山梨県教員採用試験 対策ガイド
日程・採用予定数・倍率・過去問・出題傾向・小論文・個人面接・模擬授業・集団討議対策
山梨県教員採用試験を受験する方に向けて、日程、採用予定数、志願者数、倍率、第1次検査結果、試験内容、過去問、一般・教職教養、専門教養、小論文、個人面接、模擬的授業を含む集団討議、山梨県の教育施策までをまとめました。
2027年度採用では、
- 小学校:170名程度
- 中学校:75名程度
- 高等学校:50名程度
- 特別支援学校:26名程度
- 養護教諭:6名程度
- 栄養教諭:1名程度
の合計328名程度を採用予定としています。
志願者総数は691名、県が公表する志願倍率は約2.11倍です。
さらに、2028年度採用を目指す大学3年生対象選考(F選考)には、別に240名が志願しています。
山梨県教採の大きな特徴は、第2次で、
- 小論文
- 個人面接
- 模擬的授業を含む集団討議
を行うことです。
筆記試験だけではなく、
「授業をどうつくるか」+「他者とどう協働するか」+「教師としてどう判断するか」
まで準備する必要があります。
山梨県教育委員会・教員採用試験 公式情報
山梨県教員採用試験を受験する方は、出願前・受検前に必ず最新の公式情報を確認してください。
山梨県教育委員会
https://www.pref.yamanashi.jp/kyouiku/top.html
山梨県公立学校教員選考検査
https://www.pref.yamanashi.jp/gimukyo/181_004.html
2027年度採用 選考検査案内
最新の選考案内、採用予定数、志願状況、第1次結果、第2次検査、特別選考などを確認できます。
2027年度 山梨県教採を30秒で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 採用予定数 | 328名程度 |
| 志願者総数 | 691名 |
| 公式志願倍率 | 2.11倍 |
| 小学校 | 221名/170名程度・1.3倍 |
| 中学校 | 207名/75名程度・2.8倍 |
| 高校 | 170名/50名程度・3.4倍 |
| 特別支援 | 31名/26名程度・1.2倍 |
| 養護 | 50名/6名程度・8.3倍 |
| 栄養 | 12名/1名程度・12.0倍 |
| 大学3年生F選考 | 240名 |
| 出願期間 | 2026年4月30日~6月2日 |
| 第1次 | 2026年7月5日 |
| 第1次結果 | 2026年7月24日公表済み |
| 第2次 第1回 | 2026年8月1日 |
| 第2次 第2回 | 2026年8月8日~10日の指定日 |
| 最終結果 | 2026年9月下旬予定 |
| 第1次 | 一般・教職教養+専門教養+対象者は実技 |
| 一般・教職教養 | 60分 |
| 専門教養 | 原則60分 |
| 第2次 第1回 | 適性検査+小論文+対象者は英語実技 |
| 第2次 第2回 | 個人面接+集団討議(模擬的授業を含む) |
| 大学3年生 | F選考あり |
| 2028年度 | 詳細は県公式発表待ち |
山梨県教採は、ここを押さえる
POINT 1|小・中・高で採用予定328名程度
2027年度採用では、前年より採用予定数が増え、全体で328名程度です。
特に、
- 小学校:170名程度
- 中学校:75名程度
- 高校:50名程度
と、比較的大きな採用規模となっています。
ただし、校種によって倍率は大きく異なり、養護教諭は8.3倍、栄養教諭は12.0倍です。
POINT 2|第2次は「個人+模擬授業+討議」
山梨県の人物試験で特に特徴的なのが、
集団討議の中に「模擬的授業」が組み込まれている
ことです。
過年度の公式基準では、集団討議について、
- 積極性
- 協調性
- 主体性
- 論理性
- 表現力
- 態度
などを評価しています。
単に話す量を増やすのではなく、児童生徒役・他の受検者と協働しながら学びをつくる力が重要です。
POINT 3|「誰一人取り残さない教育」と「学習者中心」が重要
現在の「やまなし教員等育成指標」では、
- 教員主体から児童生徒主体の授業へ
- 個別最適な学びと協働的な学び
