高知県教員採用試験ガイド

日程・採用予定数・倍率・過去問・出題傾向・個別面接・模擬授業・口頭試問・実技対策

高知県教員採用試験を受験する方に向けて、最新の日程、採用予定数、応募者数、実受審者数、第1次結果、試験内容、過去問、教職・一般教養、専門教養、個別面接、模擬授業、口頭試問、実技審査、大学3回生向け選考、高知県の教育施策までをまとめました。

2027年度採用では、

  • 小学校教諭:100名程度
  • 中学校教諭:72名程度
  • 小・中学校養護教諭:9名程度
  • 小・中学校栄養教諭:2名程度
  • 高等学校教諭:36名程度
  • 特別支援学校教諭:14名程度
  • 県立学校養護教諭:1名程度

で、

合計234名程度

を採用予定としています。

応募者数は、

1,128名

第1次審査を実際に受審した人数は、

1,040名

です。

採用予定234名程度に対する実受審者ベースの公式倍率は、

4.4倍

です。

第2次審査の対象者は、

688名

となりました。

高知県教採の大きな特徴は、


第1次
専門教養+教職・一般教養

第2次
模擬授業+口頭試問+個別面接
+対象教科は実技審査

という構成です。

第1次は、

  • 専門教養:300点
  • 教職・一般教養:150点

で、

合計450点

です。

第2次は基本的に、

  • 模擬授業:200点
  • 面接審査:300点

で、

合計500点

です。

実技審査を実施する教科では、

  • 模擬授業:100点
  • 実技審査:100点
  • 面接審査:300点

となります。

つまり高知県は、

第1次=専門を中心とした筆記力

第2次=授業力+人物力

という性格が非常に明確な受験地です。


高知県教育委員会・教員採用試験 公式情報

高知県教育委員会

https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/310000/

高知県公立学校教員採用候補者選考審査

https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/2014091600139/

教員募集案内・募集要項

令和9年度 高知県公立学校教員採用候補者選考審査

募集要項、出願、採用予定数、第1次結果、第2次審査、大学3回生を対象とした特別選考、現職・元職教員特別選考、過去問題、2028年度採用の共同実施情報などを確認できます。

出願前・受審前には、必ず高知県教育委員会が公表する最新情報をご確認ください。


2027年度 高知県教採を30秒で確認

項目 内容
採用予定 234名程度
小学校 100名程度
中学校 72名程度
小中養護 9名程度
小中栄養 2名程度
高校 36名程度
特別支援 14名程度
県立学校養護 1名程度
応募者 1,128名
第1次実受審者 1,040名
実受審者ベース倍率 4.4倍
第2次対象者 688名
出願 2026年3月16日~4月13日
第1次 2026年5月30日
第1次結果 2026年6月26日
第2次 2026年7月25日~8月2日の指定日
実技審査 2026年7月31日
第1回名簿登載発表 2026年9月11日予定
専門教養 60分・300点
教職・一般教養 60分・150点
第2次 模擬授業+口頭試問+個別面接+対象教科の実技
第2次基本配点 模擬授業200点+面接300点
2028年度第1次 2027年5月8日・共同問題

※第2次審査対象者688名には、第1次審査免除者、大学等推薦特別選考、大学3回生を対象とした特別選考等を含みます。


高知県教採は、ここを押さえる

POINT 1|専門教養300点の比重が大きい

第1次は、

  • 専門教養:300点
  • 教職・一般教養:150点

です。

専門教養が教職・一般教養の2倍

あります。

専門教養を安定した得点源にすることが、第1次突破の大きな鍵です。

POINT 2|第2次は面接300点

第2次では、

面接審査だけで300点

あります。

模擬授業200点と合わせて500点です。

つまり、

第1次で高得点を取れたから人物試験は最低限でよい

という考え方は危険です。

POINT 3|模擬授業は口頭試問までセット

高知県の第2次では、

模擬授業+口頭試問

を実施します。

授業をするだけではなく、

  • なぜこの授業構成にしたのか
  • 発問の意図は何か
  • 子どもがつまずいたらどうするか
  • どのように評価するか
  • 改善するならどこか

まで説明できる必要があります。

POINT 4|大学3回生制度が2種類ある

高知県では大学3回生を対象として、

  • 早期名簿登載型
  • 事前認定型

という性格の異なる選考があります。

単純な「教職教養だけ前倒し」の制度ではありません。


1|高知県教員採用試験の日程

選考 日程
出願 2026年3月16日~4月13日
第1次 5月30日
第1次結果 6月26日
第2次面接等 7月25日・26日、8月1日・2日の指定日
実技審査 7月31日
第1回名簿登載発表 9月11日予定
第2回名簿登載発表 10月16日予定
第3回名簿登載発表 2027年1月15日予定

