京都府教員採用試験 対策ガイド
日程・採用予定数・倍率・過去問・出題傾向・小論文・個人面接・教育実践力テスト・実技対策
京都府教員採用試験を受験する方に向けて、最新の日程、採用予定数、志願者数、倍率、実受験者数、第1次結果、試験内容、過去問、教職教養、専門教養、小論文、個人面接、教育実践力テスト、実技試験、京都府の教育施策までをまとめました。
2027年度採用では、
- 小学校・特別支援学校小学部:165名程度
- 中学校・特別支援学校中学部:180名程度
- 高等学校・特別支援学校高等部:135名程度
- 特別支援学校:50名程度
- 養護教諭:10名程度
- 栄養教諭:若干名
で、公式資料上の採用予定は合計540名程度です。
志願者は1,477名で、志願倍率は2.7倍。
実際に第1次試験を受験した人数は1,357名でした。
京都府教採の大きな特徴は、
第1次
小論文+教職教養+専門+個人面接
↓
第2次
個人面接+教育実践力テスト+対象者は実技
という構成です。
特に京都府では、第1次から個人面接があることに注意が必要です。
さらに第2次では、
- 小・中・高・特別支援・栄養教諭:模擬授業+口頭試問
- 養護教諭:場面指導+救急救命
による教育実践力テストが行われます。
筆記試験だけでなく、人物面・授業力・教育実践力まで早い段階から並行して準備することが重要です。
京都府教育委員会・教員採用試験 公式情報
京都府教育委員会
https://www.kyoto-be.ne.jp/kyoto-be/
京都府 教員採用案内
https://www.kyoto-be.ne.jp/kyoshoku/cms/?p=39
2027年度採用 京都府公立学校教員採用選考試験
実施要項、採用予定人数、試験内容、志願状況、第1次結果、第2次試験、大学3年生等チャレンジ選考、特別選考、免除・加点制度などを確認できます。
京都府と京都市は別の教員採用試験
京都府公立学校教員採用選考試験は、
京都市立学校を除く京都府内の公立学校
を対象としています。
「京都で教師になりたい」というだけでなく、
京都府を受験するのか、京都市を受験するのか
を最初に確認しましょう。
2027年度 京都府教採を30秒で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 採用予定 | 540名程度 |
| 小学校 | 165名程度 |
| 中学校 | 180名程度 |
| 高校 | 135名程度 |
| 特別支援 | 50名程度 |
| 養護 | 10名程度 |
| 栄養 | 若干名 |
| 志願者 | 1,477名 |
| 志願倍率 | 2.7倍 |
| 第1次受験者 | 1,357名 |
| 第1次受験率 | 91.9% |
| 第2次受験資格者 | 897名 |
| 大学3年生等チャレンジ | 302名志願・285名受験 |
| 出願 | 2026年3月23日~5月11日正午 |
| 第1次筆記 | 2026年6月13日 |
| 第1次個人面接 | 6月27日・28日、7月4日・5日の指定日 |
| 第1次結果 | 2026年7月31日 |
| 第2次実技 | 2026年8月13日・14日の指定日 |
| 第2次面接 | 2026年8月17日~23日の指定日 |
| 最終結果 | 2026年9月16日予定 |
| 第1次 | 小論文+教職教養+専門+個人面接 |
| 第2次 | 個人面接+教育実践力テスト+対象者は実技 |
| 加点 | 専門試験に最大15点 |
京都府教採は、ここを押さえる
POINT 1|第1次から「筆記+人物」
京都府の第1次は、
- 小論文
- 教職教養
- 専門
- 個人面接
です。
「筆記に合格してから面接対策をする」タイプの自治体ではありません。
志望理由、自己PR、教育観、児童生徒対応、京都府志望理由などを、筆記試験と並行して準備しましょう。
POINT 2|専門は100点・記述式
専門試験は、
- 配点:100点
- 方式:記述式
です。
校種・教科によって、
90分または70分
で行われます。
選択肢を見れば分かる状態ではなく、
自分で正確に答えを書ける状態
まで仕上げましょう。
POINT 3|第2次は「教育実践力」まで見る
小・中・高・特別支援・栄養教諭では、
模擬授業+口頭試問
が実施されます。
つまり、
知っている
↓
説明できる
↓
子どもへ教えられる
↓
授業の意図を説明できる
ところまで必要です。
POINT 4|大学3年生から複数の試験を前倒しできる
京都府の大学3年生等チャレンジ選考は、
- 小論文
- 教職教養
- 専門
- 個人面接
から一部または全部を選択できます。
