三重県教員採用試験ガイド
日程・採用予定数・倍率・過去問・出題傾向・論述・個人面接・模擬授業・実技対策
三重県教員採用試験を受験する方に向けて、日程、採用予定数、申込者数、倍率、第1次選考結果、試験内容、過去問、教職教養・一般教養、専門教養、論述、個人面接、模擬授業、技能・実技試験、三重県の教育施策までをまとめました。
2027年度採用の採用見込数は、
- 小学校教諭:約214名
- 中学校教諭:約184名
- 高等学校教諭:約100名
- 特別支援学校教諭:約26名
- 養護教諭:約8名
- 栄養教諭:約1名
で、全体では約533名です。
2027年度採用対象の申込者は1,646名。
実際に第1次を受験した人は1,556名で、第1次合格者は1,246名でした。
さらに、2028年度採用を目指す大学3年生等特別選考には、
- 申込:457名
- 受験:443名
- 第1次合格:375名
となっています。
三重県教採の大きな特徴は、
第1次=教養+専門
↓
第2次=論述+個人面接+模擬授業+対象者は技能・実技
という構成です。
特に第2次の面接は150点と大きな配点があり、三重県教育委員会も人物評価を重視しています。
そして面接では、
- 教育に対する情熱と使命感
- 専門的知識・技能に基づく課題解決能力
- 自立した社会人としての豊かな人間性
の3つを公式評価観点として明示しています。
筆記試験で知識を身につけるだけでなく、「教師としてどう考え、どう行動するか」まで準備することが重要です。
三重県教育委員会・教員採用試験 公式情報
三重県教育委員会
https://www.pref.mie.lg.jp/KYOIKU/HP/index.shtm
三重県 教職員採用
https://www.pref.mie.lg.jp/KYOSYOK/HP/index.htm
2027年度採用 実施要項
最新の実施要項、採用見込数、第1次結果、面接・実技の評価観点、過去問題、特別選考、加点制度などを確認できます。
出願前・受験前には、必ず三重県教育委員会の最新情報を確認してください。
2027年度 三重県教採を30秒で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 採用見込 | 約533名 |
| 小学校 | 約214名 |
| 中学校 | 約184名 |
| 高校 | 約100名 |
| 特別支援 | 約26名 |
| 養護 | 約8名 |
| 栄養 | 約1名 |
| 申込者 | 1,646名 |
| 申込倍率の目安 | 約3.1倍 |
| 第1次受験者 | 1,556名 |
| 実受験倍率 | 約2.9倍 |
| 第1次合格者 | 1,246名 |
| 大学3年生等 | 457名申込・443名受験・375名合格 |
| 出願 | 2026年4月3日~4月24日 |
| 第1次 | 2026年6月13日 |
| 第1次結果 | 2026年7月1日 |
| 第2次 実技 | 2026年7月11日 |
| 第2次 論述 | 2026年7月18日 |
| 第2次 面接 | 2026年7月25日~8月1日の指定日 |
| 最終結果 | 2026年8月下旬予定 |
| 第1次 教養 | 40分・50点 |
| 第1次 専門 | 60分・100点または150点 |
| 第2次 論述 | 60分・50点 |
| 第2次 面接 | 150点・模擬授業を含む |
| 2028年度 | 第一次選考共同実施に参加・詳細検討中 |
三重県教採は、ここを押さえる
POINT 1|中・高校は専門150点
第1次の専門試験は、校種によって配点が異なります。
- 小学校:100点
- 特別支援:100点
- 養護:100点
- 栄養:100点
- 中学校:150点
- 高校:150点
一方、教養は全校種50点です。
中学校・高校では、
教養50点+専門150点
となるため、専門教養の比重が非常に大きい試験です。
POINT 2|第2次は面接150点
第2次の基本配点は、
- 論述:50点
- 個人面接・模擬授業:150点
- 対象者の技能・実技:100点
です。
技能・実技がない校種・教科では、人物試験の比重がさらに高くなります。
POINT 3|模擬授業の後に「受験者同士の話し合い」
