堺市教員採用試験ガイド
日程・採用予定数・倍率・過去問・出題傾向・個人面接・場面指導・実技対策
堺市教員採用試験を受験する方に向けて、日程、採用予定数、志願者数、第1次試験結果、試験内容、過去問、教養試験、専門教養、個人面接、場面指導、実技試験、堺市の教育施策までをまとめました。
2027年度採用では、
- 小学校:約40名
- 小学校・幼稚園共通:若干名
- 中学校:約45名
- 高等学校 工業(機械):若干名
- 養護教諭:約3名
- 栄養教諭:約3名
を採用予定としています。
小学校約40名には、
- 特別支援学校小学部:約5名
- 小学校外国語推進:若干名
が含まれます。
また、中学校約45名には、
特別支援学校中学部 約7名
が含まれます。
全体の採用予定数は、若干名募集を含め約91名です。
大学3年生等対象の選考を除く志願者数は714名。
さらに大学3年生等の対象選考には144名が志願しています。
堺市教採の大きな特徴は、2027年度採用では、
第1次
教養筆答+個人面接
↓
第2次
専門筆答+個人面接+対象者は実技
という構成になっていることです。
さらに第2次個人面接では、すべての受験者に対し、設定された教育場面について、
「自分ならどう対応するか」を口頭で説明する場面指導
が実施されます。
そして2028年度採用からは制度が大きく変更され、
第1次で教養+専門を同日に実施する共同実施方式
へ移行します。
堺市教育委員会・教員採用試験 公式情報
堺市教育委員会
https://www.city.sakai.lg.jp/kosodate/kyoiku/index.html
堺市立学校教員採用
https://www.city.sakai.lg.jp/kosodate/kyoiku/boshu/kyoshokuinboshu/kyoinsaiyo/index.html
2027年度採用|堺市立学校教員採用選考試験
受験案内、採用予定数、志願者数、第1次試験結果、大学3年生等対象選考、大学等推薦、過去問題、試験制度の変更などを確認できます。
試験制度・日程・採用予定数・免除・加点制度は変更される場合があります。出願前・受験前には、必ず堺市教育委員会の最新情報をご確認ください。
2027年度 堺市教採を30秒で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 採用予定 | 約91名+若干名調整 |
| 小学校 | 約40名 |
| 中学校 | 約45名 |
| 養護 | 約3名 |
| 栄養 | 約3名 |
| 小学校・幼稚園共通 | 若干名 |
| 高校 工業(機械) | 若干名 |
| 志願者 | 714名 ※大学3年生等を除く |
| 大学3年生等 | 144名志願 |
| 第1次受験者 | 533名 ※大学3年生等を除く |
| 第1次合格者 | 254名 |
| 第1次免除者 | 84名 |
| 第2次受験予定 | 338名 |
| 出願 | 2026年3月16日~4月30日 |
| 第1次筆答 | 2026年6月13日 |
| 第1次面接 | 6月20日~7月11日の指定日 |
| 第1次結果 | 2026年7月24日 |
| 第2次筆答 | 2026年8月8日 |
| 第2次面接 | 8月15日~9月6日の指定日 |
| 最終結果 | 2026年9月25日予定 |
| 第1次筆答 | 教養・90分 |
| 第2次 | 専門筆答+個人面接+対象者は実技 |
| 場面指導 | 第2次個人面接内で実施 |
| 2028年度 | 共同実施へ移行・6月12日に教養+専門を実施 |
堺市教採は、ここを押さえる
POINT 1|第1次から個人面接がある
堺市では、第1次で、
- 筆答試験
- 個人面接
を実施します。
筆記試験だけで第1次合格が決まる自治体とは異なります。
出願時点から人物試験対策を始める必要がある自治体です。
POINT 2|第2次にも個人面接
第2次でも再び個人面接があります。
つまり堺市では、
第1次面接+第2次面接
と、複数回人物面を確認されます。
POINT 3|第2次に場面指導