一般的な「教職教養だけ前倒し」の制度より、活用の幅が広いことが特徴です。
1|京都府教員採用試験の日程
| 選考 | 日程 |
|---|---|
| 出願 | 2026年3月23日正午~5月11日正午 |
| 第1次筆記 | 6月13日 |
| 第1次個人面接 | 6月27日・28日、7月4日・5日の指定された1日 |
| 第1次結果 | 7月31日 |
| 第2次実技 | 8月13日・14日の指定日 |
| 第2次面接 | 8月17日~23日の指定日 |
| 最終結果 | 9月16日予定 |
第1次面接は筆記と別日
6月13日に筆記を受け、その後6月末~7月上旬に個人面接を受けます。
筆記終了後から面接日までの期間は短いため、
第1次筆記前に面接回答の土台を完成させておく
ことが重要です。
2|募集校種・採用予定人数
| 校種等 | 採用予定 |
|---|---|
| 小学校・特別支援学校小学部 | 165名程度 |
| 中学校・特別支援学校中学部 | 180名程度 |
| 高等学校・特別支援学校高等部 | 135名程度 |
| 特別支援学校 | 50名程度 |
| 養護教諭 | 10名程度 |
| 栄養教諭 | 若干名 |
| 公式合計 | 540名程度 |
中学校は120名程度→180名程度
中学校・特別支援学校中学部は、前年度の120名程度から、
180名程度
へ大幅に増えています。
北部採用枠
京都府では、
北部採用枠
があります。
対象となる北部地域は、
- 綾部市
- 福知山市
- 舞鶴市
- 宮津市
- 京丹後市
- 伊根町
- 与謝野町
です。
北部採用枠で採用された場合は、
採用後10年間程度、北部地域で勤務
します。
小中連携推進枠
小学校・中学校双方の専門性を持ち、小中学校間で力を発揮する人材を対象とする枠です。
2027年度採用では、
- 数学
- 理科
- 技術
- 家庭
- 外国語(英語)
が対象です。
2027年度から中学校「家庭」が追加されています。
3|志願者数・倍率
2027年度採用では、
1,477名
が志願しました。
公式志願倍率は、
2.7倍
です。
| 校種等 | 採用予定 | 志願者 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|
| 小学校・特支小学部 | 165名程度 | 353名 | 2.1倍 |
| 中学校・特支中学部 | 180名程度 | 406名 | 2.3倍 |
| 高校・特支高等部 | 135名程度 | 479名 | 3.5倍 |
| 特別支援学校 | 50名程度 | 100名 | 2.0倍 |
| 養護教諭 | 10名程度 | 98名 | 9.8倍 |
| 栄養教諭 | 若干名 | 24名 | - |
| 合計 | 540名程度 | 1,477名 | 2.7倍 |
直近3年の志願倍率
| 採用年度 | 志願倍率 |
|---|---|
| 2025年度 | 4.1倍 |
| 2026年度 | 3.1倍 |
| 2027年度 | 2.7倍 |
中学校は3.6倍→2.3倍
中学校は、
前年度3.6倍 → 2027年度2.3倍
となっています。
採用予定人数が120名程度から180名程度へ増加した影響も大きいと考えられます。
養護教諭は9.8倍
養護教諭は98名が志願し、
9.8倍
です。
高校は教科差も確認する
高校全体は3.5倍ですが、志願者数は、
- 地理歴史・公民:108名
- 保健体育:99名
- 国語:55名
- 数学:50名
- 理科:47名
- 英語:42名
など、教科によって大きく異なります。
「京都府全体の2.7倍」だけではなく、自分の校種・教科まで確認しましょう。
4|実受験者数・第1次選考の結果
志願者1,477名のうち、実際に第1次試験を受験したのは、
1,357名
です。
受験率は、
91.9%
でした。
| 校種等 | 志願者 | 実受験者 | 受験率 |
|---|---|---|---|
| 小学校・特支小学部 | 353 | 323 | 91.5% |
| 中学校・特支中学部 | 406 | 379 | 93.3% |
| 高校・特支高等部 | 479 | 440 | 91.9% |
| 特別支援学校 | 100 | 90 | 90.0% |
| 養護教諭 | 98 | 86 | 87.8% |
| 栄養教諭 | 24 | 24 | 100.0% |
第2次受験資格者
2027年度採用では、特別選考等を含め、
897名
が第2次試験の受験資格を得ました。
主な一般選考では、
- 小学校:274名
- 中学校:248名
- 高校:253名
- 特別支援学校:75名
- 養護教諭:28名
- 栄養教諭:10名
です。
