川崎市教員採用試験ガイド

日程・募集人数・倍率・過去問・出題傾向・小論文・場面指導・面接対策

川崎市教員採用試験を受験する方に向けて、最新の日程、募集人数、応募者数、倍率、第1次試験結果、試験内容、過去問、教職教養・一般教養・専門教養、小論文、場面指導、個人面接対策までをまとめました。

2027年度採用予定では、小学校200名程度、中学校・高等学校180名程度、高校の情報・工業・商業で若干名、特別支援学校20~25名、養護教諭10名程度、栄養教諭5~10名の、合計428名程度を募集しています。

応募者は923名で、公式応募倍率は2.2倍です。

2026年7月5日に行われた第1次試験では、768名が受験し、549名が第1次試験に合格しました。

また、2028年度(令和10年度)採用予定の大学3年次在籍者推薦では、小学校50名程度、中学校・高等学校30名程度の合計80名程度を募集し、55名が応募しています。

さらに川崎市は2026年度から秋期選考も実施しており、2027年度採用予定者を追加募集するとともに、2028年度採用予定の大学3年生等の早期選考も新設しました。


川崎市教育委員会・教員採用試験 公式情報

川崎市教員採用試験を受験する方は、出願前・受験前に必ず最新の公式情報を確認してください。

川崎市教育委員会

https://www.city.kawasaki.jp/880/index.html

川崎市立学校教員採用候補者選考試験

https://www.city.kawasaki.jp/880/category/12-6-1-0-0-0-0-0-0-0.html

2027年度採用 受験案内

令和8年度実施 川崎市立学校教員採用候補者選考試験

最新の受験案内、面接カード、応募状況、第1次結果、第2次試験、秋期選考、求める教師像などを確認できます。

※このページは川崎市の採用についてまとめています。神奈川県・横浜市・相模原市はそれぞれ別の教員採用試験です。


2027年度 川崎市教採を30秒で確認

項目 内容
募集人数 428名程度
応募者 923名
公式応募倍率 2.2倍
第1次受験者 768名
第1次合格者 549名
申込期間 2026年3月27日~5月7日
第1次試験 2026年7月5日
第1次結果 2026年7月23日
第2次 実技 2026年8月4日
第2次 面接 2026年8月6日~21日の指定日
最終結果 2026年9月17日
第1次 一般教養・教職専門+教科専門+小論文B
小学校 教科専門を廃止
第2次 場面指導+個人面接+小論文B+対象者は実技
大学3年次在籍者推薦 あり
秋期選考 あり
地方会場 愛知・兵庫・宮城

※大学3年次在籍者推薦では、第2次で集団討論も実施されます。


川崎市教採は、ここを押さえる

POINT 1|2027年度採用から小学校の専門試験を廃止

2027年度採用から、小学校受験者の「教科専門試験」が廃止されました。

一般選考の小学校では、第1次の筆記は一般教養・教職専門が中心となります。

中学校・高等学校、特別支援学校、養護教諭、栄養教諭などでは、引き続き教科・職種ごとの専門試験があります。

POINT 2|小論文Bは第1次の日に書くが、第2次で採点

一般選考では、第1次試験日に小論文Bを受験します。

ただし、小論文Bは第2次試験扱いです。

つまり、

「第1次に合格してから小論文を始める」ことはできません。

筆記試験と並行して準備する必要があります。

POINT 3|第2次は人物試験を重視

一般選考の第2次では、

  • 場面指導
  • 個人面接
  • 小論文B
  • 対象者は実技

によって最終合格者を決定します。

直近の公式選考基準では、第1次の得点をそのまま最終得点へ加えるのではなく、第2次の総合評価得点を中心に最終選考しています。


1|川崎市教員採用試験の日程

選考 日程
申込受付 2026年3月27日~5月7日
第1次試験 7月5日
第1次結果 7月23日
第2次 実技 8月4日
第2次 面接 8月6日~21日のうち指定された1日
最終結果 9月17日

