沖縄県教員採用試験ガイド

日程・採用予定数・倍率・過去問・出題傾向・個人面接・模擬授業・地域枠・特別選考対策

沖縄県教員採用試験を受験する方に向けて、最新の日程、採用予定数、志願者数、第1次結果、試験内容、過去問、一般教養・教職教養、専門教養、個人面接、模擬授業、特別選考、地域枠、沖縄県の教育施策までをまとめました。

2027年度採用の「夏選考」では、

  • 小学校教諭等:250名程度
  • 中学校教諭等:160名程度
  • 高等学校教諭等:90名程度
  • 特別支援学校小学部教諭等:20名程度
  • 特別支援学校中学部・高等部教諭等:5名程度
  • 養護教諭等:7名程度

を採用予定としています。

合計すると、夏選考の採用予定は532名程度です。

2026年7月時点の公式実施状況では、志願者総数は2,278名

ただし、この数字には、

  • 一般選考
  • 各種特別選考
  • 小学校の秋選考
  • 地域枠
  • 第1次全部免除者
  • 併願者

などが含まれています。

そのため、沖縄県教採では、単純に「2,278名÷532名」で公式倍率と考えるのではなく、校種・教科・選考区分ごとに確認することが重要です。

第1次試験は2,060名が受験し、774名が第1次を通過しました。

沖縄県教採の大きな特徴は、


第1次
専門試験+一般教養・教職教養

第2次
個人面接+模擬授業等

という非常にシンプルな構成です。

一方で、第2次の個人面接は、

1人40~45分程度

と長く、模擬授業、教科に関する質疑、受験調書、面接調書などを通して総合的に人物を見られます。

沖縄県を受験するなら、筆記試験だけではなく、

  • 沖縄県が求める教員像
  • 沖縄県教育振興基本計画
  • 沖縄の自然・歴史・文化
  • 多様性
  • 離島・へき地教育
  • 地域との連携
  • 自立した学習者の育成

まで理解しておく必要があります。


沖縄県教育委員会・教員採用試験 公式情報

沖縄県教育委員会

https://www.pref.okinawa.jp/kyoiku/edu/index.html

教員採用試験

https://www.pref.okinawa.jp/kyoiku/edu/1008490/1008535/1008540/index.html

2027年度採用|令和8年度実施

令和8年度実施 沖縄県公立学校教員候補者選考試験

実施要項、志願状況、第1次結果、過去問、正答・配点、第2次試験、秋選考、特別選考などを確認できます。


2027年度 沖縄県教採を30秒で確認

項目 内容
夏選考 採用予定 532名程度
小学校 250名程度
中学校 160名程度
高校 90名程度
特支小学部 20名程度
特支中高共通 5名程度
養護 7名程度
公式志願者総数 2,278名 ※秋選考等を含む
第1次受験者 2,060名
第1次合格者 774名
出願 2026年3月2日~3月31日
電子申請 2026年3月1日~3月31日
第1次 2026年6月14日
第1次結果 2026年7月17日
第2次 2026年8月15日・16日
最終結果 2026年9月18日予定
専門試験 60分・180点
一般教養・教職教養 50分・90点
第2次 個人面接+模擬授業等
第2次時間 1人40~45分程度
地域枠 A・B・Cの3地域
結・UI特別選考 沖縄・東京会場

