長野県教員採用試験ガイド

日程・採用予定数・倍率・過去問・出題傾向・小論文・個人面接・模擬授業対策

長野県教員採用試験を受験する方に向けて、日程、採用予定数、倍率、第1次選考、試験内容、過去問、教職教養、専門教養、小論文、個人面接、模擬授業、長野県の教育施策までをまとめました。

長野県教採で最初に理解しておきたいのは、

小学校・中学校・義務教育学校・特別支援学校と、高等学校では、試験内容・配点・選考方法が異なる

という点です。

2027年度採用では、

  • 小学校教諭:260名程度
  • 中学校教諭:140名程度
  • 特別支援学校教諭:60名程度
  • 小・中学校等 養護教諭:10名程度
  • 栄養教諭:若干名
  • 高等学校教諭:130名程度
  • 高等学校 養護教諭:若干名

を採用予定としています。

明示されている採用予定人数だけでも約600名です。

また2027年度採用から、従来の特別選考を再編し、

「信州3S選考」

がスタートしました。

さらに、県外での経験を生かして長野県へ戻る・移住する人を対象とした「信州UIJターン秋選考」も実施します。


長野県教育委員会・教員採用試験 公式情報

長野県教育委員会

https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/kyoiku/

教職員を目指す方へ

https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/kyoiku/mezasu/index.html

2027年度採用|小・中・義務教育学校・特別支援学校

令和9年度 長野県小学校・中学校・義務教育学校・特別支援学校教員採用選考

2027年度採用|高等学校

令和9年度 長野県公立高等学校教員採用選考

長野県は、小・中・特別支援学校と高校で採用ページ・要項が分かれています。

自分の受験校種の最新要項を必ず確認してください。


2027年度 長野県教採を30秒で確認

項目 内容
小学校 260名程度
中学校 140名程度
特別支援 60名程度
小中 養護 10名程度
栄養 若干名
高校 130名程度
高校 養護 若干名
出願 2026年4月13日~5月7日
第1次|小中特支 6月27日・28日
第1次|高校 6月27日
第1次結果 7月17日公表済み
第2次 8月3日~7日の指定日
最終結果 8月下旬予定
秋選考 10月24日
小中特支 第1次 教職教養+専門+個人面接
小中特支 第2次 個人面接(模擬授業等を含む)
高校 第1次 教職教養+専門+小論文+対象者は実技
高校 第2次 個人面接(模擬授業等を含む)
2027年度の大きな変更 「信州3S選考」スタート

長野県教採は、ここを押さえる

POINT 1|小・中・特支は「第1次から面接」

小学校・中学校・義務教育学校・特別支援学校の一般選考では、第1次から、

  • 教職教養:60点
  • 専門教科:100点
  • 個人面接:50点

を実施します。

中学校美術では実技もあります。

第1次の個人面接では、公式評価観点として、

  • 意欲
  • 協調性・創造性
  • 社会性
  • 専門性

などが示されています。

「筆記に合格してから面接対策」では遅い自治体です。

POINT 2|第2次は「模擬授業を含む個人面接」

小・中・特支の第2次個人面接は90点

その中に、

「与えられた課題について、目の前に児童生徒がいることを想定した模擬指導」

が含まれます。

高校も第2次は個人面接300点で、模擬授業等を含みます。

高校の公式評価観点では、

  • 意欲
  • 人間性
  • 協調性・創造性
  • 社会性
  • 専門性
  • 模擬授業

が明確に示されています。

POINT 3|「個人と社会のウェルビーイング」と「探究県長野」

現在の第4次長野県教育振興基本計画では、

「個人と社会のウェルビーイングの実現」

を目指し、

一人ひとりの「好き」「楽しい」「なぜ」を、とことん追求できる「探究県」長野の学び

を掲げています。

また現在の採用ページでも、

子どもたちが主人公の「新しい当たり前」を創る

という学び・教育改革の方向性が強く打ち出されています。


1|長野県教員採用試験の日程

選考 日程
出願受付 2026年4月13日~5月7日
小・中・特支 第1次 6月27日・28日
高校 第1次 6月27日
第1次結果 7月17日
適性検査 第1次通過後・オンライン
第2次 8月3日~7日のうち指定日
採用予定者発表 8月下旬

