宮崎県教員採用試験ガイド
日程・採用予定数・倍率・過去問・出題傾向・個人面接・模擬授業・グループワーク・実技対策
宮崎県教員採用試験を受験する方に向けて、最新の日程、採用予定数、出願登録者数、倍率、第1次結果、試験内容、過去問、教職教養、専門教養、個人面接、模擬授業、グループワーク、実技試験、宮崎県の教育施策までをまとめました。
2027年度採用では、
- 小学校教諭等:200名程度
- 中学校教諭等:168名程度
- 高等学校教諭等:53名程度
- 特別支援学校教諭等:32名程度
- 養護教諭:11名程度
の合計464名程度を採用予定としています。
出願登録者は954名で、出願段階の倍率は2.1倍です。
また、通常の採用試験とは別に実施された大学3年生チャレンジ受験には227名が出願し、136名が合格しました。
宮崎県教採の大きな特徴は、
第1次
教職教養+専門+対象者はリスニング等
↓
第2次
模擬授業+個人面接+グループワーク+対象者は実技
という構成です。
第2次では基本となる、
- 模擬授業:30点
- 個人面接:30点
- グループワーク:30点
の3項目で、人物面・授業力・協働する力を総合的に確認します。
宮崎県を受験するなら、筆記試験だけでなく、人物試験・模擬授業・グループワークまで早い段階から並行して準備しましょう。
宮崎県教育委員会・教員採用試験 公式情報
宮崎県教育委員会
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/kyoikuseisaku/kyoikukosodate/kyoiku/kyoikuiinkai/index.html
宮崎県 教職員課
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/ky-kyoshokuin/index.html
2027年度採用 宮崎県公立学校教員採用選考試験
実施要項、採用予定者数、出願状況、第1次結果、第2次試験、大学3年生チャレンジ受験、特別選考、加点・免除制度などを確認できます。
出願前・受験前には、必ず宮崎県教育委員会が公表する最新情報をご確認ください。
2027年度 宮崎県教採を30秒で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 採用予定 | 464名程度 |
| 小学校 | 200名程度 |
| 中学校 | 168名程度 |
| 高校 | 53名程度 |
| 特別支援 | 32名程度 |
| 養護 | 11名程度 |
| 出願登録者 | 954名 |
| 出願倍率 | 2.1倍 |
| 第1次合格者 | 569名 |
| 大学3年生チャレンジ | 227名出願・136名合格 |
| 一般選考 出願 | 2026年4月1日~4月30日正午 |
| 第1次 | 2026年6月14日 |
| 第1次結果 | 2026年7月6日 |
| 第2次 | 2026年7月25日~8月2日の指定日 |
| 最終結果 | 2026年9月11日予定 |
| 教職教養 | 50分・50点 |
| 専門 | 原則70分・100点 |
| 第2次 | 模擬授業+個人面接+グループワーク+対象者は実技 |
| 模擬授業 | 30点 |
| 個人面接 | 30点 |
| グループワーク | 30点 |
| 加点 | 最大24点 |
※採用予定464名程度には、スポーツ分野に係る特別選考4名を含みません。大学3年生チャレンジ受験の出願者数も954名には含まれていません。
宮崎県教採は、ここを押さえる
POINT 1|第1次は専門100点が中心
第1次の基本配点は、
- 教職教養:50点
- 専門:100点
の合計150点です。
英語や小学校特別支援など、一部の区分ではリスニングや追加専門試験があり、合計点が異なります。
専門試験が基本100点を占めるため、専門教養を得点源にすることが重要です。
POINT 2|第1次の得点は原則、第2次へ持ち越さない
宮崎県では、原則として、第1次選考試験の得点結果は第2次選考の選考には反映されません。
ただし、第2次の結果が同点の場合には、第1次の得点結果が選考に反映されます。
つまり、
第1次=まず通過するための筆記
↓
第2次=人物・授業・協働力で改めて勝負
という性格が強い試験です。
POINT 3|第2次は30点×3項目
第2次の基本は、
- 模擬授業:30点
- 個人面接:30点
- グループワーク:30点
です。
実技試験がない区分では、基本的に90点で評価されます。
対象教科では実技点が加わり、100点または120点となる区分があります。
POINT 4|評価観点が公式公開されている
宮崎県は、第2次について公式実施要項の中で、
- 実践的指導力
- 使命感・意欲
- 社会性・人間性
- コミュニケーション能力