第2次個人面接では、全受験者に、
設定された様々な教育場面について、自分ならどのように捉え、どう対応するかを説明する場面指導
があります。
ロールプレイ形式ではなく、口頭で対応を説明する形式です。
POINT 4|「ゆめ」と「よさ」を見る
堺市の受験案内には、
「あなたの“ゆめ”と“よさ”を受けとめます」
と掲げられています。
採用試験でも、単に知識量を見るのではなく、
- なぜ教師になりたいのか
- 自分の強みは何か
- それを子どものためにどう生かすか
が重要です。
1|堺市教員採用試験の日程
| 選考 | 日程 |
|---|---|
| 出願 | 3月16日10時~4月30日17時 |
| 第1次筆答 | 6月13日 |
| 第1次個人面接 | 6月20・21・27・28日、7月4・5・11日の指定日 |
| 第1次結果 | 7月24日 |
| 第2次筆答 | 8月8日 |
| 第2次個人面接 | 8月15・16・22・23日、9月5・6日の指定日 |
| 一部実技 | 8月8日または8月29日 |
| 最終結果 | 9月25日予定 |
試験期間が長い
第1次筆答から最終面接まで、校種・教科によっては約3か月あります。
筆記終了後に一度勉強を止めてしまわないことが重要です。
2|募集校種・採用予定人数
| 校種等 | 採用予定 |
|---|---|
| 小学校 | 約40名 |
| 特別支援学校小学部 | 約5名 ※小学校枠内 |
| 小学校外国語推進 | 若干名 ※小学校枠内 |
| 小学校・幼稚園共通 | 若干名 |
| 中学校 | 約45名 |
| 特別支援学校中学部 | 約7名 ※中学校枠内 |
| 高等学校 工業(機械) | 若干名 |
| 養護教諭 | 約3名 |
| 栄養教諭 | 約3名 |
小学校・幼稚園共通を新設
2027年度採用から、小学校と幼稚園の両方の普通免許状を持つ人を対象に、
「小学校・幼稚園共通」
が新たに募集されています。
中学校から高校への志望確認
中学校受験者で、同じ教科の高等学校普通免許状を持つ場合、
高等学校への志望の有無
を確認する制度も導入されています。
ただし、高等学校のみを志望することはできません。
3|志願者数・倍率
2027年度採用の志願者は、大学3年生等対象選考を除いて、
714名
でした。
主な区分
| 校種等 | 志願者 | 採用予定 | 志願倍率の目安 |
|---|---|---|---|
| 小学校 | 284名 | 約40名 | 約7.1倍 |
| 特別支援小学部 | 25名 | 小学校枠内 | - |
| 小学校外国語推進 | 6名 | 若干名 | - |
| 小学校・幼稚園共通 | 4名 | 若干名 | - |
| 中学校 | 269名 | 約45名 | 約6.0倍 |
| 特別支援中学部 | 44名 | 中学校枠内 | - |
| 高校 工業(機械) | 4名 | 若干名 | - |
| 養護教諭 | 58名 | 約3名 | 約19.3倍 |
| 栄養教諭 | 20名 | 約3名 | 約6.7倍 |
※単純倍率は志願者数÷採用予定数による目安です。小学校・中学校の採用予定には特別支援等の枠を含むため、公式最終倍率とは異なります。
選考区分が多いことに注意
堺市には、
- 一般選考
- 障害者対象選考
- 特別選考
- 講師対象選考
- 大学等推薦対象選考
- 教諭経験者対象選考
- 第1次試験免除者対象選考
- 大学3年生等対象選考
があります。
志願者数だけを見て単純に倍率を判断しないことが重要です。
4|第1次試験の結果
大学3年生等対象選考を除く第1次試験結果は、
- 第1次受験者:533名
- 第1次合格者:254名
- 第1次免除者:84名
- 第2次受験予定者:338名
です。
小学校
- 第1次受験者:200名
- 第1次合格者:91名
- 第1次免除者:58名
- 第2次受験予定:149名
中学校
- 第1次受験者:204名
- 第1次合格者:97名
- 第1次免除者:24名
- 第2次受験予定:121名
養護教諭
- 第1次受験者:50名
- 第1次合格者:17名
- 第2次受験予定:17名
栄養教諭