信州UIJターン秋選考

項目 日程
案内開始 2026年9月15日
出願 9月15日~30日
選考 10月24日
結果 11月上旬

秋選考は、県外での正規教員経験者などを対象とする選考や、特定の山間地校勤務を条件とする選考などが実施されます。


2|募集校種・採用予定人数

小学校・中学校・特別支援学校

校種・職種 採用予定
小学校教諭 260名程度
中学校教諭 140名程度
特別支援学校教諭 60名程度
養護教諭 10名程度
栄養教諭 若干名

小学校はブロック別採用

  • 東信:60名程度
  • 南信:80名程度
  • 中信:60名程度
  • 北信:60名程度

中学校もブロック別採用

  • 東信:30名程度
  • 南信:40名程度
  • 中信:40名程度
  • 北信:30名程度

2027年度採用から、出願時に、

  • 全県
  • 東信
  • 南信
  • 中信
  • 北信
  • 複数ブロック

などを希望として選べるようになりました。

高等学校

高等学校教諭は130名程度です。

募集教科は、

  • 国語
  • 地理歴史
  • 公民
  • 数学
  • 理科
  • 保健体育
  • 芸術(音楽・美術・書道)
  • 外国語(英語)
  • 農業
  • 工業
  • 商業
  • 家庭
  • 情報

です。

2027年度採用では、高校「福祉」は募集されません。


3|志願者数・倍率

2026年8月11日時点で、長野県教育委員会の2027年度採用ページでは、全校種について「志願者数・採用予定数・公式志願倍率」を一つにまとめた最新の公式集計表は確認できません。

そのため、本ページでは採用予定人数から独自に「2027年度公式倍率」を作ることはしていません。

参考|直近年度の最終倍率

直近の2025年実施試験では、

校種 受験者 合格者 倍率
小学校 563名 243名 2.3倍
中学校 598名 134名 4.5倍
高等学校 505名 134名 3.8倍
特別支援学校 108名 61名 1.8倍

※これは2025年実施の最終結果であり、2027年度採用の倍率ではありません。最新年度の正式な志願・最終倍率は、長野県教育委員会の公表後に更新します。

倍率だけで判断しない

2027年度採用では、小学校260名、中学校140名、高校130名など、採用予定数そのものが大きくなっています。

また、小・中学校ではブロック別採用・併願制度もあるため、

「県全体の倍率」だけではなく、自分の校種・教科・ブロック・選考区分

まで確認することが重要です。


4|第1次選考の結果

2027年度採用の第1次選考は、

  • 小・中・特支:6月27日・28日
  • 高校:6月27日

に実施され、7月17日に第1次結果が公表されました。

小・中・特支

令和9年度 小・中・義務教育学校・特別支援学校 教員採用選考結果

高校

令和9年度 長野県公立高等学校教員採用選考結果

公式ページでは合格者受験番号が公表されています。

2026年8月11日時点では、全区分について受験者数・合格者数・倍率をまとめた公式統計表は確認できないため、本ページでは受験番号を独自集計して「公式第1次倍率」としては掲載していません。