- ICT・教育データ活用
- すべての子どもの学ぶ機会やチャンスを潰さない教育
- いじめ・不登校
- 特別支援
- 外国人児童生徒
- ヤングケアラー
などを重視しています。
面接・小論文・模擬授業すべてにつながる重要な視点です。
1|山梨県教員採用試験の日程
| 選考 | 日程 |
|---|---|
| 出願受付 | 2026年4月30日10時~6月2日17時 |
| 第1次検査 | 7月5日 |
| 第1次結果 | 7月24日公表 |
| 第2次 第1回 | 8月1日 |
| 第2次 第2回 | 8月8日~10日のいずれか1日 |
| 第2次結果 | 9月下旬予定 |
第2次は2回に分けて実施
第1回|8月1日
- 適性検査
- 小論文
- 中・高・特支中高部の英語受検者は実技
第2回|8月8日~10日の指定日
- 個人面接
- 集団討議(模擬的授業を含む)
人物試験を1日だけで終える自治体とは異なり、山梨県では複数日に分けて多面的に評価します。
2|募集校種・採用予定人数
| 校種・職種 | 採用予定数 |
|---|---|
| 小学校 | 170名程度 |
| 中学校 | 75名程度 |
| 高等学校 | 50名程度 |
| 特別支援学校 | 26名程度 |
| 養護教諭 | 6名程度 |
| 栄養教諭 | 1名程度 |
| 合計 | 328名程度 |
中学校
- 国語
- 社会
- 数学
- 理科
- 音楽
- 美術
- 保健体育
- 技術
- 家庭
- 英語
高等学校
2027年度採用では、
- 国語
- 地歴(日本史・地理)
- 公民(政治・経済)
- 数学
- 理科(物理・化学・生物・地学)
- 書道
- 保健体育
- 家庭
- 福祉
- 英語
- 情報
- 農業
- 工業
- 商業
などを募集しています。
高校「地学」が追加
当初の選考検査案内には記載されていませんでしたが、後に公表された採用予定数資料で、高校理科「地学」が追加されています。
3|志願者数・倍率
2027年度採用の志願者総数は、
691名
です。
採用予定328名程度に対する県公式の志願倍率は、
約2.11倍
です。
| 校種 | 志願者 | 採用予定 | 公式倍率 |
|---|---|---|---|
| 小学校 | 221名 | 170名程度 | 1.3倍 |
| 中学校 | 207名 | 75名程度 | 2.8倍 |
| 高校 | 170名 | 50名程度 | 3.4倍 |
| 特別支援 | 31名 | 26名程度 | 1.2倍 |
| 養護 | 50名 | 6名程度 | 8.3倍 |
| 栄養 | 12名 | 1名程度 | 12.0倍 |
| 全体 | 691名 | 328名程度 | 2.11倍 |
大学3年生は240名
2028年度採用を目指す大学3年生F選考には、
240名
が志願しています。
大学3年生を除いた特別選考は164名
特別選考全体は404名ですが、この中には大学3年生F選考240名が含まれます。
通常の2027年度採用に関する特別選考志願者と、2028年度向け大学3年生選考を混同しないよう注意しましょう。
4|第1次検査の結果
2027年度採用の第1次検査は2026年7月5日に実施され、7月24日に通過者の受検番号が公式に公表されました。
現在、
- 小学校
- 中学校
- 高等学校
- 特別支援学校
- 養護教諭
- 栄養教諭
ごとに、第一次検査通過者の受検番号が公開されています。
2026年8月11日時点では、校種別の「受検者数・通過者数・第1次倍率」をまとめた公式集計表は確認できません。
そのため、このページでは受検番号を独自集計して「公式第1次倍率」とすることはしていません。
5|山梨県教採の試験内容
第1次
- 一般・教職教養検査
- 専門教養検査
- 対象教科は実技検査
一般・教職教養
- 試験時間:60分
一般教養と教職教養を一つの試験として実施します。
専門教養
原則として、
- 試験時間:60分
です。
特別支援学校の専門教養は、校種担当教科と特別支援教育の専門教養を扱うため、試験時間が異なります。
小学校専門
小学校は、
- 国語
- 社会
- 英語
- 算数
- 理科
- 生活
- 音楽
- 図画工作
- 家庭
- 体育
