埼玉県教員採用試験ガイド

日程・採用見込数・倍率・過去問・出題傾向・論文・場面指導・面接対策

埼玉県教員採用試験を受験する方に向けて、最新の日程、採用見込数、志願者数、倍率、第1次試験結果、試験内容、過去問、一般教養・教職科目、専門教養、論文、場面指導、集団討論、個人面接対策までをまとめました。

2027年度採用では、小学校等教員650名、中学校等教員520名、高等学校等教員250名、特別支援学校教員200名、養護教員35名、栄養教員5名の、合計1,660名を採用見込みとしています。

志願者数は4,794名、全体の公式志願倍率は2.9倍です。

2026年7月5日に実施された第1次試験では、2,054名が合格しました。

また、2028年度(令和10年度)採用に向けた大学3年生等チャレンジ選考には1,823名が志願。1,726名が受験し、1,521名が選考を通過しています。

第2次では、校種・選考区分に応じて、個人面接・場面指導・集団討論・集団面接・論文・実技などが実施されます。


埼玉県教育委員会・教員採用試験 公式情報

埼玉県教員採用試験を受験する方は、出願前・受験前に必ず最新の公式情報を確認してください。

埼玉県教育委員会

https://www.pref.saitama.lg.jp/kyoiku/

埼玉県 公立学校教員採用選考試験

https://www.pref.saitama.lg.jp/f2210/kyousyokuin-saiyou/shiken.html

2027年度採用 埼玉県教員採用試験

https://www.pref.saitama.lg.jp/f2210/r9kyouinsaiyou/r9top.html

最新の試験要項、志願状況、筆答試験の出題方針、選考方針、大学推薦、大学3年生等チャレンジ選考、過去問題の入手方法などを確認できます。

※このページは埼玉県採用についてまとめています。さいたま市は独自に教員採用試験を実施しています。


2027年度 埼玉県教採を30秒で確認

項目 内容
採用見込数 1,660名
志願者数 4,794名
公式志願倍率 2.9倍
第1次合格者 2,054名
出願期間 2026年4月3日10時~5月8日17時
第1次試験 2026年7月5日
第1次結果 2026年7月24日
第2次 2026年8月2日~30日
※校種・試験種目により異なる
最終結果 2026年9月30日
第1次 一般教養・教職科目+専門分野
第2次 個人面接+集団討論等+論文+対象者は実技
場面指導 小・中・養護・栄養の個人面接に含む
大学3年生等チャレンジ あり
小学校への併願 2027年度採用から新設

埼玉県教採は、ここを押さえる

POINT 1|第1次は「一般・教職+専門」各100点

一般選考では、第1次の基本となるのが、

  • 一般教養・教職科目:100点
  • 専門分野:100点

です。

どちらも60分・択一式で実施されます。

一般教養だけではなく、専門だけに偏らず、両方をバランスよく仕上げる必要があります。

POINT 2|第2次は人物試験の比重が大きい

小学校・中学校・養護・栄養では、第2次の主な配点は、

  • 個人面接:100点
  • 集団討論:90点
  • 論文:50点
  • 対象教科の実技:50点

です。

個人面接には場面指導も含まれます。

POINT 3|評価観点が公式公開されている

埼玉県は、個人面接・集団討論・論文について、何を見るのかを具体的に公式に公開しています。

個人面接では、

  • 意欲・情熱
  • 倫理観
  • 明朗性・協調性
  • 理解力・判断力
  • 使命感・経験

が主な評価項目です。


1|埼玉県教員採用試験の日程

選考 日程
出願受付 2026年4月3日10時~5月8日17時
第1次試験 7月5日
第1次結果 7月24日
第2次① 小・中・養・栄 8月8日
第2次② 中学校実技 8月9日
第2次③ 小・中・養・栄 8月30日
第2次① 高・特 8月2日
第2次② 高校実技 8月17日
第2次③ 高・特 8月18日~21日の指定日
最終結果 9月30日

校種によって第2次の日程が大きく異なるため、受験する校種・教科の指定日を必ず確認してください。


2|募集校種・採用見込数

志願区分 採用見込数
小学校等教員 650名
中学校等教員 520名
高等学校等教員 250名
特別支援学校教員 200名
養護教員 35名
栄養教員 5名
合計 1,660名

