佐賀県教員採用試験ガイド
日程・採用予定数・倍率・過去問・出題傾向・エントリーシート・個人面接・模擬授業・実技対策
佐賀県教員採用試験を受験する方に向けて、最新の日程、採用予定数、申込者数、倍率、第1次結果、試験内容、過去問、一般・教職教養、専門教養、エントリーシート、個人面接、模擬授業、実技試験、佐賀県の教育施策までをまとめました。
2027年度採用では、
- 小学校教諭等:150名程度
- 中学校教諭等:115名程度
- 高等学校教諭等:55名程度
- 特別支援学校教諭等:34名程度
- 養護教諭等:5名程度
の合計359名程度を採用予定としています。
申込者は811名。
佐賀県が公表した申込倍率は、全体で2.3倍です。
校種別では、
- 小学校:1.4倍
- 中学校:1.7倍
- 高校:3.8倍
- 特別支援:2.2倍
- 養護:23.6倍
となっています。
さらに、2028年度採用を目指すチャレンジ受験には275名が申し込み、205名が第1次合格となりました。
佐賀県教採の大きな特徴は、
第1次
一般・教職教養+専門試験
↓
第2次
個人面接Ⅰ+個人面接Ⅱ+模擬授業
という非常に分かりやすい選考構造です。
そして2027年度採用では、従来の小論文を廃止し、
「エントリーシート」
へ変更されました。
また、第2次試験は、これまで最大4日間で実施していたものを2日間へ短縮しています。
つまり佐賀県は、
筆記で知識を確認
+
エントリーシートで自分の強みを整理
+
2回の個人面接と模擬授業で人物・実践力を評価
する試験です。
佐賀県教育委員会・教員採用試験 公式情報
佐賀県教育委員会
https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/default.html
教員採用・人事情報
https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/list01924.html
2027年度採用 総合情報
最新の実施要項、申込状況、第1次結果、第2次案内、チャレンジ受験、過去問、秋選考などを確認できます。
佐賀県は制度変更や特別選考が多いため、出願前・受験前には必ず最新の公式情報を確認してください。
2027年度 佐賀県教採を30秒で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 採用予定 | 359名程度 |
| 小学校 | 150名程度 |
| 中学校 | 115名程度 |
| 高校 | 55名程度 |
| 特別支援 | 34名程度 |
| 養護 | 5名程度 |
| 申込者 | 811名 |
| 全体申込倍率 | 2.3倍 |
| 第1次合格者 | 542名 |
| チャレンジ受験 | 275名申込・205名合格 |
| 出願 | 2026年4月9日~5月7日 |
| 第1次 | 2026年6月14日 |
| 第1次結果 | 2026年7月3日 |
| 第2次 | 2026年7月25日・26日 |
| 最終結果 | 2026年9月4日予定 |
| 秋選考 | 2026年11月14日・15日 |
| 一般・教職教養 | 50分・50点 |
| 専門試験Ⅰ | 60分・原則200点 |
| 個人面接Ⅰ | 20分・80点 |
| 個人面接Ⅱ | 30分・120点 |
| 模擬授業 | 個人面接Ⅱ内・10分程度・30点 |
| 小論文 | 2027年度から廃止 |
| エントリーシート | 2027年度から導入 |
佐賀県教採は、ここを押さえる
POINT 1|第1次は「50点+200点」が基本
一般選考の第1次では、
- 一般・教職教養:50点
- 専門試験Ⅰ:200点
が基本です。
つまり、筆記250点のうち専門が200点。
専門教養を合格の得点源にする
ことが重要です。
POINT 2|第2次は「個人面接2回」
第2次では、
- 個人面接Ⅰ:20分・80点
- 個人面接Ⅱ:30分・120点
を実施します。
個人面接Ⅱには、
10分程度の模擬授業
が含まれます。
第2次は合計200点で、完全に人物・実践力中心です。
POINT 3|小論文がなくなった
2027年度採用から、小論文は廃止されました。
その代わりに、
