広島市教員採用試験ガイド
日程・採用予定数・倍率・過去問・出題傾向・論述・個人面接・模擬授業・実技対策
広島市教員採用試験を受験する方に向けて、最新の日程、採用予定数、志願状況、第1次選考結果、試験内容、過去問、教職教養、専門教養、個人面接、模擬授業、実技試験、広島市の教育施策までをまとめました。
広島市の教員採用試験は、
広島県・広島市が共同で実施
しています。
そのため、
- 試験日程
- 筆記試験
- 第1次選考
- 第2次選考
などは広島県と広島市の共同実施ですが、
- 採用予定人数
- 採用後の任命権者
- 勤務地
- 広島市が求める教師像
- 広島市の教育施策
は広島市として確認する必要があります。
2027年度採用の広島市の採用見込は、
- 小学校教諭:110名程度
- 中学校教諭:125名程度
- 高等学校教諭:27名程度
- 特別支援学校教諭:20名程度
- 養護教諭:7名程度
- 栄養教諭:若干名
です。
一方、2027年度採用の志願状況は広島県・広島市を合わせた数字として公表されています。
大学3年生等チャレンジ受験を除く共同選考全体では、
- 志願者:2,744名
- 採用見込:1,085名程度
- 志願倍率:2.5倍
です。
この2.5倍は「広島市単独の倍率」ではありません。
広島県・広島市を合わせた共同選考全体の数字です。
広島市教採の大きな特徴は、
第1次
教職に関する専門教育科目
+
教科に関する専門教育科目
↓
第2次
個人面接
+
模擬授業面接
+
対象教科の実技
という構成です。
人物試験では、
- 児童生徒への教育的愛情
- 教育への熱意・意欲
- 主体性
- 協働性
- コミュニケーション能力
- 授業力
などが重要になります。
さらに広島市では、教師に求める資質・能力として、
「平和を希求する心」
を明確に位置付けています。
広島市を受験するなら、一般的な教採対策だけではなく、平和教育・多様性・共生・協働・広島への愛着まで理解しておくことが重要です。
広島市教育委員会・教員採用試験 公式情報
広島市教育委員会
https://www.city.hiroshima.lg.jp/education/index.html
広島市 教職員採用
https://www.city.hiroshima.lg.jp/education/kyoushokuin/index.html
2027年度採用|広島県・広島市公立学校教員採用候補者選考試験
実施要項、出願要領、大学3年生等のチャレンジ受験、大学等の推薦特別選考、第1次結果、第2次試験等を確認できます。
受験前には、必ず広島市教育委員会が公表する最新情報をご確認ください。
2027年度 広島市教採を30秒で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施方式 | 広島県・広島市共同選考 |
| 広島市 小学校 | 110名程度 |
| 広島市 中学校 | 125名程度 |
| 広島市 高校 | 27名程度 |
| 広島市 特別支援 | 20名程度 |
| 広島市 養護 | 7名程度 |
| 広島市 栄養 | 若干名 |
| 共同選考 志願者 | 2,744名 ※大学3年生等を除く |
| 共同選考 採用見込 | 1,085名程度 |
| 共同選考 志願倍率 | 2.5倍 |
| 大学3年生等チャレンジ | 964名志願 |
| 第1次選考対象の受験者 | 1,853名 ※県・市共同、一部免除者等を除く |
| 出願 | 2026年4月6日~5月7日17時 |
| 第1次 | 2026年7月11日・12日 |
| 第1次結果 | 2026年7月31日 |
| 第2次 | 2026年8月18日~20日 |
| 一部特別選考 | 2026年8月22日 |
| 最終結果 | 2026年9月25日予定 |
| 第1次 | 教職専門+教科専門 |
| 教職専門 | 50点 |
| 教科専門 | 200点 |
| 第2次 | 個人面接+模擬授業面接+対象者は実技 |
| 小論文 | 一般選考では独立試験なし |
広島市教採は、ここを押さえる
POINT 1|広島県との「共同選考」
広島市は単独で筆記問題を作るのではなく、広島県と共同で採用選考を実施しています。
ただし、
