平成19年から毎年4月に実施されています。
平成28年は4月19日に実施されており、報告書は毎年9月に国立教育政策研究所から公表されます。
よって教採では前年度実施分の報告書を基にして聞かれますが、
面接が9月実施の場合は当年度実施の結果を聞かれますので、注意して下さい。
昨年実施の報告書はこちらから。
対象は小学校6年生、中学3年生(特別支援含む)になります。
実施科目は国語、算数・数学です。
また、質問紙調査も行われています。
教採では実施報告書の資料を提示されて
論文試験では
「取り組んでいく課題をあげ、どのように教育実践をするか具体的に述べよ」
「学習習慣の形成のために具体的な方法を述べよ」
「思考力・判断力・表現力を高めるために具体的に述べよ」
「読解力を向上させるための具体的方法を述べよ」
が考えられます。
また面接試験では
「全国学力・学習状況調査の目的」
「受験地の順位を踏まえ、課題をあげ、どう取り組んでいくか」
などが聞かれます。
「全国学力・学習状況調査」の目的
全国的な義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、
各地域における児童生徒の学力・学習状況を把握分析することにより、
教育及び教育施策の成果と課題を検証する。
そして改善を図ること。
教育委員会や学校が全国的な状況との関係を知り、
自らの教育及び教育施策の成果と課題を把握して、改善を図ることで、
児童生徒の一人一人の学習改善や学習意欲の向上につなげることを目的としていることを
おさえましょう。
平成28年に関しては下位県の成績が向上していることが見られます。