5|長野県教採の試験内容

小学校・中学校・特別支援学校|第1次

  • 教職教養
  • 専門教科
  • 個人面接
  • 中学校美術は実技
  • 書類審査

基本配点

試験 配点
教職教養 60点
専門教科 100点
個人面接 50点

中学校美術の専門教科では、実技25点を含む構成です。

小学校・中学校・特別支援学校|第2次

  • 個人面接(模擬授業等を含む)
  • 中学校音楽・保健体育・英語は実技
  • 適性検査
  • 書類審査

一般選考の個人面接は90点です。


高校|第1次

  • 教職教養
  • 専門教科
  • 小論文
  • 保健体育・芸術は実技
  • 書類審査

高校の基本配点

試験 配点
教職教養 20点
専門教科 120点
小論文 20点

実技対象教科では、専門教科120点の中に実技評価が組み込まれます。

高校|第2次

  • 個人面接(模擬授業等を含む)
  • 適性検査
  • 書類審査

個人面接は300点です。

高校は第2次で人物・授業評価が非常に大きいことが分かります。


6|選考における評価の観点等

長野県は2027年度採用について、今年度の選考基準を公式公表しています。

小・中・特支|第1次個人面接

個人面接は50点・5段階評価です。

公式評価観点

  • 意欲:教育への情熱、使命感
  • 協調性・創造性:コミュニケーション力、協働して行動する力、柔軟な思考力、向上心
  • 社会性:真摯な対応、幅広い教養
  • 専門性:児童生徒・保護者への適切な対応など

小・中・特支|第2次個人面接

配点は90点です。

第1次と同様に、

  • 意欲
  • 協調性・創造性
  • 社会性
  • 専門性

などを評価します。

模擬授業等

与えられた課題について、目の前に児童生徒がいることを想定して模擬指導を行います。

公式には、専門性として、

「探究的な学びに向けた授業の構想・展開」

などが評価対象です。


高校|第1次小論文

小論文は、

  • 600字以内
  • 配点:20点

です。

公式評価観点

  • 題意把握の的確さ
  • 文章構成の工夫
  • 論理的思考力
  • 表記

高校|第2次個人面接

配点は300点です。

公式評価観点

  • 意欲:教育への情熱・使命感・目的意識
  • 人間性:広い視野・確かな人権意識
  • 協調性・創造性:コミュニケーション力、協働して行動する力、柔軟な思考力、向上心
  • 社会性:真摯な対応、幅広い教養
  • 専門性:教科の専門的知識・技術

模擬授業の公式評価

  • わかりやすさ
  • 的確さ
  • 教師としての姿勢
  • 生徒の探究的な学びを支援する力

が評価されます。

長野県では、「探究的な学びをどう支援できる教師か」が、人物試験の公式評価項目にまで入っている点が重要です。


7|大学3年生・免除・加点・特別選考

大学3年生向け前倒し選考は2027年度採用ではなし

2027年度採用では、他自治体に見られる大学3年生対象の独立した前倒し選考はありません。

一方で、講師経験者・大学推薦・正規教員経験者・専門人材など、多くの選考区分があります。

2027年度から「信州3S選考」

従来の特別選考を、大きく3つへ再編しました。

① STAGE・UP|ステージアップ選考

講師から正規教員への道をひらく選考です。

例えば、

  • 小学校で学級担任経験がある講師
  • 中学校で学級担任経験がある講師
  • 特別支援学校で学級担任経験がある講師
  • 中学校複数免許所有者
  • 特支免許+複数免許所有者

などを対象とします。

② SKILL・UP|スキルアップ選考

  • 補欠合格者等
  • 大学推薦
  • 正規教員経験者
  • 信州カムバック選考

などです。

信州カムバック選考

過去に長野県の国公立学校で正規教員として通算3年以上勤務し、その後退職した人などを対象とします。

③ SPECIALIST|スペシャリスト選考

専門性の高い人材を対象とします。

2027年度採用では、

  • 日本語指導資格所有者
  • 英語資格所有者
  • 発達障がい児童生徒特別支援
  • 博士号取得者
  • 学芸員資格所有者
  • 高校ネイティブ英語教員

などがあります。

免許を持たない社会人にも受験機会

小・中学校では、一定の条件下で、普通免許状を持っていない社会人も受験でき、採用後最大3年間の免許取得猶予が設けられています。

加点制度

小・中学校等では、専門教科へ、

  • 3点
  • 5点
  • 最大10点

の加点制度があります。

対象は、複数免許状、特別支援免許、高校情報免許、日本語指導資格など、選考区分によって異なります。

高校

高校では、情報以外の教科で高校「情報」免許を所有・取得見込みの場合、専門教科へ10点加点されます。


8|長野県教採の過去問を確認する

長野県教育委員会では、2027年度採用の第1次結果とともに、採用選考問題を公式公開しています。

小・中・特支

令和9年度 採用選考結果・選考問題

高校

令和9年度 高校教員採用選考結果・選考問題

過去問で確認すること

  • 教職教養
  • 専門教科
  • 記述問題
  • 学習指導要領
  • 長野県教育施策
  • 高校小論文
  • 実技
  • 個人面接
  • 模擬授業

