神戸市教員採用試験ガイド
日程・採用予定数・倍率・過去問・出題傾向・集団面接・模擬授業・場面指導・個人面接対策
神戸市教員採用試験を受験する方に向けて、最新の日程、採用予定数、志願者数、第1次選考結果、試験内容、過去問、教職教養・一般教養、専門教養、集団面接、模擬授業、場面指導、個人面接、実技試験、神戸市の教育施策までをまとめました。
2027年度採用では、正規教員を、
- 幼稚園教諭:若干名
- 小学校教諭:約155名
- 小学校教諭英語コース:約5名
- 中学校・高等学校教諭:約160名
- 特別支援学校教諭:約60名
- 養護教諭:約15名
- 栄養教諭:数名
募集し、正規教員の募集人員は約410名です。
さらに、産前産後休暇・育児休業等の代替として勤務する任期付教員についても、約140名を募集しています。
2027年度採用の志願者数は、大学3年生等早期チャレンジ選考を除いて1,929名。
大学3年生等早期チャレンジ選考には374名が志願し、全体では2,303名となりました。
正規教員の募集約410名に対する志願倍率は、大学3年生等早期チャレンジ選考を除いて4.7倍です。
神戸市教採の大きな特徴は、
第1次
専門教科+教職・一般教養
+
集団面接
↓
第2次
個人面接
(模擬授業・場面指導・質疑応答等)
+
対象者は実技
という構成です。
さらに、第1次の教職・一般教養は50分・70点ですが、この得点をそのまま第1次合否判定に加えるのではなく、一定点以上を取った受験者が集団面接へ進む仕組みになっています。
一方、第1次の専門教科は80分・120点、集団面接は120点です。
第2次は原則300点満点。
実技試験がない区分では、個人面接が300点となります。
神戸市は、筆記だけでなく人物試験の比重が非常に大きい自治体です。
神戸市教育委員会・教員採用試験 公式情報
神戸市教育委員会
https://www.city.kobe.lg.jp/kosodate/education/index.html
神戸市立学校園教員採用選考試験
https://www.city.kobe.lg.jp/a55153/shise/shokuinsaiyou/kyouiku/saiyou.html
2027年度採用|夏実施
実施要項、募集人員、志願状況、第1次選考、第2次選考、大学3年生等早期チャレンジ選考、各種免除制度、加点制度などを確認できます。
出願前・受験前には、必ず神戸市教育委員会が公表する最新の公式情報をご確認ください。
2027年度 神戸市教採を30秒で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正規教員募集 | 約410名 |
| 任期付教員募集 | 約140名 |
| 小学校 | 約155名 |
| 小学校英語コース | 約5名 |
| 中学校・高等学校 | 約160名 |
| 特別支援学校 | 約60名 |
| 養護教諭 | 約15名 |
| 志願者 | 1,929名 ※大学3年生等を除く |
| 志願倍率 | 4.7倍 |
| 大学3年生等 | 374名 |
| 志願者総計 | 2,303名 |
| 第1次合格者 | 647名 ※第1次免除者を除く |
| 第1次免除者 | 472名 |
| 出願 | 2026年4月8日~5月10日 |
| 適性検査 | 6月5日~6月12日 |
| 第1次筆記 | 6月13日 |
| 教職・一般教養結果 | 6月19日 |
| 第1次集団面接 | 6月26日・27日の指定日 |
| 第1次結果 | 7月15日公表 |
| 第2次実技 | 7月21日~8月8日の指定日 |
| 第2次個人面接 | 7月27日~8月8日の指定日 |
| 最終結果 | 2026年9月中旬予定 |
| 教職・一般教養 | 50分・70点 |
| 専門教科 | 80分・120点 |
| 第1次集団面接 | 120点 |
| 第2次 | 300点満点 |
| 第2次個人面接 | 模擬授業+場面指導+質疑応答等 |
神戸市教採は、ここを押さえる
