兵庫県教員採用試験ガイド
日程・採用予定数・倍率・過去問・出題傾向・集団面接・模擬授業・個人面接・実技対策
兵庫県教員採用試験を受験する方に向けて、最新の日程、採用予定数、応募者数、倍率、第1次選考結果、試験内容、過去問、教職教養・一般教養、専門教養、集団面接、模擬授業、個人面接、実技試験、兵庫県の教育施策までをまとめました。
2027年度採用の募集人員は、
- 小学校:400名
- 小学校・特別支援学校区分の特別支援学校:15名
- 中学校:260名
- 中学校・特別支援学校区分の特別支援学校:15名
- 高等学校:200名
- 特別支援学校:80名
- 養護教諭:25名
- 栄養教諭:5名
で、合計1,000名です。
一般出願者は4,133名、大学3年生等は別に797名が応募しました。
応募倍率は、大学3年生等を除いて全体で4.1倍です。
その後の公式実施状況では、一般出願者等の第1次受験者が2,829名、第1次合格者が1,152名。
大学3年生等は709名が第1次を受験し、316名が合格しました。
兵庫県教採の大きな特徴は、
第1次
集団面接
+ 教職・一般教養
+ 教科専門
↓
第2次
模擬授業
+ 個人面接
+ 対象者は実技
という構成です。
第1次の配点は、
- 教職・一般教養:100点
- 教科専門:200点
- 集団面接:100点
です。
そして第2次では、
- 模擬授業:120点
- 個人面接:180点
- 対象者は実技:100点または150点
となっています。
第1次は筆記だけでなく集団面接、第2次は模擬授業+個人面接。筆記・授業・人物試験を早い段階から並行して準備する必要があります。
兵庫県教育委員会・教員採用試験 公式情報
兵庫県教育委員会
https://www2.hyogo-c.ed.jp/hpe/
兵庫県 教員採用試験
https://www2.hyogo-c.ed.jp/hpe/kyoshokuin/kyoinsaiyo/zyouhou/
2027年度採用|令和8年度実施
最新の実施要項、応募状況、第1次結果、第2次試験、集団面接テーマ、模擬授業分野、実技試験、特別選考などを確認できます。
出願・受験前には、必ず兵庫県教育委員会が公表する最新情報をご確認ください。
2027年度 兵庫県教採を30秒で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集人員 | 1,000名 |
| 小学校 | 400名 |
| 小・特支併願枠 | 特支15名 |
| 中学校 | 260名 |
| 中・特支併願枠 | 特支15名 |
| 高校 | 200名 |
| 特別支援学校 | 80名 |
| 養護 | 25名 |
| 栄養 | 5名 |
| 一般応募 | 4,133名 |
| 応募倍率 | 4.1倍 ※大学3年生等除く |
| 大学3年生等 | 797名応募 |
| 一般 第1次受験 | 2,829名 |
| 一般 第1次合格 | 1,152名 |
| 大学3年生等 第1次受験 | 709名 |
| 大学3年生等 第1次合格 | 316名 |
| 出願 | 2026年4月6日~5月11日 |
| 第1次 集団面接 | 2026年6月13日 |
| 第1次 筆記 | 2026年7月19日 |
| 第1次結果 | 2026年8月5日 |
| 第2次 | 2026年8月16日~27日の指定日 |
| 最終結果 | 2026年9月中旬予定 |
| 教職・一般教養 | 60分・100点 |
| 教科専門 | 90分・200点 |
| 集団面接 | 約20分・100点 |
| 模擬授業 | 120点 |
| 個人面接 | 180点 |
| 2028年度採用予定 | 910名 |
兵庫県教採は、ここを押さえる
POINT 1|第1次に「集団面接」がある
兵庫県は、第1次から人物試験を実施します。
集団面接では、事前に3つのテーマが公表され、その中から当日指定された1テーマについて集団討議を行います。
2026年実施のテーマは、
- 教員に求められる倫理観と規範意識
- 「主体的・対話的で深い学び」を実現するための授業づくり
- 児童生徒の安心・安全の確保
です。
テーマを知っているだけではなく、他の受験者の意見を聴きながら議論を深める力が必要です。