小学校650名

小学校等の教員合格者のうち、併願による合格者を含め約20名を特別支援学校小学部へ配置する予定です。

中学校520名

募集教科は、

  • 国語
  • 社会
  • 数学
  • 理科
  • 音楽
  • 美術
  • 保健体育
  • 技術
  • 家庭
  • 英語

です。

合格者のうち約10名を特別支援学校中学部へ、また理科・英語の合格者のうち若干名を小学校の専科教員として配置する予定です。

高校250名

国語、地理歴史、公民、数学、理科、保健体育、音楽、美術工芸、書道、英語、農業、電気、機械、土木、商業、看護、家庭、情報などを募集しています。

合格者のうち約20名を特別支援学校高等部へ配置する予定です。


3|志願者数・倍率

2027年度採用の志願者数は4,794名です。

志願区分 志願者 採用見込数 公式志願倍率
小学校等 1,182名 650名 1.8倍
中学校等 1,745名 520名 3.4倍
高等学校等 1,169名 250名 4.7倍
特別支援学校 269名 200名 1.3倍
養護教員 357名 35名 10.2倍
栄養教員 72名 5名 14.4倍
合計 4,794名 1,660名 2.9倍

校種による差が非常に大きい

小学校1.8倍、特別支援1.3倍に対して、養護10.2倍、栄養14.4倍です。

また中学校・高校では、教科によって競争状況が大きく異なります。

中学校の志願者数

教科 志願者数
国語 215名
社会 417名
数学 184名
理科 134名
音楽 64名
美術 35名
保健体育 474名
技術 18名
家庭 28名
英語 176名

「埼玉県は2.9倍」ではなく、「埼玉県×自分の校種・教科」で見ることが重要です。


4|第1次試験の結果

2027年度採用の第1次試験は2026年7月5日に実施され、2,054名が合格しました。

志願区分 志願者 第1次合格者
小学校等 1,182名 688名
中学校等 1,745名 755名
高等学校等 1,169名 379名
特別支援学校 269名 179名
養護教員 357名 41名
栄養教員 72名 12名
合計 4,794名 2,054名

※埼玉県は2026年8月11日時点で第1次受験者数を公表していません。また、第1次合格者2,054名には、第1次免除者や彩の国かがやき教師塾特別選考対象者は含まれていません。

養護・栄養は第1次から厳しい

養護教員は357名の志願者に対して第1次合格は41名、栄養教員は72名に対して12名です。

全体の数字だけでなく、自分の志願区分の状況を確認しましょう。


5|埼玉県教採の試験内容

第1次|一般選考

基本となる筆答試験は、

  • 一般教養・教職科目
  • 専門分野

です。

一般教養・教職科目

  • 試験時間:60分
  • 配点:100点
  • 形式:択一式

一般教養では、人文・社会・自然科学、時事問題など。

教職科目では、教育原理など、大学の教職課程で学ぶ基礎的内容が問われます。

専門分野

  • 試験時間:60分
  • 配点:100点
  • 形式:択一式

小学校

次の内容から出題されます。

  • 国語
  • 社会
  • 算数
  • 理科
  • 生活
  • 音楽
  • 図画工作
  • 家庭
  • 体育
  • 外国語
  • 道徳
  • 外国語活動
  • 総合的な学習の時間
  • 特別活動

