2012年(平成24年)中央教育審議会初等中等教育分科会
「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)」
で障害者の権利に関する条約をもとに示された概念です。
「インクルーシブ教育システム」とは、
人間の多様性を尊重するシステムです。
障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させて、
自由な社会に効果的に参加することを可能とするという目的があります。
インクルーシブ教育は障害のあるものとないものが共に学ぶ仕組みです。
よって、障害のある者が教育制度から排除されないことが大切です。
子どもの生活する地域においては、
1.初等中等教育の機会が与えられること。
2.個人に必要な合理的配慮が提供されること。
などが必要とされています。
◆WEB講座「教採SELECT100」での対応箇所
第62回特別支援教育…定義
第63回特別支援教育…教育課程
第64回特別支援教育…特別支援教育の指導形態
第65回特別支援教育…その他
第46回論文…執筆のテクニック
第47回論文…課題の要点整理