熊本県教員採用試験ガイド

日程・採用予定数・倍率・過去問・教職教養・専門教養・論述・模擬授業・個人面接対策

熊本県教員採用試験を受験する方に向けて、最新の日程、採用予定数、志願者数・倍率、第1次考査、試験内容、過去問、教職教養、専門教養、論述、模擬授業、個人面接、実技、大学3年生等早期特別選考、熊本県の教育施策までをまとめました。

熊本県と熊本市は別の教員採用試験です。

熊本県の採用選考考査は、熊本市立小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の教員を除いて実施されます。

2027年度採用の採用予定数は、

  • 小学校教諭等:140名程度
  • 中学校教諭等:92名程度
  • 高等学校教諭等:55名程度
  • 特別支援学校(学級)教諭等:56名程度
  • 養護教諭:8名程度
  • 栄養教諭:3名程度
  • 障がいのある者を対象とした特別選考:8名程度

です。

大学3年生等早期特別選考を除く志願者は、

772名

で、県公式の志願倍率は、

2.1倍

です。

さらに2028年度(令和10年度)採用に向けた大学3年生等早期特別選考には、別に130名が志願しています。

熊本県教採の基本構造は、


第1次
教職科目
+ 専門教科等
+ 対象教科は実技

第2次
論述または専門筆記
+ 個人面接①
+ 個人面接②
+ 小・中学校は模擬授業
+ 中・高英語はスピーキング

です。

第1次の主な配点は、

  • 教職科目:40点
  • 専門教科等:原則100点

です。

第2次では、一般的な区分で、

  • 論述:60点
  • 個人面接①:120点
  • 個人面接②:120点

となります。

しかも第2次の合否判定には第1次の結果を加味しません。

第1次を高得点で通過した受験生も、第2次では人物試験・論述・模擬授業を改めて戦い抜く必要があります。


【重要】2026年8月|第2次考査の日程が変更されています

2027年度採用の第2次考査は、令和8年熊本地震の影響により、一部日程が延期されています。

当初7月29日受考予定者

2026年8月12日(水)へ変更

当初7月30日受考予定者

2026年8月13日(木)へ変更

当初7月31日受考予定者

2026年8月14日(金)へ変更

8月12~14日の受考が困難と回答した受験者

2026年9月19日(土)

に実施されます。

2026年8月11日時点では、従来の実施要項に記載された7月27~31日の日程だけを確認するのではなく、必ず最新の県公式「延期・新日程」を確認してください。


熊本県教育委員会・教員採用試験 公式情報

熊本県教育委員会

https://www.pref.kumamoto.jp/site/kyouiku/

熊本県公立学校教員採用選考考査

https://www.pref.kumamoto.jp/site/kyouiku/list191-59.html

実施要項、志願状況、第1次結果、第2次案内、模擬授業題、地震等による日程変更などが随時掲載されます。


2027年度 熊本県教採を30秒で確認

項目 内容
小学校 140名程度
中学校 92名程度
高校 55名程度
特別支援 56名程度
養護 8名程度
栄養 3名程度
障がい者特別選考 8名程度
志願者 772名 ※大学3年生等除く
公式志願倍率 2.1倍
大学3年生等早期選考 130名志願
出願 2026年4月13日~4月30日
第1次 2026年6月14日
第1次結果 2026年7月2日
第2次・筆記等 2026年7月26日
第2次面接 7月27日以降/一部8月12~14日・9月19日へ変更
教職科目 40分・40点
専門教科等 原則60分・100点
第2次論述 60点
個人面接① 120点
個人面接② 120点
模擬授業 小学校・中学校
2028年度 大学3年生等早期特別選考で71名程度を先行募集