POINT 2|専門200点で筆記の中心
第1次は、
- 教職・一般:100点
- 専門:200点
- 集団面接:100点
です。
専門は教職・一般の2倍の配点です。
専門教養を得点源にすることが筆記対策の基本になります。
POINT 3|最終合否は第2次が非常に重要
兵庫県では、原則として、
最終合否は第1次の成績を持ち越さず、第2次選考試験の成績で判定
します。
第1次で高得点を取っても、第2次で評価が低ければ最終合格にはつながりません。
第1次合格後に人物試験対策を始めるのではなく、早期から、
- 模擬授業
- 個人面接
- 場面対応
を準備しましょう。
POINT 4|兵庫県教育施策が筆記にも出る
兵庫県の教職・一般教養では、兵庫県独自の教育施策が出題される傾向があります。
特に、
- ひょうご教育創造プラン
- いじめ対応
- 不登校対策
- 特別支援教育
- 防災教育
などは、筆記と人物試験の両方につなげて準備しましょう。
1|兵庫県教員採用試験の日程
| 選考 | 日程 |
|---|---|
| 実施要項配布 | 2026年4月1日~5月11日 |
| 出願 | 2026年4月6日~5月11日 |
| 第1次 集団面接 | 6月13日 |
| 第1次 筆記 | 7月19日 |
| 第1次結果 | 8月5日15時 |
| 第2次 | 8月16日~27日のうち指定日 |
| 最終結果 | 9月中旬予定 |
第1次が約1か月離れている
兵庫県の第1次は、
6月13日|集団面接
↓
7月19日|筆記
と、別日に実施されます。
面接対策と筆記対策を同時に進める必要があります。
2|募集校種・採用予定人数
| 区分 | 募集人員 |
|---|---|
| 小学校 | 400名 |
| 小・特支区分 特別支援 | 15名 |
| 中学校 | 260名 |
| 中・特支区分 特別支援 | 15名 |
| 高等学校 | 200名 |
| 特別支援学校 | 80名 |
| 養護教諭 | 25名 |
| 栄養教諭 | 5名 |
| 合計 | 1,000名 |
前年度より50名減
前年度の募集人員1,050名から、2027年度採用は1,000名へ減少しました。
主な変更は、
- 小学校:430名 → 400名
- 高校:210名 → 200名
- 特別支援学校:90名 → 80名
です。
3|応募者数・倍率
2027年度採用では、大学3年生等を除く一般出願者は4,133名。
募集人員1,000名に対する応募倍率は4.1倍です。
| 区分 | 一般応募 | 募集人員 | 応募倍率 |
|---|---|---|---|
| 小学校・特別支援学校 | 1,404名 | 415名 | 3.4倍 |
| 中学校・特別支援学校 | 1,012名 | 275名 | 3.7倍 |
| 高等学校 | 1,098名 | 200名 | 5.5倍 |
| 特別支援学校 | 239名 | 80名 | 3.0倍 |
| 養護教諭 | 300名 | 25名 | 12.0倍 |
| 栄養教諭 | 80名 | 5名 | 16.0倍 |
| 全体 | 4,133名 | 1,000名 | 4.1倍 |
※応募倍率は大学3年生等の応募者を除いた数字です。
高校・養護・栄養は高倍率
兵庫県全体では4.1倍ですが、
- 高校:5.5倍
- 養護:12.0倍
- 栄養:16.0倍
となっています。
県全体の倍率ではなく、自分の校種・教科まで確認しましょう。
4|中学校・高校の教科別倍率
中学校
| 教科 | 募集 | 一般応募 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 50 | 107 | 2.1倍 |
| 社会 | 20 | 205 | 10.3倍 |
| 数学 | 40 | 136 | 3.4倍 |
| 理科 | 40 | 66 | 1.7倍 |
| 音楽 | 10 | 78 | 7.8倍 |
| 美術 | 15 | 28 | 1.9倍 |
| 保健体育 | 15 | 245 | 16.3倍 |
| 技術 | 10 | 16 | 1.6倍 |
| 家庭 | 10 | 22 | 2.2倍 |
| 英語 | 50 | 109 | 2.2倍 |
中学校でも、理科・技術は1倍台に対し、社会は10.3倍、保健体育は16.3倍と大きな差があります。