三重県の模擬授業は特徴的です。
受験者3名程度を1組として、
1人約4分の模擬授業
↓
実施した模擬授業について受験者同士で話し合う
という形式です。
単に授業技術だけを見るのではなく、
- 自分の授業を振り返る力
- 他者の意見を聴く力
- 協働して改善を考える力
も意識して準備しましょう。
1|三重県教員採用試験の日程
| 選考 | 日程 |
|---|---|
| 出願受付 | 2026年4月3日10時~4月24日17時 |
| 第1次 | 6月13日 |
| 第1次結果 | 7月1日 |
| 第2次 技能・実技 | 7月11日 |
| 第2次 論述 | 7月18日 |
| 第2次 個人面接 | 7月25日~8月1日のうち指定された1日 |
| 最終結果 | 8月下旬予定 |
第2次は、実技・論述・面接を別日に実施します。
対象教科では複数日の受験になるため、日程管理にも注意しましょう。
2|募集校種・採用予定人数
| 校種・職種 | 採用見込数 |
|---|---|
| 小学校教諭 | 約214名 |
| 中学校教諭 | 約184名 |
| 高等学校教諭 | 約100名 |
| 特別支援学校教諭 | 約26名 |
| 養護教諭 | 約8名 |
| 栄養教諭 | 約1名 |
| 合計 | 約533名 |
中学校
- 国語:約26名
- 社会:約31名
- 数学:約31名
- 理科:約21名
- 音楽:約12名
- 美術:約5名
- 保健体育:約23名
- 技術:約4名
- 家庭:約4名
- 英語:約27名
高校
高校では、国語、地理歴史、公民、数学、理科、音楽、美術、保健体育、家庭、農業、工業、商業、英語、情報、福祉、水産など幅広い教科を募集しています。
高校「地理歴史」「理科」は専門領域別選考
地理歴史は、
- 世界史
- 日本史
- 地理
理科は、
- 物理
- 化学
- 生物
から専門領域を選択し、専門領域ごとに選考されます。
3|申込者数・倍率
2027年度採用対象の申込者は、
1,646名
です。
| 校種 | 申込者 | 採用見込 | 申込倍率の目安 |
|---|---|---|---|
| 小学校 | 583名 | 約214名 | 約2.7倍 |
| 中学校 | 525名 | 約184名 | 約2.9倍 |
| 高校 | 328名 | 約100名 | 約3.3倍 |
| 特別支援 | 49名 | 約26名 | 約1.9倍 |
| 養護 | 131名 | 約8名 | 約16.4倍 |
| 栄養 | 30名 | 約1名 | 約30.0倍 |
| 全体 | 1,646名 | 約533名 | 約3.1倍 |
※三重県は申込時点の「倍率」を公式数値として表示していないため、申込者数÷採用見込数による目安です。
実際の第1次受験者で見ると
- 申込者:1,646名
- 受験者:1,556名
- 採用見込:約533名
で、実受験者ベースでは約2.9倍です。
養護・栄養は高倍率
小学校・中学校・高校と比べ、
- 養護:約16.4倍
- 栄養:約30.0倍
と非常に高い競争状況です。
「三重県全体の倍率」ではなく、自分の校種・教科・職種まで確認しましょう。
4|第1次選考の結果
2027年度採用の第1次試験は2026年6月13日に実施され、7月1日に結果が公表されました。
| 校種 | 申込 | 受験 | 第1次合格 |
|---|---|---|---|
| 小学校 | 583 | 562 | 545 |
| 中学校 | 525 | 499 | 417 |
| 高校 | 328 | 298 | 201 |
| 特別支援 | 49 | 47 | 46 |
| 養護 | 131 | 121 | 30 |
| 栄養 | 30 | 29 | 7 |
| 合計 | 1,646 | 1,556 | 1,246 |
小学校・特別支援は第1次通過者が多い
小学校は562名受験・545名合格、特別支援は47名受験・46名合格です。
一方、養護は121名受験・30名合格、栄養は29名受験・7名合格。
校種によって、第1次でどれだけ絞られるかが大きく異なります。
第2次で最終的に採用見込数まで絞られる
三重県は、第1次では、各試験項目が一定基準を満たした受験者から、原則として採用見込数の2~3倍程度を基本に総合選考します。