POINT|志願倍率だけでは分からない
京都府には、
- 大学推薦
- 教師力養成講座修了者推薦
- 免除制度
- スペシャリスト特別選考
- セカンドキャリア教科専門特別選考
- 社会人経験者特別選考
などがあります。
そのため、
採用予定
↓
志願者
↓
実受験者
↓
免除・特別選考
↓
第2次受験資格者
を分けて見ることが重要です。
5|京都府教採の試験内容
第1次|一般選考
- 小論文
- 教職教養
- 専門
- 個人面接
小論文
40分
全校種・教科で実施します。
教職教養
- 時間:40分
- 配点:100点
- 方式:マークシート式
専門
- 配点:100点
- 方式:記述式
90分
- 小学校
- 中学校:国語・社会・数学・理科・外国語(英語)
- 高校:国語・地理歴史・公民・数学・理科・外国語(英語)
- 特別支援学校
70分
- 上記以外の中学校教科
- 上記以外の高校教科
- 養護教諭
- 栄養教諭
個人面接
全校種・教科で第1次から実施
します。
第2次
- 個人面接
- 教育実践力テスト
- 対象教科の実技試験
教育実践力テスト
小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・栄養教諭では、
模擬授業+口頭試問
です。
養護教諭では、
場面指導+救急救命
を行います。
6|選考における評価の観点等
2027年度の公式実施要項では、
- 第1次個人面接
- 第2次個人面接
- 教育実践力テスト
について、大阪府のような詳細な観点別採点表までは公表されていません。
そのため、過年度の評価資料や民間サイトの整理を、
「2027年度の公式評価基準」
として扱うことはしません。
現在年度の人物試験対策の中心は「5つの力」
京都府が公式に示している、
「京都府の教員に必要な5つの力」
から逆算して準備しましょう。
① 気づく力
児童生徒一人一人を深く理解し、寄り添った指導につなげるため、
小さな変化にも気づく力
です。
② 伸ばす力
豊かな人間性と高い専門性に基づき、
一人一人の個性や能力を最大限に伸ばす力
です。
③ 挑戦する力
探究心と自立的に学ぶ姿勢を持ち、
時代の変化や教育課題へ挑戦する力
です。
④ つながる力
教職員、保護者、地域、多様な専門人材と、
組織的・協働的に課題を解決する力
です。
⑤ 展望する力
社会や環境の変化を捉え、
次代を担う子どもたちに必要な学びを考える力
です。
教員育成指標も確認する
京都府教員等の資質能力の向上に関する指標では、主に、
- 基本的資質能力
- 人権
- 学習指導
- 生徒指導
- マネジメント
- チーム学校
- 京都ならではの教育
という観点が整理されています。
5つの力+育成指標+自分の経験
を人物試験対策の土台にしましょう。
7|大学3年生・免除・加点・特別選考
大学3年生等チャレンジ選考
2026年実施では、
- 志願者:302名
- 実受験者:285名
- 受験率:94.4%
でした。
受験する試験を自分で選べる
大学3年生等チャレンジ選考では、
- 小論文
- 教職教養
- 専門
- 個人面接
の中から、
一部または全部
を選択して受験できます。
2026年実施では、
- 小論文:233名が選択・223名受験
- 教職教養:299名が選択・284名受験
- 専門:278名が選択・264名受験
- 個人面接:172名が選択・158名受験
でした。
一定基準を満たすと翌年度免除
基準を満たした試験について、
翌年度の採用試験で免除を希望
できます。
小論文・教職教養は広く免除対象となり、
専門・個人面接は、
同一の校種・教科を受験する場合
に免除できます。
「大学3年生で合格すると第2次から」という単純な制度ではないため注意しましょう。
加点制度
京都府では、第1次の専門試験へ加点します。
加点合計の上限は15点
です。
主な対象には、
- 小中連携推進枠
- 複数校種・教科の教員免許状
- 特別支援学校教諭免許状
- 情報・技術等の免許・資格
- 英語資格
- 司書教諭
- 社会福祉士
- 公認心理師
- 臨床心理士
- 精神保健福祉士
などがあります。
主な特別選考
- 障害者特別選考
- スペシャリスト特別選考
- セカンドキャリア教科専門特別選考
- 社会人経験者特別選考A
- 社会人経験者特別選考B
- スポーツ・芸術分野特別選考
- 大学推薦特別選考
- 教師力養成講座修了者に係る大学推薦特別選考
があります。
社会人経験者特別選考
民間企業・官公庁等で、
週30時間以上・通算3年以上
の勤務経験を持つ方を対象とします。
- A区分:教員免許所有者
- B区分:教員免許取得猶予
があります。
8|京都府教採の過去問を確認する