POINT 1|第1次で「専門+教養+集団面接」
一般区分の第1次は、
- 専門教科:120点
- 集団面接:120点
を中心に判定します。
教職・一般教養は70点ありますが、その得点自体は第1次選考の合否判定には利用されません。
教職・一般教養で一定点を取得した受験者のみ、集団面接へ進みます。
神戸市教育委員会は、一般選考受験者の概ね8~9割程度を集団面接受験対象者として想定しています。
POINT 2|専門教科は120点
専門教科は、
- 時間:80分
- 配点:120点
です。
第1次合格を目指すうえでは、専門教養の得点力を高めることが重要です。
POINT 3|第1次から人物試験
第1次には集団面接120点があります。
したがって、
「筆記に合格してから面接対策を始める」
という進め方では遅くなります。
筆記対策と並行して、
- 神戸市志望理由
- 教師を目指した理由
- 教育課題
- 児童生徒対応
- 他者の意見を受けた応答
を口頭で説明する練習を進めましょう。
POINT 4|第2次は人物試験300点
第2次は300点満点です。
実技試験のない小学校・栄養教諭等では、
個人面接300点
です。
実技試験対象区分では、
- 個人面接:240点
- 実技:60点
です。
POINT 5|個人面接の中に模擬授業・場面指導
第2次個人面接は、一般的な質疑応答だけではありません。
模擬授業
+
場面指導
+
面接官からの質疑応答
を一体として実施します。
授業力、児童生徒対応力、人物面を総合的に準備する必要があります。
1|神戸市教員採用試験の日程
| 選考 | 日程 |
|---|---|
| 出願 | 2026年4月8日10時~5月10日23時59分 |
| 適性検査 | 6月5日~6月12日 |
| 第1次筆記 | 6月13日 |
| 教職・一般教養結果 | 6月19日 |
| 第1次集団面接 | 6月26日・27日のうち指定日 |
| 第1次結果 | 7月15日公表 |
| 第2次実技 | 7月21日~8月8日の指定日時 |
| 第2次個人面接 | 7月27日~8月8日の指定日時 |
| 最終結果 | 9月中旬予定 |
2026年8月11日時点では、第2次選考は終了し、最終結果発表待ちの段階です。
そのため、2027年度採用の最終合格者数・最終倍率は、正式発表後に更新します。
2|募集校種・採用予定人数
| 校種・職種等 | 正規 | 任期付 |
|---|---|---|
| 幼稚園教諭 | 若干名 | 若干名 |
| 小学校教諭 | 約155名 | 約80名 |
| 小学校教諭英語コース | 約5名 | |
| 中学校・高等学校教諭 | 約160名 | 約40名 |
| 特別支援学校教諭 | 約60名 | 約15名 |
| 養護教諭 | 約15名 | 数名 |
| 栄養教諭 | 数名 | 若干名 |
| 合計 | 約410名 | 約140名 |
中学校・高等学校を一括採用
神戸市では、技術・工業・商業など一部を除き、中学校と高等学校を、
「中学校・高等学校教諭」
として一括採用します。
対象教科は、
- 国語
- 社会
- 数学
- 理科
- 音楽
- 美術
- 保健体育
- 家庭
- 英語
などです。
採用後は、出願時に選択した希望校種を踏まえて配置されますが、必ず希望校種になるとは限りません。
3|志願者数・倍率
2027年度採用では、
- 大学3年生等早期チャレンジ選考を除く志願者:1,929名
- 大学3年生等早期チャレンジ選考:374名
- 総計:2,303名
です。
正規教員の志願倍率
正規教員募集約410名に対して、大学3年生等早期チャレンジ選考を除く志願者は1,929名。
神戸市教育委員会が公表した倍率は、
4.7倍
です。
小学校
- 志願者:766名
- 募集:約160名 ※小学校+英語コース
- 倍率:4.8倍
中学校・高等学校
- 志願者:816名
- 募集:約160名
- 倍率:5.1倍
特別支援学校
- 志願者:101名
- 募集:約60名
- 倍率:1.7倍
養護教諭
- 志願者:166名
- 募集:約15名