沖縄県教採は、ここを押さえる

POINT 1|専門180点・教養90点

2026年実施の公式配点表では、

  • 一般教養・教職教養:90点
  • 専門試験:180点

となっています。

専門試験の配点は教養の2倍です。

専門教養を得点源にすることが、第1次攻略の基本です。

POINT 2|一般教養と教職教養は「50分」

一般教養・教職教養試験は、

50分

です。

一般教養だけでなく、

  • 教育法規
  • 教育原理
  • 教育心理
  • 学習指導

まで同じ時間内で解く必要があります。

知識だけではなく、短時間で処理するスピードも必要です。

POINT 3|第2次は「40~45分」の個人試験

沖縄県の第2次では、

模擬授業等→個人面接

を続けて実施します。

全体で1人40~45分程度です。

模擬授業だけ、面接だけを別々に練習するのではなく、


授業する

授業意図を説明する

教科について答える

自分自身について答える

という一連の流れで練習しましょう。

POINT 4|沖縄ならではの「地域枠」

2027年度採用では、新たに、

特定の地域で一定期間以上勤務することを条件とした地域枠

が導入されました。

対象地域は、

  • 地域A:国頭村・大宜味村・東村・伊平屋村・伊是名村・伊江村
  • 地域B:宮古島市・多良間村
  • 地域C:石垣市・竹富町・与那国町

です。

原則として、採用された地域で10年以上勤務できることが条件です。

沖縄県の教員確保・地域教育を理解する上でも重要な制度です。


1|沖縄県教員採用試験の日程

選考 日程
電子申請 2026年3月1日~3月31日
願書受付 2026年3月2日~3月31日消印有効
第1次 6月14日
第1次結果 7月17日
第2次 8月15日・16日
最終結果 9月18日予定

2026年8月11日時点では第2次直前

第2次は8月15日・16日です。

2026年8月11日時点では最終結果はまだ公表されていません。

したがって、最終合格者数・最終倍率については、正式発表後に更新します。


2|募集校種・採用予定人数

校種 採用予定
小学校教諭等 250名程度
中学校教諭等 160名程度
高等学校教諭等 90名程度
特別支援学校小学部 20名程度
特別支援学校中・高等部 5名程度
養護教諭等 7名程度
合計 532名程度

中学校募集教科

  • 国語
  • 社会
  • 数学
  • 理科
  • 音楽
  • 美術
  • 保健体育
  • 技術
  • 家庭
  • 英語

高等学校

2027年度採用では、

  • 国語
  • 地理歴史
  • 公民
  • 数学
  • 理科(物理・化学・生物・地学)
  • 保健体育
  • 音楽
  • 美術
  • 英語
  • 家庭
  • 情報
  • 農業
  • 商業
  • 水産
  • 工業(機械・電気・建築・土木)
  • 福祉

などを募集しています。

中学校から小学校への併願制度

中学校教諭等を第1志望とする受験者で、小学校免許を持つ人は、条件を満たせば、

第2志望として小学校教諭等を併願

できます。

小学校採用予定250名程度のうち、併願による採用は20名以内です。


3|志願者数・倍率

2026年7月時点の公式実施状況では、

  • 志願者総数:2,278名
  • 第1次受験者:2,060名
  • 第1次欠席者:116名
  • 第1次合格者:774名

です。

ただし、志願者総数には、夏選考だけではなく、小学校の秋選考等も含まれています。

夏選考の主な志願状況

区分 志願者 採用予定 倍率の目安
小学校 518名 250名程度 約2.1倍
中学校 698名 160名程度 約4.4倍
高校 709名 90名程度 約7.9倍
特支小学部 101名 20名程度 約5.1倍
特支中高共通 57名 5名程度 約11.4倍
養護 167名 7名程度 約23.9倍

※倍率は志願者数÷採用予定者数による目安です。特別選考希望者、第1次免除者、併願等を含むため、沖縄県教育委員会が公表する「最終倍率」ではありません。

高校・養護は特に競争が厳しい

沖縄県は、校種・教科によって倍率差が非常に大きい自治体です。

例えば、

  • 小学校:約2倍
  • 中学校:約4倍
  • 高校:約8倍
  • 養護:約24倍

という違いがあります。

県全体の倍率だけで難易度を判断しないことが重要です。


4|第1次選考の結果

2027年度採用の第1次結果は、2026年7月17日に公表されました。

全体

  • 第1次受験者:2,060名
  • 第1次合格者:774名

主な校種別

区分 受験者 第1次合格
小学校 440名 314名
中学校 634名 183名
高校 681名 208名
特別支援小学部 94名 28名
特支中高共通 53名 14名
養護 158名 27名

校種によって第1次の絞り込みが大きく違う

小学校は440名が受験し、314名が合格。

一方、高校は681名受験・208名合格、養護は158名受験・27名合格です。

特に高校・養護は、第1次からかなり絞り込まれると考えて対策をしましょう。


5|沖縄県教採の試験内容

第1次

  • 専門試験
  • 一般教養・教職教養試験

専門試験

  • 時間:60分
  • 配点:180点
  • 方式:マークシート

一般教養・教職教養

  • 時間:50分
  • 配点:90点
  • 方式:マークシート

特別支援学校

特別支援学校では、専門試験に加えて、

特別支援教育に関する法令・学習指導・学習指導要領等

も出題範囲になります。


第2次

基本的には、

個人面接(模擬授業等を含む)