熊本県教採は、ここを押さえる

POINT 1|小学校140名に対して志願147名

2027年度採用の小学校は、

  • 志願者:147名
  • 採用予定:140名
  • 公式志願倍率:1.1倍

です。

一方、高校は4.5倍、養護は12.6倍。

熊本県全体2.1倍という数字だけで難易度を判断しないことが重要です。

POINT 2|一般教養の独立試験はない

2027年度採用では、第1次に教職科目40分を実施します。

近年の熊本県では、全国型の人文・社会・自然科学を広く問う独立した一般教養試験はありません。

主に、

  • 教育原理
  • 教育心理
  • 教育法規
  • 教育時事
  • 熊本県教育施策

などを中心に対策します。

POINT 3|専門100点+教職40点

一般的な受験区分では、

  • 専門:100点
  • 教職:40点

です。

専門の配点が大きいため、専門教養を得点源にすることが基本です。

POINT 4|第2次は面接240点

個人面接は、

  • 個人面接①:120点
  • 個人面接②:120点

で、合計240点です。

論述60点よりはるかに大きく、人物試験の重要度が非常に高い自治体です。

POINT 5|第1次の点数は最終判定に持ち越さない

県公式要項では、

「第二次考査の合否判定には、第一次考査の結果を加味しない」

と明記されています。

つまり、第1次を何点で通ったかではなく、第2次をどう仕上げるかが最終合格を左右します。


1|熊本県教員採用試験の日程

当初予定

選考 日程
出願 2026年4月13日10時~4月30日17時
第1次 6月14日
第1次結果 7月2日9時30分
第2次 筆記・論述等 7月26日
第2次 面接等 7月27日~31日の指定日
最終結果 当初は9月上旬~中旬頃を予定

現在の日程変更

令和8年熊本地震の影響により、一部の第2次個人面接が延期されています。

当初受考日 変更後
7月29日 8月12日
7月30日 8月13日
7月31日 8月14日
上記日程で受考困難な対象者 9月19日

このため、最終結果発表についても、今後の県公式発表を必ず確認してください。


2|採用予定数

校種・職種 採用予定数
小学校 140名程度
中学校 92名程度
高校 55名程度
特別支援学校(学級)専願 56名程度
養護 8名程度
栄養 3名程度

中学校の教科別採用予定

教科 採用予定
国語 16名程度
社会 13名程度
数学 12名程度
理科 12名程度
英語 14名程度
音楽 6名程度
美術 4名程度
保健体育 8名程度
技術 4名程度
家庭 3名程度

高校

高校は55名程度で、

  • 国語
  • 日本史
  • 地理
  • 政経
  • 数学
  • 化学
  • 生物
  • 地学
  • 英語
  • 保健体育
  • 音楽
  • 家庭
  • 農業
  • 工業
  • 商業
  • 情報

などを募集しています。

農業・工業・商業の一部教科は、第1次を実施せず第2次のみとなる点にも注意が必要です。


3|志願者数・倍率

区分 志願者 採用予定 公式志願倍率
小学校 147 140 1.1倍
中学校 172 92 1.9倍
高校 247 55 4.5倍
特別支援 67 56 1.2倍
障がい者特別選考 4 8 0.5倍
養護 101 8 12.6倍
栄養 34 3 11.3倍
合計 772 362 2.1倍

※大学3年生等早期特別選考を除いた県公式志願状況です。

前年度2.3倍から2.1倍へ

全体の志願倍率は、前年度の2.3倍から2.1倍へ低下しています。

ただし、校種・教科別では大きく異なります。


4|中学校の教科別倍率

教科 志願者 採用予定 倍率
国語 18 16 1.1倍
社会 38 13 2.9倍
数学 16 12 1.3倍
理科 6 12 0.5倍
英語 23 14 1.6倍
音楽 16 6 2.7倍
美術 5 4 1.3倍
保健体育 43 8 5.4倍
技術 5 4 1.3倍
家庭 2 3 0.7倍

理科0.5倍、保健体育5.4倍

同じ中学校でも競争状況は大きく違います。

中学校1.9倍という平均だけで難易度を判断しないようにしましょう。


5|高校の教科別倍率

倍率が高い教科

  • 公民(政経):21.0倍
  • 保健体育:13.5倍
  • 生物:8.5倍
  • 日本史:8.0倍
  • 地理:6.5倍
  • 数学:6.4倍

一方で

  • 電気電子:0.3倍
  • 建築:0.7倍
  • 機械:1.0倍
  • 工業土木:1.0倍

などもあります。

高校は特に教科別の採用環境が大きく違います。


6|第1次考査の結果

2027年度採用の第1次考査結果は、

2026年7月2日

に発表されています。

熊本県教育委員会は合格者の受考番号を公式ホームページで公表しています。

第2次は7月26日から開始されましたが、令和8年熊本地震の影響により一部日程が延期されています。

そのため2026年8月11日時点では、最終合格者数・最終倍率はまだ確定していません。


7|第1次考査の内容・配点

教職科目

  • 時間:40分
  • 配点:40点
  • 対象:原則すべての校種・職種

専門教科等

一般的な小・中・高・養護・栄養では、

  • 時間:60分
  • 配点:原則100点

です。

特別支援学校(学級)