第1次は全国でも早い「5月型」

第1次は、

5月30日

です。

7月型の自治体よりかなり早いため、

春から本格的に勉強するのでは遅くなりやすい受験地

です。

前年秋から専門・教職教養・人物試験を並行して進めましょう。

高知会場+関西会場

第1次では、

  • 高知会場
  • 関西会場

を設けています。

関西会場では、校種・教科によって受審できる範囲が異なるため、募集要項を確認してください。


2|募集校種・採用予定人数

校種・職種 採用予定
小学校 100名程度
中学校 72名程度
小・中学校養護教諭 9名程度
小・中学校栄養教諭 2名程度
高等学校 36名程度
特別支援学校 14名程度
県立学校養護教諭 1名程度
合計 234名程度

中学校

主な採用予定は、

  • 社会:10名程度
  • 数学:10名程度
  • 理科:9名程度
  • 音楽:6名程度
  • 美術:3名程度
  • 保健体育:9名程度
  • 技術:4名程度
  • 家庭:2名程度
  • 英語:9名程度

などです。

高校は教科差が大きい

高校では、

  • 国語
  • 地理歴史
  • 公民
  • 数学
  • 理科
  • 音楽
  • 美術
  • 保健体育
  • 英語
  • 家庭
  • 情報
  • 農業
  • 工業
  • 商業

などを募集しています。

高校全体ではなく、自分の教科の採用予定人数まで確認しましょう。


3|応募者数・倍率

2027年度採用では、

1,128名

が応募しました。

実際に第1次を受審した人数は、

1,040名

です。

区分 採用予定 応募者 第1次受審者 公式倍率
小学校 100名 377名 350名 3.5倍
中学校 72名 331名 298名 4.1倍
小中養護 9名 78名 74名 8.2倍
小中栄養 2名 31名 28名 14.0倍
高校 36名 266名 248名 6.9倍
特別支援学校 14名 36名 34名 2.4倍
県立学校養護 1名 9名 8名 8.0倍
合計 234名 1,128名 1,040名 4.4倍

※倍率は高知県公式集計の「第1次受審者数÷採用予定数」です。応募者数だけで計算した倍率とは異なります。

高校数学は20.5倍

高校では特に、

  • 数学:41名受審/2名程度=20.5倍
  • 保健体育:49名/3名程度=16.3倍
  • 公民:15名/1名程度=15.0倍

など、高倍率の教科があります。

中学校にも大きな教科差

  • 保健体育:60名/9名程度=6.7倍
  • 社会:57名/10名程度=5.7倍
  • 数学:57名/10名程度=5.7倍
  • 美術:2名/3名程度=0.7倍
  • 技術:5名/4名程度=1.3倍

です。

「高知県全体4.4倍」だけで難易度を判断しないことが重要です。


4|第1次結果・第2次審査対象者

2027年度採用では、

688名

が第2次審査の対象となりました。

区分 第1次受審者 第2次対象者
小学校 350名 344名
中学校 298名 178名
小中養護 74名 27名
小中栄養 28名 6名
高校 248名 98名
特別支援学校 34名 31名
県立学校養護 8名 4名
合計 1,040名 688名

※第2次対象者には、第1次審査免除者、大学等推薦特別選考、大学3回生対象選考等を含みます。そのため「第1次受審者÷第2次対象者」を単純な第1次合格倍率として扱うことには注意が必要です。