エントリーシート
を導入。
佐賀県は公式に、
「自身の強みを最大限アピールしていただけるよう、小論文からエントリーシートに変更」
するとしています。
したがって、過去年度の「佐賀県小論文対策」をそのまま2027年度へ当てはめないようにしましょう。
1|佐賀県教員採用試験の日程
| 選考 | 日程 |
|---|---|
| 出願 | 2026年4月9日~5月7日 |
| 第1次 | 6月14日 |
| 第1次結果 | 7月3日 |
| 第2次 1日目 | 7月25日|個人面接Ⅰ |
| 第2次 2日目 | 7月26日|個人面接Ⅱ・模擬授業 |
| 最終結果 | 9月4日予定 |
| 秋選考 | 11月14日・15日 |
| 秋選考結果 | 12月4日予定 |
第2次が4日間から2日間へ
2027年度採用から、従来最大4日間だった第2次試験を、
7月25日・26日の2日間
に集約しました。
短期間に、
- 人物
- 教育観
- 授業構想
- 実践力
を示す必要があります。
2|募集校種・採用予定人数
| 校種 | 採用予定 |
|---|---|
| 小学校 | 150名程度 |
| 中学校 | 115名程度 |
| 高校 | 55名程度 |
| 特別支援小学部 | 10名程度 |
| 特別支援中学部 | 12名程度 |
| 特別支援高等部 | 12名程度 |
| 養護 | 5名程度 |
| 合計 | 359名程度 |
中学校
| 教科 | 採用予定 |
|---|---|
| 国語 | 20名程度 |
| 社会 | 15名程度 |
| 数学 | 20名程度 |
| 理科 | 20名程度 |
| 英語 | 17名程度 |
| 音楽 | 5名程度 |
| 美術 | 5名程度 |
| 保健体育 | 7名程度 |
| 技術 | 3名程度 |
| 家庭 | 3名程度 |
特別支援学校は学部別募集へ変更
2027年度から、特別支援学校教諭等を、
- 小学部
- 中学部
- 高等部
に分けて募集する方式へ変更しました。
中学部・高等部は、教科を問わず出願可能です。
3|志願者数・倍率
| 校種 | 申込者 | 採用予定 | 公式倍率 |
|---|---|---|---|
| 小学校 | 217名 | 約150名 | 1.4倍 |
| 中学校 | 191名 | 約115名 | 1.7倍 |
| 高校 | 210名 | 約55名 | 3.8倍 |
| 特別支援 | 75名 | 約34名 | 2.2倍 |
| 養護 | 118名 | 約5名 | 23.6倍 |
| 全体 | 811名 | 約359名 | 2.3倍 |
養護教諭は23.6倍
全体では2.3倍ですが、養護教諭は23.6倍です。
一方、小学校は1.4倍、中学校は1.7倍。
佐賀県全体の倍率ではなく、自分の校種・教科を確認することが重要です。
中学校は教科差が大きい
| 教科 | 申込者 | 採用予定 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 21 | 約20 | 1.1倍 |
| 社会 | 42 | 約15 | 2.8倍 |
| 数学 | 22 | 約20 | 1.1倍 |
| 理科 | 15 | 約20 | 0.8倍 |
| 英語 | 23 | 約17 | 1.4倍 |
| 音楽 | 8 | 約5 | 1.6倍 |
| 美術 | 9 | 約5 | 1.8倍 |
| 保健体育 | 46 | 約7 | 6.6倍 |
| 技術 | 4 | 約3 | 1.3倍 |
| 家庭 | 1 | 約3 | 0.3倍 |
特に中学校保健体育は6.6倍。
同じ中学校でも、理科・家庭と大きな差があります。
4|第1次試験の結果
2027年度採用の第1次結果は、2026年7月3日に公表されました。
| 校種 | 申込者 | 第1次合格 |
|---|---|---|
| 小学校 | 217名 | 193名 |
| 中学校 | 191名 | 148名 |
| 高校 | 210名 | 118名 |
| 特別支援 | 75名 | 70名 |
| 養護 | 118名 | 13名 |
| 合計 | 811名 | 542名 |
※受験者数は公表されていません。校種別合格者数には、併願者で第2希望合格となった受験者を含みます。小学校特別選考(理科)の合格者1名は別に確認されています。