特別支援学校(学級)教諭等では、特別支援教育に関する専門教科等①も実施します。

中・高の実技

第1次では、

  • 中学校 音楽
  • 中学校 美術
  • 中学校 保健体育
  • 高校 音楽
  • 高校 保健体育

などで実技があります。


8|教職教養対策

熊本県では第1次に教職科目を実施します。

近年の過去問では、

  • 教育原理
  • 教育心理
  • 教育法規
  • 学習指導要領
  • 生徒指導
  • 特別支援教育
  • 教育時事
  • 熊本県教育施策

などが中心です。

熊本県独自問題も確認する

熊本県の教育計画や教育施策に関する問題も見られるため、

全国共通の教職教養+熊本県教育

の両方を準備しましょう。


9|一般教養はある?

2027年度採用では、独立した一般教養試験はありません。

現在の熊本県対策では、教職科目と専門教科等を優先します。

ただし、2028年度採用から全国の第一次選考共同実施が始まるため、次年度受験生は一般教養も準備しておく必要があります。


10|専門教養対策

多くの校種・教科で、

60分・100点

です。

教職科目は40点に対して専門は100点なので、専門教養の比重が大きくなっています。

STUDY POINT

専門教養は、


解ける

理由を説明できる

児童生徒のつまずきを理解できる

授業として教えられる

ところまで仕上げましょう。

特に小・中学校は第2次に模擬授業があるため、専門対策と模擬授業対策はつながっています。

教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。


11|第2次考査の内容

7月26日

一般的な受験者は、

  • 論述

を実施します。

中学校・高校英語では、

  • 論述
  • 英語スピーキング

があります。

高校の農業・工業・商業の一部では、論述ではなく専門筆記を実施します。

個人面接

全校種・職種で、

個人面接を2回

実施します。

模擬授業

小学校・中学校では、

模擬授業

を実施します。

高校・特別支援・養護・栄養には、同じ形での模擬授業はありません。


12|配点と基準点

主な考査 配点
第1次 教職科目 40点
第1次 専門教科等 原則100点
第2次 論述 60点
第2次 個人面接① 120点
第2次 個人面接② 120点

各考査に基準点がある

熊本県は総合点だけで合否を決める試験ではありません。

第1次は原則として各考査配点の4割が基準です。

ただし平均点が4割より低い場合は、平均点を基準とします。

第2次の筆記・論述・実技は、原則として平均点の5割が基準です。

個人面接についても評価者ごとの基準があります。

一つの試験だけ突出して高得点でも、他の考査で基準を満たさなければ不合格になる可能性があります。


13|選考における評価の観点等

2027年度の実施要項では、詳細な面接評価項目名をすべて点数化した一覧までは公開していません。

そのため、人物試験対策では、県公式の「くまもとの教職員像」熊本県教員等の資質向上に関する指標を基準に考えることが重要です。

採用段階で意識したい4つの資質能力

  • 総合的人間力
  • 使命感・倫理観
  • 実践的指導力等
  • マネジメント力

教職員としての基本的資質

① 教育的愛情と人権感覚

一人ひとりに温かく、公平に接することが求められます。

② 使命感と向上心

教師としての情熱を持ち、新しい教育課題にも積極的に対応しながら学び続ける姿勢です。

③ 組織の一員としての自覚

情報を共有し、互いに協力しながら組織的に課題へ対応する力です。

教職員としての専門性

① 児童生徒理解と豊かな心の育成

児童生徒との信頼関係を築き、一人ひとりの個性・よさを理解することです。

② 学習の実践的指導力

基礎・基本を身につけさせながら、児童生徒自身が学び、考える授業を展開する力です。

③ 保護者・地域住民との連携

家庭・地域と情報を共有し、信頼関係の中で課題解決へ取り組むことです。


14|「くまもとの教職員像」

面接準備では、次の6項目を自分の経験と結びつけましょう。

  • 教育的愛情と人権感覚
  • 使命感と向上心
  • 組織の一員としての自覚
  • 児童生徒理解と豊かな心の育成
  • 学習の実践的指導力
  • 保護者・地域住民との連携