- 教養の豊かさ
- 専門的技能
など、評価する方向を具体的に示しています。
面接質問を予想する前に、何を評価される試験なのかを確認しましょう。
1|宮崎県教員採用試験の日程
| 選考 | 日程 |
|---|---|
| 一般選考 電子申請 | 2026年4月1日~4月30日正午 |
| 特別選考 電子申請 | 2026年4月1日~4月27日正午 |
| 特別選考 書類結果 | 2026年5月27日予定 |
| 第1次 | 2026年6月14日 |
| 第1次予備日 | 6月21日 |
| 第1次結果 | 7月6日 |
| 第2次 | 7月25日~8月2日のうち指定された1日 |
| 最終結果 | 9月11日予定 |
県外会場もある
第1次では、
- 宮崎
- 東京
- 大阪
- 福岡
に会場が設定されています。
ただし、英語のリスニングを受験する方や一部の併願受験者など、県外会場を利用できない場合があります。
必ず実施要項と受験票を確認しましょう。
2|募集校種・採用予定人数
| 受験区分 | 採用予定 |
|---|---|
| 小学校教諭等 | 200名程度 |
| 中学校教諭等 | 168名程度 |
| 高等学校教諭等 | 53名程度 |
| 特別支援学校教諭等 | 32名程度 |
| 養護教諭 | 11名程度 |
| 合計 | 464名程度 |
※スポーツ分野に係る特別選考4名は、上記464名程度に含まれていません。
小学校教諭等
- 全教科:188名
- 英語:2名
- 特別支援:10名
中学校教諭等
- 国語:30名
- 社会:25名
- 数学:21名
- 理科:25名
- 音楽:12名
- 美術:10名
- 保健体育:15名
- 技術:10名
- 家庭:5名
- 英語:15名
高校は教科・科目差が大きい
高等学校では、
- 国語
- 地理歴史
- 公民
- 数学
- 理科
- 保健体育
- 芸術
- 英語
- 家庭
- 情報
- 農業
- 工業
- 商業
- 水産
などを募集しています。
高校全体の倍率だけでなく、自分の教科・科目の採用予定数まで確認しましょう。
3|出願登録者数・倍率
2027年度採用では、採用予定464名程度に対して、
954名
が出願登録しました。
宮崎県が公表している出願時倍率は2.1倍です。
| 受験区分 | 出願登録者 | 採用予定 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 小学校教諭等 | 211名 | 200名 | 1.1倍 |
| 中学校教諭等 | 270名 | 168名 | 1.6倍 |
| 高等学校教諭等 | 289名 | 53名 | 5.5倍 |
| 特別支援学校教諭等 | 88名 | 32名 | 2.8倍 |
| 養護教諭 | 96名 | 11名 | 8.7倍 |
| 合計 | 954名 | 464名 | 2.1倍 |
小学校は1.1倍
小学校教諭等は、200名程度の採用予定に対して211名が出願しています。
ただし、区分別では、
- 全教科:201名/188名
- 英語:3名/2名
- 特別支援:7名/10名
と状況が異なります。
高校は5.5倍
高校は289名に対して53名程度の採用予定で、5.5倍です。
さらに教科別では、
- 保健体育:64名/3名
- 商業:27名/3名
- 数学:44名/8名
- 英語:28名/6名
など、大きな差があります。
養護教諭は8.7倍
養護教諭は96名が出願し、採用予定の11名程度に対して8.7倍です。
POINT
「宮崎県全体2.1倍」だけで難易度を判断しないことが大切です。
小学校と高校、養護では競争状況が大きく異なります。
4|第1次選考の結果
2027年度採用の第1次結果は、2026年7月6日に発表されました。
宮崎県公式発表では、特別選考合格者・第1次免除者を含めて、
| 受験区分 | 第1次合格者 |
|---|---|
| 小学校教諭等 | 171名 |
| 中学校教諭等 | 175名 |
| 高等学校教諭等 | 119名 |
| 特別支援学校教諭等 | 73名 |
| 養護教諭 | 31名 |
| 合計 | 569名 |
となっています。
※569名には、特別選考試験合格者や第1次選考試験免除者を含みます。出願登録者954名と単純に比較した「第1次倍率」として扱うことは適切ではありません。
「出願者÷第1次合格者」だけで判断しない
宮崎県には、
- 第1次教職教養免除
- 第1次試験免除
- 特別選考
- 併願
があります。
そのため、
出願登録者数 → 第1次選考対象者 → 免除者 → 第1次合格者
を区別して見ることが重要です。
5|宮崎県教採の試験内容
第1次|一般選考
- 教職教養
- 専門
- 対象者はリスニング
教職教養
- 時間:50分
- 配点:50点
公式要項では、
- 教育関係法規
- 教育原理