小学校・特別支援は多くが第2次へ
小学校は217名申込に対し193名、特別支援は75名申込に対し70名が第1次合格です。
一方、養護は118名の申込に対して13名。
校種によって、第1次での絞り込み方が大きく異なります。
最終結果はまだ公表前
2026年8月11日時点では、第2次は終了していますが、最終結果はまだ公表前です。
最終結果は、
2026年9月4日
に公表予定です。
正式発表前の最終合格者数・最終倍率は推測して掲載しません。
5|佐賀県教採の試験内容
第1次|一般選考
- 一般・教職教養試験
- 専門試験Ⅰ
- 対象教科は専門試験Ⅱ
一般・教職教養
- 試験時間:50分
- 配点:50点
出題内容
- 教育原理
- 教育心理
- 教育法規
- 人権教育
- 時事
- 高校卒業程度の一般常識
などです。
小学校専門
- 専門試験Ⅰ:60分・200点
内容は、
- 国語
- 社会
- 数学
- 理科
- 英語
- 指導内容・方法
などの全教科領域です。
中学校・高校専門
原則として、
- 専門試験Ⅰ:200点
です。
英語
- 専門試験Ⅰ:160点
- 専門試験Ⅱ・英語面接:40点
音楽・美術・保健体育
- 専門試験Ⅰ:80点
- 専門試験Ⅱ・実技:120点
特別支援・養護
- 専門試験Ⅰ:60分・200点
第2次
全試験区分で、
- 個人面接Ⅰ
- 個人面接Ⅱ
を実施します。
個人面接Ⅰ
- 試験時間:20分程度
- 配点:80点
個人面接Ⅱ
- 試験時間:30分程度
- 配点:120点
- 模擬授業:10分程度
- 模擬授業配点:30点
模擬授業テーマ
開始30分前に提示されます。
30分間で授業構想を考え、10分程度で模擬授業を実施することになります。
6|選考における評価の観点等
佐賀県は、2027年度の公式実施要項で評価観点まで明確に公表しています。
第1次|一般・教職教養
教員として必要な教養知識が身についているか
を評価します。
専門試験
教員として必要な教科・科目等の基礎知識、専門知識及び技能等が身についているか
を評価します。
専門ごとに基準あり
専門試験Ⅰ・Ⅱなどの得点が基準に達しない場合は、不合格となります。
また、一般・教職教養も、全受験者の平均点等から設定される一定基準を満たした人が、第1段階を通過する方式です。
第2次|個人面接Ⅰ
公式評価観点は、
- 誠実さ
- 使命感
- 社会性
- コミュニケーション力
などです。
個人面接Ⅱ
公式評価観点は、
- 意欲・行動力
- 課題解決力
- コミュニケーション力
- 柔軟性
などです。
模擬授業
- 授業の構成
- 表現力
- 態度
などを総合的に評価します。
STUDY POINT
佐賀県では評価観点がはっきりしています。
したがって、面接回答を作るときは、
この回答で何を評価してもらうのか
↓
使命感なのか
社会性なのか
課題解決力なのか
柔軟性なのか
まで考えると対策しやすくなります。
7|チャレンジ受験・免除・加点・特別選考
チャレンジ受験
佐賀県では、2028年度採用を目指す学生等が、第1次を前倒しで受験できます。
2027年度採用から、従来の「3年生チャレンジ」より対象者を拡大しました。
対象
2027年4月1日から2028年3月31日までに免許状を取得予定の人などを対象とします。
科目等履修生・短期大学1年生を除くなど、具体的な条件があります。
2026年実施
- 申込者:275名
- 第1次合格:205名
校種別
| 校種 | 申込 | 合格 |
|---|---|---|
| 小学校 | 129名 | 128名 |
| 中学校 | 63名 | 44名 |
| 高校 | 45名 | 24名 |
| 特別支援 | 14名 | 7名 |
| 養護 | 24名 | 2名 |
合格すると翌年度第1次免除
条件を満たし、2028年度採用へ同じ試験区分等で出願する場合、
第1次選考が免除
されます。
主な特別選考
- さがUJIターン特別選考
- 小学校特別選考
- さが離島特別選考
- 障害者特別選考
- 社会人特別選考
- スポーツ・芸術特別選考
- 英語スペシャリスト特別選考
- 大学・短大・大学院推薦制度
さが離島特別選考
