豊能地区教員採用試験ガイド
日程・採用予定数・倍率・過去問・出題傾向・集団面接・個人面接・実技対策
大阪府豊能地区教員採用試験を受験する方に向けて、最新の日程、採用予定数、志願者数、倍率、試験内容、過去問、第1次筆答、専門教養、集団面接、個人面接、実技試験、求める人物像までをまとめました。
現在実施されている2027年度(令和9年度)採用予定の大阪府豊能地区公立学校教員採用選考テストは、2026年に実施される教員採用試験です。
豊能地区とは、
- 豊中市
- 池田市
- 箕面市
- 豊能町
- 能勢町
の3市2町で構成されます。
大阪府豊能地区教職員人事協議会は、2012年に大阪府から教職員の人事権の移譲を受けて発足しました。
政令指定都市以外で、市町が共同して府費負担教員の採用選考を行う全国的にも非常に特徴的な受験地です。
2027年度採用では、
- 小学校:約60名
- 中学校:約50名
- 養護教諭:若干名
を採用予定としています。
2027年度は栄養教諭の採用予定はありません。
大学3年生対象選考を除く志願倍率は、
- 小学校:4.4倍
- 中学校:4.9倍
です。
豊能地区教採の大きな特徴は、
第1次
筆答テスト+集団面接
↓
第2次
専門筆答+個人面接+対象教科は実技
という選考です。
特に、第1次から全受験者に30~40分程度の集団面接を実施する点は重要です。
さらに2027年度採用からは、第2次で行われていた「模擬対応」が廃止され、個人面接の時間が15分から20分へ変更されました。
筆記を終えてから面接対策を始めるのでは遅い受験地です。
豊能地区教職員人事協議会・教員採用試験 公式情報
大阪府豊能地区教職員人事協議会
豊能地区 教員採用
https://toyono-jinjikyo.com/teacher/
最新の受験案内、出願情報、採用予定数、志願者数、第1次結果、第2次案内、過去問、正答、大学推薦制度、大学3年生対象選考などを確認できます。
出願前・受験前には、必ず大阪府豊能地区教職員人事協議会の最新情報を確認してください。
2027年度 豊能地区教採を30秒で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象地域 | 豊中市・池田市・箕面市・豊能町・能勢町 |
| 小学校 採用予定 | 約60名 |
| 中学校 採用予定 | 約50名 |
| 養護教諭 | 若干名 |
| 栄養教諭 | 採用予定なし |
| 志願者総数 | 539名 ※大学3年生対象48名を含む |
| 倍率算定対象志願者 | 491名 |
| 小学校志願倍率 | 4.4倍 |
| 中学校志願倍率 | 4.9倍 |
| 全体志願倍率 | 4.9倍 ※若干名・大学3年生を除く |
| 出願 | 2026年3月23日~4月24日 |
| 第1次筆答 | 2026年6月13日 |
| 第1次面接 | 6月30日~7月5日の指定日 |
| 第1次結果 | 2026年7月24日 |
| 第2次実技 | 8月1日・3日・8日・23日 ※教科別 |
| 第2次筆答 | 2026年8月8日 |
| 第2次面接 | 8月18日~22日の指定日 |
| 最終結果 | 2026年9月29日予定 |
| 第1次 | 筆答+集団面接 |
| 第1次集団面接 | 約30~40分 |
| 第2次 | 専門筆答+個人面接+対象教科は実技 |
| 第2次個人面接 | 20分 |
| 2027年度変更 | 第2次「模擬対応」を廃止 |
豊能地区教採は、ここを押さえる
POINT 1|豊能地区は「3市2町」の共同採用
豊能地区は一つの市ではありません。
豊中市
+ 池田市
+ 箕面市
+ 豊能町
+ 能勢町