- 教育心理
- 特別支援教育
- 道徳教育
- 国の教育施策
- 宮崎県の教育・歴史・文化
- 学習指導要領
など、教職全般に関する内容から出題するとしています。
専門試験
基本的には、
- 試験時間:70分
- 配点:100点
です。
小学校全教科は60分・100点です。
英語
中学校・高校英語では、
- 専門:70点
- リスニング:30点
の合計100点となります。
小学校英語では、小学校専門100点に加えてリスニング30点があります。
小学校特別支援
小学校全教科の専門に加えて、
小学校における特別支援教育の専門30点
を受験します。
第2次選考
基本的に、
- 模擬授業
- 個人面接
- グループワーク
- 対象者は実技試験
です。
第1次合格後には、志望動機等を記入する面接シートも事前作成します。
6|選考における評価の観点等
宮崎県は、2027年度採用の公式実施要項の中で、第1次・第2次それぞれの評価観点を示しています。
第1次|教職教養・専門
公式要項では、
- 教員として必要な教職教養
- 受験教科等の専門分野
- 学習指導要領
- 国や県の教育施策
- 幅広い識見
- 専門的な知識
- 教員としての能力・適性
などを総合的に評価するとしています。
模擬授業・個人面接
公式に示されている主な評価内容は、
- 教員としての適性
- 専門的知識・技能
- 授業構成力
- 指導方法・手立ての工夫
- 実践的指導力
- 教育者としての使命感・意欲
- 幅広い社会性・人間性
などです。
グループワーク
公式要項では、
- コミュニケーション能力
- 社会性
- 教養の豊かさ
- 人間性
などを総合的に評価するとしています。
実技試験
- 必要な専門的技能
- 課題解決への意欲
- 実技に関する能力
を総合的に評価します。
第2次の基本配点
| 試験 | 配点 |
|---|---|
| 模擬授業 | 30点 |
| 個人面接 | 30点 |
| グループワーク | 30点 |
| 実技 | 対象区分のみ10点または30点 |
宮崎県では「人物が大切」という一般論ではなく、実際に何を評価するかがかなり具体的に公表されています。
この評価観点から逆算して人物試験対策を進めましょう。
7|大学3年生・免除・加点・特別選考
大学3年生チャレンジ受験
宮崎県では、大学3年生を対象とする、
大学3年生チャレンジ受験
を実施しています。
2026年実施では、
- 出願登録:227名
- 合格:136名
となりました。
受験するのは「教職教養」
大学3年生チャレンジ受験は、通常の採用試験をすべて前倒しにする制度ではありません。
受験内容は、
教職教養
です。
合格すると翌年度の教職教養を免除
合格者は、翌年2027年に実施される2028年度採用試験で、
第1次選考の教職教養試験の免除
を申請できます。
専門試験や第2次試験まで免除される制度ではありません。
第1次教職教養の免除
一定の条件を満たす、
- 宮崎県内の臨時的任用講師等
- 現職教員
- 他県・本県の元教員
- 前年度大学3年生チャレンジ合格者
などは、第1次の教職教養が免除される場合があります。
前年度補欠者
前年度の採用試験で「補欠」となり、所定の条件を満たす場合は、第1次試験全部を免除できる制度があります。
主な特別選考
宮崎県では、
- スポーツの分野に係る特別選考
- 芸術の分野に係る特別選考
- 他県現職教員・他県及び本県元教員
- 障がいのある者
- 大学卒業予定者
- 大学院修了予定者
- 宮崎大学教育学部地域枠
- 社会人特別選考A
- 社会人特別選考B
- 博士号取得者
などがあります。
特別選考はまず書類選考
特別選考では書類選考を行います。
書類選考に合格すると、第1次を免除して第2次から受験します。
一方、書類選考が不合格でも、条件を満たしていれば一般選考の第1次を受験できる制度があります。
加点制度
第1次では、免許・資格による加点制度があります。
申請可能な加点の合計は24点が上限です。
主な加点例
- 司書教諭:4点
- 特別支援学校免許:8点
- 小学校免許:対象区分で4点
- 中学校技術免許:対象区分で8点
- 高校情報免許:8点
- CEFR B1相当以上:対象区分で4点
- CEFR B2相当以上:対象区分で4点
- CEFR C1相当以上:対象区分で8点
- 基本情報技術者試験等:4点
- 3級以上の海技士:対象区分で8点
POINT
最大24点は決して小さくありません。
自分が所有する免許・資格が対象にならないか、必ず実施要項で確認しましょう。
8|宮崎県教採の過去問を確認する
宮崎県では、過去問題をWeb上から一括ダウンロードする方式ではなく、指定場所で閲覧できます。
過去問を閲覧できる場所
- 県民情報センター
- 中部教育事務所
- 南部教育事務所
- 北部教育事務所