の10教科から出題されます。
第2次 第1回
- 適性検査
- 小論文
- 対象者は英語実技
第2次 第2回
- 個人面接
- 集団討議(模擬的授業を含む)
6|選考における評価の観点等
2026年8月11日時点では、2027年度採用について、現在年度の詳細な「内容・配点・判定基準」の公式公表は確認できません。
そのため、ここでは、
- 2027年度の試験内容 → 最新の選考検査案内
- 評価観点・配点 → 最新の公表済み資料である2026年度採用の公式判定基準
を明確に分けて整理します。
参考|最新公表済みの個人面接評価
2026年度採用の公式判定基準では、個人面接は160点で、次の観点が示されていました。
- 発言内容
- 態度
- 的確な判断力
- 意欲・情熱
参考|最新公表済みの集団討議評価
2026年度採用の集団討議は100点で、
- 積極性
- 協調性
- 主体性
- 論理性
- 表現力
- 態度
が評価観点でした。
参考|最新公表済みの小論文評価
2026年度採用では、
- 内容
- 構成
- 表記
- 分量
が公式判定基準として示されていました。
2027年度は正式公表後に更新
現在年度の配点・判定基準が山梨県教育委員会から正式に公表された場合は、過年度情報ではなく2027年度の情報へ更新する必要があります。
過年度の配点を2027年度の確定配点として扱わないことが重要です。
7|大学3年生・免除・加点・特別選考
大学3年生を対象としたF選考
2026年実施の選考では、2028年度採用を目指す大学3年生も第1次を受検できます。
対象
- 小学校・特別支援小学部
- 中学校・特別支援中学部:全教科
- 高校・特別支援高等部:国語・数学・英語
- 養護教諭
- 栄養教諭
大学3年時に基準到達すると翌年の第1次免除
大学3年次の第1次成績等が基準に到達した場合、翌年度に同じ校種・教科を受検する場合は第1次免除となります。
大学推薦
小学校・特別支援学校小学部では、山梨県教育委員会が指定する大学等からの推薦選考があります。
大学推薦受検者は、第1次の一般・教職教養検査が免除されます。
主な特別選考
- 障害のある人を対象とした特別選考
- グローバル人材特別選考
- スポーツ実績特別選考
- 教職経験者特別選考
- 社会人特別選考
- 大学3年生対象選考
社会人特別選考
2027年度採用では、中学校の家庭・技術、高校の福祉・情報・農業・工業などで、一定の専門分野の勤務経験を持つ社会人を対象とする選考があります。
条件を満たせば、教員免許状を持っていなくても特別免許状を前提に受検できる場合があります。
加点制度
山梨県には、
- 英語資格
- 複数免許状
- 特別支援学校免許
- 幼稚園免許
- 基本情報技術者等
- 看護師資格
- 司書教諭
などの加点制度があります。
英語資格の一例
校種によって条件は異なりますが、
- 英検
- TOEFL iBT
- TOEIC L&R
などが対象となります。
自分が利用できる加点は、必ず出願前に最新案内で確認しましょう。
8|山梨県教採の過去問を確認する
山梨県教育委員会では、第1次検査の問題と解答例を過去3年間分公式に公開しています。
公式公開されている主な問題
- 一般・教職教養
- 小学校専門
- 中学校各教科
- 高等学校各教科・科目
- 特別支援学校
- 養護教諭
- 栄養教諭
過去問で確認したいこと
- 一般・教職教養の出題分野
- 専門教養の問題量
- 60分で解き切れるか
- 学習指導要領
- 教育時事
- 山梨県教育施策
- 小論文
- 模擬的授業
- 個人面接
STUDY POINT
筆記過去問だけで終わらず、
過去問 → 小論文 → 模擬授業 → 面接
まで一つの受験対策として進めましょう。
9|教職教養の出題傾向
山梨県では、
「一般・教職教養検査」
として実施します。
教職分野では、過去問を使って、
- 教育原理
- 教育法規
- 教育心理
- 教育史
- 学習指導要領
- 生徒指導
- 特別支援教育
- 教育時事
などを確認しましょう。
山梨県独自資料にも注意
小論文・人物試験では、
- 山梨県教育振興基本計画
- やまなし教員等育成指標
- 山梨県学校教育指導指針