- 倍率:11.1倍
POINT
全体4.7倍ですが、校種・職種によって大きな差があります。
特に養護教諭は10倍を超える一方、特別支援学校は2倍を下回っています。
神戸市全体の倍率ではなく、自分の校種・教科まで確認しましょう。
4|第1次選考の結果
2027年度採用の第1次選考結果は、2026年7月15日に公表されました。
大学3年生等早期チャレンジ選考を除く志願者1,929名に対して、
第1次合格者は647名
でした。
さらに、第1次選考を免除されている受験者が472名います。
主な校種別 第1次合格者
| 校種等 | 第1次合格者 |
|---|---|
| 幼稚園 | 15名 |
| 小学校 | 268名 |
| 小学校英語コース | 6名 |
| 中学校・高等学校 | 275名 |
| 特別支援学校 | 57名 |
| 養護教諭 | 16名 |
| 栄養教諭 | 10名 |
第1次合格者だけが第2次へ進むわけではない
神戸市には、
- 現職教員区分
- 他自治体等正規教員経験者区分
- 任期付・補欠合格者区分
- 大学等推薦
- 過年度第1次合格者
など、第1次の全部または一部を免除される制度があります。
したがって、
「第1次合格者数=第2次受験者数」ではありません。
5|神戸市教採の試験内容
第1次|一般区分
- 教職・一般教養
- 専門教科
- 集団面接
教職・一般教養
- 時間:50分
- 配点:70点
ただし、この70点を第1次の合否点へそのまま加えるわけではありません。
一定の得点を取得した受験者のみ、集団面接へ進みます。
専門教科
- 時間:80分
- 配点:120点
集団面接
- 配点:120点
- 複数の受験者を1組とする集団面接
一般区分の第1次では、専門教科と集団面接の得点を中心に合否が決まります。
第2次
基本構成は、
- 個人面接
- 模擬授業
- 場面指導
- 面接官からの質疑応答
- 対象者は実技試験
です。
第2次の配点
| 校種等 | 総点 | 面接 | 実技 |
|---|---|---|---|
| 幼稚園 | 300 | 240 | 60 |
| 小学校 | 300 | 300 | - |
| 小学校英語コース | 300 | 240 | 60 |
| 中・高・特支 実技あり | 300 | 240 | 60 |
| 中・高・特支 実技なし | 300 | 300 | - |
| 養護教諭 | 300 | 240 | 60 |
| 栄養教諭 | 300 | 300 | - |
STUDY POINT
第2次は、ほぼ人物試験です。
特に実技なし区分では、
300点すべてが個人面接
です。
筆記試験と同じくらい、人物試験へ時間を投資しましょう。
6|選考における評価の観点等
神戸市は、2027年度採用の実施要項で、第2次個人面接の評価観点を公式に明示しています。
個人面接の公式評価観点
① 子供一人ひとりに愛情を持って関われるか
子供に温かく寄り添う感性があるかを見ます。
② 困難な場面でも、子供の笑顔と成長につながる行動がとれるか
問題が起きた際に、感情的にならず、子供の成長を第一に考えて動けるかが重要です。
③ 社会人として法令・ルール・マナーを身につけているか
教育公務員としての高い倫理観・規範意識につながります。
④ 組織の一員として協働する意義を理解しているか
自分一人で抱え込まず、同僚・管理職・専門職等と連携できるかが問われます。
⑤ 良好な人間関係を築くコミュニケーション能力があるか
児童生徒・保護者・同僚・地域と適切な関係を築く力です。
⑥ 教育を取り巻く社会情勢の変化に関心があるか
教育DX、不登校、特別支援、子供の多様性など、現在の教育課題を理解しておきましょう。
⑦ 教育者として責任感・使命感を持ち、学び続ける向上心があるか
教員になった後も自己研鑽を続けられるかを見ます。
STUDY POINT
神戸市の面接対策は、
求める人物像
↓
公式評価観点
↓
自分の経験
↓
具体的な行動
の順に整理すると非常に分かりやすくなります。
7|大学3年生・免除・特別選考