高校の主な教科
- 国語:3.4倍
- 地理歴史・公民:7.0倍
- 数学:5.0倍
- 音楽:11.5倍
- 美術:16.0倍
- 書道:22.0倍
- 保健体育:11.9倍
- 家庭:4.5倍
- 情報:2.7倍
- 商業:5.0倍
- 英語:3.8倍
高校は教科による競争差が特に大きいため、必ず自分の専門教科のデータを確認しましょう。
5|第1次選考の結果
第1次選考結果は、2026年8月5日に公表されました。
一般出願者等
| 区分 | 第1次受験 | 第1次合格 | 倍率 | 第1次免除 | 第2次受験予定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 小学校・特支 | 791 | 371 | 2.1倍 | 468 | 839 |
| 中学校・特支 | 758 | 381 | 2.0倍 | 146 | 527 |
| 高校 | 823 | 258 | 3.2倍 | 140 | 398 |
| 特別支援 | 161 | 111 | 1.5倍 | 50 | 161 |
| 特支自立教科理療 | 3 | 1 | 3.0倍 | 3 | 4 |
| 養護 | 227 | 25 | 9.1倍 | 27 | 52 |
| 栄養 | 66 | 5 | 13.2倍 | 5 | 10 |
| 合計 | 2,829 | 1,152 | 2.5倍 | 839 | 1,991 |
第1次免除者が839名
兵庫県は講師・正規教諭経験者・前年度条件付合格者等に対する免除制度が充実しています。
そのため、第1次受験者だけを見ると、実際の第2次受験者数を把握できません。
第1次合格者1,152名+第1次免除者839名=第2次受験予定1,991名
となっています。
6|大学3年生等前倒し選考
兵庫県では、全校種・教科を対象に大学3年生等の前倒し受験を実施しています。
2026年実施
- 応募:793名前後
- 第1次受験:709名
- 第1次合格:316名
応募状況公表時は797名、実施状況公表時は793名となっているため、最新の実施状況では793名として集計されています。
校種別第1次結果
- 小学校・特支:345名受験 → 176名合格
- 中学校・特支:175名受験 → 100名合格
- 高校:144名受験 → 27名合格
- 特別支援:17名受験 → 13名合格
合格すると翌年度第1次免除
大学3年生等として第1次選考に合格した場合、翌年度実施試験で、同じ区分・教科に募集があれば、
第1次選考試験が免除され、第2次から受験
できます。
7|兵庫県教採の試験内容
第1次
- 集団面接
- 教職・一般教養
- 教科専門
教職・一般教養
- 時間:60分
- 配点:100点
- 方式:択一式
教科専門
- 時間:90分
- 配点:200点
小学校・特別支援学校区分では、国語・社会・算数/数学・理科・英語の5教科を中心に出題されます。
その他の区分は、受験教科の専門的内容が中心です。
集団面接
- 時間:過去の実施では約20分
- 配点:100点
- 事前公開された3テーマの中から1テーマを指定
第2次
- 模擬授業
- 個人面接
- 対象教科は実技
模擬授業
配点は120点です。
過去の実施では、
- 課題分野を事前公開
- 当日テーマを指定
- 短時間で授業構想
- 模擬授業
- 授業についての口頭試問
という流れです。
個人面接
配点は180点。
過去の実施では約25分程度で、児童生徒対応・保護者対応等の場面指導型の質問も含まれます。
養護教諭
模擬授業ではなく、模擬保健指導を実施します。
8|選考における評価の観点等
第1次
第1次では、
- 教職・一般教養
- 教科専門
- 集団面接
について、それぞれ区分・教科ごとに設定された基準を踏まえて判定します。
いずれかの試験で合格基準に達しない場合、総合得点が高くても不合格となる場合があります。
模擬授業で確認したい観点
過年度の実施要項では、主に、
- 教材内容に関する知識・理解
- 授業の構成力
- 声・表情・所作
などが評価されています。
個人面接で確認したい観点
過年度の実施情報では、
- 態度・表現力
- 意欲・積極性
- 判断力
- 専門性
- 将来性
などが評価されています。