などとつながるテーマが出題されてきました。
筆記と人物試験を切り離さずに学習すると効率的です。
10|一般教養も60分の中で出題
一般教養では、過去問を確認しながら、
- 国語
- 英語
- 数学
- 社会
- 理科
- 一般時事
などを対策しましょう。
STUDY POINT
すべてを同じ深さで勉強するのではなく、
過去問 → 頻出分野 → 苦手分野 → 優先順位
の順に進めましょう。
11|専門教養対策
専門教養は、自分が出願した校種・教科の専門知識を問う試験です。
小学校は10教科
小学校では、
- 国語
- 社会
- 英語
- 算数
- 理科
- 生活
- 音楽
- 図画工作
- 家庭
- 体育
が対象です。
中学校・高校
専門知識だけでなく、
- 学習指導要領
- 教科指導法
- 評価
まで確認しましょう。
STUDY POINT
山梨県は第2次に模擬的授業があります。
したがって、専門教養の学習でも、
「正解できる」→「なぜそうなるか説明できる」→「子どもへどう教えるか説明できる」
という状態まで仕上げることが重要です。
12|小論文対策
第2次第1回では、小論文が実施されます。
最新公表済みの2026年度採用では、
- 試験時間:50分
- 文字数:800字以内
- 評価:内容・構成・表記・分量
でした。
※2027年度採用の詳細な配点・判定基準は、2026年8月11日時点では公式公表を確認できないため、上記は最新公表済みの過年度公式情報です。
近年問われているテーマ
過去には、
- 特別な教育的支援
- 自己指導能力
- 教育への情熱・使命感
- 学び続ける教師
- 安全教育
- 児童生徒・保護者との信頼関係
- 人権教育
- 個別最適な学び
- ICT活用
などが出題されています。
山梨県小論文の基本
教育課題を理解する
↓
なぜ重要かを説明する
↓
自分の考えを示す
↓
具体的な教育実践を書く
↓
学校組織・家庭・地域との連携につなげる
という構成を意識しましょう。
13|求める教師像・主要な教育施策・山梨県特有の知識
山梨県が求める教師像
2027年度採用の最新選考案内では、次の5つを掲げています。
1|豊かな人間性と幅広い視野を持った教員
教師としての専門性だけでなく、一人の社会人として人間性・社会性・幅広い視野が求められます。
2|教育に対する情熱と使命感がある教員
子どもの成長に責任を持ち、教育に情熱を持って取り組む姿勢が重要です。
3|児童生徒と保護者に信頼される教員
児童生徒の気持ちを理解し、保護者とも誠実にコミュニケーションを取りながら信頼関係を築くことが求められます。
4|幅広い教養と専門的な知識・技能を持った教員
教科の専門性とともに、教育課題・社会の変化を理解する幅広い知識が必要です。
5|生涯にわたって主体的に学び続ける教員
教員になったことをゴールとせず、研修・授業改善・自己研鑽を続ける姿勢が求められます。
やまなし教員等育成指標
現在の育成指標では、山梨県が求める教員として、さらに具体的に、
ICTを活用し、多様な子どもたちに個別最適な学びと協働的な学びを実践しながら、「自ら考え行動し、他者と協働していく児童生徒」を育てる教員
という方向性を示しています。
教員として必要な素養
- 豊かな人間性・人権意識
- コミュニケーション能力
- 使命感・責任感
- 高い倫理観・規範意識
- 学び続ける力
- ふるさと山梨の未来を担う人材を育成する力
特に重要な2つの方向転換
① 教員主体から「児童生徒主体」へ
- 学習者中心の授業
- 個別最適な学び
- 協働的な学び
- ICTの活用
- 子どもの興味・関心を引き出す授業
② 全ての子どもの学ぶ機会やチャンスを潰さない
- 合理的配慮
- 特別支援教育
- いじめ
- 不登校
- 子どもの貧困
- ヤングケアラー
- 外国籍児童生徒
への理解と組織的な支援が求められています。
山梨県教育振興基本計画
現在の山梨県教育の中心となる計画は、
山梨県教育振興基本計画
です。
計画期間は、
2024年度~2028年度
です。
基本理念
「主体的に学び 他者と協働し 豊かな未来を拓く やまなしの人づくり」
4つの基本目標
1|未来を生きる子供に必要な力を育む教育の推進
2|誰もが可能性を伸ばせる教育の推進