による共同採用です。
第2次選考合格後に希望調査を行い、そのうえで採用先の市町が決定されます。
ただし、必ず希望した市町へ配置されるとは限りません。
そのため、人物試験では豊能地区全体を理解するとともに、3市2町それぞれの教育についても確認しておくことが重要です。
POINT 2|第1次から全員に集団面接
第1次選考では、筆答テストだけでなく、
全受験者に集団面接
があります。
面接時間は概ね30~40分です。
筆記試験が終わってから人物対策を始めるのではなく、筆記と並行して、
- 志望理由
- 自己PR
- 教職観
- 教育課題
- 他者の意見を聞く姿勢
- 集団の中でのコミュニケーション
を準備しておきましょう。
POINT 3|2027年度から「模擬対応」を廃止
前年度まで第2次面接で実施されていた模擬対応は、2027年度採用から廃止されました。
その代わり、個人面接の時間が、
15分 → 20分
へ延長されています。
場面対応を独立して実演する形式はなくなりましたが、公式評価観点には、
「場面に応じた適切な対応ができるか」
が残っています。
したがって、
- いじめ
- 不登校
- 保護者対応
- 児童生徒間のトラブル
- 同僚との協働
などの場面対応を、面接の中で説明できるようにしておく必要があります。
1|豊能地区教員採用試験の日程
| 選考 | 日程 |
|---|---|
| 出願 | 2026年3月23日~4月24日 |
| 第1次 筆答 | 6月13日 |
| 第1次筆答 予備日 | 6月14日 |
| 第1次 集団面接 | 6月30日~7月5日の指定日 |
| 第1次結果 | 7月24日 |
| 第2次 実技 | 8月1日・3日・8日・23日 ※教科別 |
| 第2次 筆答 | 8月8日 |
| 第2次 個人面接 | 8月18日~22日の指定日 |
| 最終結果 | 9月29日予定 |
選考期間が長い
第1次筆答が6月13日、最終結果が9月29日予定です。
また、第1次でも、
筆答 → 別日に集団面接
となります。
短期間だけ面接対策をするのではなく、数か月にわたって筆記・人物試験を並行して仕上げる必要があります。
2|募集校種・採用予定人数
| 校種 | 採用予定数 |
|---|---|
| 小学校 | 約60名 |
| 中学校 | 約50名 |
| 養護教諭 | 若干名 |
中学校募集教科
- 国語
- 社会
- 数学
- 理科
- 音楽
- 美術
- 保健体育
- 技術
- 家庭
- 英語
2027年度は栄養教諭の募集なし
2027年度採用では、栄養教諭の採用予定はありません。
前年より採用予定数が増加
前年度は、
- 小学校:約50名
- 中学校:約40名
でした。
2027年度は、
- 小学校:約60名
- 中学校:約50名
へ、それぞれ約10名増えています。
3|志願者数・倍率
2027年度採用の志願者数は、合計539名です。
ただし、この中には2028年度採用を目指す大学3年生対象選考の48名が含まれています。
大学3年生対象選考は2027年度採用の倍率には含まれないため、倍率を見る際には分けて考える必要があります。
| 校種 | 志願者総数 | 採用予定 | 公式志願倍率 |
|---|---|---|---|
| 小学校 | 266名 | 約60名 | 4.4倍 |
| 中学校 | 244名 | 約50名 | 4.9倍 |
| 養護教諭 | 29名 | 若干名 | - |
| 合計 | 539名 | 約110名+若干名 | 4.9倍 |
※小学校266名には大学3年生対象の48名を含みます。大学3年生対象は倍率計算には含まれていません。養護教諭は採用予定が「若干名」のため公式倍率に反映されていません。