※詳細な評価観点は年度により変更される可能性があります。現在年度の実施要項・当日の案内を最優先してください。
9|免除・加点・特別選考
2027年度採用では、教職経験者確保・多様な人材確保のため制度が拡充されています。
本県公立学校臨時教諭等
出願時点で兵庫県内の公立学校(神戸市立学校を除く)に臨時教諭として任用され、一定の教職経験を持つ人について、
第1次選考試験をすべて免除
する制度が新設されています。
正規教諭等経験者
兵庫県だけでなく、他都道府県の公立学校正規教諭等としての経験も第1次全部免除の対象として認めるよう要件が拡大されています。
講師経験者
国公私立学校での講師経験について、
- 一般教養試験免除
- 20点加点
- 10点加点
など、経験年数に応じた措置があります。
英語資格で教科専門を免除
2027年度採用から、中学校・特別支援学校英語、高校英語で、一定の高い英語資格を持つ人は、
第1次の教科専門試験を免除
します。
対象資格の例
- 英検:1級
- TOEIC:1305点以上 ※指定条件
- TOEFL iBT:95点以上
- 国連英検:特A級
- ケンブリッジ英検:180点以上
- IELTS:7以上
- GTEC CBT:1350点以上
採用地域限定特別選考
小学校・中学校について、
- 播磨西
- 但馬
- 丹波
の採用地域を限定した特別選考があります。
2027年度応募では、
- 播磨西:74名
- 但馬:48名
- 丹波:46名
が特別選考を希望しています。
地域を知ることも対策
地域限定を希望する場合は、
- 地域の学校規模
- 人口・児童生徒数
- へき地・小規模校
- 地域との連携
についても理解しておきましょう。
特別免許状授与を前提とした特別選考
2027年度採用では対象を拡大し、
中学校
- 理科
- 技術
- 家庭
高等学校
- 理科
- 家庭
- 工業
- 看護
- 福祉
- ネイティブ英語
などを対象としています。
教員免許状取得期間猶予
民間企業等で2年以上の勤務経験を持つ人について、採用後一定期間内に免許を取得することを前提とする特別選考もあります。
10|兵庫県教採の過去問を確認する
兵庫県教育委員会では、教員採用試験の筆記試験問題・模範解答を公式ホームページで公開しています。
公式過去問で確認すること
- 問題数
- 出題分野
- 専門問題のレベル
- 60分・90分の時間感覚
- 兵庫県独自問題
STUDY POINT
過去問を解く
↓
配点・出題分野を確認する
↓
頻出分野を抽出する
↓
専門200点を中心に学習優先順位を決める
という流れで進めましょう。
11|教職教養の出題傾向
教職教養は一般教養と合わせて、
- 時間:60分
- 配点:100点
です。
過去問で確認したい分野
- 教育原理
- 教育法規
- 生徒指導
- 特別支援教育
- 情報教育
- 教育時事
- 兵庫県教育施策
兵庫県独自の教育施策が重要
近年は、
- ひょうご教育創造プラン
- 兵庫県いじめ対応マニュアル
- 不登校対策
- 生成AI
- 合理的配慮
など、現在の教育課題・県施策に関連する問題が見られます。
全国共通の教職教養+兵庫県教育
という二段構えで対策しましょう。
12|一般教養対策
兵庫県では、一般教養も同じ60分の試験内で出題されます。
主な分野は、
- 国語
- 英語
- 数学
- 社会
- 理科
- 音楽
- 美術
- 保健体育
- 情報
など幅広くなっています。
「情報」は兵庫県対策で要注意
兵庫県では、一般教養の自然科学系の中で情報分野が継続的に出題されています。
ICT、情報セキュリティ、情報モラル、デジタル活用などの基礎も確認しておきましょう。
13|専門教養は200点
- 試験時間:90分
- 配点:200点
です。
第1次400点のうち、専門だけで200点を占めます。
小学校
国語・社会・算数/数学・理科・英語の5教科を中心とした問題です。
中学校・高校
志望する教科の専門性を問われます。
一部の区分では記述式問題も含まれるため、単に選択肢から答えを選ぶ力だけではなく、専門知識を正確に表現する力も必要です。
STUDY POINT
専門は、
問題が解ける
↓
理由を説明できる
↓
児童生徒へ教えられる
↓
模擬授業で使える
ところまで高めましょう。
14|兵庫県教採に小論文はある?
