神奈川県教員採用試験ガイド

日程・募集人数・倍率・過去問・出題傾向・論文・模擬授業・面接対策

神奈川県教員採用試験を受験する方に向けて、最新の日程、募集人数、応募者数、倍率、第1次試験結果、試験内容、過去問、筆記試験の出題傾向、論文、模擬授業、個人面接対策までをまとめました。

2027年度採用の夏期試験では、小学校165名程度、中学校285名程度、高等学校270名程度、特別支援学校180名程度、養護教諭27名程度、栄養教諭3名程度の、合計930名程度を募集しています。

夏期試験の応募者数は3,348名、全体の応募倍率は3.6倍です。

2026年7月5日に実施された第1次試験は2,932名が受験し、2,044名が第1次試験に合格しました。

また、大学3年生等の早期チャレンジ選考には753名が応募し、676名が受験し、656名が通過しています。

第2次試験では、論文・模擬授業・個人面接が行われ、対象となる教科では実技試験も実施されます。


神奈川県教育委員会・教員採用試験 公式情報

神奈川県教員採用試験を受験する方は、出願前・受験前に必ず最新の公式情報を確認してください。

神奈川県教育委員会

https://www.pref.kanagawa.jp/kyouiku/index.html

神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/y4g/cnt/f7272/

最新の実施要項、応募状況、第1次試験結果、合格最低点・基準点、模擬授業テーマ、論文・面接の評価観点、過去問題などを確認できます。

※このページは神奈川県採用についてまとめています。横浜市・川崎市・相模原市はそれぞれ独自に教員採用試験を実施しています。


2027年度 神奈川県教採を30秒で確認

項目 内容
夏期試験募集人数 930名程度
夏期試験応募者 3,348名
応募倍率 3.6倍
第1次受験者 2,932名
第1次合格者 2,044名
大学3年生等早期チャレンジ 753名応募
出願期間 2026年4月15日~5月7日17時
第1次試験 2026年7月5日
第1次結果 2026年7月23日
第2次試験 2026年8月3日~17日
最終結果 2026年9月17日
第1次 教科専門+一般教養・教職専門+論文
第2次 模擬授業+個人面接+対象者は実技
大学3年生等早期チャレンジ あり
秋期試験 特別支援学校で実施

※論文は第2次試験ですが、第1次試験日に実施されます。また、夏期試験の募集人数・応募者数には大学推薦と秋期試験は含まれていません。


神奈川県教採は、ここを押さえる

POINT 1|一般教養+教職専門がある

神奈川県の第1次では、

  • 教科専門
  • 一般教養・教職専門

の2つの筆記試験が行われます。

教職教養だけでなく、一般教養にも対応する必要があります。

POINT 2|論文は「第2次扱い」だが第1次の日に書く

神奈川県教採で特に注意したいのが論文です。

論文は制度上第2次試験ですが、実際には第1次試験日に受験します。

つまり、

「第1次が終わってから論文を始める」ことはできません。

筆記と並行して論文対策を進める必要があります。

POINT 3|第2次は模擬授業+個人面接

第2次では、

  • 模擬授業
  • 個人面接
  • 対象教科の実技

が行われます。

しかも神奈川県は、模擬授業・個人面接の評価観点を具体的に公開しています。


1|神奈川県教員採用試験の日程

選考 日程
受験申込 2026年4月15日~5月7日17時
第1次試験 7月5日
第1次結果 7月23日10時
第2次 面接・模擬授業 8月3日~14日の指定日
第2次 実技 8月10日~17日の対象教科別指定日
最終結果 9月17日10時

出願はインターネットのみ

受験申込みはインターネット申込みのみです。

郵送による受験申込みは受け付けていません。


2|募集校種・募集人数

校種・職種 募集人数
小学校 165名程度
中学校 285名程度
高等学校 270名程度
特別支援学校 180名程度
養護教諭 27名程度
栄養教諭 3名程度
合計 930名程度