倍率は前年より低下
前年度の公式志願倍率は、
- 小学校:5.7倍
- 中学校:6.7倍
- 全体:6.5倍
でした。
2027年度は、
- 小学校:4.4倍
- 中学校:4.9倍
- 全体:4.9倍
へ低下しています。
採用予定数が増えたことも一因です。
ただし、倍率が下がった=簡単になった、ではありません。
面接・筆答それぞれに基準が設定されており、一つでも基準に達しないテストがある場合は不合格となります。
4|第1次選考結果
2027年度採用の第1次選考結果は、2026年7月24日に公表されました。
公式サイトでは、
- 一般選考
- 障害者対象の選考
- 豊能地区常勤講師等対象の選考
- 教諭等経験者対象の選考
- 大学等推薦者対象の選考
- 大学3年生対象の選考
ごとに合格者受験番号が公表されています。
大学等推薦者、小中チャレンジ対象の選考は第1次で合否判定を行わず、第2次まで全てのテストを受験した後に合否判定を行います。
また、大学3年生対象選考の第1次合格者には、2028年度採用の第1次選考免除について案内されています。
校種・教科別の公式集計結果が公表されていない項目については、受験番号を独自集計して倍率を作るのではなく、公式に確認できる範囲で見ることをおすすめします。
5|豊能地区教採の試験内容
第1次|一般選考
- 筆答テスト
- 集団面接
第1次筆答テスト
- 試験時間:90分
- 問題数:30問
- 方式:択一式
出題内容
- 教職教養
- 教育関連法規
- 教育公務員の倫理・服務規律
- 教育時事
- 文章理解
- 判断推理
- 資料解釈
- 数的処理
英語を含む問題も出題されます。
一般教養という独立試験ではない
豊能地区では、国語・数学・理科・社会などを幅広く問う「一般教養」という名称の独立試験ではありません。
第1次筆答の中で、
教職教養+法規・倫理+教育時事+思考力・判断力
を問う構成です。
第1次集団面接
- 時間:概ね30~40分
- 提出:エントリーシート
第1次から人物評価が行われます。
第2次|小学校
- 小学校教科専門:90分
- 個人面接:20分
小学校専門
次の5教科についての専門テストです。
- 国語
- 社会
- 算数
- 理科
- 英語
択一式です。
第2次|中学校
国語・社会・数学・理科・技術・家庭
- 教科専門:90分
- 方式:択一式+記述式
- 個人面接:20分
音楽・美術・保健体育・英語
- 教科専門:70分
- 方式:択一式+記述式
- 個人面接:20分
- 実技
第2次|養護教諭
- 専門筆答
- 個人面接:20分
選考区分によって免除されるテストがありますので、必ず自分の選考区分を確認してください。
6|選考における評価の観点等
豊能地区は、現在年度の評価観点を公式受験案内で明確に公表しています。
第1次|集団面接
主な評価の観点
- 社会人として望ましい態度であるか
- 望ましい対人関係を築ける資質を備えているか
第1次|筆答テスト
- 教員として職務を遂行する上で必要な教育に関する法規や理論、知識を習得しているか
- 課題を解決するために必要な思考力・判断力を備えているか
第2次|個人面接
主な評価の観点
- 教育を取り巻く状況や課題を理解しているか
- 教職について理解し、意欲をもって取り組む姿勢はあるか
- 教員としてふさわしい実践的なコミュニケーション能力を備えているか
- 場面に応じた適切な対応ができるか
- 組織の一員としての自覚をもち、他者と協力しながら教育活動をすすめていこうとする姿勢はあるか
第2次|専門筆答
小学校
小学校教員として必要な知識と教養を備えているか。
小学校以外
教員として必要な教科等の専門的な知識と教養を備えているか。