中学校

受験する教科の専門分野が出題されます。

高等学校・特別支援学校

専門的知識に加え、専門教科の学習指導要領に関する基礎的・基本的な内容も出題されます。


6|選考における評価の観点等

埼玉県は2027年度採用について、第1次・第2次の選考方針と評価の着眼点を公式に公開しています。

第2次|個人面接

小学校・中学校・養護・栄養、高校・特別支援に共通して、主に次の5項目が評価されます。

1|意欲・情熱

  • 教師になりたいという意欲があるか
  • 児童生徒への教育的愛情が感じられるか

2|倫理観

  • 教育公務員として高い規範意識を備えているか
  • 社会的責任を自覚しているか
  • 自分の言動が周囲に及ぼす影響を考えられるか

3|明朗性・協調性

  • 表情や動作に明るさ・豊かさがあるか
  • 円滑な人間関係を築けるか
  • 周囲と協力して行動できるか

4|理解力・判断力

  • 質問の意味を正しく理解できるか
  • 状況に応じた的確な判断ができるか

5|使命感・経験

  • 教師として責任を持てるか
  • 児童生徒の立場に立った指導ができるか
  • 自らの経験を生かし、能力を高めようとしているか

小・中・養護・栄養|場面指導

個人面接の中に場面指導が含まれます。

学校現場で起こり得る具体的な場面について、教師としてどう判断し、児童生徒とどう関わるかが問われます。

集団討論

主な評価観点は、

  • 積極性
  • コミュニケーション能力
  • 貢献度
  • 表現力
  • 誠実さ

です。

論文

主な評価観点は、

  • 論題を正しく理解しているか
  • 主張が明確で論理性を備えているか
  • 教師としての教育実践を具体的に表現しているか
  • 構成・表現・用語・字数が適切か

です。

実技

教科指導に必要な知識・技能を備えているかが評価されます。


7|大学3年生・免除・加点・特別選考

大学3年生等チャレンジ選考

埼玉県では、大学3年生等が第1次の一部を前倒しで受験できる「大学3年生等チャレンジ選考」を実施しています。

2026年実施では、

  • 志願者:1,823名
  • 受験者:1,726名
  • 通過者:1,521名
  • 通過率:88.1%

でした。

3年生時は校種・教科を決めなくてよい

2026年の実施から、出願時に志願校種・教科を指定する必要がありません。

3年生時に受験するのは、

一般教養・教職科目

です。

通過すると翌年度は「専門分野」へ

選考通過者は翌年、志願する校種・教科を選択して出願し、一般教養・教職科目が免除され、専門分野を受験します。

専門分野を通過すると、第2次試験へ進みます。

2027年度採用の4年次受験者

前年の大学3年生チャレンジ通過者を対象とした「通過者特別選考」には、2027年度採用で892名が志願しました。

2027年度から対象学生を拡大

大学3年生等チャレンジ選考の対象を、大学生だけでなく、

  • 短期大学
  • 大学院
  • 専門学校

の学生にも拡大しています。

主な特別選考

  • 障害者特別選考
  • 本採用教員経験者特別選考
  • 臨時的任用教員経験者特別選考A・B
  • セカンドキャリア特別選考
  • 大学推薦特別選考
  • 彩の国かがやき教師塾特別選考
  • 大学3年生等チャレンジ選考通過者特別選考
  • 看護師等経験者特別選考