2027年度採用の一般的な教員選考では、独立した小論文・論作文試験はありません。
その代わり、第1次で100点の集団面接、第2次で模擬授業120点・個人面接180点があります。
教育課題に対する自分の考えを、
- 論理的に話す
- 他者と話し合う
- 授業として表現する
力が重視されています。
15|求める教員像・主要な教育施策・兵庫県特有の知識
兵庫県が求める教員像
兵庫県の教員採用資料では、次のような教員像が示されています。
1|教育への情熱・使命感と児童生徒への愛情
教育に対する責任と使命感を持ち、子どもに愛情をもって向き合える教員です。
2|総合的な人間性
教養だけでなく、
- 社会性
- コミュニケーション力
- 想像力
などを備えた人材が求められます。
3|高い倫理観・規範意識と人権感覚
教育公務員として高い倫理観を持つだけでなく、自ら人権感覚を高め続けることが求められています。
4|公正・公平な対応
児童生徒だけでなく、保護者や地域の方々へ公正・公平な立場で対応できる教員です。
5|学び続け、新しい課題へ挑戦する姿勢
教育環境が変化する中でも、常に学び続け、新たな課題に挑戦することが求められます。
第4期「ひょうご教育創造プラン」
現在の兵庫県教育の中心資料が、
第4期「ひょうご教育創造プラン(兵庫県教育基本計画)」
です。
計画期間は、
2024年度~2028年度
です。
基本理念
「兵庫が育む こころ豊かで自立する人づくり」
重点テーマ
「『絆』を深め、『在りたい未来』を創造する力」の育成
です。
面接では「在りたい未来」まで考える
子どもたちに、単に今の学力だけを身につけさせるのではなく、
- 自分はどう生きたいのか
- どのような社会をつくりたいのか
- 他者とどう協働するのか
を考え、未来を創る力を育むことが重要です。
兵庫県で確認したい教育テーマ
- 主体的・対話的で深い学び
- 個別最適な学び・協働的な学び
- 児童生徒の安心・安全
- いじめ防止
- 不登校支援
- 特別支援教育
- 人権教育
- 防災教育
- 情報活用能力
- 生成AI
- ふるさと意識
- 体験活動
- 地域との連携
- 多文化共生
- 教職員の働き方改革
防災教育
兵庫県は阪神・淡路大震災の経験を持つ自治体です。
兵庫県の教員を目指すなら、
- 命を守る教育
- 防災・減災
- 震災の経験と教訓の継承
- 地域と連携した防災
について、自分なりの教育実践を考えておきましょう。
自然学校・体験教育
兵庫県では自然学校をはじめ、体験活動を大切にしてきた歴史があります。
知識を覚えるだけではなく、体験を通して、
- 豊かな心
- 自立心
- 協働性
- 社会性
を育てる視点も兵庫県教育の特色です。
不登校対策
兵庫県では「ひょうご不登校対策プロジェクト」などを進めています。
面接では、
「登校させること」だけを目的にせず、一人ひとりの状況を理解し、学びと社会的自立を支援する
視点を持ちましょう。
16|重要な資料
① 最新年度の教員採用候補者選考試験実施要項
② 第4期ひょうご教育創造プラン
③ 兵庫県教員資質向上指標
2026年度に改定されています。
④ 令和8年度実施計画
第4期ひょうご教育創造プランを、現在年度にどのような事業として進めているかを確認しましょう。
⑤ いじめ対応・不登校対策資料
集団面接・個人面接だけでなく、教職教養にもつながる重要資料です。
資料名を覚えるだけではなく、「兵庫県が何を課題としているのか」「自分なら何をするのか」まで考えましょう。
17|集団面接対策
第1次の集団面接は100点です。
過去の実施では、8人程度の受験者で約20分間の集団討議を行っています。
テーマは事前公開
2026年実施では、次の3つが公表されました。
- 教員に求められる倫理観と規範意識
- 「主体的・対話的で深い学び」を実現するための授業づくり
- 児童生徒の安心・安全の確保
当日はこの中から1テーマが指定されます。
集団討議で重要なこと
自分の意見を述べる
+ 他者の意見を聴く
+ 共通点を見つける
+ 新しい視点を加える
+ 議論を前へ進める
ことです。
自分だけ話し続けない
面接官へアピールするために発言回数だけを増やすのではなく、
学校組織の一員として、他者と協働できる人物か
を意識しましょう。
18|個人面接での質問例
過去の人物試験情報から、兵庫県教採で準備しておきたい質問例を整理しました。
志望・自己理解
- なぜ教員を志望したのですか。
- なぜ兵庫県の教員を志望するのですか。
- 兵庫県が求める教員像を知っていますか。
- どのような教師になりたいですか。
- あなたの強みを教師としてどう生かしますか。
- あなたの課題は何ですか。
- 教育実習・講師経験から何を学びましたか。
- 困難を乗り越えた経験を教えてください。
授業・専門性
- この模擬授業で最も大切にしたことは何ですか。
- なぜこの発問を設定したのですか。