第2次では、すべての試験項目で一定基準を満たした受験者から、採用見込数の範囲内で総合的に選考します。
5|三重県教採の試験内容
第1次|一般選考
- 筆答試験(教養)
- 筆答試験(専門)
一般選考の第1次に小論文はありません。
教養
- 時間:40分
- 配点:50点
- 方式:マークシート
専門
- 時間:60分
- 方式:マークシート
専門の配点
| 校種等 | 配点 |
|---|---|
| 小学校 | 100点 |
| 中学校 | 150点 |
| 高校 | 150点 |
| 特別支援 | 100点 |
| 養護 | 100点 |
| 栄養 | 100点 |
第2次
- 論述試験
- 個人面接
- 模擬授業
- 指定された校種・教科は技能・実技試験
論述試験
- 時間:60分
- 配点:50点
- 全校種・教科で実施
面接試験
- 配点:150点
- 個人面接の中に模擬授業を含む
技能・実技
- 配点:100点
- 対象者のみ
6|選考における評価の観点等
三重県は、2027年度採用について、現在年度の個人面接・技能・実技試験の公式評価観点を公表しています。
個人面接|公式評価観点
① 教育に対する情熱と使命感
教師として子どもに向き合い、責任を持って教育に取り組む姿勢です。
② 専門的知識・技能に基づく課題解決能力
教育現場の課題に対し、知識・技能を生かして考え、行動する力です。
③ 自立した社会人としての豊かな人間性
人権感覚、社会人としての良識、協働性、信頼関係を築く力などにつながります。
評価は8段階
- 8:非常に優れている
- 7:優れている
- 6・5:やや優れている
- 4・3:やや劣っている
- 2:劣っている
- 1:非常に劣っている
実技も評価観点を公式公開
例えば、
音楽
- 技能
- 表現力
- 読譜力
- 歌唱力
- ピアノ技能
美術
- 描写力
- 構成力
- 立案・発想力
- 表現力
保健体育
授業を行うための基礎的・基本的な技能の達成度
技術
- ものづくりの基礎的技能
- 指導に関する理解・知識
- 情報処理の技能・理解
家庭
- 被服製作・調理の基礎技能
- 創意工夫する能力
英語
- 英語を聴く・話す意欲・態度
- 表現力
- 内容・構成力
養護教諭
- 専門性に基づいた知識・技能
- 判断力
- 指導力
STUDY POINT
三重県は、求める人物像と面接評価観点がほぼ同じ構造になっています。
求める人物像を読む
↓
自分の経験を整理する
↓
面接で具体的行動として示す
という準備が効果的です。
7|大学3年生・免除・加点・特別選考
大学3年生等を対象とした特別選考
2027年度試験から、大学3年生等特別選考の対象が、
すべての校種・教科等へ拡大
されました。
2026年実施結果
- 申込:457名
- 受験:443名
- 第1次合格:375名
校種別受験者
- 小学校:210名
- 中学校:145名
- 高校:52名
- 特別支援:11名
- 養護:24名
- 栄養:1名
合格すると翌年の第1次免除
大学3年生等特別選考で第1次に合格し、翌年度に同一の校種・教科等へ出願する場合、
申請により第1次選考試験のすべてが免除
されます。
主な特別選考
- 障がい者を対象とした特別選考
- 社会人特別選考
- 教職経験者等を対象とした特別選考
- 大学3年生等を対象とした特別選考
元教員の再採用を拡充
三重県で正規教員として3年以上の勤務経験があり、同一校種・教科等で受験する元教員については、条件を満たす場合、
第2次の面接試験のみ
で選考します。
高校「工業」は免許なしの社会人特別選考
2027年度採用から、高校教諭「工業」で、
教員免許状を保有していなくても受験できる社会人特別選考
を実施しています。
加点制度
三重県では、資格・特技による第1次加点があります。
基本的な加点上限は、
15点
です。
ただし、小学校、中学校英語、高校英語では、英語に係る加点を別に加える制度があります。
主な加点分野
- 複数免許状
- 特別支援学校教諭免許
- 英語資格
- 司書教諭
- スポーツ競技実績
- 情報・ICT関連資格
- その他、実施要項で指定された資格・特技
自分の資格・免許・経験が加点対象にならないか、出願前に必ず確認しましょう。