STUDY POINT

長野県は、筆記だけではありません。

「過去問を解く」+「説明できる」+「授業として扱える」+「面接で話せる」

までつなげることが重要です。


9|教職教養の出題傾向

長野県は2027年度採用で、一般教養ではなく「教職教養」を実施しています。

過去問では、

  • 教育原理
  • 教育法規
  • 教育心理
  • 学習指導要領
  • 生徒指導
  • 特別支援教育
  • 教育時事

などを確認しましょう。

2028年度は大きな変化に注意

共同実施の全国基本形では、教職教養だけでなく一般教養も含まれます。

現在の長野県は一般教養を独立して実施していないため、2028年度採用では試験制度変更への対応が必要になる可能性があります。


10|2027年度採用では独立した一般教養試験はない

2027年度採用の長野県教採では、一般選考の筆記として、

  • 教職教養
  • 専門教科

を中心に実施します。

つまり、他自治体のような独立した「一般教養」試験はありません。

ただし、2028年度採用で共同問題を活用する場合には、一般教養への対応が必要になる可能性があります。


11|専門教養対策

小・中・特支

専門教科は100点です。

小学校では全教科が対象です。

教科知識だけでなく、

  • 学習指導要領
  • 教科指導法
  • 児童生徒のつまずき
  • 評価

まで確認しましょう。

高校

専門教科は120点です。

第1次の中心となる筆記試験です。

STUDY POINT

長野県では第2次に模擬授業があります。

したがって専門教養も、


知っている

解ける

説明できる

子どもに教えられる

という段階まで仕上げることが重要です。


12|小論文・課題作文対策

高校は第1次で小論文

高等学校一般選考では、

  • 時間:45分
  • 文字数:600字以内
  • 配点:20点

の小論文があります。

公式評価観点

  • 題意把握
  • 文章構成
  • 論理的思考
  • 表記

過去のテーマ例

過去には、

  • 「育む」
  • 探究的な学びを実現する上で大切にしていること
  • 「幸」
  • 「創」
  • 「問」
  • 「しなやか」

などが出題されています。

小・中・特支は出願時に200字程度の課題作文

2027年度採用の出願では、

「あなたにとって学校とは何ですか」

という課題について、200字程度で作文を提出します。

これは独立した筆記小論文試験ではありませんが、自分の教育観を整理する重要な機会です。


13|求める教員像・主要な教育施策・長野県特有の知識

長野県の教員の使命・任務

2027年度採用の小・中・特支募集要項では、長野県の教員の使命・任務として、

「子どもの命と安全を守り、夢や可能性を育む」

「専門性を磨き、人間力を高めるために学び続ける」

ことを掲げています。

長野県が求める人

1|使命感と責任感を持ち、規律を守る人

2|教育への情熱を持ち、真摯に子どもを理解しようとする人

3|豊かな人間性・広い視野・確かな人権意識を持つ人

4|同僚・保護者・地域と協力し、共に行動する人

5|創造性・積極性・向上心・心身のたくましさを持つ人

6|幅広い教養と専門的知識・技能を持ち、柔軟に対応できる人

7|探究的な学びや校内外の活動へ積極的に取り組む人

高校が求める人物像

高校については、より端的に、

「教育への情熱を持ち、私たちとともに~個人と社会のウェルビーイングの実現~を目指す人」

と示されています。


第4次長野県教育振興基本計画

現在の長野県教育の中心資料が、

第4次長野県教育振興基本計画

です。

計画期間は、

2023年度~2027年度

です。

目指す姿

個人と社会のウェルビーイングの実現

