昨年11月に教育再生実行会議が開かれ、
安倍晋三首相より発達障害児と不登校児の支援を拡充するように要請がありました。
(今春をめどに提言がまとまります)
教員採用試験はこうした政府の動きを反映した出題があります。
そこで特別な支援を必要とする子供も通常学級に在籍することから、
教育原理・法規として
「特別支援教育・インクルーシブ教育」についておさえて下さい。
◆おさえる法規・答申等
・学校教育法第72条
・中教審答申「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)」
・文科省「特別支援教育の推進について」
・文科省「障害のある児童生徒等に対する早期からの一貫した支援について」
・文科省「今後の特別支援教育の在り方について」
◆WEB講座「教採SELECT100」での対応箇所
第62回特別支援教育…定義
第63回特別支援教育…教育課程
第64回特別支援教育…特別支援教育の指導形態
第65回特別支援教育…その他
学習コーチより
ここ数年頻出分野の「特別支援教育」。先月21日の文科大臣に提出された中教審答申でも
「インクルーシブ教育システムの構築理念を踏まえた発達障害を含む特別な支援を必要とする児童生徒等への対応」
が”これからの時代の教員に求められる資質能力”に記述されています。
昨年夏のリアル受験指導(面接指導)でも重要テーマとして取り上げました。
また、WEB講座でも4回に渡って解説しています。
受講生は動画講義を視聴後に、特別支援教育範囲の問題を数多く解くことになります。
おさえるべきPointは以下です。
・発達障害の定義(学習障害、ADHD、高機能自閉症など)
・報告や通知の空欄補充
・障害のある子供への具体的な指導方法
・面接での返答(特別支援教育についての考え)
オンラインレッスンでは、特別支援学校での管理職経験のある学習コーチが具体的な指導方法について解説します。
重要論点をおさえて試験に臨みましょう。