京都府教採を受験するなら、まず実際の過去問題を確認しましょう。
確認したいもの
- 教職教養
- 専門
- 小論文
- 第1次個人面接
- 第2次個人面接
- 教育実践力テスト
- 対象教科の実技
過去問は点数を見るだけではない
確認するのは、
- 何が出ているか
- どの分野が繰り返されているか
- どの形式で問われるか
- 40分・70分・90分をどう使うか
- 自分の弱点はどこか
です。
STUDY POINT
過去問
↓
頻出分野
↓
苦手分野
↓
学習優先順位
の順に整理しましょう。
9|教職教養の出題傾向
第1次の教職教養は、
- 時間:40分
- 配点:100点
- マークシート式
です。
対策したい主なテーマは、
- 教育原理
- 教育法規
- 教育心理
- 学習指導要領
- 生徒指導
- いじめ
- 不登校
- 特別支援教育
- 人権教育
- 教育時事
などです。
京都府教育も人物試験と一緒に学ぶ
教職教養だけのために自治体研究をするのではなく、
- 第2期京都府教育振興プラン
- 5つの力
- 京都府教員育成指標
- 学校教育の重点
を、面接・小論文まで一体的に活用しましょう。
10|一般教養について
2027年度採用の京都府では、
一般教養を独立した試験として実施していません。
第1次では、
- 小論文
- 教職教養
- 専門
- 個人面接
を受験します。
2028年度受験生は一般教養の動向に注意
全国的な第一次選考共同実施では、
教職教養+一般教養
という教養問題の基本形が示されています。
京都府がどの範囲で共通問題を利用するかによっては、今後、
- 国語
- 数学
- 英語
- 社会
- 理科
などの一般教養対策が必要になる可能性があります。
正式発表前に、現在年度の制度と混同しないようにしましょう。
11|専門教養は「記述式100点」
京都府の専門試験は、
記述式・100点
です。
STUDY POINT
選択肢を見て、
「これだと思う」
ではなく、
自分で答えを書く
↓
根拠を説明する
↓
教科内容を正確に説明する
↓
第2次の授業へつなげる
ところまで仕上げましょう。
高校地理歴史・公民
共通問題に加えて、
- 世界史
- 日本史
- 地理
- 現代社会・倫理・政治経済
から1科目を選択します。
高校理科
共通問題に加えて、
- 物理
- 化学
- 生物
- 地学
から1科目を選択します。
12|京都府教採の小論文対策
京都府では、
第1次から40分の小論文
があります。
過去問題を見ると、単なる一般的な教育論ではなく、
京都府の教育施策や現在の教育課題を踏まえて、自分が教師として何をするか
を問うテーマが繰り返されています。
過去に出題されたテーマ
過去には、
- 教師の役割の変化と、主体的な学びへの支援・伴走
- 教師自身が探究心をもって学び続ける必要性
- 多様な他者との対話とICTを活用した学び
- 変化を前向きに捉え、よりよい社会を創る人の育成
- 認知能力と非認知能力を一体的に育む教育
- 一人一人の個性や能力を最大限に伸ばす教育
などが問われています。
京都府小論文の特徴
テーマを読んで、
なぜ必要なのか
↓
自分はどう考えるのか
↓
教師として何をするのか
を書くタイプが中心です。
STUDY POINT
小論文対策は、
文章技術だけでは足りません。
先に、
- 京都府教育振興プラン
- 5つの力
- 教育時事
- 自分の教育観
を整理しておきましょう。
13|求める教員像・京都府教育・地域特性
京都府の教員に必要な5つの力
人物試験、小論文、教育実践力テストを考える上で、最も重要な資料の一つです。
- 気づく力
- 伸ばす力
- 挑戦する力
- つながる力
- 展望する力
です。
第2期京都府教育振興プラン
京都府は、
誰もが、よりよい社会と幸福な人生の創り手となれる「教育環境日本一」
を目指しています。
現在の第2期京都府教育振興プランは、今後10年間を見据えた京都府教育の基本となる計画です。
2026年度は中間改定中
京都府教育委員会は、社会状況の変化、新たな教育課題、施策の進捗状況などを踏まえて、
2026年度中に第2期京都府教育振興プランを中間改定
する予定です。
2027年度以降を受験する方は、改定後の内容も必ず確認しましょう。
京都府教育で確認したいテーマ
「包み込まれているという感覚」と自己肯定感
京都府教育を理解する上で重要な考え方です。
子どもが、
- 周囲から愛されている
- 信頼されている
- 期待されている
- 支えられている
と実感できる環境を土台として、自己肯定感や主体性を育てるという考え方です。
京都ならではの教育
京都府には、
- 豊かな自然
- 長い歴史