唐津市の離島で勤務を希望する人を対象とした、佐賀県ならではの特別選考です。
2027年度採用では29名が申し込みました。
さがUJIターン特別選考
他県等での現職教員や民間企業等の経験者を対象とした選考です。
佐賀県外で培った経験を佐賀県教育へ生かす人材を確保する制度です。
社会人特別選考
民間企業等での勤務経験により、専門的な知識・技能を持つ人を対象とします。
加点制度
第1次では、資格・経験等に応じて、
最大20点
の加点制度があります。
主な加点
- 専修免許状
- 幼稚園教諭免許
- 小・中両方の免許
- 特別支援学校教諭免許
- 中学校複数教科免許
- 高校「情報」免許
- 高校「福祉」「看護」免許
- 英語資格
- 公認心理師・臨床心理士
- 司書教諭
- 日本語教育能力検定
- 海外留学経験
- 青年海外協力隊等
があります。
英語資格
例えば、
- 英検1級:15点
- 英検準1級:10点
- 英検2級:5点
などです。
TOEIC・TOEFLにも基準があります。
8|佐賀県教採の過去問を確認する
佐賀県教育委員会では、教員採用試験の過去問を公式公開しています。
確認したい内容
- 一般・教職教養
- 小学校専門
- 中学校専門
- 高校専門
- 特別支援専門
- 養護専門
- 英語面接
- 実技
- 模擬授業
2027年度は過去の小論文をそのまま追わない
過去年度には小論文がありました。
しかし2027年度から、
小論文 → エントリーシート
へ変更されています。
過去の小論文テーマは教育課題研究には使えますが、現在年度の試験科目だと思って練習し続けないようにしましょう。
9|一般・教職教養の出題傾向
- 試験時間:50分
- 配点:50点
公式要項で示される出題内容
- 教育原理
- 教育心理
- 教育法規
- 人権教育
- 時事
- 高校卒業程度の一般常識
一般教養も含まれる
佐賀県では、試験名自体が、
「一般・教職教養試験」
です。
教職教養だけでなく、一般常識も含まれます。
基準点に注意
第1次は、まず一般・教職教養が一定基準に達した人を第1段階通過者とする方式です。
専門が得意でも、一般・教職教養を完全に捨てることはできません。
10|一般教養対策
高校卒業程度の一般常識が対象です。
過去問を確認しながら、
- 国語
- 数学
- 英語
- 社会
- 理科
- 時事
などの必要範囲を整理しましょう。
STUDY POINT
佐賀県は専門200点に対して一般・教職教養50点です。
したがって、
一般教養へ時間を掛けすぎず、基準を安定して超える力をつける
ことがポイントです。
11|専門教養は200点
一般的な校種・教科では、
専門試験Ⅰ200点
です。
第1次筆記全体の中で大きな割合を占めます。
英語
筆記160点+英語面接40点です。
知識だけでなく、実際に英語を使って応答する力が必要です。
音楽・美術・保健体育
専門筆記80点+実技120点。
実技の比重が非常に大きい点に注意しましょう。
STUDY POINT
専門教養は、
正解できる
↓
説明できる
↓
授業で扱える
↓
模擬授業で表現できる
ところまで仕上げましょう。
12|小論文は廃止|エントリーシート対策へ
2027年度採用では、独立した小論文試験はありません。
佐賀県は、
小論文からエントリーシートへ変更
しました。
変更の目的
公式発表では、
「自身の強みを最大限アピールしていただけるよう」
に変更したと説明しています。
エントリーシートで整理したいこと
- なぜ教師になりたいのか
- なぜ佐賀県なのか
- 自分の強み
- これまで努力してきたこと
- 学校現場で生かせる経験
- どのような教師になりたいか
- 佐賀県の教育へどう貢献したいか
面接と一体で考える
エントリーシートは、書いて終わりではありません。
エントリーシート
↓
個人面接Ⅰ
↓
個人面接Ⅱ
まで、一貫した自分を示せるようにしましょう。
13|求める教師像・主要な教育施策・佐賀県特有の知識
佐賀県が求める教師像
2026年に改めて策定された最新の「佐賀県教員育成指標」では、佐賀県が求める教師像を次の3つの柱で示しています。
1|教育に対する使命感・情熱+豊かな人間性
教師としての使命を自覚し、子ども・保護者・同僚・地域と良好な関係を築きながら教育に取り組む力です。