小学校は第2次が非常に重要

小学校では、

350名受審 → 第2次対象344名

となっています。

第1次だけを見ると非常に多くの受審者が第2次へ進んでいます。

つまり小学校は、

第2次の模擬授業・口頭試問・面接300点が極めて重要

です。

高校・養護は第1次でも大きく絞られる

高校は、

248名 → 98名

小中養護は、

74名 → 27名

です。

校種によって、

第1次と第2次の重みが大きく異なる

ことが分かります。


5|高知県教採の試験内容

第1次

  • 専門教養
  • 教職・一般教養

です。

専門教養

  • 時間:60分
  • 配点:300点

大学卒業程度の専門問題と、

学習指導要領に示されている内容

を合わせて出題します。

教職・一般教養

  • 時間:60分
  • 配点:150点

教員として必要な、

教職教養+一般教養

を問います。


第2次

  • 模擬授業
  • 口頭試問
  • 個別面接
  • 対象教科の実技審査

です。

面接審査の内容

公式要項では、

人物、教養、適性、社会性、専門性等

について、

  • 模擬授業
  • 口頭試問
  • 個別面接

により審査するとしています。

自己評価書も提出

第1次合格後、第2次審査に向けて、

自己評価書

等を提出します。

面接対策では、口頭回答だけでなく、

自己評価書に書いた内容と回答を一貫させること

が重要です。


6|選考における評価の観点等

2027年度の公式募集要項では、

面接の細かな観点別採点表

までは公表していません。

したがって、過年度資料や民間サイトの評価項目を、

2027年度の公式採点基準

として扱うことはしません。

公式に示されている第2次の審査内容

高知県は、

  • 人物
  • 教養
  • 適性
  • 社会性
  • 専門性

等を、

模擬授業+口頭試問+個別面接

によって審査するとしています。

人物試験対策の中心は「求める教員像」

現在年度の募集要項では、次の4つを明確に示しています。

1|使命感・誇り・愛情・責任感+学び続ける力

教育の仕事に対する使命感や誇り、子どもに対する愛情や責任感があり、自律的に学ぶ姿勢を持ち、生涯にわたって資質・能力を高めていける人

です。

2|教育の専門家としての実践力

  • 教科指導力
  • 子ども理解力
  • 児童・生徒指導力
  • 集団指導の力
  • 学級づくりの力

などを備える人です。

3|人間性・社会性・協働力

豊かな人間性や社会性、常識と教養、対人関係能力

を備え、

  • 組織の一員として働く
  • 多様性を尊重する
  • 包摂性を尊重する
  • 他者と協働する

力が求められています。

4|セルフマネジメント力

高知県は、

教員としてのセルフマネジメント力

を独立した4つ目の教員像として掲げています。

これは高知県版で特に押さえておきたいポイントです。

自分自身の、

  • 心身の健康
  • 時間管理
  • 感情管理
  • 業務管理
  • 学び続ける習慣

などについても準備しましょう。


7|大学3回生・免除・加点・特別選考

大学3回生を対象とした特別選考

高知県では、

2種類

の大学3回生向け選考があります。

① 早期名簿登載型

大学3回生時に、

第1次+第2次審査

を受けます。

合格すると、

2028年度の教員採用候補者名簿へ早期登載

されます。

ただし大学からの推薦が必要です。

2026年実施では、小学校について、

  • 採用予定:40名
  • 応募:5名
  • 第1次受審:5名
  • 第2次対象:5名

でした。

② 事前認定型

大学3回生時に、

第1次審査のみ

を受審します。

合格すると翌年度の採用審査で、

第1次審査全部が免除

されます。

2026年実施では、

  • 小学校:60名応募・50名受審・34名合格
  • 高校工業(機械):2名応募・2名受審

でした。

対象校種・教科を拡大

2027年度採用から大学3回生制度について、

中学校技術、高等学校工業等も対象へ追加

されています。


第1次全部免除

一定の条件を満たす、

  • 直近3年間の第1次合格者
  • 高知県の国公立学校で勤務する臨時教員等
  • 本県の任期付教員名簿登載者
  • 現職教員
  • 過去に指定職種で3年以上勤務した元教員等
  • 前年度大学3回生選考合格者

などは、第1次全部免除の対象となる場合があります。

教職・一般教養の一部免除

社会人経験等により、

教職・一般教養のみ免除

できる制度があります。

対象例は、

  • 中学校技術
  • 高校情報
  • 高校農業
  • 高校工業
  • 高校商業

に関連する企業等で一定期間勤務した人などです。


加点制度

高知県は資格・免許等による加点が充実しています。

英語資格

英語受審者では、

  • 英検1級等:30点
  • 英検準1級等:20点
  • 英検2級等:20点
  • 英検準2級等:10点

などの加点があります。

小学校・特別支援小学部では、一定の英語資格により15点加点となる区分があります。

複数免許

  • 中学校の他教科免許:10点
  • 中学校受審者の小学校免許:10点
  • 高校情報免許:対象者に20点
  • 特別支援学校免許:10点

などがあります。

2027年度から英語加点を拡充

2027年度は、

英語資格による加点点数の増加

や、

小学校等で加点対象資格を拡大

する見直しが行われています。


主な特別選考

  • 障害者特別選考
  • 大学等推薦特別選考
  • 中山間地域を対象とした大学等推薦
  • 現職・元職教員特別選考
  • 社会人経験による免除・特別選考
  • 大学3回生対象特別選考