大学推薦

2027年度採用では、

  • 小学校
  • 中学校 美術・技術・家庭
  • 特別支援学校
  • 高校 数学・理科
  • 教職大学院

などで大学推薦特別選考を実施しています。

加点制度

英語資格、複数免許、特別支援学校免許、英語指導助手としての実務経験など、志願区分に応じた加点制度があります。

自分が対象になるか、最新の試験要項を必ず確認しましょう。


8|埼玉県教採の過去問を確認する

埼玉県では、過去5年分の試験問題を県政情報センターで閲覧できます。

公開されているもの

小学校・中学校・養護・栄養

  • 第1次 一般教養・教職科目
  • 第1次 専門分野
  • 正答・配点
  • 第2次 論文
  • 場面指導課題
  • 集団討論課題

高校・特別支援

  • 第1次 一般教養・教職科目
  • 第1次 専門教科・科目
  • 正答・配点
  • 第2次 論文
  • 集団討論課題

入手場所

埼玉県県政情報センター

さいたま市浦和区高砂3-15-1

閲覧のほか、有料でコピーできます。

STUDY POINT

過去問は、

出題分野 → 問題数 → 配点 → 自分の弱点

の順に確認しましょう。


9|教職教養の出題傾向

埼玉県では、一般教養と教職科目が一つの試験として実施されます。

教職科目では、主に、

  • 教育原理
  • 教育心理
  • 教育法規
  • 学習指導要領
  • 生徒指導
  • 特別支援教育
  • 教育時事

などを確認しましょう。

大学の教職課程レベル

公式の出題方針では、教職科目は大学の教職課程科目を修得している程度とされています。

STUDY POINT

第2次の面接でも、教育法規・教育原理・最近の教育動向などの理解が重要です。

筆記の勉強を、面接でも説明できる理解へつなげることを意識しましょう。


10|一般教養も対策が必要

埼玉県の一般教養では、

  • 人文科学
  • 社会科学
  • 自然科学
  • 時事問題

などが出題範囲です。

難易度は、中学校・高等学校の必修科目を修得している程度とされています。

STUDY POINT

一般教養は範囲が広いため、

過去問 → 頻出分野 → 苦手分野

の順に優先順位を付けましょう。


11|専門教養は「教科知識+指導法」

専門分野は、

  • 試験時間:60分
  • 配点:100点
  • 形式:択一式

です。

埼玉県は公式の出題方針で、

各教科等に関する専門的知識+学習指導方法等の基礎

を出題するとしています。

高等学校は学習指導要領も重要

高校・特別支援では、専門的知識だけでなく、専門教科に関する学習指導要領も出題対象です。

STUDY POINT

単に問題を解けるだけではなく、

「なぜそう教えるのか」「授業でどう扱うのか」

まで理解しましょう。


12|論文対策

埼玉県の第2次では、論文試験が行われます。

  • 試験時間:60分
  • 文字数:800字程度
  • 配点:50点

教育課題等について論述します。

公式評価観点

論題の理解

論題に正対しているか。

教育実践についての自分の考え

  • 主張が明確か
  • 論理性を備えているか
  • 教師としての教育実践を具体的に書いているか

構成・表現

  • 用語・表記が適切か
  • 全体にまとまりがあるか
  • 字数が適切か

STUDY POINT

埼玉県の論文では、

教育課題を理解する → 自分の主張を示す → 教師として具体的にどう実践するかを書く

ことが重要です。


13|求める教師像・主要な教育施策・埼玉県特有の知識

人物試験対策に入る前に、埼玉県がどのような教師を求め、どのような教育を進めているのかを確認しましょう。

埼玉県教育委員会が求める教師像

1|健康で、明るく、人間性豊かな教師

児童生徒と信頼関係を築き、周囲と協力しながら教育活動を進める人間性が求められます。

2|教育に対する情熱と使命感をもつ教師

児童生徒への教育的愛情と、教育公務員としての責任を持って仕事に向き合う姿勢が重要です。

3|幅広い教養と専門的な知識・技能を備えた教師

教科の専門性だけでなく、教育課題や社会の変化について学び続けることが求められます。

第4期埼玉県教育振興基本計画

現在の埼玉県教育の中心となるのが、第4期埼玉県教育振興基本計画です。

計画期間は、

2024年度~2028年度

です。

基本理念

「豊かな学びで 未来を拓く埼玉教育」

県民の誰もが参画できる生涯を通じた多様で深い学びを通して、人生や社会の未来を切り拓く力を育てることを目指しています。

特に重要な2つの共通視点

1|誰一人取り残されない共生社会の実現に向けた教育

障害、不登校、貧困、日本語指導の必要性、家族の介護など、一人ひとりの状況に応じた支援を教育全体に生かしていく考え方です。

2|教育DXの推進

ICTを単なる道具として使うだけではなく、教育方法そのものを変革し、学びの質を向上させることを目指します。

埼玉県の教育で確認したいテーマ

  • 確かな学力の育成
  • 主体的・対話的で深い学び
  • 探究的な学び
  • 埼玉県学力・学習状況調査
  • 誰一人取り残されない教育
  • 不登校支援
  • 特別支援教育
  • 日本語指導
  • 教育DX・ICT
  • キャリア教育
  • 人権教育
  • 学校・家庭・地域との連携
  • 学校の働き方改革
  • 教職員の不祥事根絶