です。

一人40~45分程度

第2次は、

一人40~45分程度

です。

模擬授業等の後、続けて質疑応答・個人面接を行います。

実技対象教科

中・高の、

  • 技術
  • 農業
  • 音楽
  • 美術
  • 家庭

などは、模擬授業等の中に実技内容を含みます。

英語

中学校・高校英語は、

英語による口頭質疑応答

を含みます。


6|選考における評価の観点等

2027年度の公式実施要項では、

  • 第1次は筆記試験の得点
  • 第2次は第2次試験の得点及び提出書類等

を基に合否を判定すると明記されています。

また、

試験科目の中に著しく低い得点がある場合や、一部試験を棄権した場合には、その他の得点にかかわらず不合格となることがある

とされています。

詳細な観点別採点表は非公表

2027年度実施要項では、

  • 使命感○点
  • コミュニケーション○点
  • 授業力○点

といった具体的な観点別配点表までは公開されていません。

したがって、過年度情報や民間情報を、現在年度の「公式評価基準」として扱うことはしません。

人物試験対策は「求める教員像」から逆算する

現在年度の公式実施要項には、沖縄県教育委員会が求める教員像として、次の4項目が明記されています。

  • 人間性豊かで、教育者としての使命感と幼児児童生徒への教育的愛情のある教員
  • 幅広い教養と教育に関する専門的知識・技能を有し、常に学び続ける実践的指導力のある教員
  • 沖縄県の自然、歴史及び文化に誇りを持ち、多様性を受容し、グローバルな視点を兼ね備えた教員
  • 豊かなコミュニケーション能力を有し、組織力を活用できる総合的な人間力を持った教員

この4項目が、沖縄県人物試験対策の中心です。


7|大学推薦・免除・加点・特別選考

大学3年生前倒し選考は設けられていない

2027年度採用では、東京都などで見られる、

「大学3年生が1年前倒しで第1次を受験する制度」

は設けられていません。

一方で、大学等推薦制度があります。

大学等推薦

対象は、2027年3月31日までに卒業・修了見込みの現役学生です。

対象校種・教科は、

  • 小学校
  • 中学校:全教科
  • 高校:工業・水産

です。

一般教養・教職教養を免除

大学等推薦の条件を満たす場合、

第1次の一般教養・教職教養試験を免除

します。

専門試験は受験します。

免除された一般教養・教職教養の得点は、専門試験の得点率と同じ割合として計算されます。

GPA基準あり

大学等推薦では、累積GPAについて、

  • 4点満点:3.0以上
  • 5点満点:3.75以上

などの基準があります。


主な特別選考

  • 障がいのある者を対象とした特別選考
  • スポーツ・芸術での技能や実績による特別選考
  • 特定資格を有する者を対象とした特別選考
  • 沖縄県正規任用教諭経験者
  • 他都道府県正規任用教諭経験者
  • 特定の技能に関する特別選考
  • 地域枠