などがあります。

現職・元職教員特別選考も別日程で実施

高知県では、U・Iターン等も意識した、

現職・元職教員特別選考

を別に実施しています。

一般選考の倍率と混同しないようにしましょう。


8|高知県教採の過去問を確認する

高知県は、

過去3年間分の第1次筆記問題・解答等を公式Webサイトで公開

しています。

高知県 第1次審査筆記問題及び解答

公開されているもの

  • 専門教養
  • 教職・一般教養
  • 標準解答
  • 過年度の第2次模擬授業課題

などです。

一部は著作権の関係で空欄になっています。

県内でも閲覧できる

  • 高知県庁本庁舎1階県民室
  • 東部教科研究センター
  • 中部教科研究センター
  • 西部教科研究センター

でも閲覧できます。

STUDY POINT


1年分を実際に解く

専門・教職一般それぞれの時間感覚を確認

頻出分野を整理

3年分へ広げる

模擬授業課題まで見る

という順番がおすすめです。


9|教職教養の出題傾向

教職・一般教養は、

  • 時間:60分
  • 配点:150点

です。

確認したい教職分野

過去問題から、

  • 教育原理
  • 教育心理
  • 教育法規
  • 学習指導要領
  • 生徒指導
  • 特別支援教育
  • 人権教育
  • 教育時事

などを確認しましょう。

現在の高知県教育も確認する

人物試験と合わせて、

  • 第4期高知県教育振興基本計画
  • 高知県が目指す人間像
  • 高知県が求める教員像
  • 多様性・包摂性
  • 中山間地域の教育

などを理解しておきましょう。


10|一般教養も出題

高知県は、

教職教養と一般教養を一つの試験

として実施します。

一般教養についても、

  • 人文分野
  • 社会分野
  • 自然分野
  • 一般的な社会常識・教養

などを過去問から確認しましょう。

専門300点とのバランスが重要

専門教養の配点が高いため、

一般教養に時間を掛けすぎて専門対策が不足する

のも避けたいところです。

過去問から必要な範囲を絞る

ことが重要です。


11|専門教養は300点

  • 試験時間:60分
  • 配点:300点

です。

大学卒業程度+学習指導要領

公式要項では、

大学卒業程度の専門問題+学習指導要領の内容

を合わせて出題するとしています。

第2次までつなげる

専門学習は、


問題を解ける

根拠を説明できる

学習指導要領とつなげられる

児童生徒のつまずきを考えられる

模擬授業として教えられる

口頭試問で説明できる

ところまで高めましょう。


12|高知県教採に小論文はある?

2027年度採用の一般選考では、

独立した小論文試験は実施されていません。

第1次は、

  • 専門教養
  • 教職・一般教養

第2次は、

  • 模擬授業
  • 口頭試問
  • 個別面接
  • 対象者は実技

です。

文章で考える力は「自己評価書」で必要

小論文試験がなくても、第2次へ向けて、

自己評価書

等を作成します。

自分の経験・教師像・教育観を文章で整理しておくことは、面接回答の質を高めるうえでも重要です。


13|求める教員像・主要な教育施策・高知県特有の知識

高知県が求める教員像

最新の募集要項では、4つが明記されています。

1|使命感・誇り・愛情・責任感を持ち、学び続ける人

子どもへの愛情だけでなく、

自律的に学び、生涯にわたり資質能力を高める姿勢

が求められます。

2|教育の専門家として必要な力を持つ人

  • 教科指導力
  • 子ども理解力
  • 児童生徒指導力
  • 集団指導力
  • 学級づくり

です。

3|多様性・包摂性を尊重し、協働できる人

  • 豊かな人間性
  • 社会性
  • 常識と教養
  • 対人関係能力
  • 組織の一員としての自覚

が求められています。

4|セルフマネジメント力のある人

自分自身を適切に管理し、

安定して学び、働き続ける力

です。


第4期高知県教育振興基本計画

現在の高知県教育の中心資料が、

第4期高知県教育振興基本計画

です。

計画期間は、

2024年度~2027年度

です。

2026年3月には、

第2次改訂

が行われています。

3つの「目指す人間像」

  • 学ぶ意欲にあふれ、心豊かでたくましく夢に向かって羽ばたく人
  • 郷土への愛着と誇りを持ち、高い志を掲げ、日本や高知の未来を切り拓く人
  • 多様な個性や生き方を互いに認め、尊重し、協働し合う人