- 伝統文化
- 地域産業
- 大学・研究機関
など、多様な教育資源があります。
京都市だけでなく、
- 海の京都
- 森の京都
- お茶の京都
- 竹の里・乙訓
など、地域ごとの特色を持っていることも京都府の特徴です。
北部・へき地を含む府域全体を見る
京都府教採では、
府内どこにでも勤務できること
が基本的な受験資格です。
京都府志望理由を考える際も、
「京都市周辺で働きたい」
だけではなく、
京都府全体の子どもたちの教育を担う
という視点を持ちましょう。
14|重要な資料
① 最新年度の教員採用選考試験実施要項
試験内容、日程、採用予定数、免除、加点、特別選考などを確認する最重要資料です。
② 京都府が目指す教員像
5つの力を確認できます。
③ 京都府教員等の資質能力の向上に関する指標
教師としてどのような資質・能力が求められるかを確認できます。
④ 第2期京都府教育振興プラン
京都府が目指す教育の方向性を確認する基本資料です。
⑤ 学校教育の重点
京都府教育委員会が、その年度に学校教育で特に重視する事項も確認しましょう。
資料名を暗記するのではなく、「自分ならどう実践するか」まで考えて読むことが重要です。
15|個人面接対策
京都府では、
第1次・第2次の両方で個人面接
があります。
過去の受験情報では、
- 第1次:15分程度
- 第2次:20分程度
で実施された例があります。
※面接時間・面接官人数等は過年度の受験情報であり、現在年度の公式実施要項に固定時間として明記されたものではありません。
プレゼンテーションシートも重要
過去年度では、プレゼンテーションシート等の内容をもとに、
- 自己アピール
- 志望動機
- 自分の経験
- その経験から学んだこと
について深掘りされています。
第1次と第2次で準備の深さを上げる
第1次では、
教師としての基本的な適性・志望・自己理解
を整理します。
第2次ではさらに、
- 学校現場での対応
- 教育課題
- 専門性
- 京都府の教育
- 組織で働く力
まで、自分の具体的な行動として説明できるようにしましょう。
16|過去に出された面接質問
以下は、過去の受験報告等で確認されている京都府教採の質問例です。
今年も同じ質問が出るという意味ではありません。
過去の質問から、京都府がどのようなテーマを確認してきたのかを分析して対策しましょう。
志望理由・自己理解
- 1分間で自己アピールをしてください。
- 長所と短所を言ってください。
- 教員を志望する理由を言ってください。
- 京都府の教員を志望した理由は何ですか。
- 教員を目指したのはいつからですか。
- あなたのどこが教員に向いていると思いますか。
- 学生時代に最も打ち込んだことは何ですか。
- 周りの人からはどのような人だと言われますか。
- ストレスを感じるのはどのような時ですか。
- ストレスをどう解消しますか。
- あなたを花に例えると何ですか。
- 10年後、京都府でどのような教員になっていたいですか。
教師像・使命感・服務
- 理想の教師像について教えてください。
- 信頼される教員になるためには何が必要ですか。
- 公務員の使命とは何ですか。
- 全体の奉仕者としての心構えを説明してください。
- 教育公務員と一般の公務員の違いは何ですか。
- 教員のコンプライアンス違反についてどう考えますか。
- 教員の働き方改革について、自分が現場でできることは何ですか。
- 自己研鑽のために、今後どのようなことを学びたいですか。
授業・学習指導
- 主体的・対話的で深い学びとは何ですか。
- 知識・技能を活用する力をどのように育てますか。
- ICTを授業でどのように活用しますか。
- 個別最適な学びと協働的な学びを、自分の校種・教科でどう実践しますか。
- 授業中、全く話を聞かない児童生徒にどう対応しますか。
- グループ学習へ参加しない児童生徒にどう声を掛けますか。
児童生徒対応
- クラスでいじめを発見したら、まず何をしますか。
- いじめの重大事態とはどのように定義されていますか。
- 不登校の児童生徒にどのような支援ができますか。
- ヤングケアラーの児童生徒にどう対応しますか。
- SNS上のトラブルがクラス内で発覚したらどうしますか。
- 児童生徒からSNSアカウントの交換を求められたらどう対応しますか。
- 特別支援教育で大切なことは何ですか。
保護者・学校組織
- 「学校に行きたくない」と訴える児童生徒の保護者から相談されたらどうしますか。
- 厳しい意見を言う保護者へどのように対応しますか。
- 保護者と信頼関係を築く上で最も大切なことは何ですか。
- 同僚と指導方針が対立したらどうしますか。