第1次は4地域で受験可能

第1次試験では、

  • 川崎会場
  • 愛知会場
  • 兵庫会場
  • 宮城会場

が設けられています。

2027年度採用では、愛知大学名古屋キャンパス、関西国際大学尼崎キャンパス、秀英予備校仙台本部校などが地方会場となりました。


2|募集校種・募集人数

校種・職種 募集人数
小学校 200名程度
中学校・高等学校 180名程度
高等学校 情報 若干名
高等学校 工業 若干名
高等学校 商業 若干名
特別支援学校 20~25名
養護教諭 10名程度
栄養教諭 5~10名
合計 428名程度

中学校・高等学校

教科 募集人数
国語 20名程度
社会 10~15名
数学 25名程度
理科 25名程度
音楽 5~10名
美術 5~10名
保健体育 20~25名
技術 5~10名
家庭 10名程度
英語 40~45名

中高区分は原則として中学校配置

「中学校・高等学校」区分の合格者は、原則として中学校へ配置されます。

ただし、高校配置や特別支援学校、小学校で専科指導を担当する場合もあります。

川崎市では採用後に異校種間の異動もあります。


3|応募者数・倍率

2027年度採用予定者の応募者は923名、公式応募倍率は2.2倍です。

校種等 募集人数 応募者 公式応募倍率
小学校 200名程度 295名 1.5倍
中学校・高等学校 180名程度 409名 2.3倍
高校 情報 若干名 3名 1.2倍
高校 工業 若干名 3名 1.2倍
高校 商業 若干名 7名 2.8倍
特別支援学校 20~25名 43名 1.9倍
養護教諭 10名程度 103名 10.3倍
栄養教諭 5~10名 60名 8.0倍
合計 428名程度 923名 2.2倍

※募集人数に幅がある区分は、その中間値を使って川崎市が倍率を算出しています。「若干名」は2.5名として計算されています。

中高は教科によって大きく異なる

教科 応募者 公式応募倍率
国語 42名 2.1倍
社会 90名 7.2倍
数学 38名 1.5倍
理科 38名 1.5倍
音楽 23名 3.1倍
美術 15名 2.0倍
保健体育 96名 4.3倍
技術 5名 0.7倍
家庭 12名 1.2倍
英語 50名 1.2倍

社会7.2倍、保健体育4.3倍である一方、技術は0.7倍です。

「川崎市は2.2倍」と一括りにせず、自分の校種・教科まで確認しましょう。


4|第1次試験の結果

2027年度採用予定者の第1次試験では、918名の応募者のうち768名が受験し、549名が合格しました。

校種等 応募者 受験者 第1次合格者 通過率
小学校 293名 237名 218名 92.0%
中学校・高等学校 407名 347名 250名 72.0%
高校 情報・工業・商業 13名 9名 8名 88.9%
特別支援学校 42名 37名 33名 89.2%
養護教諭 103名 86名 40名 46.5%
栄養教諭 60名 52名 31名 59.6%
合計 918名 768名 549名 71.5%

※応募状況公表時の速報値923名と、第1次結果公表時の応募者918名には差があります。第1次結果については結果公表時の数値を使用しています。

小学校は第2次が重要

小学校は第1次受験者237名に対して218名が通過し、通過率は92.0%です。

筆記だけで大きく絞り込むのではなく、場面指導・個人面接・小論文まで含めて準備する必要があります。


5|川崎市教採の試験内容

第1次|一般選考・小学校

  • 一般教養・教職専門
  • 小論文B(第2次扱い)

2027年度採用から、小学校の教科専門試験は廃止されています。

第1次|小学校以外

  • 一般教養・教職専門
  • 教科専門
  • 小論文B(第2次扱い)

一般教養・教職専門

  • 試験時間:60分
  • 形式:マークシート
  • 配点:100点

一般教養では人文・社会・自然科学、教職専門では教育原理・教育心理・教育関係法規などが問われます。

教科専門

  • 試験時間:60分
  • 形式:マークシート
  • 配点:100点

受験する教科・職種の専門知識が問われます。

小論文B

  • 試験時間:60分
  • 指定テーマについて600字以内
  • 第1次試験日に実施
  • 第2次試験対象者のみ採点

第2次

一般選考では、

  • 場面指導
  • 個人面接
  • 小論文B
  • 音楽・美術・保健体育・英語は実技試験

が中心です。


6|選考における評価の観点等

2026年8月11日時点では、2027年度採用の最終的な第2次合格基準はまだ公表前です。

ここでは、川崎市が直近に公式に公表している「試験の内容及び評価の観点」をもとに、人物試験で何を見られるのかを整理します。

小論文の評価観点

直近の公式資料では、

  • テーマを深く理解しているか
  • テーマに関する知識・見識があるか
  • 分かりやすく適切に表現できているか
  • 内容に具体性があるか
  • 説得力のある構成になっているか
  • 自分の考えを述べているか
  • 教員としての適性が感じられるか

