鹿児島県教員採用試験ガイド
日程・採用予定数・倍率・過去問・出題傾向・個人面接・グループ討議・実技対策
鹿児島県教員採用試験を受験する方に向けて、日程、採用予定数、出願者数、倍率、第1次試験結果、試験内容、過去問、教職教養・一般教養、専門教養、個人面接、グループ討議、実技試験、鹿児島県の教育施策までをまとめました。
2027年度採用の教員採用予定者数は、
- 小学校:210名程度
- 中学校:150名程度
- 高等学校:63名程度
- 特別支援学校:58名程度
- 養護教諭:35名程度
- 栄養教諭:3名程度
で、教員合計519名程度です。
2027年度採用の教員部分では、出願者1,114名、第1次受験者1,076名。
第1次合格者は851名となりました。
鹿児島県教採の大きな特徴は、
第1次
教職教養+教科専門
↓
第2次
個人面接+グループ討議+適性検査+対象教科の実技
という構成です。
特に第2次では、
- 個人面接:200点
- グループ討議:200点
と人物試験の比重が非常に大きくなっています。
さらに、小学校・特別支援学校小学部では、個人面接の中で英語によるスピーチも実施されます。
鹿児島県を受験するなら、筆記だけでなく、人物試験を早い段階から並行して準備することが重要です。
鹿児島県教育委員会・教員採用試験 公式情報
鹿児島県教育委員会
https://www.pref.kagoshima.jp/kyoiku/index.html
鹿児島県 教員採用
https://www.pref.kagoshima.jp/kyoiku/saiyo/index.html
2027年度採用 教員採用選考試験
実施要項、採用予定者数、出願状況、第1次結果、第2次試験、特別選考、加点制度、教職教養チャレンジ試験などを確認できます。
試験日程・受験資格・試験内容・免除・加点制度等は変更される場合があります。出願前・受験前には、必ず鹿児島県教育委員会が公表する最新情報をご確認ください。
2027年度 鹿児島県教採を30秒で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 教員採用予定 | 519名程度 |
| 小学校 | 210名程度 |
| 中学校 | 150名程度 |
| 高校 | 63名程度 |
| 特別支援 | 58名程度 |
| 養護 | 35名程度 |
| 栄養 | 3名程度 |
| 教員出願者 | 1,114名 |
| 教員第1次受験者 | 1,076名 |
| 第1次合格者 | 851名 |
| 出願登録 | 2026年4月1日~4月27日17時 |
| 書類郵送 | 2026年4月30日消印有効 |
| 第1次 | 2026年6月14日 |
| 第1次結果 | 2026年7月10日 |
| 第2次 | 2026年7月31日~8月12日の指定日 |
| 最終結果 | 2026年9月4日予定 |
| 第1次 | 教職教養+教科専門 |
| 教職教養 | 50分・100点 |
| 教科専門 | 原則90分・200点 |
| 第2次 | 個人面接+グループ討議+適性検査+対象者は実技 |
| 個人面接 | 200点 |
| グループ討議 | 200点 |
| 小学校等 | 個人面接内で英語スピーチ |
| 大学3年生等 | 教職教養チャレンジ試験あり |
鹿児島県教採は、ここを押さえる
POINT 1|第1次は「300点」で専門の比重が大きい
第1次の基本配点は、
- 教職教養:100点
- 教科専門:200点
の合計300点です。
特別支援学校は、教科専門100点+特別支援専門100点となります。
専門教養を得点源にできるかどうかが、第1次攻略の重要なポイントです。
POINT 2|第2次は人物試験400点
第2次では、
- 個人面接:200点
- グループ討議:200点
です。
「筆記が終わってから面接対策」では遅くなりやすい自治体です。
POINT 3|第1次専門の得点を第2次でも使用する校種がある
中学校・高校・特別支援学校では、原則として、第1次の教科専門200点が第2次の総合判定にも使用されます。
つまり、専門教養は単に「第1次を通過するための試験」ではありません。
最終合格まで影響する重要な得点です。
POINT 4|小学校・特支小学部は英語スピーチ
小学校と特別支援学校小学部の受験者は、個人面接の中で、