- 第1次受験者:17名
- 第1次合格者:10名
第1次試験免除者も第2次へ加わるため、「第1次合格者数=第2次受験者数」ではありません。
5|大学3年生等対象選考
堺市では、大学3年生等が1年前倒しで採用選考を受験できます。
2026年実施
- 志願者:144名
- 筆答受験者:130名
- 筆答通過者:118名
- 面接受験者:116名
- 合格者:60名
最終倍率は約2.2倍です。
合格すると翌年度の試験で特例
大学3年生等対象選考合格者が、2027年実施の2028年度採用試験を同じ校種・教科で受験する場合、制度変更に伴う経過措置として、
第1次では共同実施の専門試験のみを受験
します。
専門試験を通過すると、第2次の面接・対象教科の実技試験へ進みます。
6|堺市教採の試験内容
第1次筆答試験
- 時間:90分
- 問題数:30問
- 方式:択一式
出題内容
- 教職教養
- 教育関連法規
- 教育公務員の倫理・服務
- 教育時事
- 思考力・判断力
- 文章理解
- 判断推理
- 資料選択
- 数的処理
- 英語を含む問題
などです。
いわゆる教職教養だけでなく、思考力・判断力や数的処理まで含む「教養試験」になっています。
第1次個人面接
全校種・教科で個人面接を行います。
主な公式評価観点は、
- 教育にかける「ゆめ」や情熱を持っているか
- 自分の「よさ」を生かしているか
- 広い視野で自他を肯定的に捉えているか
- 人権を尊重する態度や意識があるか
- 指導上必要な基礎知識を理解しているか
- 子ども一人ひとりに寄り添えるか
- 集団の中で他者と協力できるか
などです。
第2次筆答試験
小学校・特別支援小学部・小学校外国語推進・小学校幼稚園共通
国語・社会・算数・理科・英語の択一式30問に加え、
500字程度の小論文
を実施します。
- 試験時間:120分
小論文の公式評価観点
- 小学校教員として必要な知識・教養
- テーマを正しく理解しているか
- 具体的・客観的な考えを述べているか
- 論旨が通った文章になっているか
- 正確で適切な表記・表現になっているか
中学校・高校・養護・栄養等
受験する校種・教科の専門試験を実施します。
実技対象教科は原則70分、それ以外は原則90分です。
7|第2次個人面接・場面指導
第2次でも個人面接を実施します。
全員に場面指導
全受験者に対し、設定された様々な場面について、
「自分ならどう捉え、どう対応するか」を口頭で説明
する場面指導があります。
ロールプレイ方式ではありません。
主な公式評価観点
- 教育にかける「ゆめ」や情熱
- 自分の「よさ」を生かしているか
- 広い視野で自他を肯定的に捉えているか
- 人権を尊重する態度
- 困難に立ち向かう強い意志
- 課題へ的確かつ柔軟に対応する力
- 教員としての自覚と責任
- 学習指導要領等の基礎知識
- 時事的な教育課題への理解
- 一人ひとりの子どもに寄り添う姿勢
- 経験を基に明確に考えを述べる力
- 組織の一員として協力する姿勢
これらに「求める人物像」の観点を含め、5段階で評価します。
8|選考における評価の観点等
堺市は、2027年度受験案内の中で、筆答試験・面接・実技について主な評価の観点を公式に公開しています。
第1次筆答
- 教員として必要な教育法令・倫理・知識を身につけているか
- 課題を解決するために必要な思考力・判断力を備えているか
第1次面接
- 教育への「ゆめ」や情熱
- 自分の「よさ」
- 人権感覚
- 基礎知識
- 子どもへの寄り添い
- 協働性
第2次筆答
- 教科等の専門的な知識・教養
- 小学校では文章構成・論理性・表現力
第2次面接
- 情熱
- 人権感覚
- 課題対応力
- 責任感
- 教育課題への理解
- 子ども理解
- 表現力
- 協働性
評価観点がここまで公式に明示されているため、堺市教採では「評価観点から逆算して対策する」ことが非常に重要です。
9|過去問を確認する
堺市教育委員会では、過年度の、
- 第1次教養問題
- 正答
- 専門試験
- 小論文
などを公式に公開しています。
STUDY POINT
過去問を見るときは、