閲覧できる期間
筆答試験問題・標準解答:過去5年間分
模擬授業題材・グループワーク:過去3年間分
を確認できます。
過去問で確認したいこと
- 教職教養の問題量
- 50分での時間配分
- 宮崎県独自問題
- 宮崎県の教育・歴史・文化
- 専門試験の問題量
- 校種・教科別の難易度
- 模擬授業題材
- グループワークのテーマ
STUDY POINT
過去問を確認
↓
頻出分野を整理
↓
苦手分野を特定
↓
優先順位を決める
という順番で対策しましょう。
9|教職教養の出題傾向
教職教養は、
- 時間:50分
- 配点:50点
です。
公式要項では、
- 教育関係法規
- 教育原理
- 教育心理
- 特別支援教育
- 道徳教育
- 国の教育施策
- 本県の教育
- 本県の歴史・文化
- 学習指導要領
などから出題するとしています。
「宮崎県」が明記されている
これは宮崎県教採の重要な特徴です。
全国共通の教職教養だけでなく、
- 宮崎県教育振興基本計画
- 宮崎県の教育施策
- 宮崎県の歴史
- 宮崎県の文化
まで確認する必要があります。
STUDY POINT
国の教育
+
宮崎県の教育
+
宮崎県の歴史・文化
の3つを区別して準備しましょう。
10|一般教養は独立試験ではない
2027年度採用の宮崎県では、
「一般教養」という独立した筆記試験はありません。
第1次は教職教養と専門試験が中心です。
ただし、教職教養では「幅広い識見」を評価するとされ、宮崎県の歴史・文化なども出題範囲に含まれています。
2028年度受験生は一般教養の動向に注意
2028年度採用から全国的に第一次選考共同実施が始まります。
共同問題の基本形では、
- 教職教養
- 一般教養
を組み合わせた教養試験が想定されています。
宮崎県が共通問題をどの範囲で活用するかによっては、一般教養の準備が必要になる可能性があります。
STUDY POINT
2027年度採用までの試験と、2028年度採用の共同実施を混同しないようにしましょう。
11|専門教養は「宮崎県×自分の校種・教科」で対策する
専門試験は基本、
- 時間:70分
- 配点:100点
です。
小学校全教科は60分です。
中学校・高校の一部教科は問題を共通化
2027年度採用から、中学校と高校の一部教科について専門試験を共通問題としました。
対象は、
- 国語
- 数学
- 音楽
- 美術
- 保健体育
- 家庭
- 英語
などです。
ただし、学習指導要領に関する出題など、一部は校種別問題となります。
第2次の模擬授業へつなげる
専門学習を、
問題を解ける
↓
根拠を説明できる
↓
子どものつまずきを予測できる
↓
授業として組み立てられる
ところまで高めましょう。
12|宮崎県教採に小論文はある?
2027年度採用の一般選考では、
独立した小論文・論作文試験は実施されていません。
第1次は、
- 教職教養
- 専門
- 対象者はリスニング等
第2次は、
- 模擬授業
- 個人面接
- グループワーク
- 対象者は実技
です。
小論文がない分、口頭で説明する力が重要
宮崎県では、
考える
↓
自分の意見を整理する
↓
相手へ分かりやすく伝える
↓
他者の意見を受け止める
↓
具体的な教育実践へつなげる
力が、第2次で直接問われます。
STUDY POINT
「小論文がない=人物対策が軽い」ではありません。
個人面接+模擬授業+グループワーク
へ十分な練習時間を確保しましょう。
13|求める教員像・主要な教育施策・宮崎県特有の知識
宮崎県が求める教師像
2027年度採用の公式実施要項では、宮崎県が求める教師像を4つ示しています。
1|愛情と情熱・使命感
子どもに対する愛情と教育に対する情熱・使命感をもち、子どもとの信頼関係を築くことができる教師です。
面接では、
- 教師を目指した理由
- 児童生徒との関わり
- 困難な子どもへの対応
- 教育への責任感
と自分の経験をつなげましょう。
2|高い専門性
分かりやすい授業を行い、子どもに確かな学力を育成するなど、高い専門性を身につけている教師です。
専門試験だけでなく、模擬授業でも直接関係します。
3|幅広い社会性・倫理観・人間性
社会人としての幅広い教養と良識や倫理観、心の豊かさを身につけている教師です。
学校は一人で働く職場ではありません。
児童生徒、保護者、同僚、地域、関係機関と適切に関係を築くことが求められます。
4|学び続ける姿勢
絶えず学び続け、自らの資質・能力を高めている教師です。
教員採用試験合格をゴールにせず、教師になった後も学び続ける姿勢が重要です。
宮崎県教育振興基本計画
現在の宮崎県教育の中心資料が、
宮崎県教育振興基本計画(令和5年策定)
です。
計画期間は、
2023年度~2026年度
です。
スローガン
「未来を切り拓く 心豊かでたくましい 宮崎の人づくり」
を掲げています。