~一人ひとりの「好き」や「楽しい」、「なぜ」をとことん追求できる「探究県」長野の学び~

長野県教育で確認したいテーマ

  • 個人と社会のウェルビーイング
  • 探究県長野
  • 子どもが主人公の学び
  • 一人ひとりの「好き」「楽しい」「なぜ」
  • 個別最適な学び
  • 協働的な学び
  • 探究的な学び
  • 多様性・包摂
  • 不登校支援
  • 特別支援教育
  • 教育DX
  • 地域との協働
  • 学校部活動の地域展開
  • 教員の働き方改革

学び・教育改革|「新しい当たり前」へ

長野県では、知事・教育長による共同宣言などを通して、

「これまでの当たり前」を問い直し、子どもたちが主人公の「新しい当たり前」を創る

教育改革を進めています。

ウェルビーイング実践校TOCO-TON

2026年度には、ウェルビーイング実践校TOCO-TONの取組も進めています。

学校そのものを、

  • 子どもが自分らしく学べる場所
  • 「好き」「なぜ」を追究できる場所
  • 多様な学び方が認められる場所
  • 教師自身もウェルビーイングを感じられる場所

へ変えていく取組です。

面接で「長野県の教育の特徴」を聞かれたとき、単に「探究学習です」で終わらず、子どもを学びの主体にする改革まで理解しておきましょう。


14|重要な資料

① 最新年度の教員採用選考要項・選考基準

採用予定人数、日程、試験内容、配点、評価観点、信州3S選考などを確認する最重要資料です。

長野県 教職員を目指す方へ

② 第4次長野県教育振興基本計画

現在の長野県教育が目指す「個人と社会のウェルビーイング」「探究県長野」を理解する中心資料です。

第4次長野県教育振興基本計画

③ 長野県教員育成指標

長野県が教師に求める資質・能力を、採用段階からキャリア段階別に確認できます。

特に、

  • 使命感・責任感
  • 人権意識
  • 協働
  • 専門性
  • 探究的な学び
  • 学び続ける姿勢

を確認しましょう。

④ 知事・教育長共同宣言「学び・教育改革に臨む私たちの決意」

現在進められている「子どもが主人公の学び」への転換を理解する上で重要な資料です。

長野県 教職員を目指す方へ

資料名を暗記するのではなく、「長野県が何を変えようとしているのか」「自分なら教師としてどう実践するか」まで考えましょう。


15|個人面接対策

長野県は人物試験を非常に重視しています。

小・中・特支

一般選考では、

  • 第1次:個人面接50点
  • 第2次:個人面接90点

です。

第2次では模擬授業等を含みます。

高校

第2次個人面接は300点です。

個人面接カードの内容に関する質問に加え、模擬授業等を行います。

長野県の面接で意識したいこと

公式評価観点から整理すると、


教育への情熱・使命感
+ 人権意識・人間性
+ 協働性
+ 柔軟な思考
+ 社会性
+ 教科専門性
+ 探究的な授業づくり

が重要です。

過去の面接では深掘りされる

過去の受検情報では、

  • なぜ長野県なのか
  • なぜ教師なのか
  • 児童生徒への対応
  • 保護者対応
  • 不祥事防止
  • 探究的な学び
  • 模擬授業の意図

などが確認されています。

「答えを覚える」のではなく、なぜそう考えるのかまで説明できるようにしましょう。


16|面接での質問例

過去の面接情報から、長野県教採で準備しておきたい質問例を整理しました。

志望・自己理解

  • 教師を志望した理由を教えてください。
  • なぜ長野県の教師を志望するのですか。
  • 長野県のどのような教育に魅力を感じましたか。
  • あなたの強みを教師としてどう生かしますか。
  • これまで最も力を入れたことは何ですか。
  • 失敗や挫折から何を学びましたか。