広島県を志望する受験者と、広島市を志望する受験者では任命権者が異なります。
そのため人物試験では、
「なぜ広島なのか」
だけではなく、
「なぜ広島市なのか」
まで説明できる必要があります。
POINT 2|専門教養200点
第1次では、
- 教職に関する専門教育科目:50点
- 教科に関する専門教育科目:200点
が基本です。
専門教養の配点は教職教養の4倍。
筆記対策では、専門教養を大きな得点源にすることが重要です。
POINT 3|第2次は「授業+人物」
第2次では、
- 個人面接
- 模擬授業面接
- 対象教科の実技
を実施します。
知識を持っているだけではなく、
「その知識をどう授業にするか」「子どもへどう関わるか」
まで見られます。
POINT 4|広島市は「平和を希求する心」を重視
広島市が特に育成したい資質・能力には、
「平和を希求する心」
が明記されています。
これは広島市教採を考えるうえで非常に重要です。
単に原爆・戦争について知識を覚えるのではなく、
- 平和とは何か
- 子どもにどう伝えるか
- 平和教育を未来へどうつなぐか
- 多様性や人権尊重とどう結びつけるか
まで考えておきましょう。
1|広島市教員採用試験の日程
| 選考 | 日程 |
|---|---|
| 出願 | 2026年4月6日~5月7日17時 |
| 第1次選考 | 7月11日・12日 |
| 第1次結果 | 7月31日 |
| 第2次 | 8月18日~20日 |
| 現職教員・一部特別選考 | 8月22日 |
| 最終結果 | 9月25日予定 |
2026年8月11日時点では第2次直前
第2次選考は8月18日~20日に実施予定です。
したがって、2026年8月11日時点では最終合格者数・最終倍率はまだ公表されていません。
2|広島市の募集校種・採用予定人数
| 校種・職種 | 広島市 採用見込 |
|---|---|
| 小学校教諭 | 110名程度 |
| 中学校教諭 | 125名程度 |
| 高等学校教諭 | 27名程度 |
| 特別支援学校教諭 | 20名程度 |
| 養護教諭 | 7名程度 |
| 栄養教諭 | 若干名 |
POINT|県・市合計の採用数と混同しない
共同選考全体では1,085名程度の採用見込ですが、これは広島県と広島市を合わせた数字です。
広島市受験生は、自分が出願する校種・教科について、広島市側の採用見込みを確認しましょう。
3|志願者数・倍率
2027年度は県・市共同の志願状況を公表
大学3年生等チャレンジ受験を除く共同選考全体では、
| 校種 | 志願者 | 採用見込 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|
| 小学校 | 820名 | 340名程度 | 2.4倍 |
| 中学校 | 799名 | 390名程度 | 2.0倍 |
| 高校 | 654名 | 207名程度 | 3.2倍 |
| 特別支援 | 159名 | 115名程度 | 1.4倍 |
| 養護 | 273名 | 33名程度 | 8.3倍 |
| 栄養 | 39名 | 若干名 | - |
| 合計 | 2,744名 | 1,085名程度 | 2.5倍 |
※上記は広島県・広島市を合わせた共同選考の数字です。広島市単独の倍率ではありません。
大学3年生等チャレンジ受験
2026年実施では、
- 小学校:348名
- 中学校:262名
- 高校:236名
- 特別支援:36名
- 養護:82名
合計964名が志願しました。
STUDY POINT
「広島市は2.5倍」と単純に覚えないようにしましょう。
2.5倍は広島県・広島市共同選考全体の志願倍率です。
実際の競争状況は、
- 任命権者
- 校種
- 教科
- 選考区分
- 免除者
によって異なります。
4|第1次選考の受験状況・結果
第1次選考対象者の受験状況
第1次全部免除者等を除いた共同選考の受験状況は、
- 志願者:2,053名
- 実受験者:1,853名
- 欠席者:200名
- 受験率:90.3%
でした。
| 校種 | 第1次対象志願者 | 実受験者 |
|---|---|---|
| 小学校 | 427名 | 386名 |
| 中学校 | 666名 | 603名 |