公式実施要項でも示されている重要な方向性
特に、
- 多様性を認め合い、一人一人を大切にする教育の推進
- 次代へ向けて学び続ける子供たちを育む教育の推進
- ふるさとへの誇りと愛着を持ち、世界を視野に活躍する人材の育成
などを含む7つの基本目標に基づいて教育を進めています。
2026年度の宮崎県教育で特に確認したいこと
2026年度は現在の宮崎県教育振興基本計画の最終年度です。
宮崎県教育委員会は、特に次の取組を重視しています。
① 確かな学力の育成
教員研修の充実やAI教材の活用などを通して、子どもたちの確かな学力を育成する取組を進めています。
② 多様性を認め合い、一人一人を大切にする教育
障がい、言語その他さまざまな困難にかかわらず、すべての子どもが安心して学び、可能性を伸ばせる教育を目指しています。
③ インクルーシブ教育
専門的な支援体制や学校環境を整え、一人一人の教育的ニーズに応じた教育を進めています。
④ 学校における働き方改革
教職員が健康に働き続けられる教育環境をつくるため、
- 業務改善
- 部活動改革
- コミュニティ・スクール
などを進めています。
⑤ 地域と学校の連携・協働
宮崎県では、地域学校協働活動とコミュニティ・スクールを一体的に進める「絆」体制構築にも取り組んでいます。
⑥ ふるさと教育
宮崎で育った子どもたちが、
- 郷土への誇り
- 郷土への愛着
- 地域課題への関心
を持ちながら成長する教育も重要です。
「なぜ宮崎県なのか」を答えるときに、宮崎県の教育施策を自分の教育観と結びつけましょう。
14|重要な資料
① 最新年度の教員採用選考試験実施要項
試験内容、配点、評価観点、免除、加点、特別選考などを確認する最重要資料です。
② 宮崎県教育振興基本計画
宮崎県が現在どのような教育を目指しているのかを確認できます。
③ 宮崎県教員育成指標
宮崎県では、教員育成指標に基づき、養成・採用・研修をつなげた教員育成を進めています。
④ 令和8年度の教育施策
基本計画だけでなく、現在年度に実際に何を重点的に進めているかまで確認しましょう。
資料名を暗記することが目的ではありません。
「宮崎県は何を大切にしているのか」「自分なら教師としてどう取り組むのか」まで考えることが重要です。
15|個人面接対策
宮崎県の第2次では、
個人面接30点
があります。
事前に面接シートを作成し、志望動機等を入力します。
公式の評価観点から準備する
個人面接では、
- 教員としての適性
- 教育者としての使命感
- 教職への意欲
- 幅広い社会性
- 人間性
- 教職教養
などを総合的に評価します。
宮崎県が求める4つの教師像とつなげる
回答を作るときは、
愛情・情熱・使命感
+
高い専門性
+
社会性・倫理観・人間性
+
学び続ける姿勢
のどこを自分の経験で示しているのかを意識しましょう。
「なぜ宮崎県なのか」まで準備する
単に、
「子どもが好きだから」
「地元だから」
ではなく、
- 宮崎県教育振興基本計画
- ふるさと教育
- 一人一人を大切にする教育
- 確かな学力
- 地域との連携
などと、自分の経験・教育観をつなげましょう。
16|面接での質問例
過去の受験情報と宮崎県公式の評価観点から、準備しておきたい質問例を整理しました。
志望・自己理解
- 教師を目指した理由を教えてください。
- なぜ宮崎県の教員を志望するのですか。
- どのような教師になりたいですか。
- あなたの強みを教師としてどう生かしますか。
- あなたの課題は何ですか。
- その課題をどう改善していますか。
- 学生時代・社会人時代に最も力を入れたことは何ですか。
授業・専門性
- 分かりやすい授業とはどのような授業ですか。
- 確かな学力をどのように育てますか。
- 学習意欲の低い児童生徒へどう働き掛けますか。
- ICTやAI教材をどのように活用しますか。
- 個別最適な学びと協働的な学びをどのように進めますか。
- 授業についてこられない児童生徒へどう対応しますか。
児童生徒対応
- いじめを把握した場合、最初に何をしますか。
- 不登校傾向の児童生徒へどう関わりますか。
- 特別な教育的支援を必要とする児童生徒へどう対応しますか。
- 児童生徒との信頼関係をどう築きますか。
- 児童生徒から深刻な相談を受けたらどうしますか。
学校組織・保護者・地域
- 保護者から厳しい意見を受けた場合どうしますか。
- 同僚と考え方が異なる場合、どうしますか。
- 一人で解決できない問題が起きたらどうしますか。
- 学校組織の一員として何を大切にしますか。
- 地域と学校の連携についてどう考えますか。
宮崎県の教育
- 宮崎県が求める教師像を知っていますか。
- 4つの教師像の中で特に大切にしたいものは何ですか。
- 「未来を切り拓く 心豊かでたくましい 宮崎の人づくり」をどう実践しますか。
- ふるさとへの誇りと愛着をどのように育てますか。