基準点にも注意
豊能地区では、単純な総合得点だけでなく、
面接・筆答・実技それぞれに基準があります。
一つでも基準に達しないテストがある場合は不合格となります。
したがって、
「筆記が高得点だから面接は多少低くても大丈夫」
という考え方は危険です。
7|大学3年生・推薦・経験者選考
豊能地区には、一般選考以外にも複数の選考区分があります。
主な選考区分
- 一般選考
- 障害者対象の選考
- 豊能地区常勤講師等対象の選考
- 教諭等経験者対象の選考
- 大学等推薦者対象の選考
- 大学等推薦者小中チャレンジ対象の選考
- 大学3年生対象の選考
豊能地区常勤講師等対象
豊能地区内の公立小学校・中学校・義務教育学校で、一定期間、常勤講師や養護助教諭として勤務した人を対象とする選考です。
2027年度採用では、原則として2024年4月1日~2026年3月31日の間に豊能地区内で勤務し、通算12か月以上の経験を持つことなどが要件です。
教諭等経験者対象
国公私立学校で教諭等として一定期間勤務した経験を持つ人を対象とします。
2027年度は、対象期間内に通算24か月以上の在職経験などが要件となっています。
大学3年生対象の選考
2028年度採用を目指す大学3年生が、1年前倒しで第1次選考を受験できます。
対象は小学校です。
2026年実施の志願者
48名が志願しました。
第1次合格すると
条件を満たして2028年度採用へ出願した場合、
第1次選考が免除
されます。
なお、大学3年生対象選考で不合格となっても、翌年度の2028年度採用試験を通常どおり受験できます。
大学3年生選考での得点・合否が翌年度の通常受験へ不利に影響することはありません。
8|豊能地区教採の過去問を確認する
豊能地区教職員人事協議会では、採用試験の過去問・正答を公式サイトで確認できます。
2027年度の第1次問題も公開済み
2026年7月24日には、2027年度採用の、
- 第1次筆答テスト問題集
- 第1次筆答テスト正答
が公式公開されました。
確認したいもの
- 第1次筆答
- 教職教養
- 教育法規
- 教育時事
- 判断推理
- 数的処理
- 文章理解
- 小学校専門
- 中学校専門
- 養護専門
- 実技課題
STUDY POINT
過去問は、単に「何点取れたか」を見るだけではありません。
何が出るか
↓
どんな形式で出るか
↓
自分はどこで失点するか
↓
何を優先して勉強するか
まで分析しましょう。
9|第1次筆答|教職教養・思考力・判断力対策
第1次筆答テストは、
- 90分
- 30問
- 択一式
です。
教職教養で確認したい分野
- 教育原理
- 教育法規
- 教員の服務
- 教育公務員の倫理
- 学習指導要領
- 生徒指導
- 特別支援教育
- 教育時事
思考力・判断力分野
- 文章理解
- 判断推理
- 資料解釈
- 数的処理
も出題されます。
STUDY POINT
教職教養だけを暗記しても、第1次筆答は完成しません。
過去問を使いながら、
知識問題+思考問題を90分以内で処理する力
を高めましょう。
10|専門教養は第2次
豊能地区では、専門教養は基本的に第2次選考で実施されます。
ここは他の自治体と比較すると重要な違いです。
小学校
国語・社会・算数・理科・英語について、90分の択一式専門テストです。
中学校
受験教科の専門テストを実施します。
- 国語・社会・数学・理科・技術・家庭:90分
- 音楽・美術・保健体育・英語:70分
中学校は択一式だけでなく、記述式も含まれます。
STUDY POINT
第1次通過後から専門対策を始めるのでは遅くなります。
第1次対策と並行して専門教養も継続しておきましょう。
11|小論文はある?
