文はありますか?
はい。
60分・50点です。
Q.大学3年生でも受験できますか?
はい。
チャレンジ第1次選考があります。
Q.チャレンジ第1次に合格するとどうなりますか?
翌年度に同じ校種・教科を受験する場合、第1次選考が全部免除され、第2次から受験できます。
Q.チャレンジ第1次に不合格でもメリットはありますか?
一般・教職が基準点に達していた場合、翌年度の一般・教職が免除され、専門試験を受験できる場合があります。
Q.福井県が求める教師像は?
- 校種・教科等に関する専門的知識・実践的技能を持った人
- 専門分野に偏らない幅広い教養と、社会人としての良識・視野を持った人
- 子ども・同僚・家庭・地域と円滑な人間関係を築き、臨機応変に対応できる人
- 教育への情熱・使命感に燃え、常に学び続ける向上心を持った人
Q.福井県教育の基本理念は?
「一人ひとりの個性が輝く、ふくいの未来を担う人づくり」
~子どもが主役の「夢と希望」「ふくい愛」を育む教育の推進~です。
Q.2028年度採用は第一次選考共同実施になりますか?
はい。
福井県は共同実施に正式参加し、共通問題配付方式による第1次試験を実施する予定です。
Q.2028年度採用の第1次はいつですか?
2027年7月10日・11日です。
筆記試験は7月10日に実施されます。
Q.2028年度は択一式になりますか?
福井県教育委員会は、一般・教職、教科等専門ともに択一式で出題する予定と正式に発表しています。
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