8|三重県教採の過去問を確認する
三重県教育委員会では、採用試験の問題・正答・評価観点などを公式サイトで公開しています。
確認できる主な情報
- 第1次筆答試験の問題・正答
- 面接の評価観点
- 技能・実技試験の評価観点
- 実技課題
- 過年度の論述問題・解答例
STUDY POINT
三重県は公式情報が比較的充実しています。
市販教材だけで勉強するのではなく、
公式過去問
↓
公式評価観点
↓
自分の弱点
↓
優先順位
の順に学習しましょう。
9|教職教養の出題傾向
第1次の筆答試験「教養」は、
- 40分
- 50点
- マークシート方式
です。
公式に示されている内容
- 教職に関する知識と理解
- 学校教育に関する課題への認識
- 生徒指導
- 特別支援教育
- 人権教育
などが含まれます。
STUDY POINT
三重県は「人権教育」を実施要項で明記しています。
教育法規・学習指導要領だけでなく、
- 人権
- いじめ
- 不登校
- 特別支援
- 外国につながる児童生徒
など現在の学校課題まで確認しましょう。
10|一般教養も「教養」の中で出題
三重県では、独立した一般教養試験ではなく、教職教養と一般教養を合わせた「教養」を実施します。
一般教養分野については、過去問を確認しながら、
- 国語
- 数学
- 英語
- 社会
- 理科
- 一般時事
などの基礎を整理しましょう。
40分なので時間配分が重要
広い範囲を細かく勉強しすぎるより、過去問から、
頻出+苦手
を絞ることが重要です。
11|専門教養対策
専門は60分です。
中・高校は150点
特に中学校・高校では、
- 教養:50点
- 専門:150点
となっています。
第1次の中心は専門教養と考えてよい配点です。
第2次の模擬授業までつなげる
専門学習は、
問題を解ける
↓
理由を説明できる
↓
児童生徒のつまずきを予測できる
↓
授業として説明できる
ところまで高めましょう。
12|論述試験対策
一般選考の第1次に小論文はありません。
代わりに、第2次で全校種・教科を対象に、
論述試験
を実施します。
- 時間:60分
- 配点:50点
公式のねらい
論述では、
- 教職に関する知識と理解
- 学校教育に関する課題の認識
- 記述する力
などを見ます。
過去問題では教育課題が中心
過年度には、教育課題について、
- 自分がどう考えるか
- 教師としてどう取り組むか
- 学校組織として何をするか
を具体的に記述する問題が出題されています。
基本構成
① 課題を捉える
↓
② なぜ重要かを説明する
↓
③ 教師として具体策を書く
↓
④ 学校・家庭・地域との連携を書く
↓
⑤ 子どもの成長へつなげる
13|求める教師像・主要な教育施策・三重県特有の知識
三重県が求める人物像
2027年度採用の公式実施要項では、次の3つを明確に示しています。
1|教育に対する情熱と使命感をもつ人
子どもに対する愛情や教育者としての責任感が強く、
子どもの人格と個性を尊重した指導
ができる人です。
2|専門的知識・技能に基づく課題解決能力をもつ人
常に自己研鑽に努め、
- 創造性
- 積極性
- 行動力
を持って、子どもとともに課題に取り組みます。
3|自立した社会人としての豊かな人間性をもつ人
優れた人権感覚と社会人としての良識を持ち、
- 組織の一員として協力する
- 子どもとの信頼関係を築く
- 保護者との信頼関係を築く
ことができる人です。
この3つは、そのまま2027年度個人面接の公式評価観点になっています。
三重県教育ビジョン
現在の三重県教育の中心資料が、
「三重県教育ビジョン ~子どもたちが個性を輝かせ、望む未来を実現していくために~」
です。
計画期間は、
2024年度~2027年度
です。
子どもたちに育みたい3つの力
① 自立する力
主体的に学び、困難に向き合い、自信と誇りを持って責任ある行動をとる力です。
② 共生する力
他者とともに支え合って生き、対立やジレンマにも向き合う力です。
③ 創造する力
新しいアイデアや解決策を生み出し、新たな価値を創造する力です。
教育ビジョンを貫く4つの視点
- 子どもたちの目線に立ち、個に応じた学びを大切にする
- 学年や校種を越えた連続性のある学びを実現する