2027年度採用の一般選考では、独立した小論文試験はありません。
第1次は、
- 筆答
- 集団面接
第2次は、
- 専門筆答
- 個人面接
- 対象教科の実技
が中心です。
他自治体のテンプレートに合わせて、存在しない小論文対策を無理に行う必要はありません。
その分、豊能地区では第1次・第2次の2段階の面接対策を重視しましょう。
12|求める教員像・豊能地区特有の知識
豊能地区は、受験案内の最初に「求める人物像」を明確に掲載しています。
① 教育への情熱
教育に情熱を持ち、一人ひとりの子どもに愛情を注げる人
です。
「教員になりたい」という思いだけではなく、
- 子どもをどう理解するのか
- 困難を抱える子どもにどう寄り添うのか
- 成長をどう支えるのか
まで具体的に話せるようにしましょう。
② 確かな指導力
専門的知識・技能をもとに、子どもの個性を尊重し、的確な指導ができる人
です。
単に教科知識が豊富なだけではなく、
一人ひとりの違いを理解したうえで指導方法を変えられる力
が求められます。
③ 豊かな人間性
広く豊かな教養と開かれた社会性を持ち、子どもや保護者、地域の方々と信頼関係が築ける人
です。
これは、
- 第1次集団面接
- 第2次個人面接
- 保護者対応
- 同僚との協働
- 地域との連携
すべてにつながります。
豊能地区は「5つの自治体研究」が必要
ここが豊能地区の自治体研究で最も重要です。
豊能地区には、1つの「豊能地区教育委員会」があって、全地域の教育施策を一律に決めているわけではありません。
採用選考は3市2町で共同実施しますが、採用後は、
- 豊中市
- 池田市
- 箕面市
- 豊能町
- 能勢町
のいずれかで勤務します。
そのため、
共通|豊能地区が求める人物像
+
個別|3市2町それぞれの教育施策
という2段階で自治体研究を進めることが重要です。
豊中市
義務教育学校を中心とした9年間を見通した教育、多文化共生、大学等との連携、教員研修などに特色があります。
2026年4月には庄内よつば学園が開校し、9年間を見通した一貫教育を進めています。
池田市
小中一貫教育、地域との連携、ICT活用など、池田市独自の教育施策を確認しましょう。
箕面市
小中一貫教育、学力・体力向上、ICT活用、英語教育など、箕面市の教育施策を確認しましょう。
豊能町
2026年4月から、
- とよの東学園
- とよの西学園
の2つの義務教育学校が開校しました。
9年間を見通した学びは、豊能町を理解する重要なキーワードです。
能勢町
自然・地域資源を生かした教育、地域との協働、支援教育など、能勢町ならではの学校教育を確認しましょう。
STUDY POINT
5自治体すべての教育計画を丸暗記する必要はありません。
まず、
「どの市町に配属されても、その地域の子ども・家庭・地域を理解して働く」
という姿勢を持つことが重要です。
13|重要な資料
① 2027年度採用 受験案内
日程、採用予定人数、試験内容、選考区分、評価観点まで掲載された最重要資料です。
② 豊能地区 教員募集リーフレット
豊中市・池田市・箕面市・豊能町・能勢町それぞれの教育の特色と魅力がまとめられています。
豊能地区を受験する人は、受験案内だけでなく募集リーフレットも必ず確認しましょう。
③ 選考基準
受験案内の「選考基準」には、
- 第1次集団面接
- 第1次筆答
- 第2次個人面接
- 第2次専門
の評価観点が明記されています。
豊能地区は評価観点を公開しているため、ここから逆算して対策することが非常に重要です。
④ 3市2町それぞれの教育振興基本計画等
最終的な勤務先は3市2町のいずれかです。
そのため、人物試験対策を深める段階では、
- 各市町の教育振興基本計画
- 教育方針
- 小中一貫・義務教育学校
- 支援教育
- 地域連携
- ICT教育
なども確認しましょう。
14|第1次 集団面接対策
豊能地区は、第1次から人物試験があります。
実施形式
- 集団面接
- 概ね30~40分
- エントリーシートを提出
公式評価観点
- 社会人として望ましい態度
- 望ましい対人関係を築ける資質
「話し続ける人」が高評価とは限らない
集団面接では、自分の回答だけでなく、
- 他の受験者の話を聞く姿勢
- 表情
- 礼儀
- 落ち着き
- 簡潔に伝える力
- 他者を尊重する姿勢
も意識しましょう。
STUDY POINT
豊能地区が求める、
「広く豊かな教養と開かれた社会性」
を、面接中の振る舞いそのもので示す意識が重要です。
15|第2次 個人面接対策
2027年度採用から個人面接は20分となりました。
模擬対応は廃止
前年度までの「模擬対応」は独立試験としては実施されません。
ただし、公式評価観点には、
「場面に応じた適切な対応ができるか」
があります。
そのため、
場面指導対策そのものが不要になったわけではありません。
公式評価観点から準備する