| 高校 | 547名 | 488名 |
| 特別支援 | 119名 | 110名 |
| 養護 | 259名 | 237名 |
| 栄養 | 35名 | 29名 |
※こちらも広島県・広島市共同選考全体です。また、第1次免除者等を除くため、志願者総数2,744名とは母集団が異なります。
第1次結果
第1次選考合格者の受験番号は、2026年7月31日に公式に公表されました。
公表資料は受験番号一覧形式のため、このページでは「広島市単独の第1次合格者数」と誤認される集計は掲載していません。
共同選考の数字と広島市単独の数字を混同しないことを優先しています。
5|広島市教採の試験内容
第1次選考
一般選考では、主に、
- 教職に関する専門教育科目
- 教科に関する専門教育科目
を実施します。
教職に関する専門教育科目
配点は、
50点
です。
主に、
- 教育原理
- 教育心理
- 教育法規
- 教育時事
- 学習指導要領
- 生徒指導
などの教職に必要な知識を確認します。
教科に関する専門教育科目
配点は、
200点
です。
受験する校種・教科について、専門的な知識・技能を確認します。
配点から見えること
教職専門50点
+
教科専門200点
という構成です。
教科専門の配点が圧倒的に大きいため、専門教養を早い段階から完成させる必要があります。
第2次選考
主に、
- 個人面接
- 模擬授業面接
- 対象者は実技試験
を実施します。
第2次は知識だけではなく、
- 教育への熱意
- 子ども理解
- コミュニケーション
- 協働性
- 授業力
- 表現力
を確認する人物・実践試験です。
6|選考における評価の観点等
広島県・広島市の現在年度公式資料では、面接・模擬授業について評価のポイントが示されています。
個人面接で重視される主な視点
- 児童生徒に対する教育的愛情があるか
- 教育に対する熱意・意欲があるか
- 自ら進んで物事に取り組む姿勢があるか
- よりよい方法を考えて行動できるか
- 組織の中で自分の役割を理解できるか
- 周囲と良好な人間関係を築けるか
- 他の教職員と連携・協働できるか
模擬授業で重視される主な視点
- 児童生徒の考えを引き出す発問ができるか
- 十分な指導力があるか
- 表情や動作など、児童生徒を引きつける表現力があるか
- 児童生徒へ共感的・受容的に対応できるか
- 授業のねらいに沿った展開ができるか
STUDY POINT
広島市教採では、
知っている
↓
説明できる
↓
子どもの反応を想定できる
↓
授業として実践できる
ところまで高める必要があります。
7|大学3年生・推薦・免除・特別選考
大学3年生等チャレンジ受験
広島県・広島市では、大学3年生等が一年前倒しで第1次選考へチャレンジできます。
2026年実施では、964名が志願しました。
合格すると翌年度は第2次から
大学3年生等チャレンジ受験で第1次選考に合格し、翌年度に同じ校種・教科等を受験するなど所定の条件を満たす場合、
翌年度は第2次選考から受験
できます。
大学3年生の段階から専門教養を本番レベルまで仕上げるメリットが大きい制度です。
大学等推薦特別選考
大学等から推薦を受けた人を対象とする特別選考も実施されています。
対象校種・教科、推薦条件、免除内容は年度によって変更されるため、最新実施要項を確認しましょう。
主な特別選考・特例
- 大学等推薦特別選考
- 現職教員を対象とした特別選考
- グローバル人材特別選考
- 社会人等を対象とした選考
- 障害のある人を対象とした選考
- 大学3年生等チャレンジ受験
自分の職歴・資格・免許・大学での学修状況によって利用できる制度がないか、必ず確認しましょう。
8|広島市教採の過去問を確認する
広島県・広島市の教員採用試験では、過年度の問題や試験情報を公式ページ等で確認できます。
広島市受験生は、
- 教職に関する専門教育科目
- 受験校種・教科の専門問題
- 模擬授業
- 人物試験
を分けて対策しましょう。
過去問で確認したいこと
① どの分野が出ているか
② どの形式で出ているか
③ 何分で解く必要があるか
④ 自分の弱点はどこか
⑤ 専門200点でどこを得点源にするか
STUDY POINT
ただ「過去問を解いた」で終わらず、
間違えた原因→必要な知識→再テスト