- 一人一人を大切にする教育をどう実現しますか。
- 宮崎県の教育課題として何があると考えますか。
質問を丸暗記するのではなく、「なぜそう考えるのか」「具体的に何をするのか」まで答えられるようにしましょう。
17|模擬授業・グループワーク・実技対策
模擬授業は30点
模擬授業では、
- 教員としての適性
- 専門的知識・技能
- 授業構成力
- 指導方法
- 手立ての工夫
- 実践的指導力
などが評価されます。
題材は事前に通知される
模擬授業の領域・単元名等は、第2次受験者へ事前に通知されます。
小学校全教科は、
- 国語
- 算数
- 道徳
のいずれかです。
小学校英語・特別支援は、それぞれの専門内容で実施します。
ICT端末を使う区分もある
- 中学校技術
- 高校情報
では、ICT端末を用いた模擬授業を実施します。
グループワークは30点
数名で協力して課題に取り組みます。
大切なのは、
- 自分の意見を分かりやすく伝える
- 他者の意見を聞く
- 異なる意見を尊重する
- 共通点を整理する
- 話を前に進める
- 協力して課題を解決する
ことです。
STUDY POINT
発言量だけを増やすのではなく、
自分の考え
+
傾聴
+
整理
+
協働
のバランスを意識しましょう。
実技試験
主な対象・内容は、
英語
- 小学校英語
- 中学校英語
- 高校英語
で、外国語科で活用する英会話を行います。
音楽
中学校音楽、高校芸術(音楽)、特別支援学校音楽では、
- 初見演奏
- ピアノ伴奏付歌唱
- 自由演奏
などを実施します。
美術
中学校美術・特別支援学校美術では、
平面作品の制作
を行います。
高校書道
- 漢字の古典臨書
- 仮名古筆の臨書
- 画仙紙による創作
を行います。
養護教諭
救急処置等に関する実技
を行います。
対象者は必ず現在年度の公式資料を確認しましょう。
18|2027年度採用の主な変更点
① 募集時期・申請方法を変更
2027年度採用では、一般選考の電子申請を4月1日から開始する方式となりました。
必要書類も、加点・免除・特別選考など該当者のみ提出する方式へ整理されています。
② 併願できる区分を拡大
新たに、併願できる受験区分・教科が増えました。
複数の免許状を持つ受験者は、併願できる組合せを確認しましょう。
③ 小学校全教科・特別支援の英会話を廃止
これまで第2次で実施していた、
- 小学校全教科
- 小学校特別支援
の英会話を廃止しました。
小学校英語では引き続き英会話があります。
④ 中学校・高校の一部教科で専門問題を共通化
中学校・高校の一部教科について、専門問題を共通化しました。
学習指導要領等については、一部校種別問題があります。
⑤ キャリアチェンジ向け採用猶予制度を新設
一定の条件を満たす受験者について、必要な教員免許状の取得期限を2029年度末まで猶予できる制度が設けられました。
これから免許を取得して教員へのキャリアチェンジを目指す人にとって重要な変更です。
NEXT|2028年度宮崎県教採は「第一次選考共同実施」の動向に注目
2027年に実施される2028年度(令和10年度)採用試験では、全国的に第一次選考の共同実施が始まります。
宮崎県教育委員会にも共同実施に関する公式ページが設けられており、現在、具体的な実施内容を検討しています。
全国共同問題の基本形
共同実施では基本形として、
- 教養:60分・40問程度
- 教職教養:約30問
- 一般教養:約10問
- 専門:60分・25問程度
- 原則択一・マークシート方式
が示されています。
現在の宮崎県
教職教養
50分・50点
専門
基本70分・100点
↓
共同問題を利用する場合
教養
教職教養+一般教養
専門
60分程度の共通問題となる可能性
があります。
宮崎県の詳細はまだ正式決定前
宮崎県教育委員会は、共同実施について、
「現在検討中の段階」
としており、詳細決定後に公式Webサイト等で公表するとしています。
そのため現段階では、
- どの日程を使用するか
- どの試験で共通問題を使うか
- 配点をどうするか
- 大学3年生チャレンジをどう扱うか
- 第2次試験を変更するか
などを宮崎県の確定事項として掲載することはできません。
全国の共同実施情報を、そのまま「宮崎県の確定制度」と考えないようにしましょう。
大学3年生チャレンジ合格者は教職教養免除
一方、現在年度の大学3年生チャレンジ受験については、合格すると2028年度採用試験で教職教養の免除を申請できることが公式に示されています。
共同実施の詳細と併せて、今後の実施要項を確認しましょう。
19|宮崎県教採を受けるなら、まずここから
FIRST ACTION
1|自分の校種・教科の倍率を確認する
小学校1.1倍、高校5.5倍、養護8.7倍と大きく異なります。
2|特別選考・免除・加点を確認する