これは単なる自治体研究ではなく、


志望理由
+ 自己PR
+ 模擬授業
+ 個人面接
+ 場面対応

の土台になります。


15|大学3年生等早期特別選考

熊本県では2027年度採用試験から、

大学3年生等早期特別選考

を実施しています。

これは2028年度(令和10年度)採用予定の選考です。

対象

  • 小学校
  • 中学校 全教科
  • 特別支援学校(学級)専願

採用予定

  • 小学校:35名程度
  • 中学校:22名程度
  • 特別支援:14名程度
  • 合計:71名程度

志願状況

  • 小学校:61名
  • 中学校:45名
  • 特別支援:24名
  • 合計:130名

公式倍率は全体で1.8倍です。

大学3年生選考の特徴

大学3年次に、第1次・第2次を一般選考と同様に受験します。

第2次を通過した人は、さらに2027年3月に最終面接を受けます。

最終面接の合格者が2028年度採用候補者名簿へ登載されます。

不合格でも翌年度第1次免除

大学3年生等の早期特別選考では、第2次または最終面接で不合格になった場合でも、一定条件のもと、2027年実施の2028年度採用試験で第1次をすべて免除する制度があります。

これは熊本県の大学3年生受験の大きなメリットです。


16|特別選考・免除制度

熊本県は、教職経験者等を対象とした免除制度が充実しています。

主な制度

  • 本県公立学校現職者
  • 他県等現職者
  • 元本県教諭等
  • 元他県等教諭
  • 臨時的任用教員等
  • 教職大学院修了・修了予定者
  • 大学等推薦特別選考
  • 他県等大学3年生対象試験合格者
  • キャリアチェンジ特別選考
  • 障がいのある者を対象とした特別選考

他県等現職者

一定の勤務経験を満たす他県等の現職教員について、第1次の一部または全部免除があります。

条件によっては、

第1次全免除+第2次論述免除

となり、小・中学校では模擬授業と面接、高校等では面接中心となります。

元本県教諭等

本県で一定期間の正規教員経験を持つ人についても、第1次全部免除・第2次一部免除があります。

教職大学院

条件を満たす教職大学院修了者・修了予定者は、第1次全部免除の対象です。


17|大学等推薦特別選考

2027年度採用では、大学等推薦特別選考の対象を拡大しています。

対象

  • 小学校
  • 中学校各教科
  • 高校 家庭
  • 高校 情報
  • 特別支援学校(学級)専願

などです。

2027年度採用から、

  • 中学校 技術
  • 特別支援学校(学級)

が新たに対象へ加わっています。

大学等推薦特別選考では、条件を満たす推薦者について第1次を全免除します。


18|併志願制度・加点制度

併志願制度

熊本県では、免許状等の条件を満たす場合に、複数校種・区分への併志願制度があります。

特別支援学校(学級)への併志願等については、実施要項で条件を確認しましょう。

加点制度

第1次には、所有免許状や資格等に応じた加点制度があります。

特に、

  • 英語資格
  • 複数免許状
  • 特別支援学校教諭免許状

など、自分の資格が対象にならないか出願前に確認することが重要です。


19|論述対策

熊本県の第2次では、多くの受験区分で論述を実施します。

配点は原則60点です。

過年度の形式

  • 時間:60分程度
  • 1題
  • 文字数の明確な上限を設定しない形式

などが見られます。

※細かな形式は当年度の受考案内を最優先してください。

出題の中心

過去には、

  • 学習指導
  • 児童生徒理解
  • 教育課題
  • 教師としての具体的実践

を結びつけて考えさせる課題が出題されています。

基本構成


課題をどう捉えるか

教師として何を大切にするか

具体的な教育実践

組織・家庭・地域との連携

目指す児童生徒の姿

まで書けるようにしましょう。


20|模擬授業対策

熊本県では第2次で、

  • 小学校
  • 中学校 全教科

を対象に模擬授業を実施します。

模擬授業題は第1次合格後に県教育委員会から公表されます。

準備したいこと

  • 本時の目標
  • 導入
  • 中心発問
  • 児童生徒の反応予測
  • つまずきへの対応
  • 個別最適な支援
  • 協働的な学び
  • ICT活用
  • まとめ
  • 評価

