[集団討論題目]
授業を行う上で指導案を作成することは不可欠です。
指導案を作成する上で、児童生徒の実態をどのように把握しますか。

学習コーチより

まずは学習指導要領に示されている指導事項を把握します。
指導事項を発達段階に応じて授業を組み立てます。
学指導要領に示されている内容は基礎基本です。
そこで、学習内容の基礎基本は何か。
(単元に出てくる新たな活動をさせるために必要な基礎・基本の力の習得状況の確認)
単元全体に関わる実態として、身に付けたい力を習得するために必要な実態を把握します。
この段階でどの程度の力が身についているかを見極めます。

先に述べた学習の習得状況を前提として、
教材特有の実態と併せて把握します。
なお
児童生徒の様子と目標達成度しての評価を実態把握します。
その中で学力の把握は必要です。
基礎的・基本的な能力が身についていても、
応用力や思考力、判断力、表現力の育成に力を入れる必要はあります。
ちなみに学力とは
「学ぶ力」や「学ぼうとする力」も含まれます。
児童生徒は教師側の学び続ける姿勢があれば
学力は必ず高まると考えて下さい。

※評価については結果の評価のみではなく、
過程の評価や質の評価も重視して
学んだことをどう応用するか、応用力をどう定着させて社会で実践できるかが求められています。