「伴走者としての教師」も重要

2026年2月に改正された最新の「埼玉県 校長及び教員としての資質向上に関する指標」では、教師には、

子供一人ひとりの学びを最大限に引き出し、主体的な学びを支援する伴走者としての役割

が求められることが示されています。

面接では、教員が一方的に教えるという考え方だけではなく、子供の主体的な学びをどう支えるかという視点も持ちましょう。


14|重要な資料

埼玉県教採を受験する方は、少なくとも次の資料を確認しておきましょう。

① 最新年度の教員採用試験要項

採用見込数、試験内容、特別選考、併願、加点制度などを確認する最重要資料です。

令和9年度 埼玉県公立学校教員採用選考試験

② 第4期埼玉県教育振興基本計画

現在の埼玉県が何を教育政策の柱としているかを理解するための中心資料です。

第4期埼玉県教育振興基本計画

③ 埼玉県 校長及び教員としての資質向上に関する指標

採用後も含め、埼玉県が教師にどのような資質・能力を求めているのかを確認できます。

埼玉県 校長及び教員としての資質向上に関する指標

④ 令和8年度 第4期教育振興基本計画上の主な事業

基本計画の中でも、2026年度に実際に何を重点的に進めているのかを確認するための資料です。

令和8年度 第4期埼玉県教育振興基本計画上の施策ごとの主な事業

資料名や文章を丸暗記する必要はありません。

「埼玉県は何を大切にしているのか」「自分なら学校現場でどのように実践するのか」という視点で読みましょう。


15|個人面接・場面指導対策

個人面接は公式評価観点から準備する

埼玉県の個人面接では、主に、

  • 意欲・情熱
  • 倫理観
  • 明朗性・協調性
  • 理解力・判断力
  • 使命感・経験

が評価されます。

面接官は2名です。

過去の受験情報では、面接時間は25~30分程度の形式が確認されています。

小・中・養護・栄養には場面指導

個人面接には場面指導が含まれます。

ポイントは、すぐに叱ったり結論を言ったりするのではなく、

事実確認 → 子供の話を聴く → 背景を理解する → 必要な指導 → 組織で共有・連携

という流れです。

「倫理観」も重要

埼玉県は個人面接で、教育公務員としての高い規範意識を公式に評価しています。

SNS、個人情報、体罰、不適切指導、服務、不祥事などについても、教師として適切な判断ができるようにしておきましょう。


16|面接での質問例

過去の面接情報から、埼玉県教採で準備しておきたい質問例を整理しました。

志望・自己理解

  • 教師を志望した理由を教えてください。
  • なぜ埼玉県の教員を志望するのですか。
  • あなたの強みを教えてください。
  • 教師になる上で、自分に不足していることは何ですか。
  • 大学・前職で最も力を入れたことは何ですか。
  • これまでの経験を教師としてどう生かしますか。

埼玉県の教育

  • 埼玉県の教育について、どのようなイメージを持っていますか。
  • 埼玉県が求める教師像の中で、特に大切にしたいものは何ですか。
  • 「誰一人取り残されない教育」をどのように実践しますか。
  • 教育DXを授業にどう生かしますか。
  • 現在の教育課題で最も関心を持っているものは何ですか。

児童生徒対応

  • 子供にとって安心できる居場所をどうつくりますか。
  • 不登校の児童生徒にどのように関わりますか。
  • いじめを未然に防止するために何をしますか。
  • 保護者から「子供がいじめられている」と相談されたら、どう対応しますか。
  • 特別な支援を必要とする児童生徒にどう対応しますか。

学校組織・倫理

  • 同僚とどのように良好な関係を築きますか。
  • 同僚と意見が対立した場合、どうしますか。
  • 教育公務員と一般の公務員の違いについてどう考えますか。
  • 教員の不祥事を防ぐために何が必要だと思いますか。
  • 児童生徒から個人的なSNSの連絡先を聞かれた場合、どうしますか。

場面指導で準備したいテーマ

  • タブレットのチャット機能で友人同士のトラブルが起きた場合
  • 夏休み明けに「学校へ行きたくない」と訴える生徒への対応
  • 身だしなみや校則について指導が必要な場面
  • 授業に参加しない児童生徒への対応
  • 友人関係で悩んでいる児童生徒への対応