熊本県の教職員像につなげる

模擬授業でも、

  • 教育的愛情
  • 児童生徒理解
  • 実践的指導力
  • 主体的な学び

が伝わる授業を意識しましょう。


21|個人面接は2回・各120点

熊本県では、全校種・職種で個人面接を2回実施します。

配点は、

  • 個人面接①:120点
  • 個人面接②:120点

です。

過去の受験報告では、

  • 面接①:約15分
  • 面接②:約25分

程度の実施例があります。

※時間は過年度の受験報告による参考情報です。現在年度の通知を最優先してください。

STUDY POINT

第2次は、


論述60点
+ 面接120点
+ 面接120点

です。

人物試験の配点が非常に大きいため、第1次合格後に面接練習を始めるのでは遅くなりやすい試験です。


22|面接での質問例

過年度の受験報告から、熊本県教採で準備しておきたい質問例を整理しました。

志望理由・自己理解

  • なぜ教員を志望したのですか。
  • なぜ熊本県で教員になりたいのですか。
  • 熊本市ではなく熊本県を志望する理由は何ですか。
  • どのような教師になりたいですか。
  • あなたの長所を教師としてどう生かしますか。
  • あなたの課題は何ですか。
  • これまで困難を乗り越えた経験を教えてください。

児童生徒理解

  • 児童生徒との信頼関係をどう築きますか。
  • いじめを把握したらどう対応しますか。
  • 不登校の児童生徒にどう関わりますか。
  • 学習につまずいている児童生徒にどう対応しますか。
  • 特別な支援が必要な児童生徒にどう対応しますか。
  • 児童生徒の自己肯定感をどう高めますか。

授業

  • 分かる授業とはどのような授業ですか。
  • 主体的・対話的で深い学びをどう実現しますか。
  • 個別最適な学びと協働的な学びをどう一体化しますか。
  • ICTをどのように授業へ活用しますか。
  • 今回の模擬授業を自己評価してください。
  • 模擬授業を改善するとすればどこですか。

学校組織・保護者

  • 保護者から厳しい意見を受けたらどう対応しますか。
  • 同僚と意見が異なったらどうしますか。
  • 一人で解決できない問題が起きたらどうしますか。
  • 「組織の一員としての自覚」とは何だと考えますか。
  • 地域と学校の連携についてどう考えますか。

服務・倫理

  • 教育公務員として最も大切なことは何ですか。
  • 教員の不祥事を防ぐために何が必要ですか。
  • SNSを使用する際に教師として何を注意しますか。
  • 個人情報をどのように管理しますか。

熊本県教育

  • 「くまもとの教職員像」を知っていますか。
  • 熊本県教育振興基本計画の基本理念を知っていますか。
  • 「自らの可能性を拡げ、未来を切り拓く」とはどういうことだと考えますか。
  • 熊本県で教育DXをどう進めますか。
  • 地域とともにある学校をどのように実現しますか。
  • インクルーシブ教育についてどう考えますか。
  • 熊本地震等の経験を防災教育へどう生かしますか。
  • 熊本の地域資源を教育へどう生かしますか。

質問例を丸暗記するのではなく、「くまもとの教職員像」と自分の経験を結びつけて準備しましょう。


23|求める教師像・熊本県教育施策

第4期熊本県教育振興基本計画

現在の熊本県教育の中心となる計画が、

第4期熊本県教育振興基本計画

です。

計画期間は、

2024年度~2027年度

です。

基本理念

「自らの可能性を拡げ、未来を切り拓く 熊本の人づくり」

5つの基本目標

  1. 変化の激しい時代に対応した質の高い教育の推進
  2. 共生社会の実現に向けた教育の充実
  3. 世界に羽ばたく志ある人材を育てる魅力的な学校づくり
  4. 活力あふれる熊本の実現に向けた文化・スポーツの振興
  5. 災害からの復旧・復興及び記憶の伝承、「こどもまんなか」視点での教育施策の推進