まで行いましょう。
9|教職教養の出題傾向
教職に関する専門教育科目は50点です。
重点的に確認したい分野
- 教育基本法
- 学校教育法
- 地方公務員法
- 教育公務員特例法
- 学習指導要領
- 生徒指導提要
- 教育心理
- 特別支援教育
- いじめ・不登校
- 人権教育
- 教育時事
広島市教育も確認する
筆記の教育時事だけでなく、人物試験対策として、
- 広島市教育大綱
- 平和教育
- 多様性・共生
- ICT活用
- 地域との連携
も確認しましょう。
10|一般教養は独立試験ではない
2027年度採用の一般選考では、全国の一部自治体のような、
「一般教養」という独立した筆記科目はありません。
基本となるのは、
- 教職に関する専門教育科目
- 教科に関する専門教育科目
です。
したがって2027年度対策では、広範囲な一般教養へ過度に時間を使うより、
教職専門+専門教養200点
を中心に学習を進めることが重要です。
11|専門教養は200点
専門教養は、
200点
です。
教職専門50点に対して4倍の配点があります。
専門教養を得点源にする
特に、
- 小学校
- 中学校
- 高校
- 特別支援学校
- 養護教諭
- 栄養教諭
それぞれで必要な専門知識を、過去問を軸に整理しましょう。
模擬授業にもつなげる
専門教養で勉強する内容は、第2次の授業力へつながります。
解ける
↓
説明できる
↓
発問できる
↓
子どもの考えを引き出せる
ところまで高めることが重要です。
12|広島市教採に小論文・論作文はある?
2027年度採用の一般選考では、独立した小論文・論作文試験はありません。
第1次では、
- 教職に関する専門教育科目
- 教科に関する専門教育科目
を中心に実施します。
第2次では、
- 個人面接
- 模擬授業面接
- 対象教科の実技
を実施します。
「書く力」より「話して説明する力」
独立した論作文がない分、人物試験では、
- 自分の考えを整理する
- 理由を説明する
- 具体例を示す
- 簡潔に伝える
力が重要です。
13|求める教師像・主要な教育施策・広島市特有の知識
広島市の求める教師像
広島市の教員募集案内では、
「教師として常に学び成長し続けようとする人」
を基本に、3つの柱を示しています。
1|使命感や責任感・教育的愛情
- 教職に対する強い責任感
- 自主的に学び続ける力
- 深い教育的愛情
2|専門職としての高度な知識・技能
- 確かな専門的知識
- 確実な実践力
- 新たな学びの指導力
3|総合的な人間力
- 豊かな人間性・社会性
- 高いコミュニケーション能力
- チームで対応する力
- 地域等と連携・協働する力
筆記試験で専門性を、第2次で教育的愛情・実践力・人間力を確認する構造と考えると分かりやすいでしょう。
広島市が子どもに育みたい5つの資質・能力
① 本質を探究し、論理的・主体的に考え行動する力
情報を適切に活用し、本質や根源を探究しながら、課題解決に向けて考え、行動する力です。
② 平和を希求する心
広島市教育を象徴する重要な資質です。
平和教育を単なる歴史学習にせず、
- 命を尊重する
- 人権を守る
- 対話する
- 異なる価値観を認める
- 平和な社会の担い手となる
教育へつなげることが重要です。
③ 多様性を理解・尊重し、共生・協働する力
互いの違いを認め、一人ひとりを尊重しながら社会をともにつくる力です。
④ 豊かなコミュニケーション能力
自分の考えを伝えるだけでなく、相手の考えを聴き、対話を通してよりよい考えをつくる力です。
⑤ 自分たちのまちを愛する心
広島の歴史・文化・地域・人々に関心と愛着を持ち、自分たちのまちの未来を考える力です。
広島市教育大綱
現在の広島市教育の重要資料が、
広島市教育大綱
です。
2026年度から新しい教育大綱の期間に入り、
2026年度~2030年度
を対象としています。
広島市教育で確認したい視点
- 一人ひとりを大切にする教育
- 基礎・基本の確実な定着
- 個性・特性を尊重した教育
- 生きる力の育成
- 平和教育
- 人権教育
- 多様性の尊重
- ICTを活用した学び
- 地域との連携・協働
広島市ならではの教育で確認したいこと
① 平和教育
広島市を志望するなら、最重要テーマの一つです。