大学3年生等早期チャレンジ選考
神戸市では、大学3年生等が1年前倒しで受験できます。
対象となるのは、2026年4月1日時点で大学3年生等で、2028年3月31日までに卒業予定・必要免許取得見込みの人です。
2026年実施の志願者
374名
が志願しました。
試験内容
- 専門教科:80分・120点
- 教職・一般教養:50分
- 集団面接
第Ⅰ区分と第Ⅱ区分
成績によって、
第Ⅰ区分
専門+教職・一般教養+集団面接を一定基準以上で合格。
翌年度、条件を満たせば第1次選考を免除できます。
第Ⅱ区分
教職・一般教養を一定基準以上で合格。
翌年度は教職・一般教養が免除されます。
大学3年生の段階から本番レベルの専門教養を仕上げる価値がある制度です。
主な免除・特例措置
- 現職教員区分
- 他自治体等正規教員経験者区分
- 社会人経験者区分
- 臨時的任用教員区分
- 臨時的任用教員継続勤務者区分
- 任期付・補欠合格者区分
- 直近3か年第1次合格者区分
- 大学等推薦区分
- 大学3年生等早期チャレンジ選考合格者
2027年度から「他自治体等正規教員経験者区分」を新設
他自治体等で正規教員として一定の勤務経験があり、条件を満たす人について、
第1次筆記試験(専門・教職一般)を免除
する制度が新設されました。
「任期付・補欠合格者区分」も新設
過年度に任期付教員として合格した人に加え、前年度の教員採用選考で補欠合格となったものの繰り上げ合格にならなかった人など、条件を満たす場合に、
第1次選考をすべて免除
します。
加点制度
神戸市では、第2次選考300点に対して加点制度があります。
加点上限は40点です。
主な加点対象
- 複数免許状
- 英語資格
- 特別支援学校教諭免許
- 学生スクールサポーター
- 幼稚園学生ボランティア
- 特別支援教育ボランティア
- 大学3年生等早期チャレンジ選考第Ⅰ区分合格者等
自分の免許・資格・経験が対象にならないか、必ず出願要項を確認しましょう。
8|神戸市教採の過去問を確認する
神戸市教育委員会では、過年度の採用試験について、
- 実施要項
- 筆記試験問題
- 選考結果
等を確認できます。
過去問は「3つの視点」で見る
① 何が出ているか
② どの形式で出ているか
③ 自分がどこを落としているか
を確認しましょう。
STUDY POINT
神戸市は専門120点です。
まず過去問を解いて、
専門教養で安定して得点できる分野を増やす
ことが重要です。
9|教職教養の出題傾向
教職・一般教養は、
- 時間:50分
- 配点:70点
です。
過去問では、
- 教育原理
- 教育法規
- 教育心理
- 教育史
- 教育時事
などが出題されています。
特に確認したいテーマ
- 教育基本法
- 学校教育法
- 地方公務員法
- 教育公務員特例法
- 学習指導要領
- 生徒指導提要
- いじめ
- 不登校
- 特別支援教育
- 教育DX
STUDY POINT
神戸市では教職・一般教養の得点を第1次の合否点には直接算入しません。
しかし、一定点を取らなければ、
集団面接を受験できません。
「合否点に入らないから勉強しない」という考え方は危険です。
10|一般教養対策
一般教養は教職教養と合わせて50分で実施します。
過年度では、
- 国語
- 英語
- 数学
- 社会
- 理科
- 芸術・体育
- 一般常識
- 社会時事
など幅広い分野から出題されています。
50分なので時間配分が重要
広範囲を完璧にしようとするのではなく、
頻出分野+自分の苦手分野
に優先順位をつけましょう。
11|専門教養は80分・120点
専門教養は、
- 時間:80分
- 配点:120点
です。
志望する校種・教科の、
- 専門知識
- 学習指導要領
- 指導内容
- 指導方法
などが問われます。
専門教養は模擬授業までつなげる
神戸市では第2次で模擬授業があります。
そのため、専門教養は、
正解できる
↓
理由を説明できる
↓
子供に説明できる
↓
授業として構成できる
ところまで高めましょう。
12|神戸市教採に小論文はある?