です。

「きらっと いきいき あったかい『高知家』の教育」

高知県は現在の教育を、

きらっと いきいき あったかい「高知家」の教育

という言葉で表しています。

きらっと

一人一人の個性を磨き、輝かせる。

いきいき

夢や志を持ち、それに向けて挑戦する。

あったかい

多様性や包摂性を尊重する。

という意味です。


3つの基本目標

基本目標1|確かな学力+将来を見通した学び

確かな学力の育成と、自己の将来とのつながりを見通した学び

を進めます。

基本目標2|健やかな体と生活習慣

健康・体力、基本的生活習慣等を育成します。

基本目標3|豊かな心+多様性・包摂性

人権・多様性を大切にし、

互いを認め、協働する力

を育てます。


高知県教育で確認したい4つの基本方針

方針Ⅰ|予測困難な社会を生き抜く力

学力だけでなく、

  • 主体性
  • 探究
  • ICT
  • キャリア教育

なども重要です。

方針Ⅱ|誰一人取り残さない教育

子どもの、

  • 多様な背景
  • 特性
  • 家庭事情
  • 障害
  • 不登校

などを踏まえ、

包摂的な教育・支援

を進めます。

方針Ⅲ|生涯にわたって学べる環境

学校教育だけでなく、生涯学習・社会教育・地域との学びも含めて考えます。

方針Ⅳ|教育を支える基盤づくり

  • 教員確保
  • 働き方改革
  • 教職員の資質能力向上
  • ICT・教育DX
  • 学校組織

などを進めます。


高知県ならではの教育で確認したいこと

中山間地域の教育

高知県では、

中山間地域

が教育を考えるうえで非常に重要です。

大学等推薦特別選考にも、

  • 中山間地域の小学校
  • 中山間地域の中学校

に関する枠があります。

「高知県ならどこでも勤務できるか」「小規模校でどのような教育をしたいか」まで考えておきましょう。

郷土への愛着と誇り

高知県教育の「目指す人間像」に、

郷土への愛着と誇り

が明記されています。

地域の、

  • 自然
  • 歴史
  • 文化
  • 産業
  • 人材

を教育へどう生かすか考えましょう。

多様性・包摂性

現在の高知県教育で非常に重要な言葉です。

単に「みんな仲良く」ではなく、

背景や個性の違いを認め、それぞれが学べる環境をつくる

という視点が必要です。

不祥事防止

2027年度の第2次受審者に対し、高知県教育委員会は、

教員の不祥事防止

について事前に理解しておくよう公式に案内しています。

さらに2026年12月施行の、

こども性暴力防止法

についても確認を求めています。

人物試験対策では、

  • 服務
  • 倫理観
  • SNS
  • 児童生徒との適切な距離
  • 不祥事を組織として防ぐ方法

まで準備しましょう。


14|重要な資料

① 最新年度 教員採用募集要項

高知県 教員募集案内・募集要項

試験内容、配点、免除、加点、大学3回生制度等を確認する最重要資料です。

② 第4期高知県教育振興基本計画

第4期高知県教育振興基本計画

現在は2026年3月の第2次改訂版まで公表されています。

③ 高知県教員育成指標

教師としてどのような資質・能力を継続して高めるのかを確認しましょう。

特に、

  • 学習指導
  • 生徒指導
  • 組織・協働
  • 自己研鑽
  • セルフマネジメント

と、採用試験の求める教員像をつなげましょう。

④ 令和8年度高知県教員研修計画

2026年度の研修では、

探究型研修

への転換も進められています。

採用後も教師自身が探究し、学び続けることが重視されています。

⑤ 教職員不祥事根絶に関する資料

第2次受審者へ公式に確認を求めている資料です。

人物試験対策として優先度の高い資料

と考えましょう。


15|個別面接対策

第2次では、

個別面接

を実施します。

公式要項では、

  • 人物
  • 教養
  • 適性
  • 社会性
  • 専門性

等について審査します。

自己評価書からの深掘りに備える

第2次へ進む受審者は、

自己評価書

を提出します。

したがって、


自己評価書に書いた内容

なぜそう考えたのか

具体的な経験

その経験で何を学んだか

教師としてどう生かすか

まで準備しましょう。

高知県志望理由

高知県では、

  • 中山間地域
  • 郷土教育
  • 多様性・包摂性
  • 誰一人取り残さない教育

など、県の地域特性・教育課題を踏まえ、

なぜ高知県なのか

を説明できるようにしましょう。


16|過去に出された面接質問

以下は、指定資料や過去の受験報告等で確認されている高知県教採の質問例です。

2027年度にも同じ質問が出るという意味ではありません。

過去質問から、人物試験で繰り返し確認されてきたテーマを分析しましょう。

志望理由

  • 教師になろうと思ったのはいつですか。
  • 教師を目指したきっかけは何ですか。
  • 教師を志望した理由を教えてください。
  • なぜこの校種を受審するのですか。
  • あなたの経験を教師としてどのように生かせますか。
  • 他自治体も併願していますか。