などが評価されています。

個人面接|社会性

主に、

  • 社会人としての基本的な素養
  • 質問の意図を理解する力
  • 自分の考えを簡潔に伝える力
  • 柔軟性・適応性
  • 同僚と良好な人間関係を築く力

が確認されます。

個人面接|教員としての適性

  • 子どもへの愛情
  • 子どもと向き合い指導・支援する姿勢
  • 学び続ける姿勢
  • 教育公務員としての責任感・自覚

などが重要です。

個人面接|意欲・人柄

前向きさ、積極性、困難な状況にも柔軟に対応しようとする姿勢などを含め、人物を総合的に評価します。

場面指導

場面指導では、学校現場で起こり得る場面について、教師役として児童生徒へ実際に指導します。

単に「どう対応するか」を説明するのではなく、

  • 子どもへの関わり方
  • 話の聴き方
  • 状況判断
  • 伝え方
  • 教育的な働き掛け

まで実践的に確認されます。

最終合格は第2次重視

直近の公式選考基準では、第2次試験は各試験項目を換算した100点満点の総合評価で選考されています。

一般的な実技なし区分では、

  • 個人面接:50点
  • 場面指導:20点
  • 小論文B:30点

という構成でした。

実技教科では、個人面接・場面指導・小論文B・実技を組み合わせて評価します。

※配点・基準点は年度によって変更される可能性があります。2027年度採用については最終結果公表後の公式合格基準を確認してください。


7|大学3年生・免除・加点・特別選考

大学3年次在籍者推薦

川崎市を第一志望とする大学3年生を対象に、大学推薦による選考があります。

2028年度採用予定では、

  • 小学校:50名程度
  • 中学校・高等学校:30名程度
  • 合計80名程度

を募集しています。

応募者は55名でした。

対象となる中高教科

大学3年次在籍者推薦では、

  • 国語
  • 数学
  • 理科
  • 音楽
  • 美術
  • 技術
  • 家庭
  • 英語

が対象です。

推薦選考では集団討論も

大学3年次在籍者推薦では、

  • 集団討論
  • 個人面接
  • 小論文B
  • 音楽・美術・英語は実技

などで選考します。

主な特別選考

  • 正規教員経験者
  • 臨時的任用職員・非常勤講師等経験者
  • 社会人・青年海外協力隊経験者・資格取得者
  • 英語資格所有者
  • 市外の現職正規教員
  • 川崎市元正規教員
  • 大学推薦
  • 大学3年次在籍者推薦

第1次への加点

条件を満たす場合、第1次総合得点100点満点に加点を希望できます。

複数免許状

対象条件を満たす場合、5点が加点されます。

小学校の英語資格

例えば、

  • TOEIC 785点以上
  • TOEFL iBT 72点以上
  • 英検準1級以上

では4点

TOEIC 550点以上、TOEFL iBT 42点以上、英検2級以上では2点の加点があります。

加点は合算されず、上限は5点です。


8|川崎市教採の過去問を確認する

川崎市では、公式サイトに過年度の、

  • 実施結果
  • 試験内容
  • 課題
  • 選考概要
  • 合格基準

を掲載しています。

川崎市教員採用試験 過去の実施結果・試験内容・課題一覧

過去問で確認したいこと

  • 一般教養の科目構成
  • 教職専門の出題分野
  • 教科専門の問題量
  • 小論文テーマ
  • 場面指導テーマ
  • 面接評価
  • 過年度の合格基準