教育課題理解
- いじめ
- 不登校
- 特別支援教育
- ICT
- 人権
- 保護者対応
教職への意欲
- なぜ教員なのか
- なぜ豊能地区なのか
- どのような教師になりたいか
コミュニケーション
- 分かりやすく伝える
- 相手の話を聞く
- 質問に的確に答える
場面対応
- 児童生徒
- 保護者
- 同僚
- 緊急時
組織協働
「一人で抱え込まず、組織で教育活動を進める」姿勢を具体的に説明できるようにしましょう。
16|面接での質問例
過去の面接情報と現在の公式評価観点から、豊能地区教採で準備しておきたい質問を整理しました。
志望・自己理解
- なぜ教員を志望したのですか。
- なぜ大阪府ではなく豊能地区を受験したのですか。
- 豊能地区の魅力は何だと思いますか。
- どのような教師になりたいですか。
- あなたの長所を教育活動にどう生かしますか。
- あなたの課題は何ですか。それをどう改善していますか。
- これまで最も努力した経験を教えてください。
豊能地区について
- 豊能地区を構成する3市2町を言えますか。
- 希望する市町はありますか。その理由は何ですか。
- 希望と異なる市町村へ配属された場合、どう考えますか。
- 都市部と自然豊かな地域では、教育課題にどのような違いがあると思いますか。
- 地域と連携した教育についてどう考えますか。
授業・児童生徒対応
- 一人ひとりの子どもの個性を尊重した指導とは何ですか。
- 学習意欲の低い児童生徒にどう対応しますか。
- 授業についていけない児童生徒へどう支援しますか。
- 不登校の児童生徒にどう関わりますか。
- 特別な教育的支援を必要とする児童生徒へどう対応しますか。
- いじめを発見したら、まず何をしますか。
保護者・学校組織
- 保護者から厳しい意見を受けたらどう対応しますか。
- 同僚と意見が合わない場合、どうしますか。
- 一人では対応できない問題が起きた場合、どうしますか。
- 組織の一員として大切にしたいことは何ですか。
- 管理職への報告・連絡・相談をどのように考えていますか。
教育課題
- 現在の学校教育の課題を一つ挙げてください。
- ICTを授業でどのように活用しますか。
- 教員の不祥事を防ぐために何が必要だと思いますか。
- 働き方改革を進めながら教育の質をどう高めますか。
- 学校・家庭・地域との連携をどのように進めますか。
模範回答を暗記するのではなく、公式評価観点のどこを自分の回答で示すのかまで考えましょう。
17|実技試験対策
中学校の一部教科では、第2次で実技テストがあります。
対象教科
- 音楽
- 美術
- 保健体育
- 英語
音楽
- ピアノ弾き歌い
- アルトリコーダー
曲目は当日指定されます。
美術
描写・立体に関する実技です。
保健体育
2027年度は、
- 水泳
- 器械運動(マット運動)
- 球技
- 陸上競技
について実技が行われます。
英語
- Listening
- Speech
- 英語による口頭試問
があります。
英語は、筆記だけでなく、聞く・話す・即応する力まで準備しましょう。
18|2027年度採用の主な変更点
① 第2次「模擬対応」を廃止
最も重要な変更です。
従来の模擬対応を廃止しました。
② 第2次個人面接を20分へ延長
模擬対応廃止に伴い、
15分 → 20分
へ変更されています。
③ 小学校採用予定を約60名へ増加
前年約50名から約60名へ増えました。
④ 中学校採用予定を約50名へ増加
前年約40名から約50名へ増えました。
⑤ 栄養教諭は募集なし
2027年度は栄養教諭の採用予定はありません。
⑥ 大学3年生選考を実施
小学校を対象として、2028年度採用へ向けた大学3年生対象選考が実施されました。
NEXT|2028年度豊能地区教採の最新情報
2027年に実施される2028年度(令和10年度)採用については、すでに一部の選考が動き始めています。
大学3年生対象選考の合格者は第1次免除へ
2026年に実施された大学3年生対象選考の第1次合格者には、
2028年度採用の第1次選考免除
に関する案内がすでに通知されています。
通常選考の詳細は正式発表待ち
一方、2026年8月11日時点では、2028年度採用の通常選考について、
- 正式な採用予定数
- 正式な試験日程
- 第1次筆答の形式
- 共同実施・共通問題の具体的な扱い
- 第2次選考の変更
などの詳細な受験案内はまだ公表されていません。
未公表の内容を、他自治体の制度から推測して豊能地区の制度として扱わないようにしましょう。
今できる対策
- 教職教養
- 教育法規
- 教育時事
- 判断推理・数的処理
- 専門教養
- 集団面接
- 個人面接
- 豊能地区3市2町の教育研究
を進め、正式要項発表後に学習計画を調整しましょう。
19|豊能地区教採を受けるなら、まずここから
FIRST ACTION