熊本県で確認したい教育テーマ

  • 確かな学力
  • 個別最適な学び
  • 協働的な学び
  • 教育DX
  • インクルーシブ教育
  • 特別支援教育
  • いじめ・不登校対策
  • 人権教育
  • キャリア教育
  • 半導体関連産業を支える人材育成
  • グローバル人材育成
  • 国際バカロレア
  • 熊本スーパーハイスクール
  • コミュニティ・スクール
  • 地域学校協働活動
  • 教育DX
  • 教職員の働き方改革
  • 防災教育
  • 熊本地震・豪雨災害の記憶の伝承

教育DX

熊本県は第4期計画で、

ICTを活用した「主体的・対話的で深い学び」の実現

と、

「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的充実

を進めています。

世界に羽ばたく志ある人材

熊本県では、半導体関連産業の集積など社会環境が大きく変化しています。

その中で、

  • キャリア教育
  • グローバル教育
  • 国際バカロレア
  • STEAM教育
  • 産学官連携

などを通して、新しい時代を担う人材育成を進めています。

地域とともにある学校づくり

熊本県では、

学校・家庭・地域・行政・子供の「五者連携」

を重視しています。

コミュニティ・スクールと地域学校協働活動を一体的に進める視点を確認しましょう。

防災・復興教育

熊本地震や令和2年7月豪雨などの経験を持つ熊本県では、

  • 学校安全
  • 防災教育
  • 災害の記憶の伝承
  • 地域と連携した防災

も重要です。

2026年の教員採用試験自体も地震による日程変更の影響を受けており、熊本県で教師を目指すうえで学校安全・危機管理は現実的な教育課題です。


24|重要な資料

① 最新年度 教員採用選考考査実施要項

2027年度採用 熊本県教員採用選考考査

② 第4期熊本県教育振興基本計画

第4期熊本県教育振興基本計画

③ 熊本県教員等の資質向上に関する指標

熊本県教員等の資質向上に関する指標

④ 熊本県学校教育情報化推進計画

教育DX、ICT活用、情報活用能力、ICT活用指導力などを理解するための重要資料です。

⑤ 最新の第2次考査日程変更情報

第2次考査 延期・新日程

2026年度受験生は、通常の実施要項だけでなく日程変更情報まで必ず確認してください。


25|2027年度採用の主な変更点

① 大学3年生等早期特別選考を新設

小学校・中学校全教科・特別支援学校専願を対象に実施しています。

② 他県の大学3年生選考合格者も第1次免除

他自治体の2025年度実施大学3年生選考で合格・通過した人を対象とする特別選考を導入しました。

③ 大学等推薦の対象拡大

新たに、

  • 中学校 技術
  • 特別支援学校(学級)

を追加しています。

④ 他県等現職者の免除拡大

一定の経験を持つ他県現職者について、第1次全部免除に加えて、第2次の論述・筆記も免除する制度があります。

⑤ 高校農業・工業・商業の一部を第2次のみへ

一部の専門教科では第1次を実施せず、第2次で、

  • 専門筆記
  • 個人面接

を実施します。


NEXT|2028年度熊本県教採の最新動向

まず、大学3年生選考で71名程度を先行募集

2028年度採用については、2026年実施の大学3年生等早期特別選考ですでに、

  • 小学校:35名程度
  • 中学校:22名程度
  • 特別支援:14名程度

合計71名程度を募集しています。

全国では第一次選考共同実施がスタート

2027年実施の2028年度採用から、複数自治体による第一次選考の共同実施が始まります。

現在公表されている全国動向では、熊本県は「共同実施に参加しない10都県」には含まれていません。

また、全国共通問題では、基本形として、

  • 教養:60分・40問程度
  • 教職教養:約30問
  • 一般教養:約10問
  • 専門:60分・25問程度
  • 択一・マークシート方式

が示されています。

熊本県受験生は一般教養にも備える

2027年度採用の熊本県では、独立した一般教養試験を実施していません。

共同問題を本格的に利用する場合には、一般教養対策が新たに必要になる可能性があります。

そのため2028年度受験生は、


教職教養
+ 一般教養
+ 専門教養

を並行して準備しておくのが安全です。

ただし熊本県の詳細は正式発表待ち

2026年8月11日時点では、熊本県教育委員会から2028年度一般選考について、

  • 共同問題の利用範囲
  • 第1次実施日
  • 問題数
  • 配点
  • 現在の教職40点・専門100点をどう変更するか
  • 第2次方式をどうするか