※夏期試験の募集人数です。先に実施した大学推薦、後に実施する秋期試験の募集人数は含まれていません。

中学校の募集人数

教科 募集人数
国語 40名程度
社会 32名程度
数学 35名程度
理科 38名程度
音楽 12名程度
美術 20名程度
保健体育 29名程度
技術 26名程度
家庭 8名程度
英語 45名程度

横浜市・川崎市・相模原市は別試験

神奈川県採用の対象は、原則として、

横浜市・川崎市・相模原市を除く神奈川県内

です。

高等学校・養護教諭については、横須賀市教育委員会との共同開催となっています。


3|応募者数・倍率

2027年度採用の夏期試験には、3,348名が応募しました。

校種 募集人数 応募者 応募倍率
小学校 165名 498名 3.0倍
中学校 285名 828名 2.9倍
高等学校 270名 1,367名 5.1倍
特別支援学校 180名 323名 1.8倍
養護教諭 27名 287名 10.6倍
栄養教諭 3名 45名 15.0倍
合計 930名 3,348名 3.6倍

校種によって競争状況が大きく違う

特別支援学校は1.8倍、中学校は2.9倍ですが、高校は5.1倍、養護教諭は10.6倍、栄養教諭は15.0倍です。

さらに中学校・高校は教科ごとの差が非常に大きいため、全体倍率だけで判断しないことが重要です。


4|第1次試験の結果

2027年度採用の第1次試験は、2,932名が受験し、2,044名が合格しました。

校種 受験者 合格者 第1次合格倍率
小学校 439名 430名 1.0倍
中学校 737名 507名 1.5倍
高等学校 1,176名 708名 1.7倍
特別支援学校 284名 277名 1.0倍
養護教諭 256名 104名 2.5倍
栄養教諭 40名 18名 2.2倍
合計 2,932名 2,044名 1.4倍