- ベテラン教員に自分の意見を伝えるとき、どのような工夫をしますか。
- 地域人材を学校の教育活動へどう生かしますか。
- 「チーム学校」について説明してください。
京都府の教育
- 京都府の教育施策で興味があるものは何ですか。
- 京都府が求める「気づく力」をどのように体現しますか。
- 京都府が求める「伸ばす力」をどのように体現しますか。
- 京都府の教育現場へ、あなたの経験をどう還元できますか。
- 京都府の教育課題として何があると考えますか。
- 京都ならではの教育をどのように実践しますか。
STUDY POINT
質問を丸暗記するのではなく、
質問
↓
何を見られているか
↓
自分の経験
↓
教師としての考え
↓
京都府の5つの力
↓
具体的な行動
まで整理しましょう。
17|教育実践力テスト・実技試験対策
小・中・高・特支・栄養
模擬授業+口頭試問
を行います。
模擬授業で確認したいこと
- 授業のねらい
- 児童生徒の実態
- 発問
- 授業の流れ
- 児童生徒のつまずき
- 支援方法
- 評価
- ICT活用
などを考えておきましょう。
口頭試問までが試験
模擬授業が終わった後、
- なぜこの授業構成にしたのか
- この発問の意図は何か
- 理解できていない子どもにどう対応するか
- どのように評価するか
- 改善するとしたら何を変えるか
などを説明できるようにしましょう。
養護教諭
場面指導+救急救命
です。
単に医学的・保健的知識を覚えるだけでなく、
学校現場で児童生徒へどう対応するか
を実践的に練習しましょう。
対象教科の実技試験
主な対象には、
- 中学校:音楽・美術・保健体育・英語
- 高校:保健体育・音楽・美術・書道・英語・農業・工業・商業・水産等
があります。
中学校音楽
- ピアノ独奏
- 弾き歌い
- 和楽器独奏
を行います。
英語
英語による口頭試問
を行います。
対象者は必ず現在年度の公式実施要項・実技試験資料を確認しましょう。
18|2027年度採用の主な変更点
① スペシャリスト・セカンドキャリア教科専門特別選考を拡大
新たに対象となる教科が増えました。
特にセカンドキャリア教科専門特別選考では、
- 中学校:数学・理科・技術・家庭・外国語(英語)
- 高校:数学・理科・外国語(英語)・家庭・情報・農業・工業・水産
などを対象とします。
② 社会人経験者特別選考A・Bを実施
民間企業・官公庁等で、
通算3年以上
の勤務経験がある方を対象とします。
B区分では、教員免許取得を猶予する制度があります。
③ 特別支援学校免許要件を緩和
出願時に特別支援学校教諭免許状を持っていなくても受験できます。
ただし採用された場合は、
採用後3年以内
に取得する必要があります。
④ 加点資格を拡大
新たに、
- 中学校家庭・高校家庭免許
- 司書教諭
- 社会福祉士
- 公認心理師
- 臨床心理士
- 精神保健福祉士
などが加点対象となっています。
⑤ 小中連携推進枠へ「家庭」を追加
中学校家庭が新たに対象になりました。
NEXT|2028年度京都府教採と第一次選考共同実施
2027年に実施される2028年度(令和10年度)採用試験では、全国的に、
第一次選考共同実施
が始まります。
全国共通問題の基本形
共同実施では、基本形として、
- 教養:60分・40問程度
- 教職教養:約30問
- 一般教養:約10問
- 専門:60分・25問程度
- 択一式・マークシート方式
が示されています。
現在の京都府
教職教養
40分・100点・マークシート
専門
70分または90分・100点・記述式
です。
共同問題を利用する場合、現在の京都府型から大きく変わる可能性があります。
京都府の具体的な利用方法は正式発表を確認
現段階では、
- 京都府がどの日程を使用するか
- 教養を共同問題とするか
- 専門を共同問題とするか
- 小論文をどうするか
- 第1次個人面接をどうするか
- 大学3年生等チャレンジをどう扱うか
などについて、京都府教育委員会からの受験生向けの詳細な正式発表を待つ必要があります。
全国共通の情報を、そのまま「京都府の確定制度」として扱わないようにしましょう。
2026年度は教育振興プランも中間改定
2028年度受験生は、試験制度だけでなく、
中間改定後の第2期京都府教育振興プラン
も確認する必要があります。
19|京都府教採を受けるなら、まずここから
FIRST ACTION
1|京都府と京都市を区別する
別の採用試験です。
2|自分の校種・教科の倍率を確認する
全体2.7倍だけでなく、校種・教科まで確認しましょう。
3|特別選考・免除・加点を確認する
京都府は制度が多く、加点は最大15点です。
4|過去問を1年分確認する
40分教職教養、70・90分専門の時間感覚を確認します。