授業・専門性

  • あなたが考える「探究的な学び」とは何ですか。
  • 子どもが主人公となる授業をどうつくりますか。
  • 児童生徒の「なぜ」をどう授業に生かしますか。
  • 個別最適な学びと協働的な学びをどう実現しますか。
  • ICTをどのように活用しますか。
  • 学習につまずく子どもにどう対応しますか。

児童生徒対応

  • 不登校傾向の児童生徒にどう関わりますか。
  • いじめの相談を受けた場合、まず何をしますか。
  • 授業に参加しない児童生徒にどう関わりますか。
  • 発達障がいのある児童生徒に必要な支援は何だと考えますか。
  • 多様な背景を持つ児童生徒をどのように支えますか。

学校組織・協働

  • 同僚と意見が異なる場合、どうしますか。
  • 学校組織の一員として何を大切にしますか。
  • 保護者と信頼関係を築くために何をしますか。
  • 地域とどのように連携しますか。
  • 教育公務員として不祥事を防ぐために何をしますか。

長野県の教育

  • 長野県が求める教師像について説明してください。
  • 「個人と社会のウェルビーイング」を教育でどう実現しますか。
  • 「探究県長野」とはどのような教育だと理解していますか。
  • 子どもの「好き」「楽しい」「なぜ」をどう引き出しますか。
  • 子どもが主人公の学校とは、どのような学校ですか。
  • 長野県の「学びの新しい当たり前」をどう考えますか。
  • あなたなら長野県の教育改革にどう関わりますか。

質問例を丸暗記するのではなく、「長野県の教育改革」と自分の教育実践をつなげることが重要です。


17|模擬授業・実技対策

小・中・特支|模擬授業等

第2次の個人面接に含まれます。

公式には、

与えられた課題について、目の前に児童生徒がいることを想定した模擬指導

とされています。

意識したいこと

  • 児童生徒へ分かりやすく伝える
  • 一方的に説明しない
  • 発問する
  • 児童生徒の反応を想定する
  • 考えを引き出す
  • 探究的な学びにつなげる

高校|模擬授業

高校も第2次個人面接の中で模擬授業等を実施します。

公式評価観点

  • わかりやすさ
  • 的確さ
  • 教師としての姿勢
  • 生徒の探究的な学びを支援する力

中学校の実技

第1次:美術

第2次:

  • 音楽
  • 保健体育
  • 英語

高校の実技

第1次で、

  • 保健体育
  • 音楽
  • 美術
  • 書道

を実施します。


18|2027年度採用の主な変更・注目点

① 「信州3S選考」を新設

従来の特別選考を、

  • STAGE・UP|講師経験を生かす
  • SKILL・UP|これまでの経験・能力を生かす
  • SPECIALIST|専門性を生かす

の3系統に再編しました。

② 信州カムバック選考を新設

過去に長野県の正規教員として勤務し、退職した人が再び長野県の学校現場へ戻りやすくする制度です。

③ 日本語指導資格所有者選考を新設

外国につながる児童生徒への日本語指導ニーズに対応する専門人材を募集します。

④ 学芸員資格所有者選考を新設

博物館・美術館等での経験を学校教育に生かす人材を対象とします。

⑤ ネイティブ英語教員選考を新設

高校英語で、英語を母国語・公用語とする環境での経験等を有する専門人材を対象とした選考です。

⑥ 小・中学校でブロック希望を選択可能に

東信・南信・中信・北信などへの勤務希望を示せるようになりました。

⑦ 小・中併願制度を改善

併願時に、

  • 第一希望ブロックを優先
  • 学校種を優先

のどちらを優先するか選べるようになりました。

⑧ 適性検査の実施時期を変更

高校では、従来の全員対象から、第1次合格者のみオンライン実施に変更されています。


NEXT|2028年度長野県教採の最新動向

2027年に実施される2028年度(令和10年度)採用から、全国では第一次選考の共同実施が始まります。

長野県は共同実施に関する自治体協議会へ参加

長野県教育委員会は、2026年3月、

「令和10年度教員採用選考に係る一次選考の共同実施」

について、自治体協議会による採用選考問題の作問事業者の公募情報を公式に掲載しています。

そのため、長野県は共同実施に関する協議に参加しています。

ただし、長野県での具体的な実施方法はまだ検討中

長野県教育委員会自身が、

「共同実施に関する詳細は現在検討中」

としています。

2026年8月11日時点では、

  • 長野県の第1次実施日
  • 共同問題をどの範囲で利用するか
  • 現在の教職教養の扱い
  • 専門教科の問題数・配点
  • 小中特支の第1次個人面接をどうするか
  • 高校小論文をどうするか