2027年度採用の一般区分には、独立した小論文試験はありません。
第1次は、
- 教職・一般教養
- 専門教科
- 集団面接
です。
第2次は、
- 個人面接
- 模擬授業
- 場面指導
- 対象者は実技
です。
ただし、臨時的任用教員継続勤務者区分など、一部の特例措置区分では小論文が実施されます。
一般区分と特例措置区分を混同しないようにしましょう。
13|求める教員像・主要な教育施策・神戸市特有の知識
神戸市が求める人物像
2027年度採用の実施要項では、次の3つが公式に示されています。
1|豊かな人間性にあふれ、子供に寄り添うことができる人
子供に対する深い愛情と思いやりを持ち、どのような困難にあっても、
子供の笑顔と成長につながる選択
ができる人です。
2|自律心を備え、多様性を尊重し、協調・協働できる人
高い倫理観と規範意識に基づいて行動するとともに、多様な他者との対話やつながりを深め、
互いを理解・尊重しながら協働できる人
が求められています。
3|自らの資質・能力向上のため、学び続けることができる人
学校教育に求められる役割や課題が多様化する中で、
自己研鑽のために努力を続ける人
を求めています。
この3つは、そのまま第2次個人面接の公式評価観点につながっています。
第4期神戸市教育振興基本計画
現在の神戸市教育の中心資料が、
「第4期神戸市教育振興基本計画 ~自他を大切に 自ら考え 未来をつくる~」
です。
計画期間は、
2024年度~2028年度
です。
目指す人間像
「心豊かに たくましく生きる人間」
教育ビジョン
「自他を大切に 自ら考え 未来をつくる」
5つの基本政策
基本政策1|子供が主役のこれからの学び
主体的・対話的で深い学び、個別最適な学び、協働的な学びなどを進めます。
基本政策2|一人ひとりに応じたきめ細かな支援
不登校、特別支援、多様な教育的ニーズなど、一人ひとりの状況に応じた支援を進めます。
基本政策3|安全・安心で過ごしやすい環境づくり
子供が安心して学校生活を送ることができる環境をつくります。
基本政策4|子供に向き合い寄り添える学校づくり
教職員が子供と向き合う時間を確保し、組織として教育活動を進めます。
基本政策5|地域とともにつくる開かれた学校
家庭・地域・関係機関等と連携しながら子供の育ちを支えます。
「子供が主役の学び」
神戸市では現在、
「子供が主役の学び」
を重点的に進めています。
一斉指導だけではない授業へ
従来の教師が一斉に教える授業だけではなく、子供自身が、
- 自分に合った学び方を選ぶ
- 学習内容を主体的に選択する
- 他者と協働する
- 自分の学びを振り返る
授業づくりを進めています。
個別最適な学び
- 自分の興味・関心を生かして学ぶ
- 自分に合った学習方法を選択する
- 自分の学び方を振り返り、改善する
協働的な学び
- 自分の考えを表現する
- 他者の考えに触れる
- 考えを比較する
- 学びを深める
授業づくりで意識したいこと
- 目標を設定する
- 振り返りを行う
- 学び方を子供が選ぶ場面をつくる
- 学習用タブレットを効果的に使う
- 他者の考えへアクセスできる環境をつくる
神戸市の模擬授業対策では、「教師が何を教えるか」だけではなく、「子供がどう学ぶか」まで考えることが重要です。
神戸市で確認したい教育テーマ
- 子供が主役の学び
- 主体的・対話的で深い学び
- 個別最適な学び
- 協働的な学び
- 不登校支援
- 特別支援教育
- インクルーシブ教育
- 人権教育
- いじめ防止
- 教育DX・GIGAスクール
- 国際教育
- 防災教育
- 地域との連携
- コミュニティ・スクール
- 教職員の働き方改革
- 部活動の地域展開
防災教育
神戸市を考えるうえで、防災教育は重要なテーマです。
阪神・淡路大震災の経験を次世代へつなぎ、
- 自分の命を守る
- 他者と支え合う
- 地域と連携する
教育をどのように実践するか考えておきましょう。
国際性・多様性
神戸は多様な文化的背景を持つ人々が暮らす都市です。
外国につながる子供への支援、多文化共生、互いの違いを尊重する教育も、神戸市志望理由を考えるうえで重要です。
14|重要な資料
① 2027年度教員採用選考試験 実施要項
採用予定数、試験日程、配点、免除、加点、大学3年生等の早期チャレンジ選考などを確認する最重要資料です。
② 第4期神戸市教育振興基本計画
神戸市の教育ビジョンと5つの基本政策を確認できます。
③ 神戸市教員育成指標
教師としてどのような資質・能力が必要かを、キャリア段階ごとに整理した重要資料です。
④ 「主体的・対話的で深い学び」に向けた授業づくり
模擬授業対策では特に確認しておきたい資料です。
⑤ 過去の採用試験情報
面接対策では、「求める人物像+教育振興基本計画+子供が主役の学び」をセットで確認しましょう。
15|集団面接対策
神戸市は、第1次から集団面接120点があります。
過年度では、複数の受験者で1組となり、提示されたテーマについて自分の考えを述べ、他の受験者の意見も踏まえて応答する形式が確認されています。
準備したい力
- 短時間で考えをまとめる
- 理由をつけて話す
- 他者の話を聴く
- 他者の意見を否定しない
- 他者の考えを踏まえて自分の意見を深める
- 簡潔に話す
STUDY POINT
集団面接は、
