POINT(ここだけ押さえれば得点源)

【令和の日本型学校教育=全ての子供の可能性を引き出すビジョン。鍵は「個別最適な学び」と「協働的な学び」を両輪で一体的に充実させること。】

【個別最適な学びは2つで整理する。
指導の個別化=教師が進度・到達度等に応じて教材や支援を調整する。
学習の個性化=子供が興味・関心等に応じて学び方や課題を調整する。】

【ICTは「特別」ではなく「当たり前」。1人1台端末や学習者用デジタル教科書、学習履歴(スタディ・ログ)等を活用し、個別指導と協働の質を上げる。】

【教師の役割は「教える人」から「学びを支援する伴走者」へ。子供の状況把握と最適な支援、必要に応じた連携が求められる。】

本文

令和の日本型学校教育は、社会の変化が加速度を増す中で、全ての子供の可能性を最大限に引き出すことを目指す学校教育のビジョンです。従来の「集団で学ぶ良さ」を生かしつつ、ICTを活用して学びをアップデートし、誰一人取り残されない学びを実現していくことが中核にあります。

このビジョンの柱となるのが、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を両輪として、一体的に充実させるという考え方です。個別最適を進めるほど学びが孤立するのではないか、という懸念に対しては、協働的な学びを同時に充実させることで乗り越える、というのが基本原則です。

1 令和の日本型学校教育が目指す姿

令和の日本型学校教育の目的は、全ての子供の可能性を引き出すことです。その具体像として示されているのが、個別最適な学びと協働的な学びの実現です。

個別最適な学び
一人ひとりの学習状況や特性に応じて、学びをより確実に、より深くしていく学びです。ここで重要なのは、個別最適な学びは「放任」や「個別学習の単独化」ではなく、教師の専門性によって成立するという点です。

協働的な学び
多様な他者との対話や協働を通して、考えを深め、社会性や多様性の尊重を育む学びです。同一学級内だけでなく、異学年、他校、地域、外部人材との学びも含めて捉えます。

2 個別最適な学びの2つの中身

個別最適な学びは、「指導の個別化」と「学習の個性化」で整理します。両者は似て見えますが、主語が異なります。

指導の個別化
主語は教師です。全ての子供に基礎的・基本的な知識・技能を確実に身に付けさせるために、学習進度や到達度、つまずきの状況等に応じて、指導方法や教材、支援の強度を柔軟に調整します。支援が必要な子供に対して、重点的・きめ細かな支援を行うことがポイントです。

学習の個性化
主語は子供です。基礎的な力を土台にしつつ、子供の興味・関心やキャリア形成の方向性等に応じて、探究の課題設定や学び方を子供自身が調整できるようにします。課題の設定、情報収集、整理・分析、まとめ・表現などのプロセスで、学びを自分で最適化していくことが狙いです。

この2つを区別できると、論述でも面接でも説明が一気に明確になります。

3 ICT活用と学習者用デジタル教科書の位置づけ

GIGAスクール構想により、1人1台端末と高速ネットワークが整備されました。ここでのICTは、特別なイベントではなく、日常的に使う道具として位置づけられます。

ICTの活用は、個別最適と協働の両方を支えます。例えば、学習履歴(スタディ・ログ)をもとに、どこでつまずいているか、どの課題に時間を使っているかを把握し、指導の個別化につなげることができます。また、共同編集や共有、意見交流の場をつくることで、協働的な学びの質も高められます。

学習者用デジタル教科書は、紙の教科書と併用しながら活用していく選択肢の一つです。読み上げや拡大表示などの支援機能、理解を助ける提示の工夫、学習の記録と振り返りへの活用など、個別最適な学びを支える場面で効果が期待されます。一方で、ICTの活用が目的化しないこと、健康面や生活への影響に配慮することも重要な視点です。

4 教師の役割は「伴走者」へ

令和の日本型学校教育が求める教師像は、知識を一方的に教える人ではなく、子供の学びのプロセスを支援し、可能性を引き出す伴走者です。

伴走者としての教師に求められるのは、次のような力です。
・一人ひとりの学習状況や心理的状態を把握する力
・適切な課題設定や学習環境を設計する力
・対話や協働を学びの深まりにつなげる授業づくりの力
・必要に応じて専門職や関係機関と連携して支援を組み立てる力

「個別最適」と「協働」を両立させるためには、教師の観察と判断、そして支援の設計が不可欠です。

教採試験受験アドバイス

・最頻出のセットは「全ての子供の可能性を引き出す」+「個別最適と協働を両輪で一体的に充実」。この2行を丸暗記できるレベルにする。
・用語の取り違えが多いのが「指導の個別化」と「学習の個性化」。主語が教師か子供かで説明できるようにしておく。
・ICTは「文房具化」がキーワード。スタディ・ログ活用と、学習者用デジタル教科書の位置づけ(併用・活用場面・配慮事項)を一言で整理する。
・面接・論述は「教師は伴走者」だけで終わらせず、「把握→設計→支援→連携」の流れで具体化すると評価が上がる。

📱 公式LINEに登録して無料相談する

登録後メッセージに「無料相談」とお送りください。


教員採用試験「一発合格」に自信あり!

◇教員採用試験最終合格率82%以上!
◇倍率30倍以上の校種合格実績多数!

◆最新情報はコチラ

****************
「教採スクール」の合格メソッド
****************
「教採スクール」では 受講生の学習歴や特長などパーソナルまで理解して『学習管理型個別指導』の形態を取っており、元校長先生を受講生担当の学習コーチとして個々に配置しています。

また日々学習をサポートする学習コンサルタントが別で配置され受講生の【教員採用試験】学習進捗管理とWEBコンテンツの視聴や利用管理を行なっております。この受講生支援の手厚さが合格に導くメソッドです。

◆最新情報はコチラ


【教員採用試験90日間合格メソッド】

【画像をクリックして下さい❗️】


📩 LINE公式「教採スクール」でも教員採用試験情報や教育コラム配信中!

”STAY LEARNING, STAY GROWING.” —— 学び続け、成長し続ける。
須合 啓(教採スクール 代表)

<経歴> 埼玉県公立高校教諭 12年 教採スクール運営 13年
<合格実績> 教員採用試験「65受験地」全員合格実績あり
<書籍>
「自分で考えて動ける子の育て方」(2022年10月/明日香出版)
「自分から進んで学ぶ賢い子の育て方」(2024年8月/明日香出版)


    申し込み講座 (必須)

    無料相談オンライン個別指導WEB講座リアル受験指導模擬試験

    お名前 (必須)

    ふりがな (必須)

    メールアドレス (必須)

    性別

    男性女性

    電話番号(必須)

    現職(必須)

    受験校種(必須)

    受験教科(必須)

    第1志望受験地(必須)

    受験歴

    メッセージ本文