英語によるスピーチ(自己紹介等)
を行います。
高度な英語表現を暗記するよりも、簡潔な内容を自然に伝えられるよう練習しましょう。
1|鹿児島県教員採用試験の日程
| 選考 | 日程 |
|---|---|
| 電子申請 | 2026年4月1日~4月27日17時 |
| 出願書類郵送 | 4月30日消印有効 |
| 第1次 | 6月14日 |
| 第1次結果 | 7月10日 |
| 第2次 | 7月31日~8月12日の指定日 |
| 最終結果 | 9月4日15時以降予定 |
2026年8月11日時点では第2次期間中
2026年8月11日時点では、第2次選考期間中です。
最終結果は9月4日に発表予定のため、最終合格者数・最終倍率については、正式発表前の数字を推測して掲載していません。
2|募集校種・採用予定人数
| 校種・職種 | 採用予定 |
|---|---|
| 小学校 | 210名程度 |
| 中学校 | 150名程度 |
| 高等学校 | 63名程度 |
| 特別支援学校 | 58名程度 |
| 養護教諭 | 35名程度 |
| 栄養教諭 | 3名程度 |
| 教員合計 | 519名程度 |
※鹿児島県公式資料の「総計530名程度」には、実習助手・寄宿舎指導員等も含まれます。このページでは教員採用に絞って整理しています。
中学校
- 国語:20名程度
- 社会:20名程度
- 数学:20名程度
- 理科:20名程度
- 音楽:12名程度
- 美術:5名程度
- 保健体育:25名程度
- 技術:5名程度
- 家庭:3名程度
- 外国語(英語):20名程度
高校は教科差が大きい
高校では、国語・地歴・公民・数学・理科・芸術・保健体育・家庭・英語・情報・農業・工業・商業などを募集しています。
教科ごとに採用予定人数が大きく異なるため、高校全体の倍率だけではなく、自分の教科まで確認しましょう。
3|出願者数・倍率
2027年度採用の教員部分の出願者数は、
1,114名
です。
| 校種 | 出願者 | 採用予定 | 出願倍率の目安 |
|---|---|---|---|
| 小学校 | 318名 | 210名程度 | 約1.5倍 |
| 中学校 | 284名 | 150名程度 | 約1.9倍 |
| 高校 | 285名 | 63名程度 | 約4.5倍 |
| 特別支援 | 73名 | 58名程度 | 約1.3倍 |
| 養護 | 104名 | 35名程度 | 約3.0倍 |
| 栄養 | 50名 | 3名程度 | 約16.7倍 |
※倍率は出願者数÷採用予定者数による目安です。
実際の受験者で見ると
| 校種 | 第1次受験者 | 受験倍率の目安 |
|---|---|---|
| 小学校 | 304名 | 約1.4倍 |
| 中学校 | 278名 | 約1.9倍 |
| 高校 | 275名 | 約4.4倍 |
| 特別支援 | 71名 | 約1.2倍 |
| 養護 | 98名 | 約2.8倍 |
| 栄養 | 50名 | 約16.7倍 |
高校・栄養教諭は競争が厳しい
小学校・特別支援学校と比べると、高校は約4倍、栄養教諭は16倍を超える水準です。
鹿児島県全体の倍率だけで難易度を判断しないことが大切です。
4|第1次選考の結果
2027年度採用の第1次結果は、2026年7月10日に公表されました。
| 校種 | 受験者 | 第1次合格 |
|---|---|---|
| 小学校 | 304名 | 304名 |
| 中学校 | 278名 | 234名 |
| 高校 | 275名 | 156名 |
| 特別支援 | 71名 | 71名 |
| 養護 | 98名 | 71名 |
| 栄養 | 50名 | 15名 |
| 教員合計 | 1,076名 | 851名 |
小学校・特別支援は全受験者が第2次へ
2026年実施では、小学校304名、特別支援学校71名の受験者全員が第1次を通過しました。
一方で、
- 高校:275名 → 156名
- 栄養:50名 → 15名
と、第1次から大きく絞られる区分もあります。
校種によって「第1次の位置付け」が大きく異なることを理解しておきましょう。
5|鹿児島県教採の試験内容
第1次
- 教職教養
- 教科専門
教職教養
- 時間:50分
- 配点:100点
公式要項では、
- 教育法規
- 教育史
- 教育原理
- 教育心理
- 一般教養
などから出題すると明記されています。