高知県志望理由・地域理解

  • なぜ高知県を志望したのですか。
  • 高知県にしかない魅力は何ですか。
  • 高知県の教育にどのような印象を持っていますか。
  • 高知県の教育課題として何を知っていますか。
  • 高知県の子どもたちにどのような力を身につけさせたいですか。
  • 高知県で長く働く意思はありますか。
  • 勤務地は県内のどこでも大丈夫ですか。
  • 中山間地域での勤務についてどう考えていますか。

教育観・教師像

  • あなたが考える理想の教師像を教えてください。
  • 教師として最も大切にしたいことは何ですか。
  • どのような学級をつくりたいですか。
  • 信頼される教師とはどのような教師ですか。
  • 子どもたちにどのような力を身につけさせたいですか。
  • チーム学校についてどう考えていますか。

児童生徒対応

  • いじめを発見したらどうしますか。
  • 不登校の児童生徒にどのように関わりますか。
  • 学習意欲の低い児童生徒へどう働き掛けますか。
  • ルールを守らない児童生徒へどのように指導しますか。
  • 特別な支援を必要とする児童生徒へどう対応しますか。
  • 子どもの小さな変化をどのように把握しますか。

学校組織・保護者

  • 保護者から厳しい意見を受けたらどうしますか。
  • 同僚と考えが異なった場合、どうしますか。
  • 一人で解決できない問題が起きたらどうしますか。
  • 学校組織の一員として何を大切にしますか。

服務・セルフマネジメント

  • 教員の不祥事についてどう考えますか。
  • 不祥事を防止するために自分ができることは何ですか。
  • SNSを使用するとき何に気を付けますか。
  • ストレスをどのように管理しますか。
  • 忙しい中でどのように自己研鑽を続けますか。

STUDY POINT

過去質問を丸暗記するのではなく、


質問

何を評価されているか

自分の具体的経験

高知県の求める教員像4項目

高知県の教育施策

教師としての具体的行動

までつなげましょう。


17|模擬授業・口頭試問・実技対策

模擬授業は第2次の中心

実技なしの校種・教科では、

模擬授業200点

です。

面接300点と合わせて500点のため、

模擬授業だけで第2次の40%

を占めます。

直前に準備時間あり

公式要項では、

面接審査を受審する直前に模擬授業の準備時間

を設定するとしています。

校種・職種・教科別に、授業の一部を実施します。

過去の模擬授業課題を公式公開

高知県は第1次過去問と合わせて、

過去の第2次模擬授業課題

も公開しています。

必ず確認しましょう。

口頭試問対策

模擬授業後に、

  • 授業のねらい
  • 発問の意図
  • 評価方法
  • 児童生徒への支援
  • ICT活用
  • 授業改善

等を説明できるようにしておきましょう。


実技審査

対象は主に、

  • 中学校:音楽・美術・英語・家庭・保健体育
  • 高校:音楽・美術・英語・家庭・保健体育
  • 特別支援学校中高等部の対象教科

です。

音楽

  • 弾き歌い
  • 専攻等の演奏

を行います。

美術

着彩写生

を行います。

英語

英語によるグループ・ディスカッション

を行い、その後発言内容について質問されます。

家庭

被服・食物に関する基礎的・基本的実技

を行います。

保健体育

複数種目から当日指定され、

  • 器械運動
  • 武道
  • 陸上競技
  • 球技

等を実施します。

2027年度から中学校技術の実技を廃止

現在年度の変更点として、

中学校技術の実技審査は廃止

されました。

過年度情報と混同しないようにしましょう。


18|2027年度採用の主な変更点

① 大学3回生対象制度の校種・教科を拡大

2種類の大学3回生制度について、

対象校種・教科が追加

されました。

小学校に加えて、中学校技術、高校工業等にも対象が広がっています。

② 社会人経験による免除対象教科を追加

専門的な企業経験を活用できる制度について、

中学校技術・高校商業等

が追加されています。

③ 英語資格加点を拡充

英語資格について、

  • 加点点数を増加
  • 小学校等の対象資格を拡大

しています。

④ 中学校技術の実技審査を廃止

2027年度採用から、

中学校技術の実技を廃止

しています。

⑤ 不祥事防止をより重視

出願書類では過去の懲戒処分等の確認を徹底し、

第2次では、

不祥事防止の観点を強化

しています。

現在年度は、こども性暴力防止法の理解についても公式に事前確認を求めています。


NEXT|2028年度高知県教採は5月8日に共同問題

2027年に実施される2028年度(令和10年度)採用について、高知県教育委員会はすでに、

第一次選考の共同実施

について正式発表しています。

第1次は2027年5月8日

試験 日程
第1次 2027年5月8日(土)
予備日 2027年6月12日(土)