結・UI(ゆい・ゆい)特別選考

正規任用教諭として、受験する校種・教科の勤務経験を通算3年以上持つ人を対象とした特別選考です。

2027年度採用では対象を拡大し、

  • 小学校
  • 中学校全教科
  • 特別支援小学部
  • 特別支援中学部:理科・数学・技術
  • 高校:水産

などを対象としています。

第2次は、

  • 沖縄会場
  • 東京会場

から選択できます。

県外在住・県外勤務の現職教員を沖縄へ呼び込むための、沖縄県らしい制度です。


地域枠

2027年度採用から新設された重要制度です。

地域A

  • 国頭村
  • 大宜味村
  • 東村
  • 伊平屋村
  • 伊是名村
  • 伊江村

地域B

  • 宮古島市
  • 多良間村

地域C

  • 石垣市
  • 竹富町
  • 与那国町

です。

採用地域で原則10年以上勤務できることが条件です。

「沖縄ならどこでも」ではなく地域教育まで考える

地域枠受験者は、

  • 地域の教育課題
  • 離島・へき地教育
  • 地域との協働
  • 子どもの人口減少
  • 小規模校の特徴

まで理解しましょう。


三線の特別選考

2027年度採用では、琉球の郷土芸能に関連する「特定の技能に関する特別選考」の対象を、

三線

の技能・実績を有する人としています。

沖縄の伝統・文化を学校教育へつなげる、非常に沖縄らしい選考です。


加点制度

沖縄県では、資格に応じて専門試験へ加点があります。

英語資格

資格・免許の条件に応じて、

  • 15点
  • 20点
  • 5点

などが専門試験へ加点されます。

例えば、

  • 実用英語技能検定準1級
  • TOEFL iBT 72点以上
  • TOEIC L&R 785点以上

などが対象条件に含まれます。

司書教諭

司書教諭資格保有者には、

専門試験へ5点加点

する制度があります。


8|沖縄県教採の過去問を確認する

沖縄県教育委員会では、現在年度の、

  • 一般教養・教職教養の問題
  • 全教科の正答
  • 全教科の配点

を公式ホームページで公開しています。

2026年実施 第1次試験問題・正答・配点

専門教科の問題

専門教科の問題は、

  • 沖縄県行政情報センター
  • 宮古行政情報コーナー
  • 八重山行政情報コーナー

で閲覧できます。

実費でコピーも可能です。

STUDY POINT

沖縄県では、公式配点まで公開されるため、


問題を解く

配点通り採点する

教養90点・専門180点の得点率を見る

専門の弱点を重点補強する

という学習ができます。


9|教職教養の出題傾向

一般教養・教職教養は、

  • 時間:50分
  • 配点:90点

です。

公式出題範囲

教職教養は、

  • 教育法規
  • 教育原理
  • 教育心理
  • 学習指導

などから出題されます。

重点的に確認したい分野

  • 教育基本法
  • 学校教育法
  • 地方公務員法
  • 教育公務員特例法
  • 学習指導要領
  • 生徒指導提要
  • 特別支援教育
  • 人権教育
  • いじめ・不登校
  • 沖縄県教育施策

STUDY POINT

50分で一般教養も同時に解くため、知識量だけでなく処理スピードが重要です。


10|一般教養も同じ50分の中で出題

一般教養は、公式要項で、

  • 自然科学
  • 社会科学
  • 人文科学

などから出題するとされています。

一般教養だけに時間を掛けすぎない

第1次では、

  • 一般・教職:90点
  • 専門:180点

です。

専門教養の比重が2倍であることを踏まえて、学習時間を配分しましょう。


11|専門教養は180点

  • 時間:60分
  • 配点:180点

です。

小学校

出題範囲には、

  • 国語
  • 社会
  • 算数
  • 理科
  • 生活
  • 音楽
  • 図画工作
  • 家庭
  • 体育
  • 外国語
  • 外国語活動
  • 総合的な学習の時間
  • 道徳

などが含まれます。

さらに、中学校~高校程度の内容も出題範囲です。

中学校・高校

中学校では高校程度、高校では中学校程度の内容を含み、いずれも大学初級程度の内容まで含まれます。

専門180点を得点源にする

第1次対策では、


教職・一般を安定させる

専門180点で差をつける

という戦略が基本です。


12|沖縄県教採に小論文はある?

2027年度採用の一般選考では、独立した小論文・論作文試験はありません。

第1次は、

  • 専門試験
  • 一般教養・教職教養

です。

第2次は、

個人面接+模擬授業等

です。

その分、口頭表現力が重要

小論文がないから人物試験が軽いわけではありません。

40~45分程度の第2次で、

  • 授業構想
  • 専門性
  • 教育観
  • 志望理由
  • 児童生徒対応
  • 沖縄県教育

などを口頭で説明する力が求められます。


13|求める教員像・主要な教育施策・沖縄県特有の知識

沖縄県教育委員会が求める教員像

1|人間性豊かで、使命感と教育的愛情のある教員

子どもの成長を第一に考え、教育者として責任を持って向き合う姿勢です。

2|専門性をもち、常に学び続ける実践的指導力のある教員

教科知識だけでなく、教育に関する専門知識・技能を持ち、継続的に学び続けることが求められています。

3|沖縄の自然・歴史・文化に誇りを持ち、多様性を受容する教員

沖縄県版で特に重要な教師像です。

沖縄の、

  • 自然
  • 歴史
  • 文化
  • 地域性

を理解しながら、同時にグローバルな視点を持つことが求められています。

4|コミュニケーション能力と組織力を活用できる教員

児童生徒・保護者・同僚・地域・関係機関と協働し、学校組織の力を生かして課題へ対応できる教師です。


沖縄県教育振興基本計画

現在の沖縄県教育の中心資料が、

沖縄県教育振興基本計画

です。

計画期間は、

2022年度~2031年度

です。

沖縄らしい教育を理解する

沖縄県の教育では、

  • 子ども一人ひとりの可能性を引き出す教育
  • 確かな学力
  • 豊かな心
  • 健やかな体
  • 郷土への誇り
  • グローバルな視点
  • 多様性の尊重
  • 離島・へき地教育
  • 地域との協働