広島市では、
「ひろしま平和ノート」
等を活用した平和学習を進めています。
面接では、
- 平和教育をどう考えるか
- 戦争体験の継承をどう進めるか
- 現在を生きる子どもへどう伝えるか
- 平和と人権をどうつなげるか
を整理しておきましょう。
② 「伝えるHIROSHIMA」
英語を使って平和について発信するなど、広島の地域性とグローバルな学びをつなぐ取組があります。
「広島だからできる教育」を考える材料になります。
③ 多様性・共生
広島市が子どもへ育てたい力そのものに、
「互いの違いや多様性を理解・尊重し、共生・協働する力」
が位置付けられています。
④ 防災教育
地域の災害を学び、自分たちの地域を守る学習も進めています。
豪雨災害等の経験を踏まえ、
- 自分の命を守る
- 地域の安全を考える
- 地域住民と学ぶ
視点が重要です。
⑤ 地域と連携した教育
地域の、
- 歴史
- 文化
- 伝統
- 自然
- 人材
を生かしながら、学校だけではなく地域全体で子どもの成長を支える考え方が重要です。
14|重要な資料
① 最新年度の教員採用選考試験実施要項
② 広島市立学校教員募集案内
広島市が求める教師像、広島市の教育、勤務・研修等について確認できます。
③ 広島市教育大綱
2026年度~2030年度の広島市教育の基本的方向性を確認する重要資料です。
④ 広島市の教育施策
採用説明会では、広島市独自の教育施策資料も公開されています。
⑤ 平和教育関連資料
「ひろしま平和ノート」など、広島市ならではの教育実践を確認しておきましょう。
面接対策では、「求める教師像+広島市教育大綱+平和教育」をセットで確認することをおすすめします。
15|個人面接対策
第2次では個人面接を実施します。
準備したいテーマは、
- 教師志望理由
- 広島市志望理由
- 自己PR
- 教育的愛情
- 児童生徒対応
- 保護者対応
- 同僚との協働
- 教育課題
- 平和教育
- 広島市教育
などです。
「広島県」ではなく「広島市」の志望理由を
県・市共同試験だからこそ、人物試験では、
「なぜ広島市を志望するのか」
を具体的にすることが重要です。
例えば、
- 平和教育
- 多様性・共生
- 地域と連携した教育
- 広島の地域資源
- 広島市が育てたい5つの資質・能力
と、自分の経験や教師像をつなげましょう。
16|面接での質問例
過去の面接傾向と現在の公式評価観点から、広島市教採で準備しておきたい質問例を整理しました。
志望・自己理解
- なぜ教員を志望したのですか。
- なぜ広島県ではなく広島市を志望するのですか。
- 広島市の教育のどこに魅力を感じていますか。
- どのような教師になりたいですか。
- あなたの強みを教師としてどう生かしますか。
- これまで最も努力した経験を教えてください。
- 失敗した経験から何を学びましたか。
- 教師として学び続けるために何をしますか。
授業・専門性
- 主体的・対話的で深い学びをどう実現しますか。
- 児童生徒の考えを引き出すために何を大切にしますか。
- 学習につまずいている児童生徒にどう対応しますか。
- ICTを授業でどのように活用しますか。
- 多様な学び方を認める授業をどうつくりますか。
- 広島市の地域資源を授業にどう生かしますか。
児童生徒対応
- いじめを把握した場合、まず何をしますか。
- 不登校の児童生徒にどう関わりますか。
- 授業に参加しない児童生徒へどう対応しますか。
- 児童生徒から「誰にも言わないで」と相談された場合、どうしますか。
- 特別な教育的支援を必要とする児童生徒をどう支援しますか。
学校組織・保護者
- 保護者から厳しい意見を受けた場合、どう対応しますか。
- 同僚と意見が異なった場合、どうしますか。
- 一人で解決できない問題が起きたらどうしますか。
- チーム学校で大切なことは何ですか。
- 教員の不祥事を防ぐために何が必要ですか。
広島市の教育
- 広島市が求める教師像について説明してください。
- 「平和を希求する心」をどのように育てますか。
- 平和教育で大切にしたいことは何ですか。
- 戦争体験のない世代へ平和をどう伝えますか。
- 多様性を尊重する学級をどうつくりますか。
- 自分たちのまちを愛する心をどう育てますか。