- 児童生徒が予想と異なる反応をしたらどうしますか。
- 主体的・対話的で深い学びをどう実現しますか。
- 個別最適な学びと協働的な学びをどうつなげますか。
- ICTを授業でどのように活用しますか。
- 生成AIを学校教育でどう扱いますか。
児童生徒対応
- いじめを把握したら、まず何をしますか。
- 不登校の児童生徒にどう関わりますか。
- 授業に参加しない児童生徒にどう対応しますか。
- 特別な支援が必要な児童生徒をどう支援しますか。
- 児童生徒から「誰にも言わないで」と相談されたらどうしますか。
学校組織・保護者
- 保護者から厳しい意見を受けたらどうしますか。
- 同僚と意見が異なったらどうしますか。
- 一人では解決できない問題が起きたらどうしますか。
- 学校組織の一員として何を大切にしますか。
- 教員の不祥事を防ぐために何が必要ですか。
- 教員に求められる倫理観とは何ですか。
兵庫県の教育
- 「兵庫が育む こころ豊かで自立する人づくり」をどう実践しますか。
- 「在りたい未来」を創造する力とは何だと考えますか。
- 兵庫県の防災教育で大切なことは何ですか。
- 阪神・淡路大震災の教訓をどう継承しますか。
- 自然学校・体験活動についてどう考えますか。
- 不登校支援で教師として何ができますか。
- 人権教育で大切なことは何ですか。
- 地域と学校が連携するために何が必要ですか。
答えを丸暗記するのではなく、「なぜ」「具体的に」「自分の経験では」を深掘りして準備しましょう。
19|模擬授業・実技対策
模擬授業は120点
全区分で模擬授業または模擬保健指導を実施します。
課題分野を事前公開
第1次結果発表後に、兵庫県教育委員会から模擬授業の分野が公開されます。
当日はその範囲の中からテーマが指定されます。
短時間で授業を構想する
過去の実施では、短い構想時間の後に模擬授業を行います。
準備したいのは、
- 本時の目標
- 導入
- 中心発問
- 児童生徒の反応
- つまずきへの対応
- まとめ
- 評価
です。
ICTを活用する模擬授業
2027年度採用では、
中学校・特別支援学校
- 国語
- 社会
- 数学
- 理科
- 技術
- 英語
高校
- 国語
- 地理歴史・公民
- 数学
- 理科
- 英語
で、ICTを活用した模擬授業に関する案内が出ています。
ICTを使うこと自体が目的ではなく、「ICTによって学びがどう深まるのか」を説明できるようにしましょう。
20|2027年度採用の主な変更点
① 本県臨時教諭の第1次全部免除
一定の経験を持つ兵庫県内の公立学校の臨時教諭を対象に、第1次試験の全部免除を導入しました。
② 正規教諭経験者の免除要件を拡大
他県の公立学校での正規教諭経験も対象に拡大されました。
③ 講師経験者の免除・加点要件を拡大
国公私立学校での教職経験を広く活用できる制度に変わっています。
④ 高い英語資格で教科専門免除
中学校・高校英語では、一定水準以上の資格所有者は教科専門試験を免除します。
⑤ 特別免許状特別選考に理科を追加
中学校・高校の理科が対象に追加されました。
⑥ 高校理科から中学校理科を第2希望にできる
高校理科の受験者は、第2希望として中学校・特別支援学校の区分の理科を希望できるようになりました。
⑦ 東京会場を拡大
第1次筆記試験について、東京会場で受験できる区分・校種・教科を拡大しています。
NEXT|2028年度兵庫県教採の最新動向
採用予定は910名
兵庫県教育委員会は、2027年に実施する2028年度(令和10年度)採用について、現時点の採用計画を公表しています。
| 区分 | 2028年度採用予定 |
|---|---|
| 小学校 | 360名 |
| 小・特支 | 特支15名 |
| 中学校 | 250名 |
| 中・特支 | 特支15名 |
| 高校 | 180名 |
| 特別支援学校 | 60名 |
| 養護 | 25名 |
| 栄養 | 5名 |
| 合計 | 910名 |
2027年度より90名減る予定
2027年度は1,000名、2028年度は910名の予定です。
特に、
- 小学校:400 → 360名
- 中学校:260 → 250名
- 高校:200 → 180名
- 特別支援学校:80 → 60名
へ減る見込みです。
※国の制度等に変更があった場合は変更される可能性があります。
第一次選考の全国共同実施には参加しない見通し
2028年度採用から全国で第一次選考の共同実施が始まりますが、現在公表されている共同実施情報では、
兵庫県は共同実施に参加しない自治体
として整理されています。
したがって、現時点では、
兵庫県独自の筆記試験対策を継続する必要がある
と考えて準備しましょう。
兵庫県の正式要項が最優先
2026年8月11日時点では、2028年度採用について、
- 第1次集団面接の日程
- 筆記試験日
- 教職・一般教養の形式
- 専門試験の形式
- 配点