などを確認しておきましょう。


「自立した学習者」育成プロジェクト

現在の沖縄県で特に注目したい学力向上施策が、

「自立した学習者」育成プロジェクト

です。

2025年度から開始され、2026年度版も公表されています。

「教えてもらうだけ」から「自ら学ぶ」へ

教師が答えを与えるだけではなく、児童生徒が、

  • 自分で学習を見通す
  • 自分に合う方法を選ぶ
  • 学びを振り返る
  • 次の学習へ生かす

ことのできる学習者を育成することが重要です。

面接・模擬授業と相性がよいテーマ

例えば、

「主体的な学びをどう実現しますか」

と聞かれた際に、

教師が一方的に教えるのではなく、子ども自身が見通し・方法・振り返りを持てるよう支援する

という考え方へつなげられます。


沖縄県ならではの教育で確認したいこと

① 離島・へき地教育

沖縄県では、人事異動により、

離島・へき地を含む県内すべての学校へ配置される可能性があります。

面接でも、

  • 離島勤務への考え
  • 小規模校の教育
  • 地域との連携

を整理しておくとよいでしょう。

② 沖縄の歴史・文化

求める教員像に「沖縄県の自然、歴史及び文化に誇りを持つ」と明記されています。

人物試験では、

  • 沖縄戦・平和教育
  • 琉球の歴史
  • 伝統文化
  • 地域文化

などを学校教育へどうつなげるかも考えておきましょう。

③ 多様性

「多様性を受容する」ことが教師像そのものに入っています。

特別支援、外国につながる児童生徒、家庭環境、価値観の違いなど、一人ひとりを尊重する教育観が重要です。

④ 地域枠

北部・宮古・八重山地域に長期勤務する地域枠が新設されたことからも、地域に根差した教育・教員確保が重要な課題であることが分かります。


14|重要な資料

① 最新年度の教員採用試験実施要項

2027年度採用 沖縄県教員候補者選考試験

② 沖縄県教育振興基本計画

沖縄県教育振興基本計画

③ 沖縄県教員育成指標

教師として、

  • 使命感
  • 授業力
  • 生徒指導力
  • 協働力
  • 専門性
  • 学び続ける姿勢

をどのように高めていくのかを確認しましょう。

④ 学校教育における指導の努力点

沖縄県が現在の学校教育で何を重視しているかを、教科・領域別に確認できます。

⑤ 「自立した学習者」育成プロジェクト

現在の沖縄県の学力向上施策を理解する上で重要な資料です。

「自立した学習者」育成プロジェクト

資料を暗記するのではなく、「沖縄県が目指す教育を、自分なら教師としてどう実践するか」まで考えましょう。


15|個人面接対策

沖縄県の第2次は、

個人面接+模擬授業等

です。

  • 時間:1人40~45分程度

受験調書・面接調書も重要

第1次合格者は、

  • 受験調書
  • 面接調書

を提出します。

面接対策では、


願書
+ 受験調書
+ 面接調書
+ 自分の回答

に矛盾がないように整理しましょう。

沖縄県志望理由を具体化する

「沖縄が好きだから」だけでは不十分です。

例えば、

  • 沖縄の自然・文化を教育に生かしたい
  • 地域とともに子どもを育てたい
  • 離島・へき地教育にも携わりたい
  • 多様性を尊重する教育を実践したい
  • 自立した学習者の育成に取り組みたい

など、沖縄県の教育施策と自分の経験をつなげましょう。


16|面接での質問例

過去の面接情報から、沖縄県教採で準備しておきたい質問例を整理しました。

志望・自己理解

  • 教員を志望した理由を教えてください。
  • なぜ沖縄県の教員を志望するのですか。
  • 沖縄県が求める教員像を知っていますか。
  • あなたが目指す教師像は何ですか。
  • あなたの長所を教師としてどう生かしますか。
  • あなたの短所をどう改善していますか。
  • これまで最も努力した経験を教えてください。
  • 教育実習・講師経験から何を学びましたか。