- 地域と学校が連携するために何が必要ですか。
- 情報を適切に活用し、主体的に課題を解決する力をどう育てますか。
質問を丸暗記するのではなく、「教育的愛情・主体性・協働性・授業力」のどこを見られている質問なのかを考えて準備しましょう。
17|模擬授業・実技試験対策
模擬授業面接
第2次では、模擬授業を通して授業実践力を確認します。
公式評価から意識したいポイント
- 児童生徒の考えを引き出す発問
- 分かりやすい説明
- 適切な声量・表情・動作
- 児童生徒を引きつける表現力
- 共感的・受容的な対応
「教師が説明する授業」だけにしない
模擬授業では、
教師が説明する
↓
子どもへ問いかける
↓
子どもに考えさせる
↓
考えを引き出す
↓
学びを深める
という流れを意識しましょう。
模擬授業後の質問も準備する
例えば、
- なぜこの発問にしたのか
- この授業のねらいは何か
- 子どもが理解できなかったらどうするか
- どのように評価するか
- 授業をやり直すなら何を改善するか
まで説明できる状態を目指しましょう。
実技試験
対象校種・教科では、教科等実技試験を実施します。
音楽・美術・保健体育・英語など、年度・教科によって内容が異なるため、必ず最新の実施要項・第2次案内を確認してください。
18|2027年度採用の主な変更・注目点
① 大学3年生等チャレンジ受験を継続
2026年実施では964名が志願しており、大学生の早期受験制度として大規模になっています。
② 大学等推薦特別選考を実施
大学等と連携し、教職への意欲・専門性の高い人材を確保する制度を実施しています。
③ 多様な経験を持つ人材の採用を進める
現職教員、社会人、グローバル人材など、幅広い経験を持つ人材を対象とした選考が用意されています。
④ 広島市は採用見込約289名程度+栄養若干名
小学校110名、中学校125名、高校27名、特別支援20名、養護7名に加え、栄養教諭若干名という規模です。
県・市共同採用全体の1,085名程度と混同しないようにしましょう。
NEXT|2028年度広島市教採の最新動向
2027年に実施される2028年度(令和10年度)採用では、全国的に、
第一次選考の共同実施
が始まります。
ここで注意|現在の「広島県・広島市共同選考」とは別
広島県と広島市は、現在も両教育委員会で採用選考を共同実施しています。
しかし、2028年度から全国的に始まる「共同実施」は、
複数自治体が共通問題を利用する全国的な仕組み
を意味します。
同じ「共同」という言葉でも意味が異なります。
広島県は全国共通問題の共同実施に参加しない自治体として整理
2026年8月11日時点の全国動向では、広島県は第一次選考の共通問題共同実施に参加しない自治体として整理されています。
したがって、少なくとも現時点では、
「2028年度から広島市も全国共通問題になる」と決めつけることはできません。
広島市の正式発表を確認
広島市について、2028年度採用の、
- 第1次試験日
- 問題形式
- 教職専門の配点
- 専門200点の扱い
- 広島県との共同選考の形
などは、今後の広島市・広島県教育委員会の正式発表を確認してください。
2028年度受験生が今やること
制度発表を待つのではなく、
- 教職教養
- 専門教養
- 学習指導要領
- 教育時事
- 面接
- 模擬授業
- 広島市教育施策
の基礎を進めましょう。
広島市独自の、
- 平和教育
- 多様性・共生
- 広島市志望理由
- 地域との協働
- 模擬授業
- 人物試験
は、筆記形式が変わっても重要です。
19|広島市教採を受けるなら、まずここから
FIRST ACTION
1|広島県・広島市共同選考の仕組みを理解する
倍率・受験者数の数字を市単独のものと混同しないようにしましょう。
2|広島市の採用見込を確認する
小110、中125、高27、特支20、養護7、栄養若干名です。
3|利用できる特別選考・免除制度を確認する
大学推薦、大学3年生等のチャレンジ、現職、社会人等があります。
4|過去問を解く
まず自分の現在地を確認しましょう。
5|専門教養200点を最優先する
教職専門50点に対して4倍の配点です。
6|教職教養を安定させる
教育法規・学習指導要領・教育時事などを反復しましょう。