3|教育デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進
4|学校を取り巻く教育環境の整備
山梨県で確認したい教育テーマ
- 子どもの力を伸ばす学び
- 学習者中心の授業
- 個別最適な学び
- 協働的な学び
- 主体的・対話的で深い学び
- ICT・教育DX
- 情報活用能力
- いじめ・不登校
- 特別支援教育
- 誰一人取り残さない教育
- 人権教育
- キャリア教育
- ふるさと山梨
- コミュニティ・スクール
- 学校・家庭・地域との連携
- 少人数教育
- 教員の働き方改革
小学校25人学級
山梨県では少人数教育を推進しており、2026年度には小学校における25人学級の完成を進めています。
一人ひとりを丁寧に見取り、個に応じた指導を行うという山梨県の教育施策を理解する上で重要な取組です。
14|重要な資料
山梨県教採を受験する方は、少なくとも次の資料を確認しておきましょう。
① 最新年度の教員選考検査案内
日程、採用予定数、試験内容、特別選考、免除、加点を確認する最重要資料です。
② 山梨県教育振興基本計画
現在の山梨県が、どのような教育を目指しているのかを理解する中心資料です。
③ やまなし教員等育成指標
山梨県が教師に求める資質・能力を、採用段階からキャリア段階別に確認できます。
④ 2026年度 山梨県学校教育指導指針
現在年度に、学校現場で何を重点的に実践するのかを確認する資料です。
資料を丸暗記する必要はありません。
「山梨県は何を目指しているのか」「自分なら教師として何を実践するのか」まで考えながら読みましょう。
15|個人面接対策
第2次第2回では、個人面接が実施されます。
過去の受検情報では、20分程度・面接官4名という実施例があります。
※面接時間・面接官数は過年度情報です。現在年度の正式な詳細は当日の案内等を確認してください。
最新公表済み公式評価観点
2026年度採用の公式判定基準では、
- 発言内容
- 態度
- 的確な判断力
- 意欲・情熱
が評価されていました。
「一問一答」で終わらない
山梨県では、過去の受検報告で、
- なぜそう考えるのか
- その方法で本当に伝わるか
- その後どうするか
- 保護者にはどう説明するか
という深掘り質問が多く確認されています。
回答を1つ用意するだけでなく、
WHY → HOW → その後の対応
まで準備しましょう。
16|面接での質問例
過去の面接情報から、山梨県教採で準備しておきたい質問例を整理しました。
志望・自己理解
- 教師を志望した理由を教えてください。
- なぜ山梨県の教員を志望したのですか。
- なぜ公立学校の教員を目指すのですか。
- あなたの性格を教師としてどのように生かしますか。
- あなたが誰にも負けないと思う強みは何ですか。
- どのような教師になりたいですか。
授業・学級経営
- あなたが考える「よい授業」とは何ですか。
- 児童生徒が主体的に学ぶ授業をどうつくりますか。
- 個別最適な学びと協働的な学びをどう実現しますか。
- ICTをどのように活用しますか。
- 子どもから「なぜ勉強しなければいけないの」と聞かれたらどう答えますか。
- 学びを振り返る活動をどのように授業に入れますか。
児童生徒対応
- 不登校になる原因にはどのようなものがあると考えますか。
- 自分の学級に不登校の児童生徒がいたらどうしますか。
- いじめを受けている児童生徒から「誰にも言わないで」と相談されたらどうしますか。
- そのことを保護者にはどう伝えますか。
- 特別な教育的支援が必要な児童生徒にどう対応しますか。
- 多様な背景を持つ児童生徒をどう支援しますか。
学校組織・協働
- 同僚と意見が異なった場合、どうしますか。
- 一人では解決できない問題が起きたらどうしますか。
- 保護者と信頼関係をどのように築きますか。
- チーム学校の一員として何を大切にしますか。
- 教育公務員として高い倫理観を保つために何をしますか。
山梨県の教育
- 山梨県が求める教師像について説明してください。
- 5つの教師像の中で、あなたが特に大切にしたいものは何ですか。
- 山梨県教育振興基本計画について知っていることを教えてください。