教科専門
小学校・中学校・高校・特別支援学校・養護・栄養について、受験する校種・教科に応じた専門試験があります。
原則として、
- 時間:90分
- 配点:200点
です。
音楽・美術・保健体育等、一部の区分では試験時間が異なります。
第2次
- 個人面接
- グループ討議
- 適性検査
- 対象教科の実技試験
個人面接
200点です。
グループ討議
200点です。
小学校・特支小学部
個人面接内で、
英語によるスピーチ(自己紹介等)
を実施します。
6|選考における評価の観点等
2027年度の公式実施要項では、第2次について、
- 個人面接
- グループ討議
- 適性検査
- 実技試験
を実施し、試験結果等を基に総合的に合格者を判定することが示されています。
一方、現在年度の実施要項には、人物試験について、
- 指導力○点
- 協調性○点
- 論理性○点
といった細かな観点別採点表までは掲載されていません。
そのため、過年度の評価情報をそのまま「2027年度公式評価基準」として扱うことはしません。
現在年度で最優先するのは「鹿児島県が求める教師像」
2027年度の公式実施要項の冒頭には、鹿児島県が求める教師像として、次の4つが明示されています。
- 心身ともに健やかで、明朗活発な教師
- 高い専門性と幅広い教養をもち、謙虚に学び続ける教師
- 情熱と使命感にあふれ、教育的愛情をもつ教師
- 人間性豊かで的確なコミュニケーション能力をもつ教師
人物試験では、この4つと自分の経験・行動をつなげることが重要です。
過年度の人物試験から準備したい力
過年度の面接・グループ討議情報では、
- 教育観・指導力
- 社会性
- 論理性
- 表現力
- 協調性
- 態度
などが重視されてきました。
※上記は過年度の評価情報をもとにした対策上の整理であり、2027年度の公式観点別採点表として掲載するものではありません。
7|大学3年生・免除・加点・特別選考
教職教養チャレンジ試験
鹿児島県には、大学3年生以上を対象とした、
「教職教養チャレンジ試験」
があります。
対象
- 小学校
- 中学校
- 特別支援学校
2026年実施
- 出願:306名
- 受験:298名
- 合格:159名
合格すると翌年度の教職教養を免除
この試験に合格し、翌年度に対象校種を受験すると、
第1次の「教職教養」が免除
されます。
専門試験まで免除される一般的な「大学3年生前倒し選考」とは制度が異なるため、注意しましょう。
主な特別選考
- 現職教員特別選考
- 大学推薦特別選考
- 中・高等学校等 英語特別選考
- 社会人特別選考
- スポーツ・芸術特別選考
- 障害者を対象とした選考
2027年度は現職教員特別選考を拡大
対象となる学校種の範囲が拡大され、
- 小学校
- 中学校
- 義務教育学校
- 高等学校
- 中等教育学校
- 特別支援学校
- 高等専門学校
等の現職教員を対象とする制度になりました。
大学推薦も拡大
従来の小学校・中学校・特別支援学校に加え、高校の、
- 工業
- 商業
- 農業
- 家庭
が対象に追加されています。
英語特別選考
2027年度採用では、中・高英語特別選考の資格要件が、
CEFR C1相当
へ変更されました。
また、特別支援学校中学部・高等部の英語も対象へ追加されています。
加点制度
第1次では、資格・免許等による加点があります。
加点上限は50点です。
主な加点
- 特別支援学校教諭免許:20点
- 複数の中学校教科免許:20点
- 小学校+中学校免許:15点
- 専修免許状:15点
- 基本情報技術者試験相当以上:20点
- 英語資格:条件により加点
- 青年海外協力隊等:10点
- 司書教諭:5点
2027年度からIT資格20点を新設
新たに、
基本情報技術者試験相当以上の国家資格合格者へ20点加点
する制度が設けられました。
教育DXを進める鹿児島県の方向性ともつながる変更です。
8|鹿児島県教採の過去問を確認する
鹿児島県では、現在、教員採用試験の過去問題一式を公式ホームページから自由にダウンロードできる形では公開していません。
過去問を確認する主な方法は、
- 市販の過去問題集
- 鹿児島県庁の県政情報センター等で確認
- 教採専門資料で出題傾向を確認
などです。
過去問では「点数」だけを見ない
確認するのは、
- 何が出ているか
- どの分野が繰り返されているか
