現行の学習指導要領は15の要点をまずはおさえます。(詳しくはWEB講座第55回)
学習指導要領が昭和33年に国が積極的に教育に介入したことで、
法的根拠を持つことになります。
その後10年での学習指導要領の変遷がありますが、
現行の学習指導要領は
「生きる力を育成することを継続している」ことがポイントになります。
よって
「生きる力」の定義をしっかりおさえることが大切になります。
「生きる力」とは
1.確かな学力
2.豊かな人間性
3.健康・体力
それぞれが”知徳体”になっていますので、
“知徳体”をバランスよく育成することが求められます。
現行の学習指導要領の要点
現行の学習指導要領はPISA(OECDの調査)で学力低下がデータで示されたため、
「脱ゆとり教育」として
・学習内容の増加
・授業時数の増加
・理数教育の充実
・学習意欲の向上
・学習習慣の形成
・思考力、判断力、表現力の育成
・言語活動の充実
・道徳教育の充実
などが要点となっています。
※OECD…本部フランスのパリ。加盟国はヨーロッパ・アメリカ・日本など34カ国(ロシア・中国・インドは加盟していない)