2|実践的な指導力
専門知識を持つだけでなく、
- 授業を構想する
- 児童生徒の反応を想定する
- 学習評価を行う
- 生徒指導・教育相談を行う
ことができる実践力です。
3|粘り強く取り組むたくましさ
教育課題に簡単にあきらめず、周囲と協働しながら粘り強く取り組む姿勢です。
採用前から求められる資質
最新の教員育成指標では、採用前の段階から、
- 高い倫理観・法令遵守
- 適切なコミュニケーション
- ICT・教育データへの基礎理解
- 教育への使命感と熱意
- 特別な支援を必要とする児童生徒への理解
- 学習指導要領の理解
- 授業構想力
- 児童生徒理解
- 生徒指導・教育相談
- 学校組織への理解
- 協働
- 危機管理
などが示されています。
人物試験対策では、これらを自分の経験とつなげて整理すると非常に有効です。
佐賀県がめざす教育
2027年度の秋選考要項では、佐賀県がめざす教育として、
「自分で自分のことを決められる子どもに育てたい」
という方向を示しています。
目指す子どもの姿
- 高い志と佐賀に誇りを持った骨太でたくましい子ども
- 豊かな感受性や人を想う優しさを持った子ども
- 佐賀の未来を担う、多様な個性を持った人材
「自分で決められる」をどう教育へ落とし込むか
面接・模擬授業では、
- 教師がすべて答えを与える
- 全員に同じ方法だけを押し付ける
のではなく、
児童生徒自身が考え、選択し、行動し、振り返る
機会をどうつくるか考えておきましょう。
2026年度 佐賀県教育施策
現在年度の教育施策については、
令和8年度佐賀県教育施策実施計画
が策定されています。
人物試験では、特に、
- 学力向上・授業改善
- ICT活用教育
- 特別支援教育
- いじめ・不登校対応
- 人権教育
- キャリア教育
- 地域と学校の連携
- 探究的な学び
- 学校の働き方改革
- 教員の資質向上
など、現在の学校教育課題を確認しましょう。
14|重要な資料
① 2027年度採用 実施要項
採用予定数、試験内容、配点、評価観点、特別選考、免除、加点まで確認できる最重要資料です。
② 佐賀県教員育成指標
2026年6月に改めて策定された、現在の佐賀県が教師へ求める資質・能力を確認できる重要資料です。
③ 令和8年度佐賀県教育施策実施計画
2026年度に県教育委員会が何を重点的に進めているのかを確認できます。
④ 過去問
一般・教職教養、専門、実技等の出題を確認しましょう。
資料を暗記するのではなく、「佐賀県の教育を自分ならどう実践するか」まで考えることが重要です。
15|個人面接対策
2027年度の第2次は、
- 個人面接Ⅰ
- 個人面接Ⅱ
の2段階です。
個人面接Ⅰ|20分
評価観点は、
- 誠実さ
- 使命感
- 社会性
- コミュニケーション力
など。
まず、
- 教師として信頼できるか
- 佐賀県で働く意思があるか
- 人と適切に関われるか
を見る面接と考えましょう。
個人面接Ⅱ|30分
評価観点は、
- 意欲・行動力
- 課題解決力
- コミュニケーション力
- 柔軟性
などです。
「知っています」と答えるだけではなく、
学校現場でどう考え、どう動くか
まで問われることを想定しましょう。
16|面接での質問例
過去の受験情報と現在の公式評価観点から、佐賀県教採で準備しておきたい質問例を整理しました。
志望・自己理解
- 教員を志望した理由を教えてください。
- なぜ佐賀県を志望したのですか。
- あなたが目指す教師像を教えてください。
- あなたの強みを教えてください。
- その強みを学校現場でどう生かしますか。
- あなたの課題は何ですか。
- これまで粘り強く取り組んだ経験を教えてください。
- 失敗した経験と、そこから学んだことを教えてください。
佐賀県が求める教師像
- 「教育への使命感・情熱」とは何だと思いますか。
- 教師に必要な豊かな人間性とは何ですか。
- 実践的な指導力を高めるために何をしますか。
- 教師として粘り強く取り組むことが必要なのはどのような場面ですか。
授業・教育実践
- 児童生徒が自分で考え、自分で決める授業をどうつくりますか。
- 学習意欲の低い児童生徒へどう関わりますか。
- 個別最適な学びをどのように実現しますか。