- どの形式で問われるか
- 50分・90分でどう時間を配分するか
です。
STUDY POINT
鹿児島県は専門200点です。
過去問分析→頻出分野→専門教養の優先順位
を早めに決めましょう。
9|教職教養の出題傾向
第1次の教職教養は、
- 時間:50分
- 配点:100点
です。
公式に示されている主な分野
- 教育法規
- 教育史
- 教育原理
- 教育心理
- 一般教養
重点的に確認したいテーマ
- 教育基本法・学校教育法等
- 学習指導要領
- 生徒指導
- 特別支援教育
- 人権教育
- 教育時事
- 鹿児島県の教育施策
STUDY POINT
50分で多分野へ対応する必要があります。
「全部を同じ深さで覚える」のではなく、過去問を基に頻出分野を優先して反復しましょう。
10|一般教養も教職教養の中で対策する
鹿児島県は、一般教養を独立試験として実施するのではなく、教職教養の中に一般教養を含めています。
一般教養についても、過去の出題を確認しながら、
- 国語
- 数学
- 英語
- 社会
- 理科
- 一般時事
などの基礎を整理しましょう。
STUDY POINT
一般教養だけに学習時間を掛けすぎず、200点の専門教養とのバランスを考えることが重要です。
11|専門教養は「200点」
鹿児島県の専門教養は、基本的に、
- 時間:90分
- 配点:200点
です。
小学校
公式要項では、
- 国語
- 社会
- 算数
- 理科
- 音楽
- 図工
- 家庭
- 英語
が対象です。
中学校・高校
志望教科について専門知識が問われます。
最終選考にもつながる
中学校・高校・特別支援学校では、第1次教科専門の得点が第2次の総合判定にも使用されます。
「第1次を通ればよい」ではなく、できるだけ高得点を取ることに意味があります。
12|鹿児島県教採に小論文はある?
2027年度採用の一般的な教員選考では、独立した小論文・論作文試験は実施されていません。
その代わり、第2次で、
- 個人面接
- グループ討議
がそれぞれ200点あり、考えを口頭で論理的に表現する力が重視されています。
STUDY POINT
小論文対策をしなくてよいから人物試験が軽い、という意味ではありません。
むしろ、
教育課題を知る
↓
自分の考えを整理する
↓
根拠を示す
↓
具体的な教育実践を話す
練習を面接・グループ討議に向けて行う必要があります。
13|求める教師像・主要な教育施策・鹿児島県特有の知識
鹿児島県が求める教師像
2027年度採用の公式実施要項では、次の4つが明示されています。
1|心身ともに健やかで、明朗活発な教師
子どもたちと前向きに向き合い、安定して教育活動を行うことができる教師です。
2|高い専門性と幅広い教養をもち、謙虚に学び続ける教師
専門知識を持つだけではなく、社会や教育の変化に応じて、自ら学び続けることが求められています。
3|情熱と使命感にあふれ、教育的愛情をもつ教師
一人ひとりの子どもの成長に責任を持ち、愛情をもって支援する姿勢です。
4|人間性豊かで的確なコミュニケーション能力をもつ教師
児童生徒だけでなく、
- 保護者
- 同僚
- 管理職
- 地域
- 関係機関
と適切に関係を築き、協働できる力が求められます。
鹿児島県教育振興基本計画
現在の鹿児島県教育の中心資料が、
鹿児島県教育振興基本計画
です。
計画期間は、
2024年度~2028年度
です。
基本目標
「夢や希望を実現し ともに未来を創る鹿児島の人づくり」
~誰もが幸せや豊かさを感じられる地域や社会を目指して~
目指す具体的人間像
① 未来の社会の創り手となる人間
知・徳・体の調和がとれ、主体的に考え、行動する力を備え、未来の社会を創る人です。
② 郷土を愛し、互いに認め、高め合う人間
伝統と文化を尊重し、我が国と郷土を愛しながら、他者と認め合い、生涯を通じて自己実現を目指す人です。
鹿児島県教育の5つの方向性
Ⅰ|豊かな心と健やかな体を育む教育
道徳、人権、生徒指導、体験活動、健康教育などを通して、豊かな人間性と健やかな心身を育みます。
Ⅱ|未来の社会の創り手となる力を育む教育
確かな学力、特別支援教育、キャリア教育、郷土教育、ICT、国際理解教育などを進めます。
Ⅲ|信頼され、地域とともにある学校づくり
学校運営、働き方改革、教職員の資質向上、へき地・小規模校教育、安全・安心などを進めます。