- 「主体的に学び 他者と協働する」子どもをどう育てますか。
- 誰もが可能性を伸ばせる教育をどう実現しますか。
- 「すべての子どもの学ぶ機会やチャンスを潰さない教育」をどう実践しますか。
- ふるさと山梨の未来を担う人材をどう育てますか。
- 少人数教育のメリットをどのように生かしますか。
質問例を暗記するのではなく、山梨県の求める教師像・育成指標と自分の経験をつなげて回答をつくりましょう。
17|模擬的授業・集団討議・実技対策
集団討議の中に「模擬的授業」
2027年度採用の公式案内では、第2次第2回について、
「集団討議(模擬的授業を含む)」
と明記されています。
過去の実施例
過去の受検情報では、
- 4~6名程度のグループ
- テーマ提示
- 授業構想
- 1人ずつ模擬的授業
- そのテーマについてグループ討議
という形式が確認されています。
過年度には、授業開始5分間を模擬的に行う形式もありました。
過去のテーマ例
- 情報の活用
- AIと人間
- 平和・生命尊重
- 体験的な学び
- 思いやり
- 防災
- 環境
- 情報モラル
最新公表済み公式評価観点
- 積極性
- 協調性
- 主体性
- 論理性
- 表現力
- 態度
STUDY POINT
模擬授業で「自分の授業を見せる」だけでは不十分です。
他の受検者の授業を児童生徒役として受け、その後の討議で、
- 相手の意見を聴く
- 意見をつなぐ
- 論点を整理する
- よりよい指導方法を考える
ところまで評価されると考えて準備しましょう。
第1次実技
中学校・高校・特別支援の一部教科では、
- 音楽
- 美術
- 書道
- 保健体育
の実技検査があります。
英語は第2次で実技
中学校・高校・特別支援中高部の英語受検者は、第2次、第1回で英語実技があります。
18|2027年度採用の主な変更・注目点
① 第2志望制度を拡大
これまでの、
- 小学校 → 中学校
- 中学校 → 小学校
に加えて、条件を満たす場合、
高等学校を第1志望として、中学校または特別支援学校を第2志望
とすることが可能になりました。
② 高校農業・工業の募集単位を変更
農業・工業では専門分野を系列ごとにまとめ、それぞれの専門教養検査で、
- 共通問題
- 選択問題
を導入しています。
③ 社会人特別選考を拡大
一定の実務経験を持つ社会人について、高校農業・工業などへの受検機会が広がっています。
④ 高校理科に「地学」を追加
当初の案内後に、高校理科の募集科目として地学が追加されました。
⑤ 大学3年生F選考を実施
2028年度採用へ向けた前倒し選考として、2026年の実施では240名が志願しています。
NEXT|2028年度山梨県教採の最新動向
2027年に実施される2028年度(令和10年度)採用から、全国では第一次選考の共同実施が始まります。
全国動向資料では、共同実施に参加しない自治体として、
- 岩手県
- 群馬県
- 埼玉県
- 千葉県
- 東京都
- 神奈川県
- 兵庫県
- 鳥取県
- 広島県
- 岡山県
の10都県が示されており、山梨県はこの「不参加10都県」には含まれていません。
ただし、2026年8月11日時点では、山梨県教育委員会から、
- 共同問題を使用するのか
- 第1次試験日はいつか
- 現在の一般・教職教養をどう変更するのか
- 専門教養の問題数・配点
- 第2次の内容
などをまとめた2028年度採用の正式な選考案内は確認できません。
現段階で「共同実施確定」とは断定しない
全国動向上は共同実施側に入る可能性がありますが、山梨県自身の正式発表を確認してから試験制度を確定することが重要です。
大学3年生F選考はすでに進行
2026年実施のF選考で第1次成績等が基準に到達した人は、現行制度では2027年実施の2028年度採用で第1次免除となります。
2028年度受験生が今やること
正式発表前は、
- 一般教養
- 教職教養
- 専門教養
- 学習指導要領
- 山梨県教育施策
の基礎を進めましょう。
正式な試験方式が発表された段階で、問題形式・時間配分を調整するのが安全です。
19|山梨県教採を受けるなら、まずここから
FIRST ACTION
1|自分の校種・教科の倍率を確認する