7|面接対策を筆記と並行して始める
志望理由・児童生徒対応・協働性を早めに整理します。
8|広島市の求める教師像を読む
使命感・専門性・人間力の3つを自分の経験とつなげましょう。
9|「平和を希求する心」を自分の言葉で説明する
広島市教採では非常に重要なテーマです。
10|模擬授業を実際に練習する
発問・表情・声・子どもの反応まで含めて練習しましょう。
20|広島市教採には、広島市教採の対策を。
全国の教員採用試験には共通する部分があります。しかし、試験制度・出題分野・出題形式・人物試験は受験地によって異なります。だからこそ教採スクールでは、受験地別に対策することを大切にしています。
広島市には、
- 広島県との共同選考
- 広島市独自の採用予定人数
- 専門教養200点
- 教職専門50点
- 個人面接
- 模擬授業面接
- 対象教科の実技
- 大学3年生等チャレンジ受験
- 大学等推薦特別選考
- 使命感・責任感・教育的愛情
- 専門職としての高度な知識・技能
- 総合的な人間力
- 平和を希求する心
- 多様性・共生
- 豊かなコミュニケーション能力
- 自分たちのまちを愛する心
という特徴があります。
だからこそ教採スクールでは、
受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策
という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。
教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。
さらに広島市独自の試験制度に合わせて、
教職教養+専門教養+個人面接+模擬授業+広島市教育研究
を一つの受験戦略として設計します。
人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、志望理由、児童生徒対応、保護者対応、模擬授業、平和教育、広島市教育まで対策します。
講師経験者であれば、学校現場での実践や日々の悩みについて相談することもできます。
大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。
全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。
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もっと詳しく広島市教採を分析したい方へ
このページでは、最新の試験制度、志願状況、試験内容、評価観点、求める教師像、広島市教育、面接質問例までを公開しています。
さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。
① 広島市教採|筆記試験攻略DATA
- 年度別出題分析
- 教職教養の頻出分野
- 一般教養対策
- 専門教養対策
- 専門200点攻略
- 校種・教科別分析
- 県・市共同選考の整理
- 大学3年生等チャレンジ
- 免除・特別選考
- 学習優先順位
② 広島市教育徹底研究
- 広島市が求める教師像
- 広島市教育大綱
- 広島市教員育成指標
- 平和教育
- ひろしま平和ノート
- 多様性・共生
- 教育DX
- 防災教育
- 地域との連携
- 広島市志望理由へのつなげ方
③ 広島市教採|人物試験攻略ガイド
- 広島市志望理由対策
- 個人面接対策
- 模擬授業対策
- 公式評価観点からの回答づくり
- 過去の面接質問
- 児童生徒対応
- 保護者対応
- 学校組織・協働
- 平和教育に関する質問
- 広島市教育を使った回答づくり
LINE登録後、
「広島市対策希望」
と送信してください。
登録後メッセージに「広島市対策希望」とお送りください。
「広島県と広島市の違いが分からない」
「専門200点をどう攻略すればよいか分からない」
「模擬授業が不安」
「なぜ広島市なのかをうまく説明できない」
「平和教育を面接でどう答えればよいか分からない」
「広島市の教育施策を回答へどうつなげればよいか分からない」
という方には、無料学習相談も受け付けています。
広島市教採のよくある質問
Q.広島市教採は広島県と同じ試験ですか?