何問正解したか
↓
どの分野を落としたか
↓
なぜ間違えたか
↓
次に同じ形式が出たら解けるか
まで確認しましょう。
10|教職教養・一般教養対策
堺市の第1次は、単純な「教職教養+一般教養」という分け方ではありません。
90分・30問の教養試験の中で、
- 教職教養
- 法規
- 教育公務員倫理
- 教育時事
- 文章理解
- 判断推理
- 資料選択
- 数的処理
- 英語
などが出題されます。
STUDY POINT
知識問題だけを暗記するのではなく、
思考力・判断力問題を時間内で処理する練習
が必要です。
11|専門教養は第2次
2027年度採用では、専門筆答は第2次で実施されます。
これは現在の堺市教採の大きな特徴です。
中学校・高校等
受験する教科の専門知識を、択一式・記述式で確認します。
小学校
小学校では、
- 国語
- 社会
- 算数
- 理科
- 英語
についての択一式30問に加え、小論文があります。
STUDY POINT
第1次合格後から専門を始めるのでは間に合いません。
第1次教養と並行して専門教養を進めることが重要です。
12|小論文対策
独立した小論文が課されるのは、主に、
- 小学校
- 特別支援学校小学部
- 小学校外国語推進
- 小学校・幼稚園共通
です。
- 文字数:500字程度
- 専門択一と合わせて:120分
公式評価観点
- テーマの理解
- 具体性・客観性
- 論旨の一貫性
- 表現の正確さ
- 小学校教員としての知識・教養
です。
基本構成
① テーマを捉える
↓
② 教育的な意味を示す
↓
③ 自分の考えを書く
↓
④ 具体的な実践を書く
↓
⑤ 子どもの成長へつなげる
13|求める教員像・主要な教育施策・堺市特有の知識
堺市が求める人物像
2027年度の公式受験案内では、次の3つを明確に示しています。
1|こどもの主体的な学びを創造する人
〔主体的な学び〕
- 主体的・対話的で深い学びの意義や方法を理解している
- こどもの興味・関心を引き出す問題解決的な学習を理解している
2|学校のチーム力を向上させる人
〔チーム力〕
- チームの一員として周囲と協働できる
- チームとして課題解決する重要性を理解し、主体的に働きかけられる
3|豊かな人権感覚をもち、自覚と責任のもとに行動する人
〔豊かな人権感覚〕
- 教員になる自覚を持ち、責任ある行動をとれる
- 広い視野で自他を肯定的に捉え、人権を尊重できる
この3つが、堺市人物試験対策の中心です。
第4期未来をつくる堺教育プラン
現在の堺市教育の中心資料が、
「第4期未来をつくる堺教育プラン ~未来を切り拓く力の育成~」
です。
計画期間は、
2026年度~2030年度
です。
教育理念
「ひとづくり・まなび・ゆめ」
めざすこども像
「それぞれの世界へはばたく“堺っ子”」
- 自分のよさを知り、人を認め、人とつながるこども
- 堺を愛し、誇りに思い、多様な価値観や文化を尊重できるこども
- 自ら学び続け、他者と協働し、未来に向けて挑戦できるこども
めざす学校像
「こどもの未来をつくる学校」
- 未来を切り拓く力を育む学校
- 多様性が認められ、安心して自分を表現できる学校
- 教職員が力を発揮し、多様な連携ができるチーム力のある学校
めざす教職員像
「情熱・指導力・人間力を備えた教職員」
- ゆめと情熱を持ち、こどもとともに成長し続ける教職員
- 自ら学び続け、確かな指導力を持つ教職員
- こどもの安全・安心を守る人間力のある教職員
堺市教育の3つの基本的方向性
基本的方向性1|こどもが身につける力
- 確かな学び
- 豊かな心
- 健やかな体
基本的方向性2|こどもの学びを支える教職員・学校の姿
- 学校マネジメント力
- 誰一人取り残さない教育
- こどもの安全・安心
基本的方向性3|こども・学校を支える教育環境
- 持続可能な教育環境
- 学校を支える支援体制
- 社会で支えるこどもの育ち
基本的視点
- ウェルビーイング
- 教育DX
- 堺が進める「新たな学校のあり方」
堺市ならではの教育で確認したいこと
① 学校群
同じ中学校区の小学校・中学校を一つのチームとして捉え、
学校群