5|記述式専門を得点源にする
自分で正確に答えを書ける状態を目指しましょう。
6|小論文を筆記と並行して練習する
40分しかありません。
教育施策を知るだけでなく、自分の実践まで書けるようにします。
7|第1次個人面接を早く始める
筆記終了後から面接日までの時間は短いです。
8|「5つの力」を自分の経験とつなぐ
- 気づく
- 伸ばす
- 挑戦する
- つながる
- 展望する
を自分の経験で説明できるようにしましょう。
9|第2期京都府教育振興プランを読む
特に、
- 教育環境日本一
- 包み込まれているという感覚
- 自己肯定感
- 京都ならではの教育
を確認します。
10|教育実践力テストまで専門学習をつなげる
解けるだけでなく、教えられる。
ここまでが京都府教採対策です。
20|京都府教採には、京都府教採の対策を。
全国の教員採用試験には共通する部分があります。
しかし京都府には、
- 第1次から小論文
- 教職教養40分・100点
- 専門記述式100点
- 第1次から個人面接
- 第2次個人面接
- 教育実践力テスト
- 模擬授業+口頭試問
- 養護教諭の場面指導+救急救命
- 大学3年生等チャレンジ選考
- 最大15点の専門加点
- 北部採用枠
- 小中連携推進枠
- 社会人経験者特別選考
- 京都府の教員に必要な5つの力
- 第2期京都府教育振興プラン
- 京都ならではの教育
という特徴があります。
だからこそ教採スクールでは、
受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策
という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。
教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。
さらに京都府独自の試験制度に合わせて、
教職教養+記述式専門+小論文+第1次面接+教育実践力テスト+第2次面接
を一つの受験戦略として設計します。
人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、
- 京都府志望理由
- プレゼンテーションシート
- 児童生徒対応
- 保護者対応
- 第1次個人面接
- 第2次個人面接
- 模擬授業
- 口頭試問
まで対策します。
講師経験者であれば、学校現場での実践や日々の悩みについて相談することもできます。
大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。
全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。
LINE登録者限定
もっと詳しく京都府教採を分析したい方へ
このページでは、最新の試験制度、倍率、第1次結果、求める教員像、教育施策、小論文、過去の面接質問までを公開しています。
さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。
① 京都府教採|筆記試験攻略DATA
- 年度別出題分析
- 教職教養頻出分野
- 専門教養分析
- 校種・教科別分析
- 記述式専門対策
- 小論文テーマ分析
- 免除・加点制度
- 大学3年生等チャレンジ
- 2028年度共同実施への対応
- 学習優先順位
② 京都府教育徹底研究
- 京都府の教員に必要な5つの力
- 第2期京都府教育振興プラン
- 京都府教員育成指標
- 包み込まれているという感覚
- 自己肯定感
- 人権教育
- 特別支援教育
- 京都ならではの教育
- 北部地域の教育
- 京都府志望理由へのつなげ方
③ 京都府教採|人物試験攻略ガイド
- 第1次個人面接対策
- 第2次個人面接対策
- 過去の面接質問
- 質問の意図
- プレゼンテーションシート対策
- 小論文対策
- 模擬授業対策
- 口頭試問対策
- 児童生徒・保護者対応
- 京都府教育を使った回答づくり
LINE登録後、
「京都府対策希望」
と送信してください。
登録後メッセージに「京都府対策希望」とお送りください。
「記述式専門をどう勉強すればよいか分からない」
「40分の小論文をどう仕上げればよいか分からない」
「第1次からある個人面接が不安」
「大学3年生等チャレンジをどう使えばよいか知りたい」
「京都府の5つの力を面接へどうつなげればよいか分からない」
「模擬授業・口頭試問まで対策したい」
「2028年度共同実施にどう備えればよいか知りたい」
という方には、無料学習相談も受け付けています。
京都府教採のよくある質問
Q.2027年度京都府教採の採用予定人数は?