授業・専門性

  • この模擬授業で最も大切にしたことは何ですか。
  • この発問を設定した理由は何ですか。
  • 児童生徒が予想と違う反応をしたらどうしますか。
  • 主体的な学びをどのように実現しますか。
  • 「自立した学習者」をどう育てますか。
  • ICTを授業でどのように活用しますか。
  • 学習につまずいている児童生徒へどう対応しますか。

児童生徒対応

  • 不登校の児童生徒にどう関わりますか。
  • いじめを把握した場合、まず何をしますか。
  • 授業に参加しない児童生徒にどう対応しますか。
  • 特別な支援が必要な児童生徒へどう対応しますか。
  • 児童生徒から「誰にも言わないで」と相談された場合、どうしますか。

学校組織・保護者

  • 保護者から厳しい意見を受けたらどうしますか。
  • 同僚と意見が異なったらどうしますか。
  • 一人では解決できない問題が起こったらどうしますか。
  • 学校組織の一員として何を大切にしますか。
  • 教員の不祥事を防ぐために何が必要ですか。

沖縄県の教育

  • 沖縄県の自然・歴史・文化を授業でどう生かしますか。
  • 沖縄の子どもたちにどのような力を育てたいですか。
  • 多様性を尊重する教育とは何だと考えますか。
  • 平和教育についてどのように考えていますか。
  • 離島・へき地勤務についてどう考えますか。
  • 小規模校のよさをどう生かしますか。
  • 地域と学校の連携で何を大切にしますか。
  • 「自立した学習者」育成プロジェクトについて知っていますか。

質問例を丸暗記するのではなく、「なぜそう考えるのか」「具体的に何をするのか」まで答えられるようにしましょう。


17|模擬授業・実技対策

模擬授業は第2次個人面接の中で実施

模擬授業等は、第2次個人面接の一部です。

第1次合格者には、

「模擬授業事前通知」

が送付されます。

模擬授業等の構成

公式要項では、


模擬授業等

教科等に関する質疑応答

個人面接

という流れで実施します。

授業後の質問まで準備する

準備するのは、

  • 授業の目標
  • 発問
  • 子どもの反応
  • つまずき
  • 評価
  • ICT活用
  • 授業改善

です。

「授業ができる」だけではなく、「なぜその授業なのか説明できる」状態を目指しましょう。

英語

中学校・高校英語では、模擬授業等の中に、

英語による口頭質疑応答

があります。

技術・農業・音楽・美術・家庭

これらの教科では、模擬授業等の中に実技内容を含みます。


18|2027年度採用の主な変更点

① 高校「工業(土木)」の募集を再開

2027年度採用では、高校工業(土木)の募集を再開しました。

② 高校「水産」の受験資格を継続

三級海技士等の資格を持つ人を対象とする制度を継続しています。

③ 三線の特別選考

琉球の郷土芸能に関連する特定技能選考について、三線の技能・実績を対象としました。

④ 地域枠を新設

北部・宮古・八重山の3地域で、原則10年以上勤務することを条件とした地域枠が新設されました。

⑤ 結・UI特別選考を拡大

対象校種・教科を拡大し、沖縄会場・東京会場で第2次を受験できます。

⑥ 大学等推薦の特例を継続

一定の条件を満たす大学4年生・大学院生等について、大学等推薦を利用できる特例を継続しています。


NEXT|2028年度沖縄県教採は「第一次選考共同実施」へ

2027年に実施する2028年度(令和10年度)採用について、沖縄県は、

「教員採用選考に係る第一次選考の共同実施に関する自治体協議会」

に参加しています。

沖縄県は協議会へ参加済み

沖縄県教育委員会は、2025年の教育委員会会議で、

沖縄県も共同実施協議会へ参加している

と正式に説明しています。

協議会では、2027年度に実施する試験から、共通問題を使用する方向で協議が進められています。

ただし詳細は未確定

2026年8月11日時点では、

  • 沖縄県がどの試験日を使用するか
  • 現在の専門60分がどう変わるか
  • 現在の一般・教職50分がどう変わるか
  • 配点をどうするか
  • 地域枠・特別選考をどう扱うか