- 協働的な学びをどのように取り入れますか。
- ICTを授業でどのように活用しますか。
- 学力差のある学級でどのような授業をしますか。
児童生徒対応
- いじめを把握した場合、まず何をしますか。
- 不登校の児童生徒にどう関わりますか。
- 特別な教育的支援が必要な児童生徒をどう支援しますか。
- 指導を聞かない児童生徒へどう対応しますか。
- SNS上のトラブルを知った場合、どうしますか。
学校組織・保護者
- 保護者から厳しい意見を受けたらどうしますか。
- 同僚と意見が異なった場合、どうしますか。
- 一人で対応できない問題が起こったらどうしますか。
- チーム学校の一員として何を大切にしますか。
- 教員の不祥事を防ぐために何が必要ですか。
佐賀県の教育
- 佐賀県が求める教師像を説明してください。
- 「自分で自分のことを決められる子ども」をどう育てますか。
- 佐賀に誇りを持つ子どもをどう育てますか。
- 地域と連携した教育をどのように進めますか。
- 佐賀県の教育課題で関心のあるものは何ですか。
- ICT活用教育をどのように進めますか。
質問を丸暗記するのではなく、「エントリーシート」+「自分の経験」+「佐賀県の教育」を一つにつなげて準備しましょう。
17|模擬授業・実技対策
模擬授業は個人面接Ⅱの中で実施
- テーマ提示:開始30分前
- 模擬授業:10分程度
- 配点:30点
公式評価観点
- 授業の構成
- 表現力
- 態度
などです。
30分で授業を構想する練習を
日頃から、
単元提示
↓
授業目標を決める
↓
導入
↓
発問
↓
児童生徒の反応を予想
↓
まとめ
を30分以内に作る練習をしましょう。
上手な演技より「授業として成立しているか」
模擬授業では、声の大きさだけではありません。
- 何を学ばせたいのか
- 発問が適切か
- 児童生徒に考えさせているか
- 分かりやすく説明しているか
- 授業の流れに一貫性があるか
を意識しましょう。
第1次実技・英語面接
英語
質問への応答や短いスピーチ等を10分程度で行います。
音楽
- ピアノ独奏等
- アルトリコーダー
- ピアノ弾き歌い
美術
デッサン等です。
保健体育
- 柔道または剣道
- バレーボールまたはバスケットボール
- マット運動
- ダンス
などが実施されます。
18|2027年度採用の主な変更・注目点
① 小論文を廃止し、エントリーシートへ
2027年度最大の変更です。
自身の強みをより直接的に示す方式へ変更されました。
② 第2次を最大4日間から2日間へ
7月25日・26日の2日間で実施します。
③ 特別支援学校を学部別募集へ
- 小学部
- 中学部
- 高等部
へ分けました。
④ 併願制度を拡充
新たに、
- 小学校+特別支援小学部
- 特別支援中学部+特別支援高等部
などの併願が可能となりました。
⑤ チャレンジ受験の対象を拡大
従来の大学3年生中心の仕組みから、より幅広い免許取得予定者へ対象を拡大しました。
⑥ 秋選考を実施
2027年度採用では、
11月14日・15日
に秋選考を実施します。
秋選考募集
- 小学校:25名程度
- 中学校:国語・理科・英語・美術・技術・家庭
- 高校:工業(機械・電気・土木)
などです。
秋選考では、一般・教職教養、専門、個人面接+模擬授業を組み合わせた選考となります。
NEXT|2028年度佐賀県教採の最新動向
2028年度(令和10年度)採用に向けては、すでにチャレンジ受験が実施されています。
チャレンジ受験205名が第1次合格
2026年6月14日に実施されたチャレンジ受験では、
- 申込:275名
- 第1次合格:205名
となりました。
条件を満たす場合、2027年実施の2028年度採用試験で、第1次選考免除の対象となります。
全国では第1次共同実施がスタート
2028年度採用から、全国で第一次選考の共同実施が始まります。
現在示されている基本仕様では、
- 教養:60分・40問程度
- 教職教養:約30問
- 一般教養:約10問
- 専門:60分・25問程度
- 択一・マークシート方式
などが示されています。
佐賀県の正式な適用方法は今後の発表を確認
全国動向では、共同実施に参加しない10都県の中に佐賀県は含まれていません。