Ⅳ|地域全体で子供を守り育てる環境づくり
学校・家庭・地域が連携し、地域全体で子どもの成長と安全を支えます。
Ⅴ|生涯を通じて学び活躍できる環境づくり
生涯学習、スポーツ、文化芸術、地域文化の継承などを進めます。
鹿児島県ならではの教育で確認したいこと
郷土教育
鹿児島県教育振興基本計画では、
「鹿児島の魅力を語れる人材の育成」
を掲げています。
歴史・文化・自然・産業など、鹿児島の教育資源を授業・探究へどう生かすかを考えておきましょう。
へき地・小規模校教育
鹿児島県は、離島を含め南北に広い県土を持ちます。
教育振興基本計画でも、
- へき地・小規模校ならではのよさを生かす教育
- オンライン等ICTを活用した教育
を推進しています。
出願資格にも「県内どこにでも赴任できる者」と明記されています。
教育DX
鹿児島県では、
「未来を創る鹿児島『教育の情報化』推進プラン」
を策定し、ICTを活用した学びを進めています。
2027年度採用では、基本情報技術者試験相当以上への20点加点も新設されました。
特別支援教育
個に応じた支援、校内支援体制、地域支援体制の充実が重要な施策です。
学校・家庭・地域との協働
コミュニティ・スクールや地域学校協働活動など、学校だけで教育課題を抱え込まない視点も重要です。
14|重要な資料
① 最新年度の教員採用選考試験実施要項
日程、配点、選考内容、免除、加点、特別選考などを確認する最重要資料です。
② 鹿児島県教育振興基本計画
基本目標、目指す人間像、教育施策を確認できます。
③ かごしま県教員等育成指標
2026年4月に一部改訂されています。
鹿児島県が教師に求める資質・能力を、キャリア段階ごとに確認できます。
④ 令和8年度 教育行政の施策概要
教育振興基本計画を、現在年度にどのような事業として実施しているかを確認する資料です。
資料名を暗記するのではなく、「鹿児島県が現在何を課題としているのか」「自分なら教師としてどう取り組むのか」まで考えましょう。
15|個人面接対策
第2次の個人面接は200点です。
過年度では、複数回の個人面接が実施されており、
- 志望理由
- 自己理解
- 教育観
- 児童生徒対応
- 学校現場の課題
- 服務規律
- 鹿児島県教育
など幅広く問われています。
人物試験の中心は4つの教師像
面接回答を作るときは、
心身の健やかさ・明朗さ
+ 専門性・学び続ける姿勢
+ 情熱・使命感・教育的愛情
+ 人間性・コミュニケーション
のどれを自分の経験で示す回答なのかを考えましょう。
鹿児島県ならではの「勤務地」も考える
過去の面接では、離島を含む勤務地について聞かれることがあります。
「どこでも大丈夫です」と答えるだけではなく、
- へき地・小規模校教育について何を理解しているか
- 地域とどう関わるか
- その地域だからこそできる教育は何か
まで考えておくと、鹿児島県志望の具体性が高まります。
16|面接での質問例
過去の面接情報から、鹿児島県教採で準備しておきたい質問例を整理しました。
志望・自己理解
- 教員を志望した理由を教えてください。
- なぜ鹿児島県の教員を志望するのですか。
- 自己PRをしてください。
- どのような教師を目指していますか。
- 教育実習で印象に残っていることは何ですか。
- 学生時代に最も力を入れたことは何ですか。
- あなたの強みを教師としてどう生かしますか。
- 県内どこでも勤務できますか。
授業・専門性
- 分かりやすい授業とはどのような授業ですか。
- 主体的・対話的で深い学びをどう実現しますか。
- ICTを授業でどのように活用しますか。
- 学習につまずいている児童生徒にどう対応しますか。
- 鹿児島の地域資源を授業でどう生かしますか。
- へき地・小規模校のよさをどう教育に生かしますか。
児童生徒対応
- 不登校の児童生徒にどう関わりますか。
- いじめを把握したら、まず何をしますか。
- ヤングケアラーと思われる児童生徒にどう対応しますか。
- 特別な教育的支援を必要とする児童生徒をどう支えますか。
- 授業に参加しない児童生徒にはどう対応しますか。
学校組織・保護者
- 保護者から担任への厳しい意見が出た場合、どう対応しますか。
- 同僚と意見が異なった場合、どうしますか。
- 一人では対応できない問題が起きたらどうしますか。
- 教員の不祥事を防ぐために何が必要ですか。
- 教師の研修・修養についてどう考えますか。