全体2.11倍だけでなく、自分の受検区分まで見ましょう。
2|自分の選考区分を確認する
一般選考のほか、大学推薦、教職経験、社会人、大学3年生などがあります。
3|免除・加点を確認する
英語資格、複数免許、特支免許、情報資格などが使える場合があります。
4|過去問を1年分解く
一般・教職と専門の現在地を確認しましょう。
5|小論文を早めに始める
山梨県教育施策と教育時事を、自分の具体的実践へつなげて書く練習が必要です。
6|山梨県教育振興基本計画を読む
特に、
「主体的に学び 他者と協働し 豊かな未来を拓く やまなしの人づくり」
を理解しましょう。
7|求める教師像5項目を自分の経験とつなぐ
- 人間性・視野
- 情熱・使命感
- 信頼
- 教養・専門性
- 学び続ける姿勢
8|模擬授業と討議をセットで練習する
山梨県では、授業だけできればよいわけではありません。
授業をする → 他者の授業を見る → 話し合う → よりよい指導を考える
まで練習しましょう。
20|山梨県教採には、山梨県教採の対策を。
全国の教員採用試験には共通する部分があります。
しかし山梨県には、
- 小学校170名程度の大型採用
- 一般・教職教養+専門教養
- 第2次小論文
- 個人面接
- 模擬的授業を含む集団討議
- 深掘り質問の多い人物試験
- 大学3年生F選考
- 第2志望制度
- 豊富な加点制度
- 求める教師像5項目
- 「誰一人取り残さない教育」
- 児童生徒主体の授業
- 山梨県教育振興基本計画
という特徴があります。
だからこそ教採スクールでは、
受験地別の過去問分析
× WEB教材
× 学習進捗サポート
× 元校長先生による人物試験対策
という形で、筆記から人物試験まで一貫してサポートしています。
教職教養・一般教養・専門教養をWEB教材で効率よく。
さらに、山梨県独自の試験に合わせて、
一般・教職+専門+小論文+個人面接+模擬授業・集団討議
を一つの受験戦略として設計します。
人物試験では、学校現場を長く見てきた元校長先生と、志望理由、児童生徒対応、小論文、個人面接、模擬授業、集団討議まで対策します。
講師経験者であれば、学校現場での実践や日々の悩みについて相談することもできます。
大学生であれば、学校現場を知る元校長先生から、実際の教育現場について学びながら教師を目指すことができます。
全国の元校長先生が、あなたの教採合格まで伴走します。
LINE登録者限定
もっと詳しく山梨県教採を分析したい方へ
このページでは、試験制度、倍率、第1次結果、評価観点、山梨県の教育、面接質問例までを公開しています。
さらに具体的に「何を、どの順番で、どう対策するのか」を知りたい方には、LINE登録者限定の受験地別資料をご案内します。
① 山梨県教採|筆記試験攻略DATA
- 年度別出題分析
- 教職教養の頻出分野
- 一般教養対策
- 専門教養対策
- 校種・教科別分析
- 教育時事対策
- 過去問の優先順位
- 2028年度試験制度変更への対応
- 学習優先順位
② 山梨県教育徹底研究
- 山梨県が求める教師像
- 山梨県教育振興基本計画
- やまなし教員等育成指標
- 山梨県学校教育指導指針
- 児童生徒主体の授業
- 誰一人取り残さない教育
- 個別最適・協働的な学び
- 教育DX
- ふるさと山梨
- 山梨県志望理由へのつなげ方
③ 山梨県教採|人物試験攻略ガイド
- 自己紹介書対策
- 志望理由対策
- 個人面接対策
- 深掘り質問対策
- 小論文対策
- 模擬授業対策
- 集団討議対策
- 過去の質問・討議テーマ
- 児童生徒・保護者対応
- 求める教師像から考える回答づくり
LINE登録後、
「山梨県対策希望」
と送信してください。
登録後メッセージに「山梨県対策希望」とお送りください。
「一般・教職と専門をどう勉強すればよいか分からない」
「小論文の書き方が分からない」
「個人面接で深掘りされると答えられない」
「模擬授業と集団討議をどう練習すればよいか分からない」
「山梨県の教育施策を面接にどうつなげればよいか分からない」
という方には、無料学習相談も受け付けています。
山梨県教採のよくある質問
Q.2027年度山梨県教採の採用予定人数は?
