[教採面接質問]
暴力行為にどう対応しますか。
学習コーチより
暴力行為とは
自校の児童・生徒が故意に有形力(目に見える物理的な力)を加える行為。
平成26年度は5万件を超える暴力行為がありました。
傾向としては中学校が一番多いものの、
高等学校と同様に減少傾向にあります。
しかし小学校では増加傾向です。
具体的に暴力の対象になるのは
1.対教師暴力
2.生徒間暴力
3.対人暴力
4.器物破損
生徒間暴力が全体の6割
対教師暴力が全体の2割
となっています。
暴力行為が起きた場合の指導として、
問題を起こした児童・生徒との信頼関係に配慮した対話を心がけるとともに、
暴力が発生した背景と思われる
一人ひとりの資質、性格や生活環境などを把握して、
きめ細かく理解した上での
児童・生徒の指導や援助をしていく必要があります。
学級活動でもルールの徹底をもとに
自己抑制力を形成する必要があります。
特に正義感や公正さを重んじる心、
他人を思いやる心など、
豊かな心の育成を図ることが大切です。