「一番いい答えを言った人が勝つ試験」ではありません。
神戸市が求める、
「多様性を尊重し、協調・協働できる人」
であることを行動として示しましょう。
16|面接での質問例
過去の受験情報から、神戸市教採で準備しておきたい質問・テーマを整理しました。
集団面接で準備したいテーマ
- 児童生徒から「相談したことを他の先生に言わないでほしい」と言われた場合、どう対応しますか。
- 子供たちが幸福感を得られる学校教育とは何ですか。
- 新任教師に求められる役割は何だと思いますか。
- 学校で感じるやりがいとは何ですか。
- 学校に行きたくないと言う児童生徒にどう対応しますか。
- インクルーシブ教育を進めるために大切なことは何ですか。
- 体罰や教員不祥事をなくすために何が必要ですか。
- なぜ兵庫県ではなく神戸市なのですか。
個人面接|志望・自己理解
- なぜ神戸市を志望したのですか。
- 地元自治体ではなく神戸市を選んだ理由を教えてください。
- 教師を目指したきっかけは何ですか。
- あなたのセールスポイントは何ですか。
- 自分の性格を説明してください。
- 教師に向いている部分、課題だと思う部分は何ですか。
- 苦手なタイプの人とどう関わりますか。
- 尊敬している教師はどのような教師ですか。
模擬授業後
- 今の模擬授業を自己評価すると何点ですか。
- なぜこの内容を選んだのですか。
- 子供が理解しづらい部分をどう支援しますか。
- この授業の後はどのように展開しますか。
- 授業で一番大切にしたことは何ですか。
場面指導
- 校外学習に行きたくないと言う児童がいます。家庭事情が背景にあると分かった場合、どう対応しますか。
- 保護者から「子供が授業を理解できていないので、放課後に補習をしてほしい」と求められたらどうしますか。
- 指導がうまくいかなかった場合、次にどうしますか。
- 放課後に個別指導を行う際、何に注意しますか。
質問そのものを暗記するのではなく、「神戸市の公式評価観点のどれを見られている質問なのか」を考えて回答を作りましょう。
17|模擬授業・場面指導・実技対策
第2次個人面接
神戸市の第2次個人面接では、
模擬授業
↓
場面指導
↓
面接官からの質疑応答
などを行います。
模擬授業対策
模擬授業では、
- 本時の目標
- 子供への発問
- 子供の反応
- つまずきへの支援
- 主体的な学び
- 振り返り
まで準備しましょう。
特に神戸市では、
「子供が主役の学び」
とのつながりを意識することが重要です。
場面指導対策
場面指導では、児童生徒・保護者などへの具体的な対応が問われます。
基本の流れ
① 状況を確認する
↓
② 子供の気持ち・事実を丁寧に聴く
↓
③ 安全・人権を守る
↓
④ 必要な支援・指導を行う
↓
⑤ 管理職・同僚・関係者と共有する
↓
⑥ 継続して見守る
を意識しましょう。
「一人で抱えない」ことが重要
神戸市が求める人物像には、
「協調・協働できる人」
があります。
場面指導でも、すべてを一人で解決する回答より、必要に応じて組織で対応する視点が重要です。
実技試験
幼稚園
- ピアノ
- 表現
- 運動遊び
- 実際指導の一場面
小学校英語コース
- 英語による質疑応答
- 授業場面のロールプレイ
音楽
- 移調の筆記
- ピアノ
- アルトリコーダー
- 歌唱
美術
着彩デッサン
保健体育
- 器械運動
- 陸上競技
- バスケットボール
技術
- 木材加工
- 電気・電子部品組立
- プログラミング
家庭
裁縫
英語
- 英語による質疑応答
- 授業場面のロールプレイ
- 英作文
養護教諭
- 保健に関する指導
- 救急処置
18|2027年度採用の主な変更点
① 他自治体等正規教員経験者区分を新設
過去に他自治体等で正規教員として一定期間勤務した経験を持つ人について、条件を満たせば、
第1次の専門・教職一般を免除
します。
② 任期付・補欠合格者区分を新設
過去の任期付合格者に加え、前年度の採用選考で補欠合格したものの、繰り上げ合格にならなかった人にも対象を拡大しました。
条件を満たす場合、第1次選考をすべて免除します。
③ 大学3年生等早期チャレンジ選考を継続
374名が志願しており、教員志望の学生にとって重要な制度になっています。
④ 任期付教員も約140名募集
正規教員約410名とは別に、任期付教員も大規模に募集しています。
NEXT|2028年度神戸市教採は第一次選考共同実施へ
2027年に実施される2028年度(令和10年度)採用について、神戸市は、
「教員採用選考に係る第一次選考の共同実施に関する自治体協議会」
へ参加しています。
共通問題の作成へ参加
神戸市教育委員会の公式情報では、協議会として、
2027年度に実施する教員採用選考試験問題の共同作成
を進めていることが確認できます。
ただし神戸市の具体的制度はまだ検討中
2026年8月11日時点では、神戸市自身が、
- 試験日
- 教養・専門の問題数
- 配点
- 現在の集団面接との組合せ
- 大学3年生等早期チャレンジ選考との関係
などについて、
「現在検討中」
としています。
したがって、全国の共同実施の基本形を、そのまま神戸市の確定制度として扱うことはできません。
2028年度受験生が今やるべきこと
制度変更を待つのではなく、
- 教職教養
- 一般教養
- 専門教養
- 学習指導要領