共同問題を使用することも正式決定

高知県は、

自治体の共同実施による共通問題

を使用すると発表しています。

科目自体は変わらない

高知県の公式発表では、

「内容は変わらず、専門教養及び教職・一般教養」

と明記しています。

対象

高知会場では、

  • 小学校
  • 中学校
  • 高校
  • 特別支援学校
  • 養護教諭
  • 栄養教諭
  • 大学3回生対象特別選考

が対象です。

関西会場も継続予定

関西会場では、

  • 小学校
  • 中学校
  • 高校
  • 特別支援学校

が対象です。

中学校・高校は一部教科のみとなります。

出題方針・問題構成も公開

2026年7月30日には、

共同実施の出題方針と問題構成

も高知県公式サイトで公開されました。

まだ未確定のこと

一方、

  • 第2次の具体的な日程
  • 第2次試験の変更の有無
  • 各種免除・加点制度
  • 大学3回生制度の詳細

などは、

2027年2月上旬予定の募集要項

で正式確認する必要があります。

2028年度受験生は「5月8日」に合わせて前倒し

現在の2027年度採用第1次は5月30日ですが、

2028年度採用は5月8日

です。

約3週間早まります。

前年秋から学習を始め、3~4月には過去問演習へ入れる状態を目指しましょう。


19|高知県教採を受けるなら、まずここから

FIRST ACTION

1|自分の校種・教科の倍率を確認する

全体4.4倍だけでは判断できません。

2|大学3回生・推薦・免除・加点を確認する

高知県は選考制度が多い自治体です。

3|公式過去問を1年分解く

高知県は過去3年分をWebで公開しています。

4|専門教養300点を最優先する

第1次450点中300点です。

5|教職・一般教養150点を安定させる

捨ててよい試験ではありません。

6|第4期高知県教育振興基本計画を読む

特に、

  • きらっと
  • いきいき
  • あったかい
  • 多様性・包摂性
  • 郷土への愛着

を理解しましょう。

7|求める教員像4項目を自分とつなげる

特に、

セルフマネジメント力

も忘れないようにします。

8|自己評価書の土台を早く作る

面接直前に書くのではなく、自己分析として早い段階から準備しましょう。

9|模擬授業+口頭試問を実際に練習する

模擬授業は実技なし区分で200点です。

10|2028年度受験生は5月8日から逆算する

試験が前倒しされます。

「例年5月末だから」と考えないこと

が重要です。


20|高知県教採には、高知県教採の対策を。

全国の教員採用試験には共通する部分があります。

しかし高知県には、

  • 5月第1次
  • 専門教養300点
  • 教職・一般教養150点
  • 第2次面接300点
  • 模擬授業200点
  • 口頭試問
  • 対象教科の実技
  • 英語グループ・ディスカッション
  • 大学3回生の早期名簿登載型
  • 大学3回生の事前認定型
  • 多様な第1次免除制度
  • 充実した資格加点
  • 中山間地域を対象とする推薦制度
  • 求める教員像4項目
  • セルフマネジメント力
  • 「きらっと いきいき あったかい『高知家』の教育」
  • 郷土への愛着と誇り
  • 多様性・包摂性
  • 2028年度から5月8日共同問題

という特徴があります。

だからこそ教採スクールでは、


受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策

という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。

教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。

さらに高知県独自の試験制度に合わせて、

専門教養+教職・一般教養+自己評価書+個別面接+模擬授業+口頭試問+自治体研究

を一つの受験戦略として設計します。

人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、

  • 高知県志望理由
  • 自己評価書
  • 児童生徒対応
  • 保護者対応
  • 服務・不祥事防止
  • 個別面接
  • 模擬授業
  • 口頭試問

まで対策します。

講師経験者であれば、学校現場での実践や日々の悩みについて相談することもできます。

大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。

全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。


LINE登録者限定

もっと詳しく高知県教採を分析したい方へ

このページでは、最新の試験制度、倍率、第1次結果、求める教員像、教育施策、大学3回生制度、過去の面接質問までを公開しています。

さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。

① 高知県教採|筆記試験攻略DATA

  • 過去3年の出題分析
  • 専門教養頻出分野
  • 教職教養頻出分野
  • 一般教養対策
  • 校種・教科別分析
  • 専門300点攻略
  • 免除・加点制度
  • 大学3回生特別選考
  • 2028年度共同問題対策
  • 学習優先順位

② 高知県教育徹底研究

  • 高知県が求める教員像
  • 第4期高知県教育振興基本計画
  • 高知県教員育成指標
  • きらっと いきいき あったかい「高知家」の教育
  • 中山間地域の教育
  • 郷土教育
  • 多様性・包摂性
  • 不登校・特別支援
  • セルフマネジメント
  • 高知県志望理由へのつなげ方