- 家庭・地域と連携・協働して子どもたちを育む
- 教職員がやりがいを持って子どもたちと向き合える環境をつくる
三重県で確認したい教育テーマ
- 自立する力・共生する力・創造する力
- 個に応じた学び
- 個別最適な学び
- 協働的な学び
- 探究的な学び
- いじめ防止
- 不登校支援
- フリースクール等の多様な学びの場
- 特別支援教育
- 人権教育
- 外国につながる児童生徒への支援
- 日本語指導
- 夜間中学
- ICT活用
- 高校の魅力化・活性化
- ふるさと三重を題材とした探究
- 教職員の働き方改革
外国につながる児童生徒への支援
三重県では、外国につながる児童生徒への日本語指導や学習支援が重要な教育課題の一つです。
面接では、
「言葉が通じないから特別扱いする」のではなく、本人の背景・学習状況を理解し、学校全体・家庭・関係機関と連携して支える
視点を持ちましょう。
ふるさと三重を題材とした探究
2026年度には、三重県誕生150周年も踏まえ、
「みえに学び みえの未来を考える」探究学習
を進めています。
地域企業・有識者等と連携し、ふるさと三重への理解・愛着・誇りを高めながら、地域社会に貢献する力を育てる取組です。
14|重要な資料
① 最新年度の教員採用選考試験実施要項
採用見込数、日程、配点、選考内容、免除、加点、特別選考を確認する最重要資料です。
② 三重県教育ビジョン
現在の三重県が、どのような子どもを育て、どのような教育を実現しようとしているかを理解する中心資料です。
③ 校長及び教員としての資質の向上に関する指標
教職着任時から、教師としてどのような資質・能力が求められるかを確認できます。
④ 2027年度 面接・技能・実技試験の評価観点
三重県は現在年度の面接評価観点を公式に公開しています。
面接対策では、②教育ビジョン+③教員育成指標+④公式評価観点をセットで読むと効果的です。
15|個人面接・人物試験対策
第2次の面接試験は150点です。
全校種・教科で実施され、個人面接の中に模擬授業を含みます。
公式評価観点
- 教育に対する情熱と使命感
- 専門的知識・技能に基づく課題解決能力
- 自立した社会人としての豊かな人間性
面接で大切なのは「具体的な行動」
例えば、
「子どもを大切にします」
だけでは不十分です。
どのように話を聴くのか
↓
何を確認するのか
↓
誰と連携するのか
↓
その後どう支援するのか
まで説明できるようにしましょう。
16|面接での質問例
過去の面接情報から、三重県教採で準備しておきたい質問例を整理しました。
志望・自己理解
- なぜ教員を目指したのですか。
- なぜ三重県の教員を志望するのですか。
- どのような教師になりたいですか。
- あなたの強みを教育にどう生かしますか。
- あなたの課題は何ですか。
- これまで最も努力したことは何ですか。
- 教育実習・講師経験から何を学びましたか。
授業・専門性
- 分かる授業とはどのような授業ですか。
- 子どもの主体性をどのように引き出しますか。
- 個に応じた学びをどう実現しますか。
- 個別最適な学びと協働的な学びをどう進めますか。
- ICTを授業でどう活用しますか。
- 学習につまずく児童生徒へどう支援しますか。
児童生徒対応
- いじめを把握したら、まず何をしますか。
- 不登校の児童生徒へどう関わりますか。
- 授業に参加できない児童生徒へどう対応しますか。
- 特別な支援が必要な児童生徒をどう支援しますか。
- 外国につながる児童生徒へどのような支援をしますか。
- 児童生徒から「誰にも言わないで」と相談されたらどうしますか。
学校組織・保護者
- 同僚と意見が異なる場合、どうしますか。
- 保護者から厳しい意見を受けたらどう対応しますか。
- 一人では解決できない問題が起きたらどうしますか。
- 組織の一員として何を大切にしますか。
- 教師として信頼されるために何が必要ですか。
- 教員の不祥事を防ぐために何をしますか。
三重県の教育
- 三重県が求める人物像について説明してください。
- 「自立する力」をどのように育てますか。
- 「共生する力」を学級経営でどう育てますか。
- 「創造する力」を授業でどう育てますか。
- 子どもの目線に立った教育とは何ですか。