などは正式に公表されていません。

一般教養対策が必要になる可能性が高い

全国共同問題の基本形では、

  • 教養:60分・40問程度
  • 教職:約30問
  • 一般:約10問
  • 専門:60分・25問程度
  • 択一・マークシート方式

が示されています。

2027年度までの長野県では独立した一般教養試験を実施していないため、2028年度受験生は一般教養も視野に入れて準備しておくことが重要です。

ただし、この全国基本形をそのまま長野県の確定内容として扱わず、県教育委員会の正式発表後に学習計画を調整しましょう。


19|長野県教採を受けるなら、まずここから

FIRST ACTION

1|小中特支か高校かを確認する

同じ長野県でも試験内容・配点がかなり異なります。

2|自分の選考区分を確認する

一般選考だけでなく、講師経験、大学推薦、正規教員経験、専門人材などがあります。

3|「信州3S選考」に該当しないか確認する

講師経験・資格・専門性がある人は、一般選考より有利な選考を利用できる可能性があります。

4|小・中学校はブロック選択を確認する

東信・南信・中信・北信など、採用地域の希望を考えておきましょう。

5|過去問を1年分解く

教職教養・専門の現在地を確認します。

6|面接を第1次前から始める

小・中・特支は第1次から個人面接があります。

7|第4次長野県教育振興基本計画を読む

特に、

  • 個人と社会のウェルビーイング
  • 探究県長野
  • 「好き」「楽しい」「なぜ」

を確認しましょう。

8|「探究的な学び」を授業として説明できるようにする

長野県では模擬授業の公式評価にも探究的な学びが入っています。

政策用語を覚えるだけでなく、自分ならどんな授業をするかまで落とし込むことが重要です。


20|長野県教採には、長野県教採の対策を。

全国の教員採用試験には共通する部分があります。

しかし長野県には、

  • 小中特支と高校で異なる選考制度
  • 小中特支は第1次から個人面接
  • 高校は第1次で小論文
  • 第2次は模擬授業を含む個人面接
  • 高校個人面接300点
  • ブロック別採用
  • 小中併願制度
  • 信州3S選考
  • 信州カムバック選考
  • 信州UIJターン秋選考
  • 個人と社会のウェルビーイング
  • 探究県長野
  • 子どもが主人公の学び
  • 2028年度の共同実施検討

という特徴があります。

だからこそ教採スクールでは、


受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策

という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。

教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。

さらに、長野県独自の制度に合わせて、

教職教養+専門+個人面接+小論文+模擬授業

を一つの受験戦略として設計します。

人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、志望理由、児童生徒対応、模擬授業、探究的な授業づくり、個人面接まで対策します。

講師経験者であれば、学校での実践や日々の悩みについて相談することもできます。

大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。

全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。


LINE登録者限定

もっと詳しく長野県教採を分析したい方へ

このページでは、試験制度、採用予定数、公式評価観点、長野県の教育、面接質問例までを公開しています。

さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。

① 長野県教採|筆記試験攻略DATA

  • 年度別出題分析
  • 教職教養の頻出分野
  • 専門教養対策
  • 校種・教科別分析
  • 記述式問題対策
  • 高校小論文対策
  • 2028年度共同問題対策
  • 一般教養対策
  • 学習優先順位

② 長野県教育徹底研究

  • 長野県が求める教師像
  • 第4次長野県教育振興基本計画
  • 長野県教員育成指標
  • 個人と社会のウェルビーイング
  • 探究県長野
  • 「好き」「楽しい」「なぜ」
  • 子どもが主人公の学び
  • ウェルビーイング実践校TOCO-TON
  • 学び・教育改革
  • 長野県志望理由へのつなげ方