一方、2026年8月11日時点では、佐賀県教育委員会から、
- どの共同実施日程を選ぶか
- 一般・教職教養をどう変更するか
- 専門問題をどこまで共通化するか
- 現在の配点50点+200点をどう変更するか
- 個人面接Ⅰ・Ⅱをどうするか
といった2028年度通常選考の詳細な正式要項はまだ公表されていません。
全国の共通仕様と、佐賀県の正式制度を混同しないようにしましょう。
2028年度受験生が今できること
- 教職教養
- 一般教養
- 専門教養
- 学習指導要領
- エントリーシート
- 面接
- 模擬授業
- 佐賀県教育施策
を進め、正式発表後に試験形式に合わせて調整しましょう。
19|佐賀県教採を受けるなら、まずここから
FIRST ACTION
1|自分の校種・教科の倍率を見る
全体2.3倍だけで判断しないようにしましょう。
2|専門教養を最優先する
通常区分では専門200点、一般・教職教養50点です。
3|一般・教職教養の基準を安定して超える
専門だけ高得点でも、一般・教職教養で基準を下回ると選考対象になりません。
4|特別選考・加点を確認する
離島、UJIターン、社会人、英語、免許、心理資格等があります。
5|エントリーシートを早めに作る
2027年度から小論文ではなくなりました。
6|個人面接Ⅰ・Ⅱを分けて練習する
評価観点が異なります。
7|30分構想+10分模擬授業を練習する
授業構想力と表現力をセットで高めましょう。
8|最新の佐賀県教員育成指標を読む
- 使命感・情熱+豊かな人間性
- 実践的な指導力
- 粘り強く取り組むたくましさ
を確認しましょう。
9|「自分で自分のことを決められる子ども」を考える
自分の授業・学級経営でどう実現するかまで整理しましょう。
10|2028年度受験生は共同実施情報も確認する
現在年度と同じ問題形式が続くとは限りません。
20|佐賀県教採には、佐賀県教採の対策を。
全国の教員採用試験には共通する部分があります。
しかし佐賀県には、
- 一般・教職教養50点
- 専門200点中心
- 英語面接
- 音楽・美術・保体の高配点実技
- 一般・教職教養の基準点
- 個人面接Ⅰ80点
- 個人面接Ⅱ120点
- 10分程度の模擬授業
- 2027年度から小論文廃止
- エントリーシート導入
- 第2次を2日間へ短縮
- 特別支援学部別募集
- チャレンジ受験
- さが離島特別選考
- さがUJIターン特別選考
- 秋選考
- 最新の佐賀県教員育成指標
- 「自分で自分のことを決められる子ども」
という特徴があります。
だからこそ教採スクールでは、
受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策
という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。
教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。
さらに佐賀県独自の試験制度に合わせて、
一般・教職教養+専門+エントリーシート+個人面接Ⅰ・Ⅱ+模擬授業
を一つの受験戦略として設計します。
人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、志望理由、自己PR、児童生徒対応、保護者対応、個人面接、模擬授業まで対策します。
講師経験者であれば、学校現場での相談や実践上の悩みについて相談することもできます。
大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。
全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。
LINE登録者限定
もっと詳しく佐賀県教採を分析したい方へ
このページでは、試験制度、倍率、第1次結果、公式評価観点、佐賀県教育、面接質問例までを公開しています。
さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。
① 佐賀県教採|筆記試験攻略DATA
- 年度別出題分析
- 教職教養の頻出分野
- 一般教養対策
- 専門教養対策
- 校種・教科別分析
- 実技試験対策
- 免除・加点整理