として連携する取組を進めています。
小中の垣根を越え、学校間で教育課題・資源・実践を共有し、こどもの学びと育ちを支えます。
② 縦につながる教育
幼保小、小中、高校まで、こどもの発達段階に応じた一貫性のある教育を重視します。
③ 横にひろがる教育
学校だけでなく、
- 家庭
- 地域
- 企業
- NPO
- 専門機関
などと連携して教育を進めます。
④ こども堺学
堺の、
- 歴史
- 人物
- 文化
- 産業
などを教育資源として活用し、堺を愛し、誇りを持つこどもを育てる取組です。
⑤ 人権教育
堺市では人権教育を非常に重視しています。
教員採用の求める人物像にも、
「豊かな人権感覚」
が明記されています。
児童生徒対応では、
- いじめ
- 障害
- 外国につながるこども
- ジェンダー
- 性的指向・性自認
- 同和問題
などを含め、一人ひとりの尊厳を大切にする姿勢が重要です。
14|重要な資料
① 最新年度の教員採用受験案内
② 第4期未来をつくる堺教育プラン
③ 堺市教員育成指標
堺市の教師に求められる資質・能力をキャリア段階ごとに確認できる資料です。
④ 堺市人権教育推進方針
堺市教採では「豊かな人権感覚」が求める人物像・面接評価観点に直接入っています。
⑤ 2028年度採用からの共同実施制度
堺市は2028年度採用から試験構造そのものが変わるため、2027年度受験生と2028年度受験生では筆記対策を分けて考える必要があります。
15|個人面接対策
堺市では、第1次・第2次の両方で個人面接があります。
第1次
主に、
- 志望理由
- 自己PR
- 教育への情熱
- 人権感覚
- 児童生徒理解
- 協働性
などを確認します。
第2次
さらに、
- 場面指導
- 教育課題
- 学習指導要領
- 子どもへの対応
- 困難への対応
- 学校組織
など、より実践的な内容が問われます。
面接シートとの一貫性
堺市では「面接シート」を事前に提出します。
面接シート
↓
志望理由
↓
自分の経験
↓
求める人物像
↓
堺市で実践したい教育
が一貫するように準備しましょう。
16|面接での質問例
過去の面接情報から、堺市教採で準備しておきたい質問例を整理しました。
志望・自己理解
- なぜ教員を志望したのですか。
- なぜ堺市の教員を志望するのですか。
- 堺市の教育で魅力を感じる取組は何ですか。
- どのような教師になりたいですか。
- あなたの「よさ」は何ですか。
- その「よさ」を学校でどう生かしますか。
- あなたは日頃、人に相談できますか。
- 困難を乗り越えた経験を教えてください。
授業・教育
- 楽しい教育とはどのような教育ですか。
- 主体的・対話的で深い学びとは何ですか。
- こどもの主体的な学びをどう実現しますか。
- ICTを授業でどう活用しますか。
- 学習につまずくこどもへどう対応しますか。
- 個別最適な学びと協働的な学びをどう実現しますか。
児童生徒対応
- 人の発言を否定するこどもがいたら、どうしますか。
- いじめられているという連絡が入ったらどう対応しますか。
- 名前が挙がった児童生徒にはどう対応しますか。
- 集団に入りにくいこどもへどう関わりますか。
- 特別な配慮が必要なこどもに何を大切にしますか。
人権
- 人権と聞いて何をイメージしますか。
- 教師として人権を守るために何ができますか。
- こどもに人権の大切さをどう伝えますか。
- 多様性を認め合う学級をどうつくりますか。
学校組織
- チーム学校とは何だと考えますか。
- 学校のチーム力を高めるために何ができますか。
- 同僚と意見が異なったらどうしますか。
- 自分一人で解決できない問題が起きたらどうしますか。
- 組織の中で自分はどのような役割を担いますか。
堺市教育
- 堺市の求める人物像を知っていますか。
- 「主体的な学び」をどう実現しますか。
- 「豊かな人権感覚」とは何ですか。
- 第4期未来をつくる堺教育プランについて知っていますか。
- 学校群についてどう考えますか。
- こども堺学を授業にどう生かしますか。
回答した後に「具体的には?」「なぜですか?」と掘り下げられることを前提に準備しましょう。