③ 長野県教採|人物試験攻略ガイド

  • 志望理由対策
  • 第1次個人面接対策
  • 第2次個人面接対策
  • 模擬授業対策
  • 高校小論文対策
  • 児童生徒対応
  • 保護者対応
  • 探究的な授業づくり
  • 深掘り質問対策
  • 公式評価観点から考える回答づくり

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「長野県対策希望」

と送信してください。

 

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登録後メッセージに「長野県対策希望」とお送りください。

「小中と高校の試験制度の違いがよく分からない」

「信州3S選考を利用できるか知りたい」

「第1次から個人面接があるので不安」

「探究的な学びを模擬授業でどう表現すればよいか分からない」

「2028年度の共同問題へどう備えればよいか知りたい」

という方には、無料学習相談も受け付けています。


長野県教採のよくある質問

Q.2027年度長野県教採の採用予定人数は?

明示されている人数は、

  • 小学校260名程度
  • 中学校140名程度
  • 特別支援60名程度
  • 小中養護10名程度
  • 高校130名程度

で、これだけで600名程度です。

このほか、栄養教諭、高校養護教諭を若干名募集します。

Q.2027年度長野県教採の倍率は?

2026年8月11日時点では、県公式サイトで全校種をまとめた2027年度の最新志願者数・公式志願倍率の集計表は確認できません。

正式公表後に更新するのが安全です。

Q.小学校の採用予定人数は?

260名程度です。

Q.中学校は?

140名程度です。

Q.高校は?

130名程度です。

Q.特別支援は?

60名程度です。

Q.小・中・特支は第1次に面接がありますか?

はい。

一般選考では個人面接50点があります。

Q.第1次個人面接の評価観点は?

公式基準では、

  • 意欲
  • 協調性・創造性
  • 社会性
  • 専門性

などです。

Q.第2次に模擬授業はありますか?

はい。

小・中・特支、高校とも、個人面接の中に模擬授業等が含まれます。

Q.小・中・特支の第2次個人面接は何点ですか?

一般選考では90点です。

Q.高校第2次の個人面接は何点ですか?

300点です。

Q.高校に小論文はありますか?

はい。

第1次で45分・600字以内・20点です。

Q.小学校・中学校にも小論文がありますか?

2027年度一般選考では、高校のような第1次小論文試験はありません。

一方、出願時に「あなたにとって学校とは何ですか」について200字程度の課題作文を作成します。

Q.大学3年生選考はありますか?

2027年度採用では、大学3年生だけを対象とした独立の前倒し選考はありません。

Q.信州3S選考とは?

特別選考を、

  • STAGE・UP
  • SKILL・UP
  • SPECIALIST

の3系統に整理した新しい選考制度です。

Q.信州UIJターン秋選考はありますか?

はい。

2026年10月24日に実施予定です。

Q.長野県が求める教師像で重要なのは?

特に、

  • 使命感・責任感
  • 教育への情熱
  • 人間性・人権意識
  • 協働
  • 創造性・向上心
  • 専門性
  • 探究的な学び

を確認しましょう。

Q.現在の長野県教育のキーワードは?

特に、

  • 個人と社会のウェルビーイング
  • 探究県長野
  • 子どもが主人公の学び
  • 「好き」「楽しい」「なぜ」の追究

が重要です。

Q.2028年度採用は第一次選考共同実施になりますか?

長野県は共同実施に関する自治体協議会の取組に参加しています。

ただし、2026年8月11日時点では、長野県教育委員会自身が「共同実施に関する詳細は現在検討中」としています。

したがって、試験日・共通問題の利用範囲・配点等は、今後の正式発表を確認してください。

Q.2028年度は一般教養も必要になりますか?

全国の共同問題基本形では一般教養が含まれます。

長野県は2027年度まで独立した一般教養を実施していないため、2028年度受験生は一般教養の基礎も準備しておくと安全です。

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