集団討論:題目
「学級経営について保護者から苦情が寄せられた、どう保護者対応するか」

学習コーチより

指導する際は児童生徒へ一貫性のあることが求められています。
まずは保護者に対して思いと願いと苦情の真意を受け止めて、
誠意を持って対応することが大切です。
授業に対する苦情等では、指導力が十分でないことを含め
自身の授業実践の向上も含め、見直すいい機会です。

また授業の進み方が早かったり、教科書が終わらない、宿題が多い、
授業中に児童生徒がうるさい。
板書の書き方や成績の付け方等でも意見をもらうことがあります。

様々なことを保護者に言われると嫌な気持ちが先行して表情に出ることがあるので
気をつけましょう。

保護者の苦情の背景には
教室での様子を詳しく知りたいという思いもあります。
このことを踏まえて保護者と関わることが重要です。

最後に保護者は児童生徒からの声のみ聞いて
学校に話をすることが多いことから、
学級通信など学級の様子を家庭に届く工夫をして
担任としての教育方針とビジョンに則った実践を保護者と共有することが大切です。

なお、集団討論ではいきなりまとめようとせず、
自分の考えを伝えつつ、
他の受験生の意見を聞き入れて下さい。
自分の意見を伝えるときのコツは
自分の意見・伝えたいポイントを先に述べ、
理由、具体例と続き、
最後に再度ポイントを述べて下さい。