教科別ではさらに差がある

例えば中学校では、

  • 社会:第1次合格倍率2.1倍
  • 保健体育:1.8倍
  • 数学:1.2倍
  • 理科:1.1倍

となっています。

高校では保健体育が3.5倍、地理歴史・公民が2.3倍など、教科による差があります。


5|神奈川県教採の試験内容

第1次試験

一般選考では、

  • 教科専門試験
  • 一般教養・教職専門試験
  • 論文試験

を受験します。

教科専門試験

  • 試験時間:60分
  • 形式:マークシート

小学校では、小学校全科と外国語活動に関する専門内容が出題されます。

中学校・高校では受験教科、高校の一部教科では教科全般も出題対象です。

一般教養・教職専門試験

  • 試験時間:60分
  • 形式:マークシート

一般教養は、

  • 人文科学
  • 社会科学
  • 自然科学

などが対象です。

教職専門は、

  • 教育原理
  • 教育心理
  • 教育関係法規

などから出題されます。

論文試験

  • 試験時間:60分
  • 文字数:600字以上825字以下

各校種・養護教諭・栄養教諭に関するテーマについて論述します。

論文は第2次試験として採点されますが、第1次試験日に実施されます。

第2次試験

  • 論文(第1次試験日に実施済み)
  • 模擬授業
  • 個人面接
  • 対象者は実技試験

によって選考されます。


6|選考における評価の観点等

神奈川県では、最新年度の論文・模擬授業・個人面接の評価観点を公式に公開しています。

論文の評価観点

表現

  • 指定された文字数を守っているか
  • 文章構成は適切か
  • 分かりやすく書けているか
  • 誤字・脱字等がないか

内容

  • 着想
  • 論旨・結論
  • 自分の考え

が評価されます。

模擬授業|指導力・表現力

  • 板書・指示は的確か
  • 教材作成に創意工夫があるか
  • 柔軟な対応ができるか
  • 子どもの意欲を引き出す構成になっているか

模擬授業|姿勢・態度

  • 活気や熱意があるか
  • 児童生徒と向き合っているか
  • 安心感があるか
  • 誠実に取り組んでいるか

個人面接|6つの評価観点

1|姿勢・態度

  • 社会人としてのマナー
  • 落ち着き
  • 礼儀
  • 明朗さ

2|判断力・表現力

  • 質問を正しく理解できるか
  • 自分の考えを十分に述べられるか
  • 分かりやすく伝えられるか

3|堅実性・信頼感

  • 高い倫理観
  • 計画性
  • 公平・公正
  • 情緒の安定

4|協調性・社会性

  • 仲間と協働できるか
  • 保護者・地域と協力できるか
  • 組織の一員として行動できるか
  • 他者を共感的に理解できるか

5|専門性・多様性

  • 教育に対する情熱
  • 自ら学び続ける姿勢
  • 得意分野を高め、活用する意識
  • 多様な経験を教職に生かせるか
  • 主体性・決断力

6|適応性・使命感

  • 子どもへの教育的愛情
  • 粘り強く指導できるか
  • 職務への自覚
  • 人権に対する認識

神奈川県は「面接で何を見ているのか」がかなり具体的に分かる自治体です。


7|大学3年生・免除・加点・特別選考

大学3年生等早期チャレンジ選考

神奈川県では、大学3年生等を対象にした早期チャレンジ選考を実施しています。

2026年実施では、

  • 応募者:753名
  • 受験者:676名
  • 通過者:656名

となりました。

3年生時は受験区分を指定しない

2026年の実施から、大学3年生等の早期チャレンジ選考では、校種・教科を指定せずに受験する制度になっています。

3年生時には一般教養・教職専門を受験します。

通過者は翌年度、校種・教科を指定して、

  • 教科専門試験
  • 論文試験

を受験します。

一般教養・教職専門は免除されます。

主な特別選考

  • 教職経験者
  • 前年度試験実績者
  • 社会人経験者
  • 英語資格所有者
  • 大学3年生等早期チャレンジ選考通過者
  • かながわティーチャーズカレッジ修了者
  • かながわティーチャーズカレッジ特別修了者
  • 国公立学校正規教員
  • 障害のある人を対象とした特別選考

国公立学校正規教員を新設

2027年度採用から、全国の国公立学校の正規教員を対象とする「国公立学校正規教員」特別選考が新設されました。

一定の条件を満たす場合、

  • 教科専門
  • 一般教養・教職専門
  • 論文
  • 実技

などが免除されます。

加点制度

小学校・中学校などでは、資格等による加点制度があります。

主な対象には、

  • 英語資格
  • 司書教諭資格
  • 特別支援学校教諭免許
  • 音楽・美術の芸術実績

などがあります。

小学校で英語資格・司書教諭資格・特別支援学校免許を組み合わせる場合、条件によって最大15点となります。


8|神奈川県教採の過去問を確認する

神奈川県では、過去の教員採用試験問題を確認・入手できます。

神奈川県教員採用試験 過去問題

過去問を見るときのポイント

  • 一般教養の科目別出題数
  • 教職専門の頻出分野
  • 自分の専門教科の問題構成
  • 60分で処理できる問題量か
  • 論文テーマ
  • 模擬授業のテーマ