などの詳細な受験生向け正式発表はまだ確認できません。

全国基本形

共同実施では、全国基本形として、

  • 教養:60分・40問程度
  • 教職教養:約30問
  • 一般教養:約10問
  • 専門:60分・25問程度
  • 択一・マークシート方式

などが検討されています。

ただし、これをそのまま「2028年度沖縄県の確定内容」と考えないようにしてください。

共通問題になっても沖縄県対策はなくならない

第1次が共通化しても、

  • 沖縄県志望理由
  • 沖縄県教育振興基本計画
  • 沖縄県が求める教員像
  • 離島・へき地教育
  • 沖縄の自然・歴史・文化
  • 多様性
  • 地域枠
  • 模擬授業
  • 個人面接

は沖縄県独自です。

共通問題対策+沖縄県人物試験対策

の二本立てで考えましょう。


19|沖縄県教採を受けるなら、まずここから

FIRST ACTION

1|自分の校種・教科の倍率を確認する

小学校と高校・養護では競争状況が大きく違います。

2|一般選考・特別選考・地域枠を確認する

利用できる制度によって、試験内容が変わります。

3|大学等推薦・免除・加点を確認する

英語資格、司書教諭などを生かせる可能性があります。

4|公式過去問を解く

一般・教職はWEB公開されています。

5|専門180点を最優先する

教養90点に対して2倍の配点です。

6|教職教養は50分で解く練習をする

知識だけでなくスピードも必要です。

7|求める教員像4項目を読む

人物試験対策の基礎になります。

8|沖縄県教育振興基本計画を読む

特に、

  • 沖縄の自然・歴史・文化
  • 多様性
  • 地域との協働

を意識しましょう。

9|「自立した学習者」育成プロジェクトを確認する

現在の沖縄県学力向上施策の重要テーマです。

10|模擬授業+質疑+面接をセットで練習する

40~45分の一連の人物試験として準備しましょう。


20|沖縄県教採には、沖縄県教採の対策を。

全国の教員採用試験には共通する部分があります。

しかし沖縄県には、

  • 専門60分・180点
  • 一般・教職50分・90点
  • 個人面接40~45分
  • 模擬授業等
  • 実技を面接内で実施する教科
  • 英語口頭質疑
  • 中学校→小学校併願
  • 大学等推薦
  • 結・UI特別選考
  • 東京会場
  • 地域枠A・B・C
  • 原則10年以上の地域勤務
  • 三線特別選考
  • 沖縄の自然・歴史・文化
  • 離島・へき地教育
  • 多様性
  • 「自立した学習者」育成
  • 2028年度の第一次選考共同実施

という特徴があります。

だからこそ教採スクールでは、


受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策

という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。

教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。

さらに沖縄県独自の試験制度に合わせて、

一般・教職+専門+模擬授業+個人面接+沖縄県教育研究

を一つの受験戦略として設計します。

人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、志望理由、受験調書、面接調書、児童生徒対応、保護者対応、模擬授業、個人面接まで対策します。

講師経験者であれば、学校現場での実践や日々の悩みについて相談することもできます。

大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。

全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。


LINE登録者限定

もっと詳しく沖縄県教採を分析したい方へ

このページでは、試験制度、志願状況、第1次結果、求める教員像、教育施策、面接質問例までを公開しています。

さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。

① 沖縄県教採|筆記試験攻略DATA

  • 年度別出題分析
  • 教職教養の頻出分野
  • 一般教養対策
  • 専門教養対策
  • 90点+180点の配点分析
  • 校種・教科別分析
  • 大学等推薦
  • 免除・加点制度
  • 地域枠・特別選考
  • 2028年度共同問題対策

② 沖縄県教育徹底研究

  • 沖縄県が求める教員像
  • 沖縄県教育振興基本計画
  • 沖縄県教員育成指標
  • 学校教育における指導の努力点
  • 「自立した学習者」育成プロジェクト
  • 沖縄の自然・歴史・文化
  • 平和教育
  • 離島・へき地教育
  • 多様性
  • 沖縄県志望理由へのつなげ方

③ 沖縄県教採|人物試験攻略ガイド

  • 志望理由対策
  • 受験調書対策
  • 面接調書対策
  • 模擬授業対策
  • 教科質疑対策
  • 過去の面接質問
  • 児童生徒対応
  • 保護者対応
  • 離島・へき地勤務への回答
  • 沖縄県教育を使った回答づくり

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「沖縄県対策希望」

と送信してください。

 

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登録後メッセージに「沖縄県対策希望」とお送りください。

「専門180点をどう攻略すればよいか分からない」

「一般・教職50分が間に合わない」

「40~45分の個人面接が不安」

「模擬授業後の質疑応答をどう練習すればよいか分からない」

「沖縄県の教育施策を面接へどうつなげればよいか分からない」

「地域枠や結・UI特別選考について知りたい」

「2028年度の共同実施にどう備えればよいか知りたい」

という方には、無料学習相談も受け付けています。


沖縄県教採のよくある質問

Q.2027年度沖縄県教採の採用予定人数は?