などの詳細な正式要項はまだ公表されていません。
共同実施に参加しない場合でも、試験形式そのものが変更される可能性はあるため、正式発表後に必ず確認しましょう。
21|兵庫県教採を受けるなら、まずここから
FIRST ACTION
1|自分の校種・教科の倍率を見る
中学校社会10.3倍、保健体育16.3倍など、同じ中学校でも大きく違います。
2|利用できる免除・特別選考を確認する
講師・正規教諭経験、英語資格、地域限定など多くの制度があります。
3|公式過去問を解く
60分の教職・一般、90分の専門を実際に体験しましょう。
4|専門200点を得点源にする
第1次最大の配点です。
5|集団面接を早く始める
6月13日に第1次集団面接があります。
6|事前公開テーマを3つすべて準備する
どのテーマが指定されても話せるようにします。
7|第2次対策を第1次と並行する
最終合否は第2次試験の重要度が非常に高いです。
8|第4期ひょうご教育創造プランを読む
特に、
- こころ豊かで自立する人づくり
- 絆
- 在りたい未来
を理解しましょう。
9|防災・不登校・人権・ICTを確認する
兵庫県の筆記・人物試験双方につながります。
10|模擬授業を実際に声に出して行う
授業案を書くだけでは対策になりません。
22|兵庫県教採には、兵庫県教採の対策を。
全国の教員採用試験には共通する部分があります。
しかし兵庫県には、
- 募集1,000名
- 一般応募4,133名
- 大学3年生等前倒し選考
- 第1次集団面接100点
- 事前公開型の集団討議テーマ
- 教職・一般100点
- 専門200点
- 模擬授業120点
- 個人面接180点
- 第2次重視の最終選考
- ICTを活用した模擬授業
- 採用地域限定特別選考
- 英語資格による専門免除
- 第4期ひょうご教育創造プラン
- 防災教育
- 自然学校・体験活動
- 不登校対策
- 2028年度採用予定910名
という特徴があります。
だからこそ教採スクールでは、
受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策
という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。
教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。
さらに兵庫県独自の試験制度に合わせて、
教職・一般+専門+集団面接+模擬授業+個人面接+兵庫県教育研究
を一つの受験戦略として設計します。
人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、志望理由、集団討議、児童生徒対応、保護者対応、模擬授業、個人面接まで対策します。
講師経験者であれば、学校現場での実践や日々の悩みについて相談することもできます。
大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。
全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。
LINE登録者限定
もっと詳しく兵庫県教採を分析したい方へ
このページでは、試験制度、倍率、第1次結果、集団面接テーマ、求める教員像、教育施策、面接質問例までを公開しています。
さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。
① 兵庫県教採|筆記試験攻略DATA
- 年度別出題分析
- 教職教養の頻出分野
- 一般教養対策
- 情報分野対策
- 専門教養200点対策
- 校種・教科別倍率
- 免除・特別選考整理
- 大学3年生等前倒し選考
- 2028年度制度対策
- 学習優先順位
② 兵庫県教育徹底研究
- 兵庫県が求める教員像
- 第4期ひょうご教育創造プラン
- 兵庫県教員資質向上指標
- 防災教育
- 自然学校・体験活動
- 不登校対策
- 人権教育
- 特別支援教育
- ICT・生成AI
- 兵庫県志望理由へのつなげ方
③ 兵庫県教採|人物試験攻略ガイド
- 志望理由対策
- 第1次集団面接対策
- 集団討議テーマ分析
- 模擬授業対策
- ICT模擬授業対策
- 個人面接対策
- 過去の面接質問
- 児童生徒対応
- 保護者対応
- 兵庫県教育を使った回答づくり
LINE登録後、
「兵庫県対策希望」
と送信してください。
登録後メッセージに「兵庫県対策希望」とお送りください。
「専門200点をどう攻略すればよいか分からない」
「集団討議で何を話せばよいか不安」
「模擬授業をどう作ればよいか分からない」
「個人面接・場面対応が苦手」
「兵庫県の教育施策を面接へどうつなげればよいか分からない」
「2028年度採用にどう備えればよいか知りたい」
という方には、無料学習相談も受け付けています。
兵庫県教採のよくある質問
Q.2027年度兵庫県教採の募集人数は?