質問例そのものを暗記する必要はありません。

公式評価観点である、


意欲・情熱
倫理観
明朗性・協調性
理解力・判断力
使命感・経験

が、自分の回答から伝わるかを確認しましょう。


17|集団討論・実技試験対策

集団討論

小学校・中学校・養護・栄養では、

  • 1グループ:6~8名程度
  • 試験員:3名

を原則として実施します。

評価される5つの力

  • 積極性
  • コミュニケーション能力
  • 貢献度
  • 表現力
  • 誠実さ

「たくさん話す」試験ではない

自分の意見を述べるだけでなく、

  • 他者の意見を尊重する
  • 議論の流れに沿って発言する
  • 建設的な提案をする
  • 必要に応じて議論を整理する

ことが重要です。

実技対象教科

中学校では、

  • 理科
  • 音楽
  • 美術
  • 保健体育
  • 技術
  • 家庭
  • 英語

で実技試験があります。

高校では、

  • 保健体育
  • 音楽
  • 美術工芸
  • 書道
  • 英語

が対象です。

実技では、教科指導に必要な知識・技能が確認されます。


18|2027年度採用の主な変更・注目点

① 小学校への併願制度を新設

2027年度採用から、

  • 中学校等教員
  • 養護教員
  • 栄養教員

の志願者で小学校免許を持つ人は、小学校等教員を第2希望として併願できるようになりました。

第2次で本来の志願区分に不合格となった人のうち、成績上位者を小学校等の教員として合格させる制度です。

② 臨任経験者B選考の対象を拡大

第1次合格実績の対象期間を、直近2年間から直近3年間へ拡大しました。

③ セカンドキャリア特別選考を拡大

民間企業等での正規勤務経験について、通算5年以上に加え、1つの企業等で継続3年以上の経験者も対象となりました。

④ 大学3年生等チャレンジの対象を拡大

大学だけでなく、

  • 短期大学
  • 大学院
  • 専門学校

の学生も対象になりました。

⑤ 一部の高校・特支教科は募集なし

高等学校の、

  • 建築
  • デザイン
  • 情報技術
  • 工業化学系
  • 福祉

および特別支援学校の「自立活動」は2027年度採用では実施していません。


NEXT|2028年度埼玉県教採は「県独自対策」を継続

2027年に実施される2028年度(令和10年度)採用から、全国では第一次選考の共同実施が始まります。

一方、現在公表されている試験動向では、埼玉県は第一次選考共同実施に参加しない自治体として整理されています。

そのため、2028年度採用についても、

  • 一般教養
  • 教職科目
  • 専門教養
  • 埼玉県独自の人物試験

など、埼玉県型の対策を継続することが重要です。

大学3年生等チャレンジはすでに実施済み

2028年度採用に向けては、2026年7月5日に大学3年生等チャレンジ選考がすでに実施されています。

  • 志願者:1,823名
  • 受験者:1,726名
  • 選考通過者:1,521名

通過者は2027年に専門分野を受験

選考通過者は2027年実施の試験で志願区分・教科を決定し、一般教養・教職科目が免除され、専門分野を受験します。

通常選考の日程は正式発表待ち

2026年8月11日時点では、2028年度採用の通常選考について、埼玉県教育委員会から具体的な採用見込数・日程・試験構成をまとめた試験要項はまだ公表されていません。

