論文試験における評価の観点は4つです。
1.課題把握
2.教師としての実践的指導力
3.論理的表現力
4.人物・適性
上記を踏まえると、
(1)出題の意図、背景を読み取り、
問われていることに素直に答える。
(2)教育の実践者としての考えを求められているので、
自分の考えを評論的にならずに述べる。
(3)一般論や抽象論ではなく、
自分の言葉で具体的に書く。
(4)説得力を持たせるためにも
論理的な文章構成(序論、本論2本、結論)を工夫する。
(5)論文全体に一貫性のある内容にする(=論旨を一貫する)
(6)一文で述べる。主語抜けを防いで一文を簡潔にする。
(7)接続詞をうまく使い、段落分けを適切に行う。
(8)平易な用語表現を心掛ける。(=誰が読んでも分かる文章にする)
(9)脱字、誤字を防ぎ文字を正確に書く。
(10)書き出しとまとめは読み手の印象に残る工夫をする。
これらを踏まえ、
児童生徒に対する理解や愛情が感じられる論文。
教師としての情熱や使命感、責任感が伝わってくる論文を作成しましょう。