- 面接
- 神戸市教育施策
の基礎を進めましょう。
共同実施でも神戸市人物試験対策は残る
第1次の筆記が共通化されたとしても、
- 神戸市志望理由
- 神戸市が求める人物像
- 第4期神戸市教育振興基本計画
- 子供が主役の学び
- 集団面接
- 模擬授業
- 場面指導
- 個人面接
などは神戸市独自の対策です。
19|神戸市教採を受けるなら、まずここから
FIRST ACTION
1|自分の校種・教科の倍率を確認する
全体4.7倍だけで判断しないようにしましょう。
2|利用できる選考区分を確認する
一般区分、大学推薦、現職、社会人、臨時的任用、大学3年生等など、多くの制度があります。
3|免除・加点制度を確認する
免許・資格・経験によって有利になる可能性があります。
4|公式過去問を解く
50分の教職・一般、80分の専門の時間感覚を確認しましょう。
5|専門120点を得点源にする
第1次合格の中心となる筆記試験です。
6|教職・一般教養も基準点を確実に超える
基準を超えなければ集団面接へ進めません。
7|第1次集団面接を早く始める
筆記と並行して人物試験対策を行いましょう。
8|求める人物像3項目を読む
- 子供に寄り添う
- 自律・多様性・協働
- 学び続ける
9|第4期神戸市教育振興基本計画を読む
特に「自他を大切に 自ら考え 未来をつくる」を確認しましょう。
10|模擬授業+場面指導+個人面接をセットで練習する
第2次は人物試験300点です。
20|神戸市教採には、神戸市教採の対策を。
全国の教員採用試験には共通する部分があります。
しかし神戸市には、
- 正規教員約410名
- 任期付教員約140名
- 大学3年生等374名志願
- 専門80分・120点
- 教職・一般50分・70点
- 教職・一般は集団面接への基準試験
- 第1次集団面接120点
- 第2次300点
- 模擬授業
- 場面指導
- 個人面接
- 豊富な実技試験
- 大学3年生等早期チャレンジ選考
- 多くの免除・特例区分
- 最大40点の加点
- 神戸市が求める人物像3項目
- 第4期神戸市教育振興基本計画
- 子供が主役の学び
- 防災教育
- 国際性・多様性
- 2028年度の第一次選考共同実施
という特徴があります。
だからこそ教採スクールでは、
受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策
という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。
教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。
さらに神戸市独自の試験制度に合わせて、
専門+教養+集団面接+模擬授業+場面指導+個人面接
を一つの受験戦略として設計します。
人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、志望理由、エントリーシート、児童生徒対応、保護者対応、模擬授業、場面指導、個人面接まで対策します。
講師経験者であれば、学校現場での実践や日々の悩みについて相談することもできます。
大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。
全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。
LINE登録者限定
もっと詳しく神戸市教採を分析したい方へ
このページでは、試験制度、志願状況、第1次結果、公式評価観点、求める人物像、教育施策、面接質問例までを公開しています。
さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。
① 神戸市教採|筆記試験攻略DATA
- 年度別出題分析
- 教職教養の頻出分野
- 一般教養対策
- 専門教養対策
- 校種・教科別分析
- 専門120点対策
- 教職一般の基準点対策
- 免除・加点制度
- 大学3年生等早期チャレンジ選考
- 2028年度共同実施への対応
② 神戸市教育徹底研究
- 神戸市が求める人物像
- 第4期神戸市教育振興基本計画
- 神戸市教員育成指標
- 子供が主役の学び
- 個別最適な学び
- 協働的な学び
- 不登校支援
- 特別支援教育
- 防災教育
- 神戸市志望理由へのつなげ方
③ 神戸市教採|人物試験攻略ガイド
- 神戸市志望理由対策
- エントリーシート対策
- 集団面接対策
- 個人面接対策
- 模擬授業対策
- 場面指導対策
- 過去の面接質問
- 児童生徒対応
- 保護者対応
- 公式評価観点からの回答づくり
LINE登録後、
「神戸市対策希望」
と送信してください。
登録後メッセージに「神戸市対策希望」とお送りください。
「専門120点をどう攻略すればよいか分からない」
「第1次から集団面接があるので不安」
「模擬授業と場面指導をどう練習すればよいか分からない」
「300点の人物試験をどう対策すればよいか分からない」
「神戸市の教育施策を面接へどうつなげればよいか分からない」
「2028年度の共同実施にどう備えればよいか知りたい」
という方には、無料学習相談も受け付けています。
神戸市教採のよくある質問
Q.2027年度神戸市教採の採用予定人数は?
