学校経営と学校評価
POINT
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・学校経営は「人・物・資金・情報」を活用して教育目標を達成する組織的営み
・校長の責任と権限のもと、全教職員が参画する
・学校評価は改善と説明責任を果たすための仕組み
・自己評価・学校関係者評価・第三者評価の3種類を区別する
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学校経営の定義と構造
学校経営とは何か
学校経営とは、人・物・資金・情報といった経営資源を効果的に活用し、学校の教育目標を達成するための活動です。これは学年経営や学級経営を包含する、学校全体を視野に入れた組織的な営みです。
学校経営の主体と活動内容
学校経営は、校長のリーダーシップのもと、全教職員が参画して行われます。主な活動内容には、教育課程の編成と実施、学級編制、校務分掌、職員会議などが含まれます。
職員会議は学校運営に関する意見交換の場ですが、最終的な意思決定権は校長にあります。校務分掌についても、校長の責任と権限のもとで教職員が分担して処理します。
地域に開かれた学校づくり
地域や保護者の声を学校経営に生かすため、学校評議員制度や学校運営協議会が設けられています。
学校評議員は校長が委嘱し、学校外の立場から意見を述べます。
学校運営協議会は、地域住民や保護者などから教育委員会が任命した委員で構成され、学校運営への参画を通して「地域とともにある学校」を実現します。
学年経営と学級経営
学年経営
学年経営とは、学年を単位として教育目標を設定し、その達成に向けて各学級の教育活動を統一的に進めることです。学年主任を中心に、学年目標の設定、指導計画の立案、保護者対応、学年研修などを行います。
学級経営
学級経営とは、学校・学年目標を踏まえたうえで、学級の実態に応じた学級目標を設定し、児童生徒がその達成に向けて成長できるよう指導することです。
担任を中心に、学級目標の設定、教室環境の整備、学級づくり、学級事務、家庭との連携など、日常的で幅広い活動が含まれます。
近年では、ティーム・ティーチングなどの指導形態も活用され、複数の教員による協働的な指導が進められています。
学校評価の必要性と実施方法
学校評価の目的
学校評価は、学校経営を改善し、教育の質を高めるために不可欠な仕組みです。主な目的は次の三点です。
第一に、教育活動や学校運営を点検し、組織的・継続的な改善につなげること。
第二に、評価結果を公表することで説明責任を果たし、保護者や地域との連携を深めること。
第三に、設置者による支援や条件整備を通して、教育の質を保証・向上させることです。
学校評価に関する法的な位置づけ
学校は、教育活動や学校運営について自己評価を行い、その結果を公表することが求められています。また、保護者や地域住民などによる学校関係者評価を行うよう努めること、評価結果を設置者に報告すること、評価結果に基づいて改善措置を講じることが定められています。
学校評価の三つの方法
学校評価には、教職員が行う自己評価、保護者や地域住民による学校関係者評価、外部の専門家が行う第三者評価の三つがあります。
これらを組み合わせることで、学校運営の透明性と客観性が高まります。
設置者による支援と改善
設置者は、学校からの評価結果の報告や学校訪問を通して学校運営の状況を把握し、必要に応じて予算配分や人事配置などの支援を行います。
学校現場での活用
学校経営と学校評価に関する知識は、教師が組織の一員として学校運営に主体的に関わるための基盤となります。
校務分掌を通して学校経営に参画し、職員会議で方針を共有することで、教育目標の達成に貢献します。
また、学級経営や学年経営を通して、学校全体の方針を日常の教育活動に具体化します。
さらに、自己評価の実施者として評価結果を改善に生かし、学校・家庭・地域が連携した学校づくりを進めることが求められます。
教採試験受験アドバイス
教員採用試験では、「学校経営=校長の仕事」ではなく、「全教職員が参画する組織的営み」である点を正確に押さえることが重要です。
また、学校評価については、目的・法的根拠・三つの評価方法を整理し、改善と説明責任につながる流れを説明できるようにしておきましょう。
論述や面接では、「学級経営」「学年経営」「学校経営」「学校評価」がどのようにつながっているかを、自分の言葉で語れるように準備しておくことが合格への近道です。
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須合 啓(教採スクール 代表)
<経歴> 埼玉県公立高校教諭 12年 教採スクール運営 13年
<合格実績> 教員採用試験「65受験地」全員合格実績あり
<書籍>
「自分で考えて動ける子の育て方」(2022年10月/明日香出版)
「自分から進んで学ぶ賢い子の育て方」(2024年8月/明日香出版)
