[面接質問]
まとまりのある学級づくりのために具体的にどうしますか。
学習コーチより
学級づくりで大切なことは「児童生徒に自治的な意識を持たせること」です。
そのための一つの方策として、
児童生徒の気持ちが結集された生活目標の設定があります。
1.生活目標は、毎日の生活の中で常に意識されるように
具体的な言葉や表現等で表す。
2.日々の学級の活動を生活目標に照らして点検・確認をする。
3.重点目標を、学期ごとあるいは月ごとに作って、
当面の課題を適切に取り上げる。
4.生活の目標が達成されたときは、学級全員で喜びを分かち合う。
このように、学級は自分たちの手で作っていくのだという意識を喚起することが大切です。
また児童生徒は担任の先生と1日に1度は話したいという気持ちをもっています。
一人ひとりへの深い理解と学級の実態把握のためにも
清掃時間や休み時間、放課後などを活用して、
学級の実態を把握することで、色々な課題解決の糸口を見付けましょう。
色々な取り組みを行いながら、修正を重ね、
成果として支持的風土に満ち溢れた学級づくりを目指しましょう。
教育の仕事は根比べであり、
待つことも必要です。
児童生徒はそれぞれに悩みや苦しみを持ちながら、
強く生きていこうと努力しているのです。
教師は、待ちの姿勢と長い見通しをもった温かい目で
児童生徒一人ひとりを認め、励まし合いながら指導していくことが大切です。