1|まず「豊能地区とは何か」を理解する
豊中市・池田市・箕面市・豊能町・能勢町の共同採用です。
2|自分の選考区分を確認する
一般、常勤講師、教諭経験者、大学推薦、大学3年生など複数あります。
3|第1次過去問を解く
教職教養だけでなく、判断推理・資料解釈・数的処理への適性も確認しましょう。
4|集団面接を第1次筆答と並行して始める
第1次から30~40分程度の集団面接があります。
5|専門教養を止めない
専門は第2次ですが、第1次通過後から始めるのでは間に合いません。
6|公式評価観点を読む
豊能地区は、面接・筆答の評価観点を公式に公開しています。
7|求める人物像3項目を自分の経験につなげる
- 教育への情熱
- 確かな指導力
- 豊かな人間性
8|3市2町の特色を確認する
最終合格後の採用先は、豊能地区内のいずれかの市町です。
9|模擬対応廃止後の個人面接に対応する
場面対応は独立試験ではなくなりましたが、評価観点には残っています。
10|「どの地域でも働く」姿勢をつくる
希望市町だけを研究するのではなく、豊能地区全体への理解を持ちましょう。
20|豊能地区教採には、豊能地区教採の対策を。
全国の教員採用試験には共通する部分があります。
しかし豊能地区には、
- 全国的にも珍しい3市2町共同採用
- 豊中市・池田市・箕面市・豊能町・能勢町への配置
- 第1次筆答90分・30問
- 教職教養+思考力・判断力
- 第1次から30~40分の集団面接
- 第2次専門筆答
- 第2次個人面接20分
- 2027年度から模擬対応廃止
- 中学校一部教科の実技
- 大学3年生対象選考
- 豊能地区常勤講師等対象選考
- 明確に公表された評価観点
- 「教育への情熱」
- 「確かな指導力」
- 「豊かな人間性」
という特徴があります。
だからこそ教採スクールでは、
受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策
という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。
教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。
さらに豊能地区独自の試験制度に合わせて、
第1次筆答+集団面接+専門教養+個人面接+3市2町研究
を一つの受験戦略として設計します。
人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、志望理由、自己PR、児童生徒対応、保護者対応、教育課題、集団面接、個人面接まで対策します。
講師経験者であれば、学校現場での実践や日々の悩みについて相談することもできます。
大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。
全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。
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もっと詳しく豊能地区教採を分析したい方へ
このページでは、試験制度、倍率、評価観点、求める人物像、面接質問例までを公開しています。
さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。
① 豊能地区教採|筆記試験攻略DATA
- 年度別出題分析
- 教職教養の頻出分野
- 教育法規対策
- 教育時事対策
- 判断推理・数的処理対策
- 専門教養対策
- 校種・教科別分析
- 過去問の優先順位
- 大学3年生選考対策
- 学習優先順位
② 豊能地区教育徹底研究
- 豊能地区が求める人物像
- 豊中市教育研究
- 池田市教育研究
- 箕面市教育研究
- 豊能町教育研究
- 能勢町教育研究
- 義務教育学校
- 小中一貫教育
- 支援教育
- 豊能地区志望理由へのつなげ方
③ 豊能地区教採|人物試験攻略ガイド
- エントリーシート対策
- 第1次集団面接対策
- 第2次個人面接対策
- 過去の面接質問
- 場面対応質問
- 児童生徒対応
- 保護者対応
- 組織協働
- 深掘り質問対策
- 公式評価観点から考える回答づくり
LINE登録後、
「豊能地区対策希望」
と送信してください。
登録後メッセージに「豊能地区対策希望」とお送りください。
「第1次筆答の思考力・判断力問題をどう勉強すればよいか分からない」
「第1次から集団面接があるので不安」
「模擬対応がなくなった後の個人面接をどう準備すればよいか分からない」
「3市2町をどこまで研究すればよいか分からない」
「公式評価観点を面接回答へどうつなげればよいか分からない」
という方には、無料学習相談も受け付けています。
豊能地区教採のよくある質問
Q.豊能地区とはどこですか?
