PISA(学習到達度調査)の概念的な枠組みとして定義づけられたのが
キー・コンピテンシー(=主要能力)。

「単なる知識や技能だけではなく、

技能や態度を含む様々な心理的・社会的なリソースを活用して、

特定の文脈の中で

複雑な課題に対応することができる力」

のことです。

具体的には

1.社会・文化的、技術的ツールを相互作用的に活用する力

2.多様な社会グループにおける人間関係形成能力

3.自立的に行動する能力

という3つのカテゴリーで構成されています。

キー・コンピテンシー(=主要能力)の概念は
平成20年1月の中教審答申では
学習指導要領の目指す『生きる力』と
同様の概念として位置づけられています。