- 働き方改革が必要な理由は何だと思いますか。
鹿児島県の教育
- 鹿児島県が求める教師像を知っていますか。
- 4つの教師像のうち、特に大切にしたいものは何ですか。
- 「夢や希望を実現し ともに未来を創る鹿児島の人づくり」をどう実践しますか。
- 郷土教育をどう進めますか。
- へき地・小規模校教育についてどう考えますか。
- 教育DXを授業にどう生かしますか。
- 学校・家庭・地域との連携で何を大切にしますか。
質問を丸暗記するのではなく、「なぜそう考えるか」「具体的に何をするか」まで答えられるようにしましょう。
17|グループ討議・実技試験対策
グループ討議は200点
個人面接と同じ200点です。
自分の意見を強く主張するだけではなく、
- 他者の意見を聴く
- 共通点・相違点を整理する
- 議論を前へ進める
- 異なる意見を尊重する
- グループとしてよりよい考えをつくる
力が必要です。
過去に出題されたテーマの例
- 不登校の児童生徒を新たに生まないために大切なこと
- タブレットを活用した効果的な授業
- 若者の県外流出と地方創生
- 部活動の地域移行
- 特別な支援を必要とする児童生徒への支援
- 性の多様性を尊重するために学校でできること
STUDY POINT
自分の意見を出す
+ 相手の意見を受け止める
+ 根拠を示す
+ 話を前に進める
という4つを同時に練習しましょう。
実技試験
主な対象は、
- 中・高・特支:家庭
- 中・高・特支:英語
- 中・高・特支:保健体育
- 中学校・特支中学部:音楽・美術
- 高校・特支高等部:芸術
です。
家庭
被服実技を実施します。
英語
英語会話を実施します。
保健体育
指定された運動種目について実技を行います。
音楽・美術・芸術
教科ごとに指定された実技課題があります。
対象者は、必ず現在年度の公式実技試験資料を確認しましょう。
18|2027年度採用の主な変更点
① 現職教員特別選考の対象拡大
対象となる学校種の範囲が拡大されました。
② 大学推薦特別選考の対象拡大
高校の、
- 工業
- 商業
- 農業
- 家庭
が新たに対象へ追加されました。
③ 英語特別選考の要件変更
対象資格がCEFR C1相当へ変更されました。
さらに特別支援学校中学部・高等部の英語も対象へ拡大されています。
④ 高校「情報」の受験資格を変更
高校「情報」の普通免許状のみを所有していれば受験できる制度へ変更されました。
⑤ IT系資格への20点加点を新設
基本情報技術者試験相当以上の国家資格の合格者に20点を加点します。
⑥ 大学院等進学による採用猶予制度を変更
大学院等で小学校教諭免許の取得を目指す場合、条件により採用猶予を最長3年間とする制度へ変更されました。
NEXT|2028年度鹿児島県教採の最新動向
2027年に実施される2028年度(令和10年度)採用試験では、全国的に第1次選考の共同実施が始まります。
全国共通問題の基本形
共同実施では、基本形として、
- 教養:60分・40問程度
- 教職教養:約30問
- 一般教養:約10問
- 専門:60分・25問程度
- 択一・マークシート方式
が示されています。
鹿児島県の具体的な実施方法は正式発表を確認
2026年8月11日時点では、鹿児島県について、
- 共同問題をどの範囲で使用するか
- 5月・6月・7月のどの日程を使用するか
- 現在の50分教職教養をどう変更するか
- 90分・200点の専門試験をどう変更するか
- 第2次の個人面接・グループ討議をどう扱うか
について、受験生向けの詳細な正式発表はまだ確認できません。
全国の共同実施情報を、そのまま「鹿児島県の確定制度」として扱わないようにしましょう。
鹿児島県独自対策は引き続き必要
第1次が共通化された場合でも、
- 鹿児島県志望理由
- 求める教師像
- 鹿児島県教育振興基本計画
- 離島・へき地・小規模校教育
- 郷土教育
- 個人面接
- グループ討議
などの鹿児島県別対策は重要です。
19|鹿児島県教採を受けるなら、まずここから
FIRST ACTION
1|自分の校種・教科の倍率を確認する
小学校は約1.4倍に対して、高校は約4.4倍、栄養は約16.7倍など大きな差があります。
2|特別選考・加点を確認する
最大50点の加点制度があります。
3|過去問を確認する
教職教養50分、専門90分の時間感覚を把握しましょう。