正規教員は約410名です。
Q.任期付教員は?
約140名を予定しています。
Q.小学校は?
約155名です。
Q.小学校英語コースは?
約5名です。
Q.中学校・高校は?
約160名です。
Q.特別支援学校は?
約60名です。
Q.養護教諭は?
約15名です。
Q.志願者数は?
大学3年生等を除き1,929名です。
Q.志願倍率は?
4.7倍です。
Q.大学3年生等は何人志願しましたか?
374名です。
Q.全体の志願者数は?
2,303名です。
Q.第1次は何がありますか?
一般区分では、
- 教職・一般教養
- 専門教科
- 集団面接
です。
Q.教職・一般教養は何分・何点ですか?
50分・70点です。
Q.教職・一般教養の70点は第1次合否に入りますか?
直接は入りません。
一定点を取得した人のみ集団面接へ進みます。
Q.専門は何分・何点ですか?
80分・120点です。
Q.第1次面接はありますか?
あります。
120点の集団面接です。
Q.第2次は何がありますか?
基本的には、
- 模擬授業
- 場面指導
- 個人面接・質疑応答
- 対象者は実技
です。
Q.第2次は何点ですか?
300点満点です。
Q.実技がない場合は?
個人面接300点です。
Q.面接の評価観点は公表されていますか?
はい。
子供への愛情、困難への対応、倫理・規範、協働性、コミュニケーション、教育情勢への関心、責任感・使命感・向上心などが公式に示されています。
Q.小論文はありますか?
一般区分にはありません。
一部の特例措置区分では小論文があります。
Q.大学3年生でも受験できますか?
はい。
大学3年生等早期チャレンジ選考があります。
Q.大学3年生等の合格には種類がありますか?
第Ⅰ区分と第Ⅱ区分があります。
翌年度に受けられる免除措置が異なります。
Q.加点はありますか?
あります。
第2次300点に対して、上限は40点です。
Q.神戸市が求める人物像は?
- 豊かな人間性にあふれ、子供に寄り添うことができる人
- 自律心を備え、多様性を尊重し、協調・協働できる人
- 自らの資質・能力向上のため、学び続けることができる人
です。
Q.現在の神戸市教育の基本計画は?
第4期神戸市教育振興基本計画です。
Q.教育ビジョンは?
「自他を大切に 自ら考え 未来をつくる」
です。
Q.神戸市の現在の授業づくりで重要な言葉は?
「子供が主役の学び」です。
Q.最終結果は出ていますか?
2026年8月11日時点ではまだ公表前です。
9月中旬に発表予定です。
Q.2028年度は第一次選考共同実施になりますか?
神戸市は第一次選考共同実施に関する自治体協議会に参加し、2027年度実施試験の共通問題作成を進めています。
Q.2028年度の具体的な試験日は決まっていますか?
2026年8月11日時点では、神戸市としての具体的な日程・配点・試験方式は検討中です。
Q.2028年度受験生は何から勉強すればよいですか?
まずは、
- 教職教養
- 一般教養
- 専門教養
- 学習指導要領
- 神戸市教育施策
- 面接
を進め、正式要項公表後に試験形式に合わせて調整しましょう。
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