過去問は「今の点数」を測るだけでなく、「これから何を優先して勉強するか」を決める資料として活用しましょう。


9|教職教養の出題傾向

神奈川県の教職専門では、教育原理・教育心理・教育法規など幅広い分野から出題されます。

近年の過去問分析では、

  • 教育法規
  • 教育心理
  • 学習指導要領
  • 生徒指導
  • 教育時事

などを重点的に確認する必要があります。

学習指導要領は重要

学習指導要領は総則を中心に継続して出題されています。

教育法規

教育基本法、学校教育法、地方教育行政、いじめ防止など、学校現場と関係する主要法規を整理しましょう。

STUDY POINT

法令・理論を単に暗記するのではなく、

「学校現場でどのような意味を持つのか」

まで考えて学習すると、面接対策にもつながります。


10|一般教養も対策が必要

神奈川県では、一般教養と教職専門が合わせて60分で実施されます。

一般教養では、

  • 国語
  • 英語
  • 数学
  • 社会
  • 理科
  • 芸術分野

などから幅広く出題されています。

過去問から優先順位を決める

一般教養は範囲が広いため、すべてを同じ深さで学習する必要はありません。

過去問 → 頻出分野 → 自分の苦手分野

という順番で学習しましょう。


11|専門教養は60分

教科専門試験は60分です。

小学校

小学校全科に加えて、外国語活動についても出題されます。

中学校

受験する教科の専門内容が問われます。

高等学校

受験する教科・科目を中心に出題されます。

ただし、

  • 地理歴史・公民
  • 理科
  • 工業
  • 農業
  • 水産

などでは、選択した専門分野だけでなく教科全般も出題対象になります。

STUDY POINT

60分という限られた時間の中で解くため、

知識を覚える → 問題で取り出す → 時間内に再現する

ところまで仕上げましょう。


12|論文対策

神奈川県では、ほぼすべての受験者に論文試験があります。

  • 試験時間:60分
  • 文字数:600字以上825字以下

評価されるのは「表現+内容」

公式評価では、

  • 文字数
  • 文章構成
  • 分かりやすさ
  • 表記の正確さ
  • 着想
  • 論旨・結論
  • 自分の考え

が確認されます。

近年のテーマ

近年は、

  • 多様な教育的ニーズ
  • 一人ひとりを大切にする教育
  • 児童生徒へのきめ細かな指導・支援
  • 組織の一員としての対応
  • 神奈川県がめざす教職員像

など、県の教育方針とつながるテーマが出題されています。

STUDY POINT

論文では、

テーマ理解 → 自分の考え → 教師としての具体的な教育活動

まで書けるようにしましょう。


13|求める教職員像・主要な教育施策・神奈川県特有の知識

人物試験対策に入る前に、神奈川県がどのような教職員を求め、どのような教育を目指しているのかを確認しましょう。

神奈川県がめざす教職員像

神奈川県では、めざすべき教職員像を大きく3つの要素で整理しています。

1|人格的資質・情熱

教職員としての人格的資質と、教職に対する情熱。

豊かな人間性、社会性、コミュニケーション力、子どもへの教育的愛情、責任感、使命感、高い倫理観などが求められます。

2|課題解決力

子どもや社会の変化による課題を把握し、解決していく力。

多様化する教育課題を理解し、学校組織や家庭・地域と協働して対応することが重要です。

3|授業力

子どもが自ら取り組む、分かりやすい授業を実践する力。

単に説明が上手いだけでなく、児童生徒が主体的に学べる授業をつくることが求められます。

かながわ教育ビジョン

神奈川県の教育推進の総合的な指針が「かながわ教育ビジョン」です。

基本理念は、

「未来を拓く・創る・生きる 人間力あふれる かながわの人づくり」

です。

めざすべき3つの人間力

  • 思いやる力
  • たくましく生きる力
  • 社会とかかわる力

自己肯定感を基盤に、他者を尊重し、多様性を認め合い、自立して社会を生き、社会に貢献できる人の育成を目指しています。

神奈川県の教育で確認したいテーマ

  • インクルーシブ教育
  • 多様な教育的ニーズへの対応
  • いじめ・不登校への支援
  • チーム学校
  • 個別最適な学び
  • 協働的な学び
  • 主体的・対話的で深い学び
  • 学校DX・ICT活用
  • 人権教育
  • 教職員の働き方改革
  • 不祥事防止・高い倫理観
  • 学校・家庭・地域との協働