筆記・選考日程等は広島県・広島市が共同で実施します。
ただし、採用予定人数・任命権者・勤務地・教育施策等は異なります。
Q.広島市の2027年度採用予定人数は?
小学校110名程度、中学校125名程度、高校27名程度、特別支援20名程度、養護7名程度、栄養若干名です。
Q.広島市の倍率は2.5倍ですか?
正確には違います。
2.5倍は、大学3年生等チャレンジを除く広島県・広島市共同選考全体の志願倍率です。
Q.共同選考の志願者は何人ですか?
2,744名です。
Q.小学校の共同選考倍率は?
2.4倍です。
Q.中学校は?
2.0倍です。
Q.高校は?
3.2倍です。
Q.特別支援は?
1.4倍です。
Q.養護教諭は?
8.3倍です。
Q.大学3年生でも受験できますか?
はい。
大学3年生等チャレンジ受験があります。
Q.2026年実施の大学3年生等の志願者は?
県・市共同で964名です。
Q.合格すると翌年どうなりますか?
所定の条件を満たせば、翌年度は第2次選考から受験できます。
Q.第1次は何がありますか?
一般選考では、主に、
- 教職に関する専門教育科目
- 教科に関する専門教育科目
です。
Q.教職専門は何点ですか?
50点です。
Q.専門教養は何点ですか?
200点です。
Q.一般教養はありますか?
2027年度一般選考では、独立した「一般教養」という名称の筆記試験はありません。
Q.小論文はありますか?
2027年度の一般選考では、独立した小論文・論作文試験はありません。
Q.第2次は何がありますか?
基本的には、
- 個人面接
- 模擬授業面接
- 対象者は実技
です。
Q.模擬授業では何を評価されますか?
児童生徒の考えを引き出す発問、指導力、表現力、共感的・受容的な対応などが重要です。
Q.広島市が求める教師像は?
「教師として常に学び成長し続けようとする人」を基本として、
- 使命感や責任感・教育的愛情
- 専門職としての高度な知識・技能
- 総合的な人間力
が重視されています。
Q.広島市の教育で最も特徴的なテーマは?
平和教育は非常に重要です。
広島市が育てたい資質・能力にも「平和を希求する心」が明記されています。
Q.ほかに広島市が育てたい力は?
- 論理的・主体的に課題解決する力
- 多様性を理解・尊重し、共生・協働する力
- 豊かなコミュニケーション能力
- 自分たちのまちを愛する心
です。
Q.最終結果は出ていますか?
2026年8月11日時点ではまだ公表前です。
第2次は8月18日~20日、最終結果は9月25日予定です。
Q.2028年度は全国共通問題になりますか?
2026年8月11日時点の全国動向では、広島県は第一次選考の全国共通問題共同実施に参加しない自治体として整理されています。
広島市の2028年度採用の具体的な試験方式については、今後の広島市・広島県教育委員会の正式発表を確認してください。
Q.2028年度受験生は何をすればよいですか?
正式発表を待つ間も、
- 教職教養
- 専門教養
- 学習指導要領
- 教育時事
- 面接
- 模擬授業
- 広島市教育施策
を並行して進めましょう。
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