面接・場面指導＠LDの子供への指導

［面接質問］
LDとはどのような発達障害でしょうか。

［派生質問］
LDの子供が学級にいた場合、どのような対応をしますか。

LDは学習障害の略称です。
学習障害はWEB講座第65回でも解説していますが、基本的に知的発達の遅れはありませんが、聞く・話す・読む・書く・計算する・推論する能力のうち、特定のものの習得と使用に著しい困難を示す状態を指します。

具体的には言葉は理解できるのに、教科書を読んでも理解することが困難な読字障害です。

発達障害に対しては

１．正しい理解
２．障害に応じた対応
３．保護者、内部や外部の専門家との連携

の３点が大切です。

面接質問は学習する中で頭に入ってくると思います。派生質問に関しては管理職や特別支援教育コーディネーターから意見をもらって個人にあった学習計画や行動計画を立て実行すること。保護者と連携すること。を回答して下さい。

具体的な対応や手段としては

・苦手分野に対してパソコンなど代替的なものを活用する。
・本人の能力に見合った情報を提供する。（ふりがなや仮名送り、拡大資料など）
・苦手分野に対しては自尊感情を高めるために成功体験を積ませる環境を提供する。
・学級の雰囲気作り（相談仲間や場所づくり）