過去問は、「今何点取れるか」だけではなく、「これから何を優先するか」を決める資料として使いましょう。


9|教職教養の出題傾向

一般教養・教職専門試験は60分です。

近年の問題では、教職専門として、

  • 教育原理
  • 教育心理
  • 教育法規

などが出題されています。

教育原理・教育心理・教育法規を固める

近年は、この3分野から安定して問題が出題されています。

STUDY POINT

用語や法令を暗記するだけではなく、

「学校現場でどう使う知識なのか」

まで考えて学習すると、場面指導・面接にもつながります。


10|一般教養も幅広く出題

一般教養では、人文・社会・自然科学から幅広く出題されます。

近年は、

  • 国語
  • 英語
  • 音楽
  • 美術
  • 日本史
  • 地理
  • 政治
  • 経済
  • 数学
  • 物理
  • 化学
  • 生物
  • 地学

などが確認されています。

STUDY POINT

全範囲を同じ深さで勉強するのではなく、

過去問 → 頻出科目 → 苦手分野

の順に優先順位を付けましょう。


11|専門教養は小学校以外で実施

2027年度採用から、小学校の教科専門試験は廃止されました。

一方、

  • 中学校・高等学校
  • 高校 情報・工業・商業
  • 特別支援学校
  • 養護教諭
  • 栄養教諭

では専門試験があります。

  • 試験時間:60分
  • 配点:100点
  • 形式:マークシート

STUDY POINT

専門知識だけでなく、学習指導要領や指導方法まで含めて、

「授業でどう扱うか」

を意識して学習しましょう。


12|小論文対策

川崎市の一般選考では、小論文Bが実施されます。

  • 試験時間:60分
  • 文字数:600字以内
  • 実施:第1次試験日
  • 採点:第2次試験対象者のみ

近年のテーマ

近年は、

  • キャリア在り方生き方教育
  • 子どもの社会的自立
  • 一人ひとりの教育的ニーズ
  • 不登校対策
  • 誰一人取り残されない学びの保障

など、川崎市の教育施策と直接つながるテーマが出題されています。

STUDY POINT

小論文では、

川崎市の教育課題を理解する → 自分の考えを示す → 教師として具体的に何をするかを書く

という流れをつくりましょう。


13|求める教師像・主要な教育施策・川崎市特有の知識

人物試験対策に入る前に、川崎市がどのような教師を求めているのかを確認しましょう。

川崎市の求める教師像

川崎市は、子どもを中心に据えた4つの教師像を示しています。

1|子どもの話にきちんと耳を傾けることができる教師

「傾聴」「受容」「共感」を基本に、子どもの話を受け止め、気持ちを汲み取りながら聴く「聴く力・聞き出す力」が求められます。

2|子どもと一緒に考え行動することができる教師

子どもが出しているサインに気付き、誠意を持って関わりながら理解を深める「気づく力・行動力」が重要です。

3|子どもに適切なアドバイスを与えることができる教師

子ども自身が課題に気付き、考え、行動できるように働き掛ける「判断力・対話力」が求められます。

4|教材研究がきちんとできる教師

子どもが「できた」「わかった」と感じられる授業をつくり、授業を振り返り改善し続ける「目的意識・向上心」が求められます。

第3次川崎市教育振興基本計画 かわさき教育プラン

川崎市では2026年度から、第3次川崎市教育振興基本計画 かわさき教育プランがスタートしました。

計画期間は2026年度~2037年度の12年間です。

めざすもの

「一人ひとりが輝き、共に未来をつくる」

みんなと共有したい3つの価値観

  • 一歩、踏み出す
  • 自分の幸せ みんなの豊かさ
  • 多様性を可能性へ

川崎市で確認したい教育テーマ

  • 子ども主体の学び
  • 個別最適な学び
  • 協働的な学び
  • 探究的な学び
  • 不登校支援
  • 特別支援教育
  • 多文化共生
  • 人権尊重
  • GIGA端末・ICT活用
  • 情報モラル
  • キャリア在り方生き方教育
  • 学校・家庭・地域との連携
  • 教職員の働き方改革