- 家庭・地域との連携をどのように進めますか。
- 三重県の不登校支援についてどう考えますか。
- 外国につながる児童生徒への支援で大切なことは何ですか。
過去問を丸暗記するのではなく、3つの公式評価観点のどれを示す回答なのかまで考えて準備しましょう。
17|模擬授業・技能・実技試験対策
模擬授業は個人面接の中で実施
模擬授業は、受験者3名程度を1組として行います。
一人当たりの模擬授業は、
約4分
です。
模擬授業の後に話し合い
それぞれが模擬授業を行った後、
実施した模擬授業について受験者同士で話し合います。
STUDY POINT
模擬授業そのものだけでなく、
- 他の受験者の授業を見る
- よさを認める
- 改善点を建設的に伝える
- 自分の授業を振り返る
練習をしておきましょう。
「自分の授業だけが正しい」という姿勢ではなく、協働してよりよい授業を考える姿勢が重要です。
技能・実技試験
主な対象は、
- 中・高 音楽
- 中・高 美術
- 中・高・特支 保健体育
- 中 技術
- 中・高 家庭
- 中・高 英語
- 養護教諭
です。
配点は100点です。
技能だけでなく、学校の授業で指導するための基礎的・基本的な技能という視点で準備しましょう。
18|2027年度採用の主な変更・注目点
① 大学3年生等特別選考を全校種・教科へ拡大
これまで一部校種を対象としていた前倒し選考を、
すべての校種・教科等へ拡大
しました。
② 元三重県教員の再採用を拡充
三重県で正規教員として3年以上の経験があり、条件を満たす元教員は、
第2次の面接のみ
で選考します。
③ 高校「工業」で免許不要の社会人特別選考
専門的な職業経験を持つ人材を採用するため、教員免許を受験時の要件としない特別選考を導入しました。
④ 書類提出を簡素化
社会人特別選考や大学3年生等特別選考などで、一部証明書類の提出を不要としています。
⑤ 人物重視を継続
第2次の面接は150点。
さらに、面接の公式評価観点を事前に公開し、人物を重視した選考を行っています。
NEXT|2028年度三重県教採は「第一次選考共同実施」へ
2027年に実施する2028年度(令和10年度)採用から、三重県は第一次選考の共同実施に参加する方向です。
三重県は自治体協議会に正式参加
三重県教育委員会は、
「教員採用選考に係る第一次選考の共同実施に関する自治体協議会」
に参加しています。
そして、2027年度に実施する教員採用選考で使用する第1次問題について、協議会として共通問題を作成することが公式に示されています。
ただし詳細はまだ検討中
2026年8月11日時点で、三重県教育委員会は、共同実施の具体的な方法について、
「現在検討中」
としています。
したがって、
- 5月8日
- 6月12日
- 7月10日
のどの共通日程を使用するかは、現時点では正式発表されていません。
共同問題の全国基本形
共同実施の基本形としては、
- 教養試験:60分・40問程度
- 教職教養:約30問
- 一般教養:約10問
- 専門試験:60分・25問程度
- 択一・マークシート方式
が示されています。
現在の三重県との大きな違い
現在の三重県は、
- 教養:40分
- 専門:60分
- 中・高校専門:150点
です。
2028年度採用では、共同実施により、
- 教養の試験時間
- 問題数
- 専門の問題数
- 配点
などが変わる可能性があります。
ただし、正式な三重県の実施要項が出るまでは、全国基本形をそのまま三重県の確定内容とは考えないようにしてください。
第2次は三重県独自対策が重要
共同実施の対象は第1次です。
三重県独自の、
- 論述
- 個人面接
- 模擬授業
- 技能・実技
- 三重県教育施策
への対策は引き続き重要です。
19|三重県教採を受けるなら、まずここから
FIRST ACTION
1|自分の校種・教科の倍率を確認する
全体約3倍だけではなく、校種・教科まで確認しましょう。
2|大学3年生等特別選考を確認する
全校種・教科に拡大されています。
3|自分が利用できる特別選考・加点を確認する
教職経験、社会人経験、免許、資格などを生かせる可能性があります。
4|公式過去問を解く
三重県は問題・正答を公式公開しています。
5|専門を得点源にする
特に中・高校は専門150点です。