などの詳細な実施要項はまだ公表されていません。

全国動向を参考にしつつ、熊本県教育委員会の正式発表を最優先してください。


26|熊本県教採を受けるなら、まずここから

FIRST ACTION

1|熊本県と熊本市を区別する

別の教員採用試験です。

2|自分の校種・教科の倍率を見る

小学校1.1倍、養護12.6倍、高校政経21倍など、大きく違います。

3|特別選考・免除制度を確認する

現職・元教員・臨採・教職大学院・大学推薦など多くの制度があります。

4|教職科目40点を確実に取る

基準点があります。

5|専門100点を得点源にする

第1次で最も配点の大きい試験です。

6|第2次対策を早く始める

第1次の得点は最終判定へ持ち越されません。

7|論述60点を準備する

教育課題と具体的な教師行動を文章化できるようにします。

8|面接240点を最重要視する

2回の個人面接があります。

9|小・中学校は模擬授業を練習する

専門教養と授業力をつなげましょう。

10|「くまもとの教職員像」を読む

教育的愛情、人権感覚、使命感、児童生徒理解、指導力、地域連携を自分の経験へつなげます。


27|熊本県教採には、熊本県教採の対策を。

全国の教員採用試験には共通する部分があります。

しかし熊本県には、

  • 熊本市とは別採用
  • 小学校140名・志願倍率1.1倍
  • 教職科目40分・40点
  • 専門教科等100点
  • 各考査の基準点
  • 第1次得点を最終判定へ持ち越さない制度
  • 第2次論述60点
  • 個人面接2回・各120点
  • 小・中学校の模擬授業
  • 中・高英語のスピーキング
  • 大学3年生等早期特別選考
  • 2028年度採用71名程度の先行募集
  • 豊富な教職経験者免除制度
  • 「くまもとの教職員像」
  • 五者連携
  • 教育DX
  • 熊本スーパーハイスクール
  • 半導体産業を意識した人材育成
  • 防災・復興教育
  • 2028年度共同実施への対応

という特徴があります。

だからこそ教採スクールでは、


受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策

という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。

教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。

さらに熊本県独自の試験制度に合わせて、

教職科目+専門教養+論述+模擬授業+2回の個人面接+熊本県教育研究

を一つの受験戦略として設計します。

人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、志望理由、自己PR、教育観、模擬授業、児童生徒対応、保護者対応、個人面接まで対策します。

講師経験者であれば、学校現場での実践や日々の悩みについて相談することもできます。

大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。

全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。


LINE登録者限定

もっと詳しく熊本県教採を分析したい方へ

このページでは、試験制度、倍率、試験内容、配点、求める教職員像、教育施策、面接質問例までを公開しています。

さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。

① 熊本県教採|筆記試験攻略DATA

  • 年度別出題分析
  • 教職教養の頻出分野
  • 専門教養100点対策
  • 校種・教科別倍率
  • 基準点対策
  • 免除・特別選考整理
  • 大学3年生等早期選考
  • 併志願・加点制度
  • 2028年度共同問題対策
  • 学習優先順位

② 熊本県教育徹底研究

  • くまもとの教職員像
  • 熊本県教員等の資質向上に関する指標
  • 第4期熊本県教育振興基本計画
  • 個別最適な学び・協働的な学び
  • 教育DX
  • インクルーシブ教育
  • 熊本スーパーハイスクール
  • グローバル人材・半導体人材育成
  • 防災・復興教育
  • 熊本県志望理由へのつなげ方

③ 熊本県教採|人物試験攻略ガイド

  • 志望理由対策
  • 論述対策
  • 模擬授業対策
  • 個人面接①対策
  • 個人面接②対策
  • 過去の面接質問
  • 児童生徒対応
  • 保護者対応
  • 学校組織・地域連携
  • 熊本県教育を使った回答づくり

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「熊本県対策希望」

と送信してください。

 

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登録後メッセージに「熊本県対策希望」とお送りください。

「教職40点と専門100点の優先順位が分からない」

「論述をどう書けばよいか分からない」

「模擬授業をどう作ればよいか分からない」

「2回の個人面接が不安」

「くまもとの教職員像を面接へどうつなげればよいか分からない」

「2028年度の共同実施にどう備えればよいか知りたい」

という方には、無料学習相談も受け付けています。


熊本県教採のよくある質問

Q.2027年度熊本県教採の採用予定人数は?