「多様性を可能性へ」

川崎市は、多様な文化・背景・教育的ニーズを持つ子どもが学ぶ都市です。

面接や小論文では、

「一人ひとりの違いを課題として見るのではなく、その違いを可能性としてどう生かすか」

という視点を持っておきましょう。


14|重要な資料

川崎市教採を受験する方は、少なくとも次の資料を確認しておきましょう。

① 最新年度の受験案内

募集人数、試験内容、特別選考、加点、地方会場、第2次試験まで確認できる最重要資料です。

令和8年度実施 川崎市立学校教員採用候補者選考試験

② 川崎市の求める教師像

川崎市が採用時にどのような教師を求めているのかを理解するための基本資料です。

川崎市の求める教師像

③ 川崎市教職員育成指標 ステージ0

着任時に求められる、

  • 基礎的資質・能力
  • 授業を計画する力
  • 子どもを理解する力
  • 組織を意識できる力

などを具体的に確認できます。

川崎市教職員育成指標

④ 第3次川崎市教育振興基本計画 かわさき教育プラン

2026年度から始まった、現在の川崎市教育の中心となる計画です。

かわさき教育プラン

資料を丸暗記する必要はありません。

「川崎市は何を大切にしているのか」「自分なら教師として何をするのか」という視点で読みましょう。


15|個人面接・場面指導対策

第2次は「場面指導+個人面接」

一般選考では、場面指導と個人面接が実施されます。

過去の実施では、個人面接は25分程度・面接官3名程度の形式が確認されています。

場面指導

過去の実施では、事前に複数の場面指導テーマが提示され、その中から当日指定されたテーマについて教師役として指導する形式が行われています。

大切なのは、

  • まず子どもの話を聴く
  • 状況・背景を理解する
  • 子どもと一緒に考える
  • 必要な指導・助言を行う
  • 組織的対応が必要ならつなぐ

ことです。

川崎市の求める教師像そのものが、場面指導対策の土台になります。

面接カードを第1次試験日に提出

一般選考等では、面接カードを第1次試験当日に提出します。

後から書き直すことはできないため、出願時から人物試験を意識して準備しましょう。


16|面接での質問例

過去の面接情報から、川崎市教採で準備しておきたい質問例を整理しました。

志望・自己理解

  • なぜ教師を目指したのですか。
  • なぜ川崎市の教員を志望するのですか。
  • 神奈川県や横浜市ではなく、川崎市を選んだ理由は何ですか。
  • これまでの人生で最も誇れる経験を教えてください。
  • あなたの強みと弱みを教えてください。
  • その強みを教師としてどう生かしますか。

子ども理解・生徒指導

  • 子どもの話を聴くとき、どのようなことを大切にしますか。
  • いじめを疑うサインに気付いたら、どう対応しますか。
  • 不登校傾向の児童生徒に、どのように関わりますか。
  • 子どもが悩みを話してくれない場合、どうしますか。
  • 指導を受け入れない児童生徒に、どう関わりますか。

授業・専門性

  • 「わかる授業」を実現するために何を大切にしますか。
  • 教材研究では何を意識しますか。
  • 子どもの学習意欲を高めるために、どのような工夫をしますか。
  • ICTをどのように授業へ取り入れますか。
  • 個別最適な学びと協働的な学びをどう進めますか。

学校組織・協働

  • 意見の異なる同僚とどのように協働しますか。
  • 自分一人では解決できない問題が起きた場合、どうしますか。
  • 保護者との信頼関係をどのように築きますか。
  • 学校組織の一員として、何を大切にしますか。

川崎市の教育

  • 川崎市の求める教師像の中で、特に大切にしたいものは何ですか。
  • 第3次かわさき教育プランについて知っていることを教えてください。
  • 「多様性を可能性へ」を学校現場でどう実践しますか。
  • 川崎市の教育課題として何があると考えますか。
  • キャリアの在り方、生き方、教育について、どのように考えていますか。

場面指導後の深掘り

  • 場面指導で何を伝えたかったのですか。
  • なぜその言葉を掛けたのですか。
  • 児童生徒がその反応をしなかった場合はどうしますか。
  • その後、学級や保護者にどのように対応しますか。