6|論述を早めに始める
第2次は60分・50点です。
7|求める人物像3項目を読む
そのまま個人面接の公式評価観点につながっています。
8|三重県教育ビジョンを読む
特に、
- 自立する力
- 共生する力
- 創造する力
- 個に応じた学び
を確認しましょう。
9|4分模擬授業を練習する
さらに、授業後の受験者同士の話し合いまで練習しましょう。
10|面接は3つの評価観点から逆算する
情熱・使命感
+ 課題解決能力
+ 豊かな人間性
を、自分の具体的経験で示せるようにしましょう。
20|三重県教採には、三重県教採の対策を。
全国の教員採用試験には共通する部分があります。
しかし三重県には、
- 採用約533名
- 教養40分・50点
- 中・高校専門150点
- 第2次論述60分・50点
- 面接150点
- 公式面接評価観点
- 個人面接内の模擬授業
- 1人約4分の模擬授業
- 模擬授業後の受験者同士の話し合い
- 豊富な技能・実技試験
- 大学3年生等特別選考
- 全校種・教科への前倒し選考拡大
- 三重県が求める人物像3項目
- 自立する力・共生する力・創造する力
- 外国につながる児童生徒への支援
- 2028年度の第一次選考共同実施
という特徴があります。
だからこそ教採スクールでは、
受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策
という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。
教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。
さらに三重県独自の試験制度に合わせて、
教養+専門+論述+個人面接+模擬授業
を一つの受験戦略として設計します。
人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、志望理由、児童生徒対応、保護者対応、論述、模擬授業、個人面接まで対策します。
講師経験者であれば、学校での実践や日々の悩みについて相談することもできます。
大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。
全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。
LINE登録者限定
もっと詳しく三重県教採を分析したい方へ
このページでは、試験制度、倍率、第1次結果、公式評価観点、三重県教育、面接質問例までを公開しています。
さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。
① 三重県教採|筆記試験攻略DATA
- 年度別出題分析
- 教職教養の頻出分野
- 一般教養対策
- 専門教養対策
- 校種・教科別分析
- 中・高校専門150点対策
- 免除・加点制度整理
- 大学3年生等特別選考対策
- 2028年度共同問題対策
- 学習優先順位
② 三重県教育徹底研究
- 三重県が求める人物像
- 三重県教育ビジョン
- 三重県教員育成指標
- 自立する力
- 共生する力
- 創造する力
- 個に応じた学び
- 不登校・いじめ支援
- 外国につながる児童生徒への支援
- 三重県志望理由へのつなげ方
③ 三重県教採|人物試験攻略ガイド
- 志望理由対策
- 個人面接対策
- 公式評価観点からの回答づくり
- 論述対策
- 4分模擬授業対策
- 模擬授業後の話し合い対策
- 過去の面接質問
- 児童生徒対応
- 保護者対応
- 深掘り質問対策
LINE登録後、
「三重県対策希望」
と送信してください。
登録後メッセージに「三重県対策希望」とお送りください。
「教養と専門をどう勉強すればよいか分からない」
「中・高校の専門150点をどう攻略すればよいか分からない」
「60分の論述が不安」
「4分の模擬授業をどう作ればよいか分からない」
「三重県の教育施策を面接へどうつなげればよいか分からない」
「2028年度の共同実施にどう備えればよいか知りたい」
という方には、無料学習相談も受け付けています。
三重県教採のよくある質問
Q.2027年度三重県教採の採用予定人数は?