4|専門200点を得点源にする
特に中・高・特支では、最終判定にも専門得点が関わります。
5|人物試験を第1次と並行して始める
個人面接200点+グループ討議200点です。
6|求める教師像4項目を確認する
公式実施要項の最初に掲載されています。
7|鹿児島県教育振興基本計画を読む
特に、
- 夢や希望
- 未来の社会の創り手
- 郷土教育
- 地域との協働
- 教育DX
を確認しましょう。
8|離島・へき地・小規模校教育を確認する
鹿児島県志望理由を具体化する上でも重要です。
9|グループ討議を実際に練習する
知識だけでは対応できません。
10|「なぜ鹿児島県なのか」を言葉にする
教師になりたい理由だけでなく、なぜ鹿児島県で教師になりたいのかまで整理しましょう。
20|鹿児島県教採には、鹿児島県教採の対策を。
全国の教員採用試験には共通する部分があります。
しかし鹿児島県には、
- 教職教養50分・100点
- 専門原則90分・200点
- 第2次個人面接200点
- グループ討議200点
- 小学校等の英語スピーチ
- 対象教科の実技
- 教職教養チャレンジ試験
- 最大50点の加点
- 鹿児島県が求める教師像4項目
- 離島・へき地・小規模校教育
- 郷土教育
- 教育DX
- 学校・家庭・地域との協働
という特徴があります。
だからこそ教採スクールでは、
受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策
という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。
教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。
さらに鹿児島県独自の試験制度に合わせて、
教職教養+専門+個人面接+グループ討議+自治体研究
を一つの受験戦略として設計します。
人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、志望理由、児童生徒対応、保護者対応、離島・へき地教育、グループ討議、個人面接まで対策します。
講師経験者であれば、学校現場での実践や日々の悩みについて相談することもできます。
大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。
全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。
LINE登録者限定
もっと詳しく鹿児島県教採を分析したい方へ
このページでは、最新の試験制度、倍率、第1次結果、求める教師像、教育施策、面接質問例までを公開しています。
さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。
① 鹿児島県教採|筆記試験攻略DATA
- 年度別出題分析
- 教職教養の頻出分野
- 一般教養対策
- 専門教養対策
- 校種・教科別分析
- 専門200点攻略
- 免除・加点制度
- 教職教養チャレンジ試験
- 2028年度共同実施への対応
- 学習優先順位
② 鹿児島県教育徹底研究
- 鹿児島県が求める教師像
- 鹿児島県教育振興基本計画
- かごしま県教員等育成指標
- 郷土教育
- 離島・へき地・小規模校教育
- 特別支援教育
- 教育DX
- 学校・家庭・地域との協働
- 鹿児島県の教育課題
- 鹿児島県志望理由へのつなげ方
③ 鹿児島県教採|人物試験攻略ガイド
- 志望理由対策
- 個人面接対策
- グループ討議対策
- 過去の面接質問
- 過去の討議テーマ
- 英語スピーチ対策
- 児童生徒対応
- 保護者対応
- 深掘り質問対策
- 鹿児島県教育を使った回答づくり
LINE登録後、
「鹿児島県対策希望」
と送信してください。
登録後メッセージに「鹿児島県対策希望」とお送りください。
「専門200点をどう攻略すればよいか分からない」
「個人面接とグループ討議が不安」
「離島・へき地教育について何を準備すればよいか分からない」
「鹿児島県の教育施策を面接へどうつなげればよいか分からない」
「2028年度の共同実施にどう備えればよいか知りたい」
という方には、無料学習相談も受け付けています。
鹿児島県教採のよくある質問
Q.2027年度鹿児島県教採の採用予定人数は?