公式資料では540名程度です。
Q.志願者数は?
1,477名です。
Q.志願倍率は?
2.7倍です。
Q.実際に第1次を受験した人数は?
1,357名です。
Q.小学校の倍率は?
2.1倍です。
Q.中学校の倍率は?
2.3倍です。
Q.高校の倍率は?
3.5倍です。
Q.特別支援学校は?
2.0倍です。
Q.養護教諭は?
9.8倍です。
Q.第1次は何がありますか?
- 小論文
- 教職教養
- 専門
- 個人面接
です。
Q.教職教養は何分・何点ですか?
40分・100点です。
Q.専門は何点ですか?
100点です。
Q.専門はマークシートですか?
いいえ。
2027年度採用では記述式です。
Q.専門試験は何分ですか?
校種・教科によって、
70分または90分
です。
Q.小論文はありますか?
あります。
第1次で全校種・教科を対象に40分で実施します。
Q.第1次から面接がありますか?
はい。
全校種・教科で個人面接があります。
Q.第2次は何がありますか?
- 個人面接
- 教育実践力テスト
- 対象者は実技
です。
Q.教育実践力テストとは?
小・中・高・特別支援・栄養教諭では、
模擬授業+口頭試問
です。
養護教諭では、
場面指導+救急救命
です。
Q.大学3年生でも受験できますか?
はい。
大学3年生等のチャレンジ選考があります。
Q.2026年実施の大学3年生等チャレンジは何人志願しましたか?
302名です。
Q.何人受験しましたか?
285名です。
Q.大学3年生等チャレンジでは何を受験できますか?
- 小論文
- 教職教養
- 専門
- 個人面接
の一部または全部を選択できます。
Q.合格すると翌年度は第2次からですか?
必ずしもそうではありません。
一定基準を満たした試験項目が翌年度の免除対象
になります。
専門・個人面接については、同一校種・教科で受験する場合に限ります。
Q.加点の上限は?
15点です。
第1次の専門試験へ加点します。
Q.北部採用枠とは?
京都府北部で長期的に教育を担う人材を採用する枠です。
採用後は、
10年間程度、北部地域で勤務
します。
Q.京都府が求める教員の5つの力は?
- 気づく力
- 伸ばす力
- 挑戦する力
- つながる力
- 展望する力
です。
Q.京都府教育で特に知っておきたい言葉は?
「包み込まれているという感覚」
と自己肯定感の考え方は重要です。
Q.京都府と京都市は同じ試験ですか?
いいえ。
京都府と京都市は別の採用試験です。
Q.京都府内ならどこでも勤務する必要がありますか?
一般選考の受験資格として、
府内どこにでも勤務できること
が示されています。
Q.2028年度は共同実施になりますか?
全国では第一次選考共同実施が始まります。
京都府が利用する具体的な日程・試験科目・共通問題の範囲については、京都府教育委員会の正式発表を確認してください。
Q.2028年度受験生は今何をすればよいですか?
詳細発表までは、
- 教職教養
- 一般教養の基礎
- 専門教養
- 学習指導要領
- 小論文
- 面接
- 京都府教育
を進めましょう。
正式要項発表後に試験時間・問題形式・配点へ合わせて調整します。
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