現在は一般教養・教職教養・専門教養の基礎を進めながら、埼玉県教育委員会の正式発表後に学習計画を調整することが重要です。


19|埼玉県教採を受けるなら、まずここから

FIRST ACTION

1|埼玉県かさいたま市かを確認する

さいたま市は別の教員採用試験です。

2|自分の選考区分を確認する

一般選考だけでなく、教職経験、臨任経験、大学推薦、セカンドキャリアなど、多くの制度があります。

3|小学校への併願が使えるか確認する

中学校・養護・栄養志願者で小学校免許を持つ人は、新しい併願制度を確認しましょう。

4|過去問を1年分確認する

まず「埼玉県では何が出るのか」を把握しましょう。

5|一般・教職+専門を同時に進める

一般選考では、どちらも100点・60分です。

6|第4期埼玉県教育振興基本計画を読む

特に、

  • 豊かな学びで未来を拓く
  • 誰一人取り残されない共生社会
  • 教育DX

を理解しましょう。

7|論文・面接・場面指導を早めに始める

埼玉県は第2次の評価項目を詳しく公開しています。

「何を聞かれるか」ではなく、「何を評価されるか」から逆算して準備することが重要です。


20|埼玉県教採には、埼玉県教採の対策を。

全国の教員採用試験には共通する部分があります。

しかし埼玉県には、

  • 一般教養・教職科目100点
  • 専門分野100点
  • 個人面接
  • 小・中・養護・栄養の場面指導
  • 集団討論
  • 800字程度の論文
  • 詳細に公開された公式評価観点
  • 大学3年生等チャレンジ
  • 小学校への新しい併願制度
  • 第4期埼玉県教育振興基本計画

という特徴があります。

だからこそ教採スクールでは、


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× WEB教材
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× 元校長先生による人物試験対策

という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。

教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。

さらに、埼玉県の実際の試験構成、過去問、選考方針に合わせて学習の優先順位を調整します。

人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、論文、場面指導、集団討論、個人面接まで対策します。

講師経験者であれば、学校現場での実践や日々の悩みについて相談することもできます。

大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。

全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。


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もっと詳しく埼玉県教採を分析したい方へ

このページでは、埼玉県教採の基本情報から、試験内容、出題傾向、公式評価観点、埼玉県の教育、面接質問例までを公開しています。

さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。

① 埼玉県教採|筆記試験攻略DATA

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  • 教職科目の頻出分野
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② 埼玉県教育徹底研究

  • 埼玉県が求める教師像
  • 第4期埼玉県教育振興基本計画
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  • 誰一人取り残されない教育
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  • 埼玉県学力・学習状況調査
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  • 埼玉県志望理由へのつなげ方

③ 埼玉県教採|人物試験攻略ガイド

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埼玉県教採のよくある質問

Q.2027年度埼玉県教採の採用見込数は?

1,660名です。

小学校650名、中学校520名、高校250名、特別支援200名、養護35名、栄養5名です。

Q.2027年度埼玉県教採の倍率は?

志願者4,794名、採用見込1,660名で、公式志願倍率は2.9倍です。

Q.小学校の倍率は?

志願者1,182名、採用見込650名で1.8倍です。

Q.埼玉県教採に一般教養はありますか?

はい。第1次で一般教養・教職科目として実施されます。

Q.筆記試験の配点は?

一般教養・教職科目100点、専門分野100点です。

Q.論文はありますか?

はい。第2次で60分・800字程度・50点の論文試験があります。

Q.場面指導はありますか?

はい。小学校・中学校・養護・栄養では、個人面接の中に場面指導が含まれます。

Q.集団討論はありますか?

はい。小学校・中学校・養護・栄養などでは第2次で集団討論が実施されます。

Q.面接の評価観点は公開されていますか?

はい。個人面接では「意欲・情熱」「倫理観」「明朗性・協調性」「理解力・判断力」「使命感・経験」などが公式に示されています。

Q.大学3年生でも受験できますか?

はい。大学3年生等チャレンジ選考があります。

2026年実施では1,823名が志願し、1,521名が通過しました。

Q.大学3年生等チャレンジでは校種・教科を決める必要がありますか?

3年生時点では決める必要はありません。

一般教養・教職科目を前倒しで受験し、翌年度の出願時に校種・教科を選択します。

Q.中学校から小学校を併願できますか?

はい。2027年度採用から、中学校・養護・栄養志願者で小学校免許を持つ人を対象に、小学校への併願制度が新設されました。

Q.さいたま市も埼玉県採用ですか?

いいえ。さいたま市は独自に教員採用試験を実施しています。

Q.2028年度採用は共同実施になりますか?

現在公表されている試験動向では、埼玉県は第一次選考共同実施に参加しない自治体として整理されています。

また、2028年度採用に向けた大学3年生等チャレンジ選考はすでに実施され、1,521名が通過しています。

通常選考の具体的な日程・採用見込数・試験構成については、今後の埼玉県教育委員会の正式発表を確認してください。

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