17|場面指導・実技試験対策
場面指導
第2次個人面接では、設定された教育場面について、
自分ならどのように対応するかを口頭で説明
します。
基本的な考え方
① 状況を確認する
↓
② こどもの思いを聴く
↓
③ 安全・人権を守る
↓
④ 必要な指導を行う
↓
⑤ 管理職・同僚・保護者等と連携する
↓
⑥ 継続して見守る
という流れを意識しましょう。
一人で解決しようとしない
堺市が求める人物像には、
「学校のチーム力を向上させる人」
があります。
場面指導でも、何でも一人で解決するのではなく、必要に応じて学校組織で対応することが重要です。
実技試験
2027年度採用では、主に、
- 小学校・幼稚園共通
- 中学校英語
- 特別支援学校中学部英語
- 中学校音楽
- 特別支援学校中学部音楽
- 中学校美術
- 特別支援学校中学部美術
- 中学校保健体育
- 特別支援学校中学部保健体育
で実技を実施します。
英語
- Listening
- Speech
- 英語による質疑応答
があります。
小学校・幼稚園共通
ピアノ弾き歌いを実施します。
音楽
ピアノ弾き語りを実施します。
美術
- 着彩デッサン
- 立体
を実施します。
18|2027年度採用の主な変更点
① 受験年齢を引き上げ
従来59歳までだった年齢要件を、
62歳まで
へ引き上げました。
大学3年生等対象選考は61歳までです。
② 小学校・幼稚園共通を新設
両方の免許状を持つ人を対象とした新たな募集区分です。
③ 大学等推薦に高校工業(機械)を追加
大学等推薦対象選考の対象に、
高等学校 工業(機械)
が追加されました。
④ 中学校受験者に高校志望を確認
同一教科の高校免許を持つ中学校受験者について、高校への志望の有無を確認します。
⑤ 加点対象を拡大
堺・教師ゆめ塾セミナーや放課後児童対策等事業指導員経験に対する加点の対象選考区分を拡大しました。
⑥ 臨時栄養教諭を講師経験対象へ
臨時栄養教諭も講師対象選考・講師経験加点の対象へ追加されました。
NEXT|2028年度堺市教採は大きく変わる
2027年に実施される2028年度(令和10年度)採用については、堺市教育委員会から、
試験制度の変更がすでに正式発表されています。
第一次選考共同実施へ
堺市は、
「教員採用選考試験における第一次選考の共同実施に関する自治体協議会」
に参画します。
2028年度採用の筆答試験日は6月12日
2028年度採用の第1次筆答試験は、
2027年6月12日
に実施予定です。
現在との最大の違い
2027年度採用
第1次
教養筆答+面接
↓
第2次
専門筆答+面接+実技
2028年度採用
第1次
共同実施の教養+専門+面接
↓
第2次
面接+対象者は実技
となります。
専門筆答が第2次から第1次へ移動することが最大の変更です。
教養と専門を同日に実施
2028年度採用では、教養・専門を第1次で同日に実施します。
したがって、2028年度受験生は、
第1次までに教養と専門の両方を完成させる
必要があります。
大学3年生等合格者への経過措置
2026年実施の大学3年生等対象選考合格者については、制度変更に伴い、
2028年度採用の第1次で専門試験のみを受験
する経過措置が設けられます。
共同実施でも面接は堺市独自
第1次筆答が共通化しても、
- 堺市志望理由
- 求める人物像
- 人権感覚
- 第4期未来をつくる堺教育プラン
- 学校群
- 場面指導
- 個人面接
などの堺市独自対策は残ります。
19|堺市教採を受けるなら、まずここから
FIRST ACTION
1|2027年度受験か2028年度受験か確認する
筆答試験の制度が大きく変わります。
2|自分の校種・教科の志願状況を確認する
全体倍率だけで判断しないようにしましょう。
3|選考区分を確認する
一般・講師・大学推薦・教諭経験者・大学3年生等などがあります。
4|利用できる免除・加点を確認する
免許・講師経験・ゆめ塾経験等が対象となる可能性があります。
5|第1次教養の過去問を解く
90分・30問の時間感覚を確認しましょう。
6|専門を第1次と並行して進める