質問を丸暗記するだけでは人物試験対策にはなりません。

川崎市が求める、


聴く力・聞き出す力
気づく力・行動力
判断力・対話力
目的意識・向上心

が、自分の回答から伝わるか確認しましょう。


17|実技試験対策

第2次では、中学校・高等学校の、

  • 音楽
  • 美術
  • 保健体育
  • 英語

で実技試験が実施されます。

音楽

  • 新曲視唱
  • 伴奏付き歌唱
  • ピアノ伴奏による伴奏付き歌唱
  • ピアノ以外の楽器による独奏

などが行われます。

美術

静物淡彩が実施されます。

鉛筆と水彩絵の具を使って描写します。

保健体育

  • 器械運動
  • 陸上競技
  • 球技

などが実施されます。

英語

2027年度採用では、

  • 英語によるスピーチ
  • ディスカッション
  • 模擬授業

が行われます。

模擬授業では、他の受験者を生徒役として授業を行います。


18|2027年度採用の主な変更・注目点

① 栄養教諭を新設

2027年度採用から、栄養教諭の採用選考が新たに設けられました。

募集は5~10名、応募者は60名でした。

② 小学校の教科専門試験を廃止

小学校では、これまで実施していた教科専門試験を廃止しました。

③ 小学校の一部特別選考で小論文Aを廃止

特別選考1・2の小学校受験者について、小論文Aを廃止し、受験者の負担を軽減しました。

④ 前年度試験実績者特別選考を廃止

前年の第2次不合格者の一部を対象としていた制度は廃止されました。

⑤ 数学・理科から技術への併願を新設

中高の、

  • 数学
  • 理科

受験者が、技術を第2希望として併願できるようになりました。


NEXT|2028年度川崎市教採は秋期選考がすでにスタート

2028年度(令和10年度)採用について、川崎市ではすでに複数の動きが始まっています。

大学3年次在籍者推薦

春~夏の通常選考では、2028年度採用予定として、

  • 小学校:50名程度
  • 中高:30名程度
  • 合計80名程度

の大学3年次在籍者推薦を実施しています。

秋期選考で「大学3年生等早期選考」を新設

さらに2026年秋の秋期選考では、2028年度採用予定として大学3年生等の早期選考を新設しました。

募集は、

小学校50名程度

です。

秋期選考の日程

  • 申込:2026年8月25日~9月24日13時
  • 第1次:10月17日
  • 第1次結果:10月30日
  • 第2次:11月8日・14日・15日のうち指定日
  • 最終結果:12月2日予定

大阪会場も設置

秋期選考では、川崎会場に加えて大阪・大和大学にも第1次会場が設けられます。

2027年実施の通常選考は正式発表待ち

2026年8月11日時点では、2027年に実施する2028年度採用の通常選考について、具体的な試験日・問題構成等をまとめた受験案内はまだ公表されていません。

そのため、

一般教養・教職教養・専門教養・小論文の基礎を進めながら、川崎市教育委員会の正式発表後に学習計画を調整する

ことが重要です。


19|川崎市教採を受けるなら、まずここから

FIRST ACTION

1|川崎市か神奈川県・他政令市かを確認する

神奈川県・横浜市・相模原市は別の採用試験です。

2|自分の選考区分を確認する

一般選考だけでなく、教職経験、社会人経験、大学推薦、英語資格など、自分が利用できる制度を確認しましょう。

3|加点・併願制度を確認する

複数免許状や英語資格、数学・理科から技術への併願などがあります。

4|過去問を1年分確認する

まず「川崎市では何が出るのか」を把握しましょう。

5|小学校は「一般・教職」に集中する

2027年度採用から小学校の教科専門は廃止されています。

6|小論文を第1次前から準備する

小論文Bは第2次扱いですが、第1次試験日に書きます。

7|第3次かわさき教育プランを読む

特に、

  • 一歩、踏み出す
  • 自分の幸せ みんなの豊かさ
  • 多様性を可能性へ

という3つの価値観を理解しましょう。

8|場面指導は「求める教師像」から練習する

聴く → 気づく → 一緒に考える → 適切に働き掛ける

という川崎市らしい子どもへの関わりを意識しましょう。


20|川崎市教採には、川崎市教採の対策を。

全国の教員採用試験には共通する部分があります。

しかし川崎市には、

  • 小学校の専門試験廃止
  • 一般教養+教職専門
  • 小学校以外の専門教養
  • 第1次日に書く小論文B
  • 場面指導
  • 個人面接
  • 実技教科の実践的試験
  • 大学3年次在籍者推薦
  • 秋期選考
  • 川崎市独自の4つの教師像
  • 第3次かわさき教育プラン