夏選考では532名程度です。

Q.小学校は?

250名程度です。

Q.中学校は?

160名程度です。

Q.高校は?

90名程度です。

Q.特別支援は?

小学部20名程度、中・高等部共通5名程度です。

Q.養護教諭は?

7名程度です。

Q.志願者数は?

2026年7月時点の公式表では2,278名です。

ただし、秋選考・特別選考等を含むため、通常の夏選考だけの倍率と混同しないようにしましょう。

Q.第1次受験者は?

2,060名です。

Q.第1次合格者は?

774名です。

Q.第1次は何がありますか?

専門試験+一般教養・教職教養試験です。

Q.一般教養・教職教養は何分ですか?

50分です。

Q.何点ですか?

2026年実施の公式配点表では90点です。

Q.専門は何分・何点ですか?

60分・180点です。

Q.小論文はありますか?

2027年度採用の一般選考では、独立した小論文試験はありません。

Q.第2次は何がありますか?

個人面接の中で模擬授業等を実施します。

Q.第2次は何分ですか?

1人40~45分程度です。

Q.模擬授業だけで終わりますか?

いいえ。

模擬授業等の後、教科に関する質疑応答や個人面接を続けて行います。

Q.模擬授業テーマはいつ分かりますか?

第1次合格者に「模擬授業事前通知」が送付されます。

Q.英語は英語面接がありますか?

中学校・高校英語では、英語による口頭質疑応答があります。

Q.大学3年生前倒し選考はありますか?

2027年度採用では、大学3年生が1年前倒しで第1次を受験する専用制度は確認できません。

一方、卒業・修了見込みの現役学生を対象とした大学等推薦があります。

Q.大学等推薦では何が免除されますか?

一般教養・教職教養試験が免除されます。

専門試験は受験します。

Q.地域枠とは?

北部・宮古・八重山の指定地域で、原則10年以上勤務することを条件とした特別選考です。

Q.結・UI特別選考とは?

正規教諭として3年以上の勤務経験を持つ人などを対象にした特別選考です。

2027年度採用では、沖縄会場・東京会場で第2次を受験できます。

Q.三線で受験できる制度がありますか?

はい。

2027年度採用では、琉球郷土芸能に関する特定技能選考で三線を対象としています。

Q.沖縄県が求める教員像は?

  • 使命感と教育的愛情
  • 専門性と学び続ける実践力
  • 沖縄の自然・歴史・文化への誇り、多様性・グローバルな視点
  • コミュニケーション能力と組織力を活用する人間力

の4項目です。

Q.沖縄県ならではの教育テーマは?

特に、

  • 沖縄の自然・歴史・文化
  • 平和教育
  • 離島・へき地教育
  • 地域との協働
  • 多様性
  • 自立した学習者の育成

を確認しましょう。

Q.離島に配属される可能性はありますか?

あります。

公式要項には、離島・へき地を含め、県内すべての学校現場へ配属される可能性があると明記されています。

Q.最終結果はもう出ていますか?

2026年8月11日時点ではまだ公表前です。

第2次は8月15・16日、最終発表は9月18日予定です。

Q.2028年度は第一次選考共同実施になりますか?

沖縄県は第一次選考共同実施の自治体協議会に参加しています。

2027年度実施試験から共通問題を利用する方向で協議されています。

Q.2028年度の試験日は決まっていますか?

2026年8月11日時点では、沖縄県がどの共同試験日を使用するかなど、具体的な受験生向け正式発表は確認できません。

Q.2028年度受験生は今何をすればよいですか?

詳細発表までは、

  • 教職教養
  • 一般教養
  • 専門教養
  • 学習指導要領
  • 模擬授業
  • 面接
  • 沖縄県教育施策

を進め、正式要項公表後に問題形式・時間配分を調整しましょう。

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