- チャレンジ受験対策
- 2028年度共同問題対策
- 学習優先順位
② 佐賀県教育徹底研究
- 佐賀県が求める教師像
- 佐賀県教員育成指標
- 令和8年度佐賀県教育施策実施計画
- 自分で自分のことを決められる子ども
- 佐賀に誇りを持つ教育
- ICT活用教育
- 特別支援教育
- 不登校・いじめ対応
- 地域連携
- 佐賀県志望理由へのつなげ方
③ 佐賀県教採|人物試験攻略ガイド
- エントリーシート対策
- 個人面接Ⅰ対策
- 個人面接Ⅱ対策
- 模擬授業対策
- 過去の面接質問
- 児童生徒対応
- 保護者対応
- 場面対応
- 深掘り質問対策
- 公式評価観点から考える回答づくり
LINE登録後、
「佐賀県対策希望」
と送信してください。
登録後メッセージに「佐賀県対策希望」とお送りください。
「専門200点をどう勉強すればよいか分からない」
「エントリーシートに何を書けばよいか分からない」
「個人面接が2回あるので不安」
「30分で模擬授業を構想できない」
「佐賀県の教育施策を面接へどうつなげればよいか分からない」
「2028年度の共同実施にどう備えればよいか知りたい」
という方には、無料学習相談も受け付けています。
佐賀県教採のよくある質問
Q.2027年度佐賀県教採の採用予定人数は?
合計359名程度です。
Q.小学校は?
150名程度です。
Q.中学校は?
115名程度です。
Q.高校は?
55名程度です。
Q.特別支援は?
小学部10名程度、中学部12名程度、高等部12名程度です。
Q.養護は?
5名程度です。
Q.申込者数は?
811名です。
Q.全体倍率は?
2.3倍です。
Q.小学校は?
1.4倍です。
Q.中学校は?
1.7倍です。
Q.高校は?
3.8倍です。
Q.養護教諭は?
23.6倍です。
Q.第1次合格者は?
542名です。
Q.第1次の受験者数は公表されていますか?
2026年8月11日時点では、実受験者数の公式集計は公表されていません。
Q.第1次は何がありますか?
基本的に、
- 一般・教職教養
- 専門試験
- 対象教科は実技・英語面接
です。
Q.一般・教職教養は何分・何点ですか?
50分・50点です。
Q.専門は何点ですか?
通常は200点です。
Q.第2次は何がありますか?
個人面接Ⅰ+個人面接Ⅱです。
Q.個人面接Ⅰは?
20分程度・80点です。
Q.個人面接Ⅱは?
30分程度・120点です。
Q.模擬授業はありますか?
はい。
個人面接Ⅱの中で10分程度行います。
Q.模擬授業のテーマはいつ分かりますか?
開始30分前です。
Q.模擬授業は何点ですか?
個人面接Ⅱ120点のうち30点です。
Q.小論文はありますか?
2027年度採用からありません。
小論文はエントリーシートへ変更されました。
Q.面接の公式評価観点は公表されていますか?
はい。
個人面接Ⅰは誠実さ、使命感、社会性、コミュニケーション力等、個人面接Ⅱは意欲・行動力、課題解決力、コミュニケーション力、柔軟性等です。
Q.チャレンジ受験はありますか?
はい。
2028年度採用に向けて275名が申し込み、205名が第1次合格しています。
Q.佐賀県が求める教師像は?
- 教育に対する使命感・情熱+豊かな人間性
- 実践的な指導力
- 粘り強く取り組むたくましさ
です。
Q.佐賀県が目指す子どもの姿で重要なものは?
「自分で自分のことを決められる子ども」
という方向が示されています。
Q.秋選考はありますか?
はい。
2026年11月14日・15日に実施予定です。
Q.2028年度採用は共同実施になりますか?
全国の第一次選考共同実施では、佐賀県は現在公表されている「非参加10都県」には含まれていません。
ただし、2026年8月11日時点では、佐賀県独自の共同実施日程や配点を示す正式要項はまだ公表されていません。
Q.2028年度受験生は何を勉強すればよいですか?
現段階では、
- 教職教養
- 一般教養
- 専門教養
- 学習指導要領
- エントリーシート
- 個人面接
- 模擬授業
- 佐賀県教育施策
を進め、正式要項発表後に試験形式に合わせて調整しましょう。
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