学習指導要領は毎年出題されるテーマです。
今年度中に新学習指導要領が告示されます。
学習指導要領とは
学校教育法などの法律に基いて
『各学校で教育課程を編成するための基準』です。
改定は10年ごと行われます。
(※途中、一部改定があります)
前回の改定では、以下が重点でした。
■思考力・判断力・表現力等の育成
■武道とダンスを必修化
■英語と理数教育を強化
学習指導要領は時代を反映します。
前回は世界的な学力検査PISAで学力が下がった(=PISAショック)ことから
上記にある理数教育を強化しています。
次期学習指導要領は以下の年度から全面改訂します。
(※改定のスケジュールは頭に入れて下さい。)
小学校_平成31年(2020年)
中学校_平成32年
高等学校_平成33年
新学習指導要領は総則が変わることから、
大幅な改定と言われています。
用語としても
「カリキュラム・マネジメント」「キャリアパスポート」が入る予定です。
出題が予想される新学習指導要領
昨年8月26日の新学習指導要領審議のまとめ(報告)にて
以下の資質・能力が柱になると定められました。
1)生きて働く「知識・技能」の習得
2)未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」の育成
3)学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性等」の涵養
この3つの柱について受講生はしっかりと頭にいれて
教員採用試験の受験勉強をして下さい。