[面接質問]
通級指導とは何ですか。
学習コーチより
通級学級に在籍する児童等に、
障害の程度に応じて行う指導です。
小学校と中学校の通常の学級に在籍する児童生徒のうち、
特別な配慮や対応が必要なものを
一定期間、特別な場(=通級指導教室)において指導することで、
が障害に応じた特別の教育課程によることができると定められています。
上記の障害とは
・言語障害者
・自閉症者
・情緒障害者
・弱視者
・難聴者
・学習障害者(LD)
・注意欠陥多動性障害(ADHD)
・その他の障害のある者
これらが特別の教育課程による教育を行うことができるとされています。
その他の障害のある者とは
肢体不自由、病弱者及び身体虚弱者で、
通常の学級での学習には概ね参加でき、
一部特別な指導を必要とする程度の者です。
指導内容は
自立活動と教科指導の補充を合わせて、
年間35〜280単位時間(週1〜8単位時間)とされています。
また
学習障害者などの場合は、
年間10〜280単位時間が標準とされており、
月1回程度の指導も可能となっています。
なお通学している学校に通級指導教室が無い場合は、
他の学校にある通級指導教室に通うことになるため、
学校間の連携が必要になります。