豊中市・池田市・箕面市・豊能町・能勢町の3市2町です。
Q.大阪府教採と同じ試験ですか?
同じ採用主体ではありません。
豊能地区は3市2町が共同して教員採用選考を実施しています。
Q.合格するとどこで働きますか?
豊中市・池田市・箕面市・豊能町・能勢町のいずれかです。
最終合格後に希望調査を行ったうえで採用先を決定しますが、必ず希望どおりになるとは限りません。
Q.2027年度の採用予定人数は?
小学校約60名、中学校約50名、養護教諭若干名です。
Q.栄養教諭の募集はありますか?
2027年度採用ではありません。
Q.志願者数は?
大学3年生対象選考を含め、539名です。
Q.小学校の倍率は?
公式志願倍率は4.4倍です。
大学3年生対象の48名は倍率計算に含まれていません。
Q.中学校の倍率は?
4.9倍です。
Q.第1次は何がありますか?
筆答テスト+集団面接です。
Q.筆答は何分ですか?
90分・30問です。
Q.一般教養はありますか?
独立した「一般教養試験」という名称ではありません。
第1次筆答で、教職教養・教育法規・教育時事に加えて、文章理解、判断推理、資料解釈、数的処理などを問います。
Q.第1次から面接がありますか?
はい。
全員に集団面接を実施します。
Q.集団面接は何分ですか?
概ね30~40分です。
Q.第2次は何がありますか?
基本的には、
- 専門筆答
- 個人面接
- 対象教科は実技
です。
Q.個人面接は何分ですか?
2027年度採用から20分です。
Q.模擬対応はありますか?
2027年度から廃止されました。
Q.場面対応の対策は不要ですか?
いいえ。
個人面接の公式評価観点には「場面に応じた適切な対応ができるか」が含まれています。
Q.小論文はありますか?
2027年度の一般選考には独立した小論文試験はありません。
Q.中学校の実技はありますか?
音楽、美術、保健体育、英語で実施されます。
Q.大学3年生でも受験できますか?
はい。
小学校で大学3年生対象の選考があります。
Q.大学3年生の志願者は?
48名です。
Q.大学3年生対象選考で第1次合格すると?
条件を満たして翌年度に受験した場合、2028年度採用の第1次選考が免除されます。
Q.豊能地区が求める人物像は?
- 教育への情熱
- 確かな指導力
- 豊かな人間性
の3つです。
Q.集団面接では何を評価されますか?
- 社会人として望ましい態度
- 望ましい対人関係を築ける資質
です。
Q.個人面接では何を評価されますか?
- 教育課題への理解
- 教職への理解・意欲
- 実践的コミュニケーション能力
- 場面に応じた対応
- 組織の一員として協力する姿勢
です。
Q.豊能地区の自治体研究は何をすればよいですか?
豊能地区共通の「求める人物像」に加え、
- 豊中市
- 池田市
- 箕面市
- 豊能町
- 能勢町
それぞれの教育施策を確認しましょう。
Q.2028年度採用の詳細は出ていますか?
2026年8月11日時点では、通常選考の詳細な受験案内はまだ公表されていません。
一方、大学3年生対象選考の第1次合格者には、2028年度採用の第1次免除に関する案内がすでに出ています。
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