小学校140名程度、中学校92名程度、高校55名程度、特別支援56名程度、養護8名程度、栄養3名程度です。

Q.熊本市と同じ試験ですか?

いいえ。

熊本県採用では、熊本市立小・中・高・特別支援学校の教員を除きます。

Q.志願者数は?

大学3年生等早期特別選考を除き772名です。

Q.全体倍率は?

県公式の志願倍率は2.1倍です。

Q.小学校は?

147名・1.1倍です。

Q.中学校は?

172名・1.9倍です。

Q.高校は?

247名・4.5倍です。

Q.養護は?

101名・12.6倍です。

Q.栄養は?

34名・11.3倍です。

Q.第1次は何がありますか?

基本的には、

  • 教職科目
  • 専門教科等
  • 対象者は実技

です。

Q.教職科目は何分・何点ですか?

40分・40点です。

Q.専門教養は?

一般的な区分では60分・100点です。

Q.一般教養はありますか?

2027年度採用では独立した一般教養試験はありません。

Q.第2次は何がありますか?

一般的には、

  • 論述
  • 個人面接2回
  • 小・中学校は模擬授業
  • 中・高英語はスピーキング

です。

Q.論文・論述はありますか?

あります。

多くの区分で第2次に論述60点があります。

Q.個人面接は何回ですか?

2回です。

Q.面接の配点は?

120点+120点=240点です。

Q.模擬授業はありますか?

小学校・中学校で実施します。

Q.第1次の得点は最終合格に持ち越されますか?

いいえ。

県公式要項では、第2次の合否判定に第1次結果を加味しないとしています。

Q.各試験に足切りはありますか?

あります。

第1次・第2次ともに各考査内容ごとの基準点が設定されています。

Q.大学3年生でも受験できますか?

はい。

小学校・中学校全教科・特別支援学校専願で大学3年生等の早期特別選考があります。

Q.大学3年生は何人志願しましたか?

130名です。

Q.大学3年生選考の採用予定は?

2028年度採用として71名程度です。

Q.教職大学院の免除はありますか?

あります。

条件を満たす教職大学院修了・修了予定者は第1次全部免除です。

Q.熊本県が求める教職員像は?

特に、

  • 教育的愛情と人権感覚
  • 使命感と向上心
  • 組織の一員としての自覚
  • 児童生徒理解と豊かな心の育成
  • 学習の実践的指導力
  • 保護者・地域住民との連携

を確認しましょう。

Q.現在の教育振興基本計画は?

第4期熊本県教育振興基本計画です。

計画期間は2024~2027年度です。

Q.基本理念は?

「自らの可能性を拡げ、未来を切り拓く 熊本の人づくり」

です。

Q.熊本県独自の教育テーマは?

特に、

  • 教育DX
  • 五者連携
  • インクルーシブ教育
  • 熊本スーパーハイスクール
  • 半導体関連産業を意識した人材育成
  • 国際バカロレア
  • 防災・復興教育

を確認しましょう。

Q.第2次の日程は変更されていますか?

はい。

令和8年熊本地震の影響で、7月29~31日予定者の一部が8月12~14日、または9月19日へ変更されています。

Q.最終結果はもう出ていますか?

2026年8月11日時点ではまだ確定していません。

第2次の一部が延期されているため、最新の県公式発表を確認してください。

Q.2028年度は共同実施になりますか?

全国動向では、熊本県は共同実施に参加しない10都県には含まれていません。

ただし、熊本県としての具体的な試験日・配点・問題数等については、2026年8月11日時点で正式な一般選考実施要項はまだ公表されていません。

Q.2028年度受験生は何をすればよいですか?

現段階では、

  • 教職教養
  • 一般教養
  • 専門教養
  • 論述
  • 模擬授業
  • 個人面接
  • 熊本県教育施策

を並行して準備し、熊本県の正式発表後に試験形式へ合わせて調整しましょう。

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