[面接質問]
“考える授業”を展開するために具体的にどう実践しますか。

学習コーチより

大切なことは児童生徒の能力と興味・関心、理解度など
を含めレディネスを確認すること。
よって、教師は前もって児童生徒の考え方の傾向を調べて必要があります。
導入には工夫をもつことが大切ですが、
児童生徒の興味関心があれば良いということではなく、
学習のねらいに繋がる内容を含んだ課題(=考え始めるきっかけ)を
提供しなければいけません。

具体的に考えるきっかけ作りは、
児童生徒がもっている知識と
与えられた課題の矛盾を感じさせることも効果的です。

その際に教師は、児童生徒が思考する活動について
条件を整えるとともに、
考える方向を示すようにします。

なお、考える力を育むためには
児童生徒の実態や学習内容に応じて、
話し合いの活動やレポートを書いたりするなどの
言語活動を効果的に設定して、充実を図ることが大切です。

授業中に教師は、観察やワークシートの記述等から
児童生徒の思考の過程を捉え、
個に応じたきめ細かな指導を的確に行うことが重要です。