神奈川県では「インクルーシブ」が重要

神奈川県では、障がいの有無や個性・文化の違いなどにかかわらず、すべての子どもが学びに参加できる学校・授業づくりを重視しています。

面接や論文では、

「多様な子どもたちをどう理解し、一人ひとりの可能性を伸ばすのか」

という視点を持っておきましょう。


14|重要な資料

神奈川県教採を受験する方は、少なくとも次の資料を確認しておきましょう。

① 最新年度の教員採用選考実施要項

募集人数、試験内容、特別選考、免除・加点制度などを確認するための最重要資料です。

令和8年度実施 神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験 実施要項

② かながわ教育ビジョン

神奈川県がどのような「人づくり」を目指しているのかを理解するための基本資料です。

かながわ教育ビジョン

③ 校長及び教員の資質向上に関する指標

神奈川県が教員にどのような資質・能力を求め、教職生活を通じてどのように成長することを期待しているのかを確認できます。

神奈川県 教員の資質向上に関する指標

④ 令和8年度 学校運営の重点課題

2026年度に神奈川県が学校現場で何を重点的に進めているのかを確認するための資料です。


令和8年度 学校運営の重点課題

資料を丸暗記する必要はありません。

「神奈川県は何を大切にしているのか」「自分なら学校現場でどのように実践するのか」という視点で読みましょう。


15|個人面接対策

神奈川県の第2次では、個人面接が実施されます。

過去の受験報告では、面接官3名、20~25分程度の形式が見られます。

「面接カード」「自己アピール書」を使用する

第1次合格者・第1次免除者には、

  • 面接カード
  • 自己アピール書

が送付されます。

人物試験では、そこに書いた自分の経験・考えについて、深掘りされることを想定しましょう。

面接は6つの評価観点から逆算する

神奈川県の場合、

  • 姿勢・態度
  • 判断力・表現力
  • 堅実性・信頼感
  • 協調性・社会性
  • 専門性・多様性
  • 適応性・使命感

まで公式に公表されています。

質問集を暗記するより、この6つの観点が伝わる回答をつくることが重要です。


16|面接での質問例

過去の受験報告から、神奈川県教採で準備しておきたい質問例を整理しました。

志望・自己理解

  • なぜ教師を志望したのですか。
  • なぜ多くの自治体の中から神奈川県を選んだのですか。
  • あなたの長所と短所を教えてください。
  • その長所を学校現場でどう生かしますか。
  • 短所を改善するためにどのような取組をしていますか。
  • これまで最も力を入れたことは何ですか。
  • 失敗した経験から何を学びましたか。

授業・専門性

  • 授業で何を最も大切にしたいですか。
  • そのために、具体的にどのような活動を取り入れますか。
  • 勉強が苦手な児童生徒にどう対応しますか。
  • 初めて担当する学級で、どのような授業をしたいですか。
  • 自分の教科の専門性を高めるために何をしていますか。

児童生徒対応

  • いじめとはどのような状態を指しますか。
  • 学級でいじめを把握した場合、どのように対応しますか。
  • 不登校傾向の児童生徒に、まずどのように関わりますか。
  • SNSをめぐる児童生徒のトラブルにどう対応しますか。
  • 児童生徒との信頼関係をどのように築きますか。

学校組織・倫理

  • 意見の合わない同僚とどのように協働しますか。
  • 同僚の児童生徒とのSNS上の関わりに問題を感じた場合、どうしますか。
  • 学校組織の一員として何を大切にしますか。
  • 教員の不祥事を防止するために何が必要だと考えますか。

神奈川県の教育

  • 神奈川県がめざす教職員像について、どのように考えていますか。
  • インクルーシブな学校づくりをどう進めたいですか。
  • 多様な教育的ニーズを持つ児童生徒にどう対応しますか。
  • 「思いやる力」「たくましく生きる力」「社会とかかわる力」を、どのように育てたいですか。