2027年度でも第2次まで時間は限られています。
7|第1次面接を早く始める
筆答合格後ではなく、第1次から面接があります。
8|求める人物像3項目を読む
- 主体的な学び
- チーム力
- 豊かな人権感覚
9|第4期未来をつくる堺教育プランを読む
2026年度から始まった最新計画です。
10|場面指導を実際に口頭練習する
頭で考えるだけではなく、1~2分程度で筋道立てて話す練習をしましょう。
20|堺市教採には、堺市教採の対策を。
全国の教員採用試験には共通する部分があります。
しかし堺市には、
- 第1次教養90分・30問
- 第1次から個人面接
- 第2次専門
- 小学校の500字程度小論文
- 第2次個人面接
- 場面指導
- 複数の実技試験
- 大学3年生等対象選考
- 大学等推薦
- 小学校・幼稚園共通
- 「主体的な学び」
- 「チーム力」
- 「豊かな人権感覚」
- 第4期未来をつくる堺教育プラン
- 学校群
- 縦につながる教育
- 横にひろがる教育
- 2028年度からの共同実施
という特徴があります。
だからこそ教採スクールでは、
受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策
という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。
教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。
さらに堺市独自の試験制度に合わせて、
教養+専門+第1次面接+第2次面接+場面指導
を一つの受験戦略として設計します。
人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、志望理由、面接シート、児童生徒対応、人権教育、場面指導、個人面接まで対策します。
講師経験者であれば、学校現場での実践や日々の悩みについて相談することもできます。
大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。
全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。
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もっと詳しく堺市教採を分析したい方へ
このページでは、試験制度、志願状況、第1次結果、公式評価観点、求める人物像、教育施策、面接質問例までを公開しています。
さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。
① 堺市教採|筆記試験攻略DATA
- 年度別出題分析
- 第1次教養の頻出分野
- 思考力・判断力問題対策
- 専門教養対策
- 校種・教科別分析
- 小学校小論文対策
- 免除・加点制度
- 大学3年生等対象選考
- 2028年度共同実施対策
- 学習優先順位
② 堺市教育徹底研究
- 堺市が求める人物像
- 第4期未来をつくる堺教育プラン
- 堺市教員育成指標
- 主体的な学び
- チーム力
- 豊かな人権感覚
- 学校群
- 縦につながる教育
- 横にひろがる教育
- 堺市志望理由へのつなげ方
③ 堺市教採|人物試験攻略ガイド
- 志望理由対策
- 面接シート対策
- 第1次個人面接対策
- 第2次個人面接対策
- 場面指導対策
- 過去の面接質問
- 人権教育に関する質問
- 児童生徒対応
- 学校組織・保護者対応
- 堺市教育を使った回答づくり
LINE登録後、
「堺市対策希望」
と送信してください。
登録後メッセージに「堺市対策希望」とお送りください。
「90分の教養試験をどう対策すればよいか分からない」
「第1次から個人面接があるので不安」
「場面指導をどう答えればよいか分からない」
「堺市の人権教育を面接へどうつなげればよいか分からない」
「2028年度の共同実施へどう備えればよいか知りたい」
という方には、無料学習相談も受け付けています。
堺市教採のよくある質問
Q.2027年度堺市教採の採用予定人数は?