328名程度です。
小学校170名、中学校75名、高校50名、特別支援26名、養護6名、栄養1名程度です。
Q.2027年度山梨県教採の倍率は?
志願者691名、採用予定328名程度で、公式志願倍率は約2.11倍です。
Q.小学校の倍率は?
1.3倍です。
221名志願、170名程度の採用予定です。
Q.中学校の倍率は?
2.8倍です。
Q.高校の倍率は?
3.4倍です。
Q.養護教諭の倍率は?
8.3倍です。
Q.栄養教諭の倍率は?
12.0倍です。
Q.第1次は何がありますか?
一般・教職教養+専門教養です。
一部教科では実技があります。
Q.一般・教職教養は何分ですか?
60分です。
Q.第2次は何がありますか?
第1回で、
- 適性検査
- 小論文
- 対象者は英語実技
第2回で、
- 個人面接
- 集団討議(模擬的授業を含む)
を実施します。
Q.小論文はありますか?
はい。
第2次第1回で実施されます。
Q.小論文の評価観点は?
2027年度の詳細な判定基準はまだ公式公表を確認できません。
最新公表済みの2026年度採用では、内容・構成・表記・分量が評価されていました。
Q.模擬授業はありますか?
はい。
2027年度の公式案内では、「集団討議(模擬的授業を含む)」とされています。
Q.個人面接では何を評価されますか?
2027年度の詳細な判定基準は今後の公式発表を確認する必要があります。
最新公表済みの2026年度公式基準では、
- 発言内容
- 態度
- 的確な判断力
- 意欲・情熱
が評価されていました。
Q.集団討議では何を評価されますか?
最新公表済みの公式基準では、
- 積極性
- 協調性
- 主体性
- 論理性
- 表現力
- 態度
が示されています。
Q.大学3年生でも受験できますか?
はい。
F選考として2028年度採用に向けた第1次を受検できます。
Q.2026年実施の大学3年生志願者は?
240名です。
Q.大学3年生で基準に到達するとどうなりますか?
翌年度、同一校種・同一教科で受検する場合、第1次検査が免除されます。
Q.山梨県が求める教師像は?
- 豊かな人間性と幅広い視野を持った教員
- 教育に対する情熱と使命感がある教員
- 児童生徒と保護者に信頼される教員
- 幅広い教養と専門的な知識・技能を持った教員
- 生涯にわたって主体的に学び続ける教員
Q.現在の山梨県教育の基本理念は?
「主体的に学び 他者と協働し 豊かな未来を拓く やまなしの人づくり」
です。
Q.面接前に読むべき資料は?
- 山梨県教育振興基本計画
- やまなし教員等育成指標
- 山梨県学校教育指導指針
を優先して確認しましょう。
Q.2028年度採用は第一次選考共同実施になりますか?
全国動向資料では、山梨県は「共同実施に参加しない10都県」には含まれていません。
ただし、2026年8月11日時点では、山梨県教育委員会から2028年度採用の具体的な共同実施方法・試験日・配点などをまとめた正式発表は確認できません。
したがって、現時点では「山梨県はこの日程・この形式で共同実施する」と断定せず、今後の県公式発表を確認してください。
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