③ 高知県教採|人物試験攻略ガイド

  • 自己評価書対策
  • 個別面接対策
  • 過去の面接質問
  • 深掘り質問対策
  • 模擬授業対策
  • 口頭試問対策
  • 児童生徒対応
  • 保護者対応
  • 服務・不祥事防止
  • 高知県教育を使った回答づくり

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「高知県対策希望」

と送信してください。

 

📱 公式LINEに登録して無料相談する

登録後メッセージに「高知県対策希望」とお送りください。

「専門教養300点をどう攻略すればよいか分からない」

「教職・一般教養の学習範囲を絞りたい」

「大学3回生制度が複雑で分からない」

「自己評価書をどう書けばよいか分からない」

「面接300点が不安」

「模擬授業・口頭試問をどう対策すればよいか分からない」

「中山間地域について面接でどう答えればよいか知りたい」

「2028年度の5月8日共同問題へどう備えればよいか知りたい」

という方には、無料学習相談も受け付けています。


高知県教採のよくある質問

Q.2027年度高知県教採の採用予定人数は?

234名程度です。

Q.応募者は何人ですか?

1,128名です。

Q.実際に第1次を受けた人数は?

1,040名です。

Q.公式倍率は?

実受審者1,040名÷採用予定234名程度で、

4.4倍

です。

Q.第2次対象者は何人ですか?

688名です。

第1次免除者や推薦等を含みます。

Q.小学校の倍率は?

3.5倍です。

Q.中学校は?

4.1倍です。

Q.高校は?

6.9倍です。

Q.特別支援学校は?

2.4倍です。

Q.小中養護は?

8.2倍です。

Q.第1次は何がありますか?

  • 専門教養
  • 教職・一般教養

です。

Q.専門教養は何分・何点ですか?

60分・300点です。

Q.教職・一般教養は?

60分・150点です。

Q.専門の比重は大きいですか?

はい。

第1次450点中300点なので、

3分の2が専門教養

です。

Q.第2次は何がありますか?

  • 模擬授業
  • 口頭試問
  • 個別面接
  • 対象者は実技

です。

Q.模擬授業は何点ですか?

実技なし区分では、

200点

です。

Q.面接は何点ですか?

300点

です。

Q.実技がある場合の配点は?

基本的に、

  • 模擬授業100点
  • 実技100点
  • 面接300点

です。

Q.小論文はありますか?

2027年度採用の一般選考では、

独立した小論文試験はありません。

Q.大学3回生でも受審できますか?

はい。

早期名簿登載型と事前認定型があります。

Q.早期名簿登載型とは?

大学3回生で第1次・第2次を受け、合格すれば翌年度の採用候補者名簿へ早期登載する制度です。

Q.事前認定型とは?

大学3回生で第1次を受け、合格すると翌年度の第1次全部免除を申請できる制度です。

Q.高知県が求める教員像は?

大きく、

  • 使命感・愛情・責任感+学び続ける姿勢
  • 教育の専門家としての実践力
  • 人間性・社会性・多様性を尊重した協働力
  • セルフマネジメント力

の4つです。

Q.現在の教育基本計画は?

第4期高知県教育振興基本計画

です。

Q.計画期間は?

2024年度~2027年度

です。

Q.現在の高知県教育を表す言葉は?

「きらっと いきいき あったかい『高知家』の教育」

です。

Q.高知県ならではの教育テーマは?

特に、

  • 中山間地域
  • 郷土への愛着・誇り
  • 多様性・包摂性
  • 誰一人取り残さない教育
  • セルフマネジメント

を確認しましょう。

Q.過去問は入手できますか?

はい。

高知県教育委員会が過去3年間分の筆記問題・解答等をWeb公開しています。

過去の模擬授業課題も確認できます。

Q.2028年度採用は共同実施ですか?

はい。

高知県教育委員会が正式に発表しています。

Q.2028年度の第1次はいつですか?

2027年5月8日(土)

です。

Q.予備日は?

2027年6月12日(土)

です。

Q.共通問題を使いますか?

はい。

自治体共同実施による共通問題を使用すると正式発表されています。

Q.科目は変わりますか?

高知県は、

「内容は変わらず、専門教養及び教職・一般教養」

と発表しています。

Q.2028年度受験生は何をすればよいですか?

第1次が5月8日に早まるため、

  • 専門教養
  • 教職教養
  • 一般教養
  • 学習指導要領
  • 高知県教育
  • 面接の自己分析

を前年秋から進め、3~4月には実戦演習へ入れる状態を目指しましょう。

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