小学校約40名、中学校約45名、養護約3名、栄養約3名などで、全体では約91名を基本に若干名の募集を加えた規模です。
Q.志願者数は?
大学3年生等対象選考を除き714名です。
Q.大学3年生等は?
144名が志願しました。
Q.第1次受験者は?
大学3年生等を除き533名です。
Q.第1次合格者は?
254名です。
Q.なぜ第2次受験予定者が338名なのですか?
第1次合格者254名に、第1次試験免除者84名が加わるためです。
Q.第1次は何がありますか?
教養の筆答試験+個人面接です。
Q.第1次筆答は何分ですか?
90分です。
Q.何問ですか?
択一式30問です。
Q.一般教養はありますか?
独立した「一般教養」という名称ではありませんが、教職教養に加え、文章理解・判断推理・資料選択・数的処理・英語等を含む教養試験です。
Q.専門教養は第1次ですか?
2027年度採用では第2次です。
Q.小論文はありますか?
小学校、特別支援小学部、小学校外国語推進、小学校・幼稚園共通では、専門筆答内に500字程度の小論文があります。
Q.第2次面接に場面指導はありますか?
あります。
設定された教育場面について、自分ならどう捉え、対応するかを口頭で説明します。
Q.ロールプレイですか?
いいえ。
現在年度の公式受験案内では、ロールプレイ形式ではないと明記されています。
Q.面接は何回ありますか?
第1次と第2次の両方で個人面接があります。
Q.面接の評価観点は公表されていますか?
はい。
教育への情熱、人権感覚、課題対応力、責任感、子ども理解、表現力、協働性などが公式受験案内に明示されています。
Q.堺市が求める人物像は?
- こどもの主体的な学びを創造する人
- 学校のチーム力を向上させる人
- 豊かな人権感覚をもち、自覚と責任のもとに行動する人
です。
Q.現在の教育計画は?
第4期未来をつくる堺教育プランです。
計画期間は2026年度~2030年度です。
Q.めざす教職員像は?
「情熱・指導力・人間力を備えた教職員」です。
Q.学校群とは?
同じ中学校区の小・中学校を一つのチームとして捉え、学校間で連携してこどもの学びと育ちを支える仕組みです。
Q.大学3年生でも受験できますか?
はい。
大学3年生等を対象とした選考があります。
Q.2026年実施の大学3年生等選考は?
144名志願、130名筆答受験、118名筆答通過、116名面接受験、60名合格です。
Q.2028年度採用は共同実施になりますか?
はい。
堺市教育委員会が正式に共同実施への移行を発表しています。
Q.2028年度の第1次筆答はいつですか?
2027年6月12日の予定です。
Q.何が変わりますか?
2027年度採用では専門筆答は第2次ですが、2028年度採用からは、
第1次で教養+専門を同日に実施
します。
Q.2028年度受験生は今何をすればよいですか?
教職教養・一般教養・専門教養を並行して進めながら、
- 堺市が求める人物像
- 第4期未来をつくる堺教育プラン
- 個人面接
- 場面指導
の準備も早めに始めましょう。
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