1,000名です。
Q.小学校は?
400名です。
Q.中学校は?
260名です。
Q.高校は?
200名です。
Q.特別支援学校は?
独立した特別支援学校区分に80名に加え、小・中学校との併願区分にそれぞれ15名があります。
Q.養護・栄養は?
養護25名、栄養5名です。
Q.応募者数は?
大学3年生等を除く一般応募は4,133名です。
Q.応募倍率は?
4.1倍です。
Q.大学3年生等は何人応募しましたか?
応募状況公表時は797名です。
Q.第1次は何がありますか?
集団面接+教職・一般教養+教科専門です。
Q.集団面接はありますか?
はい。
第1次で実施します。
Q.集団面接のテーマは事前に分かりますか?
はい。
3テーマが事前公開され、当日に1テーマが指定されます。
Q.2026年実施のテーマは?
- 教員に求められる倫理観と規範意識
- 「主体的・対話的で深い学び」を実現するための授業づくり
- 児童生徒の安心・安全の確保
Q.教職・一般教養は何分・何点ですか?
60分・100点です。
Q.専門は何分・何点ですか?
90分・200点です。
Q.小論文はありますか?
一般的な2027年度採用選考では、独立した小論文試験はありません。
Q.第2次は何がありますか?
基本的には、
- 模擬授業
- 個人面接
- 対象者は実技
です。
Q.模擬授業は何点ですか?
120点です。
Q.個人面接は何点ですか?
180点です。
Q.第1次の得点は最終合格に持ち越されますか?
原則として、最終合否は第2次選考の成績で判定されます。
そのため、第2次対策が非常に重要です。
Q.大学3年生でも受験できますか?
はい。
全校種・教科で大学3年生等の前倒し受験ができます。
Q.大学3年生で合格するとどうなりますか?
翌年度に同じ区分・教科の募集がある場合、第1次が免除され、第2次から受験できます。
Q.地域限定選考はありますか?
あります。
播磨西・但馬・丹波について、小学校・中学校の地域限定特別選考があります。
Q.英語資格で免除がありますか?
あります。
一定の高水準の英語資格を持つ中・高英語受験者は、2027年度採用から第1次の教科専門試験が免除となります。
Q.兵庫県が求める教員像は?
特に、
- 教育への情熱・使命感と子どもへの愛情
- 総合的な人間性
- 高い倫理観・規範意識・人権感覚
- 公正・公平な対応
- 学び続け、新しい課題へ挑戦する姿勢
を確認しましょう。
Q.現在の兵庫県教育の基本計画は?
第4期「ひょうご教育創造プラン」です。
Q.基本理念は?
「兵庫が育む こころ豊かで自立する人づくり」
です。
Q.重点テーマは?
「『絆』を深め、『在りたい未来』を創造する力」の育成
です。
Q.兵庫県ならではの教育テーマは?
特に、
- 防災教育
- 震災の経験と教訓の継承
- 自然学校・体験活動
- 人権教育
- 不登校対策
- 地域との連携
を確認しておきましょう。
Q.2028年度の採用予定人数は?
現時点の県公式計画では910名です。
Q.2028年度は全国共通の第一次選考になりますか?
現在公表されている共同実施情報では、兵庫県は共同実施に参加しない自治体として整理されています。
そのため、現段階では兵庫県独自の筆記試験対策を継続しましょう。
Q.2028年度の試験日・形式は決まりましたか?
2026年8月11日時点では、県から詳細な受験生向け実施要項はまだ公表されていません。
Q.2028年度受験生は今何をすればよいですか?
まずは、
- 教職教養
- 一般教養
- 専門教養
- 兵庫県教育施策
- 集団討議
- 模擬授業
- 個人面接
を進め、正式な2028年度実施要項が発表されたら試験形式へ合わせて調整しましょう。
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