質問例を暗記するだけでは人物試験対策にはなりません。

自分の経験 → 自分の考え → 神奈川県の教育 → 教師としての具体的な行動

までつなげて答えられるようにしましょう。


17|模擬授業・実技試験対策

模擬授業は10分間

指定されたテーマについて1単位時間の授業計画を立て、導入から展開にかけての最初の10分間を実施します。

準備・片付けも時間に含まれます。

指導案を提出

試験当日にA4用紙1枚の指導案を提出します。

模擬授業で見るポイント

指導力・表現力では、

  • 板書
  • 指示
  • 教材の工夫
  • 柔軟な対応
  • 児童生徒の意欲を引き出す構成

が重要です。

姿勢・態度では、

  • 熱意
  • 児童生徒と向き合う姿勢
  • 安心感
  • 誠実さ

が確認されます。

主な実技対象教科

  • 音楽
  • 美術
  • 保健体育
  • 技術
  • 家庭
  • 英語

英語

英語では、英語コミュニケーション能力試験が実施されます。

英語教育・英語教授法等についての意欲、知識、技能も含めて確認されます。


18|2027年度採用の主な変更・注目点

① 「国公立学校正規教員」特別選考を新設

全国の国公立学校の正規教員を対象とする新しい特別選考が始まりました。

② 秋期試験を特別支援学校へ変更

これまで小学校で実施されていた秋期試験について、2026年実施から特別支援学校を対象とする形へ変更されました。

③ 大学3年生等早期チャレンジの仕組みを変更

2026年実施から、大学3年生時点では校種・教科を指定せず、一般教養・教職専門を受験する仕組みになりました。

④ 社会人経験者教員免許取得チャレンジ

教員免許をこれから取得する社会人が、一定の条件のもとで受験できる制度も設けられています。


NEXT|2028年度神奈川県教採の最新情報

2027年に実施される2028年度(令和10年度)採用試験では、全国的に第一次選考の共同実施が始まります。

一方、現在公表されている教員採用試験動向では、神奈川県は第一次選考共同実施に参加しない自治体として整理されています。

そのため、神奈川県については引き続き、

  • 一般教養
  • 教職専門
  • 教科専門
  • 論文

など、神奈川県独自の試験への対策が重要になると考えられます。

大学3年生等早期チャレンジ通過者

2026年実施の大学3年生等早期チャレンジ選考を通過した人は、2027年実施試験で、

  • 一般教養・教職専門を免除
  • 教科専門を受験
  • 論文を受験

する制度がすでに示されています。

詳細は正式発表を確認

2026年8月11日時点では、2028年度採用について、神奈川県教育委員会から募集人数や具体的な全試験日程等をまとめた実施要項はまだ公表されていません。

現在は一般教養・教職教養・専門教養・論文の基礎を進めながら、神奈川県教育委員会の正式発表後に学習計画を調整することが重要です。


19|神奈川県教採を受けるなら、まずここから

FIRST ACTION

1|神奈川県か政令指定都市かを確認する

横浜市・川崎市・相模原市は別の採用試験です。

2|自分の選考区分を確認する

一般選考だけでなく、教職経験者、社会人、英語資格、大学3年生、ティーチャーズカレッジなど、自分が利用できる制度を確認しましょう。

3|加点・免除を確認する

英語資格、特別支援学校免許、司書教諭資格などが対象になる場合があります。

4|過去問を1年分確認する

まず「神奈川県では何が出るのか」を確認しましょう。

5|一般・教職+専門を同時に進める

第1次では両方を受験します。

6|論文を第1次前から準備する

論文は第2次扱いですが、第1次試験日に書きます。

7|かながわ教育ビジョンを読む

「思いやる力」「たくましく生きる力」「社会とかかわる力」を理解しましょう。

8|面接+模擬授業を評価観点から準備する

神奈川県は具体的な公式評価観点を公開しています。

「何を聞かれるか」ではなく、「何を評価されるか」から逆算して準備することが重要です。


20|神奈川県教採には、神奈川県教採の対策を。

全国の教員採用試験には共通する部分があります。

しかし神奈川県には、

  • 一般教養+教職専門
  • 教科専門
  • 第1次日に実施される論文
  • 10分間の模擬授業
  • 個人面接
  • 詳細に公表された評価観点
  • 大学3年生等早期チャレンジ
  • かながわティーチャーズカレッジ
  • 多様な特別選考
  • インクルーシブ教育