全体で約533名です。
Q.小学校は?
約214名です。
Q.中学校は?
約184名です。
Q.高校は?
約100名です。
Q.特別支援は?
約26名です。
Q.養護・栄養は?
養護約8名、栄養約1名です。
Q.申込者数は?
1,646名です。
Q.全体の申込倍率は?
採用見込数との単純比較では約3.1倍です。
Q.実際に受験した人で見る倍率は?
1,556名が第1次を受験したため、採用見込533名との比較では約2.9倍です。
Q.小学校の申込倍率は?
約2.7倍です。
Q.中学校は?
約2.9倍です。
Q.高校は?
約3.3倍です。
Q.養護は?
約16.4倍です。
Q.第1次合格者は何人ですか?
1,246名です。
Q.一般選考の第1次は何がありますか?
教養+専門です。
Q.第1次に小論文はありますか?
一般選考にはありません。
第2次で全校種・教科を対象とする論述試験があります。
Q.教養は何分・何点ですか?
40分・50点です。
Q.専門は何分ですか?
60分です。
Q.専門は何点ですか?
小学校・特支・養護・栄養は100点、中学校・高校は150点です。
Q.第2次は何がありますか?
基本的には、
- 論述
- 個人面接
- 模擬授業
- 対象教科は技能・実技
です。
Q.論述は何分・何点ですか?
60分・50点です。
Q.面接は何点ですか?
150点です。
Q.模擬授業はありますか?
はい。
個人面接試験の中で実施します。
Q.模擬授業は何分ですか?
一人約4分です。
Q.模擬授業の後は何をしますか?
受験者同士で、実施した模擬授業について話し合いを行います。
Q.個人面接の公式評価観点は?
- 教育に対する情熱と使命感
- 専門的知識・技能に基づく課題解決能力
- 自立した社会人としての豊かな人間性
の3項目です。
Q.面接評価は何段階ですか?
1~8の8段階です。
Q.大学3年生でも受験できますか?
はい。
2027年度試験から全校種・教科等へ対象が拡大されました。
Q.大学3年生等は何人受験しましたか?
443名です。
Q.大学3年生等の第1次合格者は?
375名です。
Q.大学3年生で合格するとどうなりますか?
翌年度に同一校種・教科等を受験する場合、申請により第1次が全て免除されます。
Q.三重県が求める人物像は?
- 教育に対する情熱と使命感をもつ人
- 専門的知識・技能に基づく課題解決能力をもつ人
- 自立した社会人としての豊かな人間性をもつ人
です。
Q.三重県が子どもたちに育みたい3つの力は?
- 自立する力
- 共生する力
- 創造する力
です。
Q.現在の三重県教育の基本計画は?
三重県教育ビジョン(2024年度~2027年度)です。
Q.2028年度は第一次選考共同実施になりますか?
三重県は共同実施の自治体協議会に正式参加しており、2027年度実施の第1次で使用する共通問題の作成に参加しています。
Q.2028年度の試験日は決まりましたか?
2026年8月11日時点では、三重県が5月8日・6月12日・7月10日のどの日程を使用するかは正式発表されていません。
Q.2028年度受験生は今何をすればよいですか?
まずは、
- 教職教養
- 一般教養
- 専門教養
- 学習指導要領
- 論述
- 面接
- 三重県教育ビジョン
を進め、正式要項が出たら共通問題の形式へ学習計画を調整しましょう。
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