という特徴があります。

だからこそ教採スクールでは、


受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策

という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。

教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。

小学校のように専門教養が廃止された区分では、実際の川崎市の試験制度に合わせて学習の優先順位を調整します。

人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、面接カード、小論文、場面指導、個人面接まで対策します。

講師経験者であれば、学校現場での実践や日々の悩みについて相談することもできます。

大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。

全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。


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もっと詳しく川崎市教採を分析したい方へ

このページでは、川崎市教採の基本情報から、試験内容、出題傾向、評価観点、川崎市の教育、面接質問例までを公開しています。

さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。

① 川崎市教採|筆記試験攻略DATA

  • 年度別出題分析
  • 教職専門の頻出分野
  • 一般教養対策
  • 専門教養対策
  • 校種・教科別対策
  • 小学校の新試験制度対策
  • 第1次合格基準分析
  • 学習優先順位

② 川崎市教育徹底研究

  • 川崎市の求める教師像
  • 川崎市教職員育成指標
  • 第3次かわさき教育プラン
  • 「一歩、踏み出す」
  • 「自分の幸せ みんなの豊かさ」
  • 「多様性を可能性へ」
  • キャリア在り方生き方教育
  • 不登校・特別支援
  • ICT・GIGA
  • 川崎市志望理由へのつなげ方

③ 川崎市教採|人物試験攻略ガイド

  • 面接カード対策
  • 個人面接対策
  • 過去の面接質問
  • 場面指導対策
  • 小論文対策
  • 質問の意図
  • 回答の組み立て方
  • 深掘り質問対策
  • 川崎市の求める教師像から考える回答づくり

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「一般・教職・専門をどう進めればよいか分からない」

「小学校の試験変更にどう対応すればよいか分からない」

「川崎市の教育施策を面接にどうつなげればよいか分からない」

「小論文・場面指導・個人面接まで対策したい」

という方には、無料学習相談も受け付けています。


川崎市教採のよくある質問

Q.2027年度川崎市教採の募集人数は?

428名程度です。

Q.2027年度川崎市教採の倍率は?

応募者923名、募集428名程度で、公式応募倍率は2.2倍です。

Q.小学校の倍率は?

募集200名程度、応募者295名で、公式応募倍率は1.5倍です。

Q.第1次試験の結果は?

918名の応募者のうち768名が受験し、549名が第1次合格となりました。

Q.小学校に専門教養はありますか?

2027年度採用から、小学校の教科専門試験は廃止されています。

Q.川崎市教採に一般教養はありますか?

はい。第1次で一般教養・教職専門試験があります。

Q.専門教養の配点は?

小学校以外では原則として100点です。

Q.小論文はありますか?

はい。一般選考では小論文B・60分・600字以内です。

第1次試験日に実施しますが、第2次試験対象者のみ採点されます。

Q.面接はありますか?

はい。第2次で場面指導+個人面接が実施されます。

Q.大学3年生でも受験できますか?

はい。大学推薦による大学3年次在籍者推薦があります。

さらに2026年秋から、小学校を対象とした大学3年生等早期選考も始まります。

Q.川崎市が求める教師像は?

次の4つです。

  • 子どもの話にきちんと耳を傾けることができる教師
  • 子どもと一緒に考え行動することができる教師
  • 子どもに適切なアドバイスを与えることができる教師
  • 教材研究がきちんとできる教師

Q.2028年度採用の情報は出ていますか?

はい。大学3年次在籍者推薦がすでに実施されているほか、2026年秋期選考から2028年度採用予定の大学3年生等の早期選考・小学校50名程度が新設されています。

一方、2027年に実施される通常選考の具体的な試験日程・問題構成については、今後の川崎市教育委員会の正式発表を確認してください。

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