宮崎県は特別選考が多く、加点も最大24点あります。
3|過去問を確認する
過去5年の筆記、過去3年の模擬授業・グループワークを確認できます。
4|専門100点を得点源にする
第1次の基本150点中100点が専門です。
5|宮崎県独自の教職教養を対策する
- 宮崎県教育
- 宮崎県の歴史
- 宮崎県の文化
まで確認しましょう。
6|求める教師像4項目を確認する
- 愛情と情熱・使命感
- 高い専門性
- 幅広い社会性・倫理観・人間性
- 学び続ける姿勢
を自分の経験とつなげます。
7|宮崎県教育振興基本計画を読む
特に、
- 一人一人を大切にする教育
- 学び続ける子ども
- ふるさとへの誇りと愛着
を確認しましょう。
8|人物試験を筆記と並行して始める
第2次は、
模擬授業30点+個人面接30点+グループワーク30点
です。
9|グループワークを実際に練習する
知識だけでは対応できません。
複数人で話し合い、考えを整理し、協働する練習が必要です。
10|「なぜ宮崎県なのか」を言葉にする
教師になりたい理由だけでなく、
「宮崎県でどのような子どもを育てたいのか」
まで整理しましょう。
20|宮崎県教採には、宮崎県教採の対策を。
全国の教員採用試験には共通する部分があります。
しかし宮崎県には、
- 教職教養50分・50点
- 専門基本100点
- 宮崎県の教育・歴史・文化
- 大学3年生チャレンジ受験
- 最大24点の加点制度
- 多様な特別選考
- 模擬授業30点
- 個人面接30点
- グループワーク30点
- 対象区分の実技試験
- 宮崎県が求める教師像4項目
- 宮崎県教育振興基本計画
- ふるさと教育
- 一人一人を大切にする教育
という特徴があります。
だからこそ教採スクールでは、
受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策
という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。
教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。
さらに宮崎県独自の試験制度に合わせて、
教職教養+専門+模擬授業+個人面接+グループワーク+自治体研究
を一つの受験戦略として設計します。
人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、志望理由、児童生徒対応、保護者対応、模擬授業、個人面接、グループワークまで対策します。
講師経験者であれば、学校現場での実践や日々の悩みについて相談することもできます。
大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。
全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。
LINE登録者限定
もっと詳しく宮崎県教採を分析したい方へ
このページでは、最新の試験制度、倍率、第1次結果、評価観点、求める教師像、教育施策、面接質問例までを公開しています。
さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。
① 宮崎県教採|筆記試験攻略DATA
- 年度別出題分析
- 教職教養の頻出分野
- 宮崎県の教育・歴史・文化
- 一般教養対策
- 専門教養対策
- 校種・教科別分析
- 免除・加点制度
- 大学3年生チャレンジ
- 2028年度共同実施への対応
- 学習優先順位
② 宮崎県教育徹底研究
- 宮崎県が求める教師像
- 宮崎県教育振興基本計画
- 宮崎県教員育成指標
- 確かな学力
- 一人一人を大切にする教育
- インクルーシブ教育
- ふるさと教育
- 地域・学校の連携
- 宮崎県の教育課題
- 宮崎県志望理由へのつなげ方
③ 宮崎県教採|人物試験攻略ガイド
- 志望理由対策
- 面接シート対策
- 個人面接対策
- 模擬授業対策
- グループワーク対策
- 過去の面接質問
- 過去のグループワークテーマ
- 児童生徒対応
- 保護者対応
- 宮崎県教育を使った回答づくり
LINE登録後、
「宮崎県対策希望」
と送信してください。
登録後メッセージに「宮崎県対策希望」とお送りください。
「専門100点をどう攻略すればよいか分からない」
「宮崎県の教育・歴史・文化をどう勉強すればよいか分からない」
「模擬授業が不安」
「個人面接とグループワークをどう対策すればよいか分からない」
「大学3年生チャレンジを活用したい」
「宮崎県の教育施策を面接へどうつなげればよいか分からない」
「2028年度の共同実施にどう備えればよいか知りたい」
という方には、無料学習相談も受け付けています。
宮崎県教採のよくある質問
Q.2027年度宮崎県教採の採用予定人数は?