という特徴があります。

だからこそ教採スクールでは、


受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策

という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。

教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。

さらに、神奈川県の試験内容や過去問、論文、評価観点に合わせて学習の優先順位を調整します。

人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、面接カード・自己アピール書・模擬授業・個人面接まで対策します。

講師経験者であれば、学校現場での実践や悩みについて相談することもできます。

大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。

全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。


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もっと詳しく神奈川県教採を分析したい方へ

このページでは、神奈川県教採の基本情報から、試験内容、出題傾向、論文・模擬授業・面接の評価観点、神奈川県の教育までを公開しています。

さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。

① 神奈川県教採|筆記試験攻略DATA

  • 年度別出題分析
  • 教職専門の頻出分野
  • 一般教養対策
  • 専門教養対策
  • 校種・教科別対策
  • 学習優先順位
  • 合格最低点・基準点分析

② 神奈川県教育徹底研究

  • 神奈川県がめざす教職員像
  • かながわ教育ビジョン
  • 校長及び教員の資質向上に関する指標
  • 令和8年度学校運営の重点課題
  • インクルーシブ教育
  • いじめ・不登校支援
  • 学校DX
  • 人権教育
  • 神奈川県志望理由へのつなげ方

③ 神奈川県教採|人物試験攻略ガイド

  • 面接カード対策
  • 自己アピール書対策
  • 個人面接対策
  • 過去の面接質問
  • 論文対策
  • 模擬授業対策
  • 質問の意図
  • 深掘り質問対策
  • 公式評価観点から考える回答づくり

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神奈川県教採のよくある質問

Q.2027年度神奈川県教採の募集人数は?

夏期試験では930名程度です。

小学校165名、中学校285名、高校270名、特別支援180名、養護27名、栄養3名程度です。

Q.2027年度神奈川県教採の倍率は?

夏期試験は応募者3,348名、募集930名程度で、公式応募倍率は3.6倍です。

Q.第1次の倍率は?

全体では2,932名が受験し2,044名が合格したため、1.4倍です。

Q.神奈川県教採に一般教養はありますか?

はい。第1次で一般教養・教職専門試験が実施されます。

Q.専門教養はいつ受けますか?

第1次試験です。試験時間は60分です。

Q.論文はありますか?

はい。60分・600字以上825字以下です。

制度上は第2次試験ですが、第1次試験日に実施されます。

Q.大学3年生でも受験できますか?

はい。大学3年生等早期チャレンジ選考があります。

2026年実施では753名が応募し、676名が受験、656名が通過しました。

Q.大学3年生等早期チャレンジを通過するとどうなりますか?

翌年度は一般教養・教職専門が免除され、受験区分を指定して教科専門+論文を受験します。

Q.模擬授業はありますか?

はい。第2次で10分間の模擬授業が実施されます。

Q.面接の評価観点は公開されていますか?

はい。「姿勢・態度」「判断力・表現力」「堅実性・信頼感」「協調性・社会性」「専門性・多様性」「適応性・使命感」の6つが公式に公開されています。

Q.横浜市・川崎市・相模原市も神奈川県採用ですか?

いいえ。横浜市・川崎市・相模原市はそれぞれ独自の教員採用試験を行っています。

Q.2028年度採用は共同実施になりますか?

現時点の教員採用試験動向では、神奈川県は第一次選考共同実施に参加しない自治体として整理されています。

ただし、令和10年度採用の具体的な試験日程・募集人数等については、神奈川県教育委員会の正式発表を確認してください。

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