教員部分では519名程度です。
Q.小学校は?
210名程度です。
Q.中学校は?
150名程度です。
Q.高校は?
63名程度です。
Q.特別支援学校は?
58名程度です。
Q.養護・栄養は?
養護35名程度、栄養3名程度です。
Q.公式資料に「530名程度」とありますが、なぜ違うのですか?
530名程度には、実習助手・寄宿舎指導員等も含まれています。
教員のみでは、小・中・高・特支・養護・栄養を合わせて519名程度です。
Q.教員の出願者数は?
1,114名です。
Q.第1次受験者は?
教員部分では1,076名です。
Q.第1次合格者は?
教員部分では851名です。
Q.第1次は何がありますか?
教職教養+教科専門です。
Q.教職教養は何分・何点ですか?
50分・100点です。
Q.一般教養はありますか?
あります。
独立試験ではなく、教職教養の中に一般教養が含まれています。
Q.専門は何分・何点ですか?
基本的には90分・200点です。
一部の教科では試験時間が異なります。
Q.第2次は何がありますか?
基本的には、
- 個人面接
- グループ討議
- 適性検査
- 対象教科は実技
です。
Q.個人面接は何点ですか?
200点です。
Q.グループ討議は何点ですか?
200点です。
Q.小論文はありますか?
2027年度採用の一般的な教員選考では、独立した小論文試験はありません。
Q.小学校は英語面接がありますか?
小学校・特別支援学校小学部では、個人面接内で英語によるスピーチを実施します。
Q.大学3年生でも受験できますか?
教職教養チャレンジ試験を受験できます。
Q.教職教養チャレンジ試験とは?
大学3年生以上が受験し、合格すると翌年度の対象校種の教員採用試験で教職教養が免除される制度です。
Q.2026年実施のチャレンジ試験は何人受験しましたか?
306名出願、298名受験・159名合格です。
Q.加点の上限は?
50点です。
Q.鹿児島県が求める教師像は?
- 心身ともに健やかで、明朗活発な教師
- 高い専門性と幅広い教養をもち、謙虚に学び続ける教師
- 情熱と使命感にあふれ、教育的愛情をもつ教師
- 人間性豊かで的確なコミュニケーション能力をもつ教師
Q.鹿児島県教育の基本目標は?
「夢や希望を実現し ともに未来を創る鹿児島の人づくり」
です。
Q.鹿児島県ならではの教育テーマは?
特に、
- 郷土教育
- 離島・へき地・小規模校教育
- 特別支援教育
- 教育DX
- 学校・家庭・地域との協働
を確認しておきましょう。
Q.県内どこでも勤務する必要がありますか?
2027年度実施要項の受験資格には、「県内どこにでも赴任できる者」と明記されています。
Q.最終結果は出ていますか?
2026年8月11日時点ではまだ公表前です。
第2次試験期間中で、最終結果は2026年9月4日に発表予定です。
Q.2028年度は共同実施になりますか?
全国では2028年度採用から第一次選考共同実施が始まります。
鹿児島県についての具体的な試験日・共通問題の使用範囲等は、今後の鹿児島県教育委員会の正式発表を確認してください。
Q.2028年度受験生は今何をすればよいですか?
詳細発表までは、
- 教職教養
- 一般教養
- 専門教養
- 学習指導要領
- 面接
- グループ討議
- 鹿児島県教育施策
を進め、正式要項発表後に問題形式・時間配分を調整しましょう。
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