464名程度です。
スポーツ分野に係る特別選考4名は、この人数に含まれていません。
Q.出願登録者数は?
954名です。
Q.宮崎県教採の倍率は?
採用予定464名程度に対して出願登録者954名で、公式の出願時倍率は2.1倍です。
Q.小学校の倍率は?
1.1倍です。
Q.中学校の倍率は?
1.6倍です。
Q.高校の倍率は?
5.5倍です。
Q.特別支援学校は?
2.8倍です。
Q.養護教諭は?
8.7倍です。
Q.第1次合格者は何人ですか?
特別選考合格者・第1次免除者を含め、569名です。
Q.第1次は何がありますか?
一般選考では、
- 教職教養
- 専門
- 対象者はリスニング
です。
Q.教職教養は何分・何点ですか?
50分・50点です。
Q.専門は何分・何点ですか?
基本的には70分・100点です。
小学校全教科は60分です。
Q.一般教養はありますか?
2027年度採用では、独立した一般教養試験はありません。
ただし教職教養では、宮崎県の歴史・文化を含む幅広い識見が問われます。
Q.小論文はありますか?
2027年度採用の一般選考では、独立した小論文試験はありません。
Q.第2次は何がありますか?
基本的には、
- 模擬授業
- 個人面接
- グループワーク
- 対象者は実技
です。
Q.模擬授業は何点ですか?
30点です。
Q.個人面接は何点ですか?
30点です。
Q.グループワークは何点ですか?
30点です。
Q.模擬授業の題材は当日発表ですか?
領域・単元名等は、第2次受験者へ事前に通知されます。
Q.小学校の模擬授業は何の教科ですか?
全教科受験者は、
- 国語
- 算数
- 道徳
のいずれかです。
Q.グループワークでは何を評価されますか?
公式要項では、
- コミュニケーション能力
- 社会性
- 教養の豊かさ
- 人間性
などを総合的に評価するとしています。
Q.第1次の点数は第2次にも加算されますか?
原則として加算されません。
ただし、第2次の結果が同点の場合は第1次の得点結果が反映されます。
Q.加点の上限は?
24点です。
Q.大学3年生でも受験できますか?
はい。
大学3年生のチャレンジ受験があります。
Q.2026年実施の大学3年生チャレンジは何人出願しましたか?
227名です。
Q.何人合格しましたか?
136名です。
Q.大学3年生チャレンジで何を受験しますか?
教職教養です。
Q.合格すると翌年度どうなりますか?
翌年度の宮崎県教採で、第1次の教職教養試験の免除を申請できます。
Q.過去問は公開されていますか?
県民情報センター・各教育事務所で、
- 筆答試験問題・標準解答:過去5年間
- 模擬授業題材・グループワーク:過去3年間
を閲覧できます。
Q.宮崎県が求める教師像は?
- 子どもへの愛情と教育への情熱・使命感
- 高い専門性
- 幅広い社会性・倫理観・人間性
- 学び続ける姿勢
の4つです。
Q.宮崎県教育のスローガンは?
「未来を切り拓く 心豊かでたくましい 宮崎の人づくり」
です。
Q.宮崎県教採で県独自に勉強した方がよいことは?
特に、
- 宮崎県教育振興基本計画
- 宮崎県の教育施策
- 宮崎県の歴史・文化
- ふるさと教育
- 一人一人を大切にする教育
- 地域と学校の連携
を確認しましょう。
Q.2028年度は共同実施になりますか?
宮崎県教育委員会では、第一次選考共同実施について現在検討を進めています。
具体的な試験日、共通問題の使用範囲、配点等については、詳細決定後の正式発表を確認してください。
Q.2028年度受験生は今何をすればよいですか?
詳細が正式に決まるまでは、
- 教職教養
- 一般教養の基礎
- 専門教養
- 学習指導要領
- 宮崎県教育
- 模擬授業
- 個人面接
- グループワーク
を進め、正式要項発表後に問題形式・時間配分を調整しましょう。
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